Webデザインスクール卒業生のポートフォリオ作品例を7つ紹介!

Webデザインスクール卒業生のポートフォリオ作品例を7つ紹介!

Shota Utsunomiya

Shota Utsunomiya

こんにちは! Webクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」(通称:デジLIG)運営スタッフのショウタです。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
デジタルハリウッドと老舗Web制作会社である株式会社LIGが業務提携をしてはじめたWebデザインスクール。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開しており、制作会社運営であることを生かした「プロ基準」の支援が強み。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮に校舎を持ち、無料説明会は毎日開催中!

WebデザイナーやWebディレクターの転職活動に欠かせない「ポートフォリオ」。

デジLIGでは異業種からの転職をサポートさせていただいていますが、「どんな構成で作成すべき?」「企業に見られるポイントってどこ?」「どこまでのクオリティを求められる?」などポートフォリオに関する質問を多くいただきます。

そこで今回は、異業種から転職を成功させるためのポートフォリオ作成のポイントや、実際に未経験から転職を成功させたデジLIG卒業生のポートフォリオの作品例をご紹介!

これからポートフォリオを作成しようと思っている方は、ぜひ参考にされてください。

そもそもポートフォリオとは?

ポートフォリオとは、自身のデザイン・ビジネススキルをアピールするための「作品集」のようなものです。

Webデザイナーになるために免許や資格は必要ではないものの、専門的なスキル・知識が求められる職業ですので、採用選考時には履歴書や職務経歴書とあわせて必ずポートフォリオの提出を求められます。

どれだけ口頭や文面で「クライアントの意向に沿った作品作りができます!」と伝えても、説得力がありませんよね。そこで、実際に制作したWebサイトやバナーを制作プロセスとあわせて見てもらうことで、入社した後にどんなふうに活躍してくれるのか想像してもらいやすくなります。

ポートフォリオをきちんと作り込むことは、未経験から転職を成功させる大切なポイントなのです!

デジLIG生のポートフォリオを紹介します!

それでは、参考にしていただきたいデジタルハリウッドSTUDIO by LIG卒業生が作成したポートフォリオを紹介していきます!

多くの方が未経験から半年の受講で作成したものとなっています!!

ゼロから構築した方や、ノーコードツールを用いて作成された方、PDFで作成された方とさまざまですが、制作時のポイントも伺いましたので、ぜひ参考にしてみてください!

菅野友香さん(Webデザイナー専攻)

【STUDIO上野 2022年2月生/Webデザイナー専攻
出典:Yuka Kanno Portfolio

💡制作時のポイント

菅野さん:自分はどんなデザインが好きか、自分はデザイナーとしてなにができるかを証明できるようなサイトにすること。そのために自分のことについて分析して、それを情報設計やデザイン、アニメーションに反映させました。

尾形紗智子さん(Webデザインベーシック講座+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座 他)

【STUDIO池袋 2021年11月生/Webデザインベーシック講座+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座+卒業制作】
出典:sachiko ogata portfolio

💡制作時のポイント

尾形さん:実績の質よりも量でやる気をアピールしたかったので、ぱっと見で量と振れ幅を見せられるようなシンプルなデザインを心がけました。あしらいなどは悩みましたが、自分の雰囲気や性格から考えて、直線的でビビットなものより柔らかく全体を邪魔しないような表現をするようにしています。

ターゲットが採用担当の方で忙しい中見ていただくことが前提だったので、情報整理をして必要な場所に早く到達できるよう心がけました。

竜沢大悟さん(Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座 他)

【STUDIO池袋 2022年5月生/Webデザイナー専攻LIG直伝!即戦力デザイン集中講座+WordPress講座】
出典:Daigo tasuzawa portfolio site

💡制作時のポイント

竜沢さん:「自分が誰か」よりも先に「なにができる人なのか」をみせられるように、目的から逆算してサイトの構成を考え、WORKSを先に出しました! ABOUTページの最後に、自分の人柄を知ってもらえるように、趣味や好きな写真を9枚選んで配置しました。

竜沢さんのポートフォリオ完成までの道のりについてこちらの記事もご覧ください!!

長岡千尋さん(Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座)

【STUDIO池袋 2021年10月生/Webデザイナー専攻LIG直伝!即戦力デザイン集中講座
出典:長岡千尋 ポートフォリオサイト

💡制作時のポイント

長岡さん:見やすさと情報整理をこだわりました。

  • 制作物に目がいくよう、極力シンプルに。デザイン4原則を意識し、違和感やノイズを排除。
  • どのページでも何を伝えたいのかぱっと見でわかるように。
  • 個性を出す場所は棲み分けし、趣味のフィルムカメラのページを設けたり、InstagramやWantedlyの導線を設置。

渡邉香菜子さん(Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座)

【STUDIO川崎 2022年7月生/Webデザイナー専攻LIG直伝!即戦力デザイン集中講座

出典:KANAKO WATANABE PORTFORIO

💡制作時のポイント

渡邉さん:制作物の工夫した箇所に、ピンポイントで説明を記載し、伝えたいことが一目でわかるようにしました。詳しく見たい場合のために作品画像下部にURLを記載。PDF上にはもっとも伝えたいことだけを載せ、見る側の負担を軽減しています。さらに、量より質! を意識して、見てほしい順に掲載しました。実際の面接時も一つの作品に対して深掘りされることがほとんどでした。

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黒沢瑛太さん(Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座)

【STUDIO大宮 2021年5月生/Webデザイナー専攻LIG直伝!即戦力デザイン集中講座
出典:PORTFOLIO_Kurosawa Eita

💡制作時のポイント

黒沢さん:Web以外の媒体のデザインに関しても、幅広く挑戦し経験を積んだことをアピールするため、チラシや名刺などのデザインも載せました。また、私がどこまでの範囲を、どの程度の早さでデザインできるのかを相手に理解していただけるように、手がけた範囲と作成時間を記載しました。

田上桃子さん(Webデザイナー専攻)

【STUDIO池袋 2022年2月生/Webデザイナー専攻
出典:TAGAMI MOMOKO PORTFORIO

💡制作時のポイント

田上さん:「余白」を意識したデザインを作成していきたいという思いから、ポートフォリオも「余白」を多く取り入れたデザインにしました。内容はシンプルで誰が見てもわかりやすく伝わるようにしています。

ポートフォリオ作成時のポイントは?

① 見る側のニーズや状況に合わせて構成されているか

見る側、つまり採用担当者のニーズや状況を考慮して作成できているかは重要なポイントです。

未経験の場合は、「どんな人なのか」よりも先に「なにができるのか」を見たいという場合が多いです。制作実績までの導線は、ナビなども活用して構成することを意識してみると良いでしょう!

また実績ごとの紹介においては、ターゲット層や目的、制作意図などに加えて、担当範囲や作業時間など正確に記載することもポイントです!

② 制作意図・思考プロセスが言語化できているか

制作物の紹介をまとめる際には、想いやこだわり、苦労したポイントなどを記載したくなるのですが、採用の基準軸とは少しずれてしまいます。

情報設計やデザインにおいて、ターゲット層や目的に対して、どのように考えて、制作に落とし込んだのかという部分を自分の言葉で書くことによって、採用担当者の理解を深めることにつながります。

見る人のことを考えて、ダラダラと長く書くよりも、簡潔にまとめることで評価される場合もあるでしょう。

③ 行動量が見せられているか

異業種からの転職の場合、「Webデザイナーになるために、短期間でなにをしてきたのか」を見られていることも多いです!

スクールの課題が数点並んでいるだけでは、採用担当者にスキルや強みを理解してもらうことは難しく、主体的に考えて取り組んだ実績を載せられると良いでしょう。

また、サイト分析やバナートレースなどのインプット・アウトプット、卒業制作の作成記録といった学習中の取り組みを「note」などを用いて、情報発信するのも効果的です。

さいごに

ポートフォリオは、見る側である採用担当者に、自分自身のスキルやビジョン、デザインへの想いが伝わるように、「自己満足のポートフォリオ」になっていないか? という部分を意識して作成することが大切なポイントです!

また、良いポートフォリオを作成されている卒業生の皆さんは共通して、スクール在籍中はもちろん、卒業後も自分自身で考えてたくさんの努力をされていました。

自主的なインプットやアウトプット、受講生同士での情報交換、現役クリエイターであるトレーナーに何度も質問をして、スキルやデザイン思考力を磨いてきたからこそ、説得力のあるポートフォリオが作成できたのだと思います。

頑張ることで、キャリアは拓いていけるということを、今回協力してくださった卒業生をはじめ、多くの転職を成功させたみなさんから感じています。学習中のみなさんもぜひ、自主的なインプットやアウトプットにも取り組んでみていただければと思います。

デジLIGでは、ポートフォリオ添削などの転職支援を通じて、未経験からWebデザイナーを目指すみなさんを、スタッフをはじめ現役のデザイナーたちが全力でサポートしています! ぜひお気軽に個別説明会へお越しください。
 
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Shota Utsunomiya
Shota Utsunomiya Digital Education / School Adviser / 宇都宮 翔太

愛媛大学を卒業後、地元の印刷会社にて、法人営業としてデザイナーと連携してパンフレットやカタログ・Webサイトの企画提案や進行管理などを担当。自身も写真を趣味としており、クリエイティブな分野に携わっていきたいと思いLIGに入社。現在はDigital Education部にてクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の営業、運営企画、受講生のサポートを行う。

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