こんにちは! デジLIG 担当のショウタです。
- デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!
今回はシステムエンジニアから未経験でWebデザイナーへのキャリアチェンジを成功させた尾形さんにインタビューしました。スクールでの受講生同士のつながりや、トレーナーからのフィードバックの大切さについてお話を伺っています。
尾形さんは、デザイン領域のYoutubeチャンネルで勢いのあるMUUUUU.TV(ムーテレ)さんの企画「ブレイキングデザイン」にも挑戦されており、その感想についても伺っています!
本記事はこんな方におすすめです!
- Webデザイナーに興味がある
- 独学で学習することに限界を感じている
- 現在スクールで学んでいる
人物紹介:尾形さん【STUDIO池袋 2021年11月生/Webデザインベーシック講座+集中講座+卒制】 文系大学卒業後に、未経験ながらにシステムエンジニアとして就職。バックエンドに近しい領域で4年ほど働いた後、退職してデジLIGにて学習を開始。2023年1月よりWeb制作会社にてデザイナーとして働いている。 |
やっぱりデザインを仕事にしたいと思った
――尾形さんがWebデザインを学習しようと思ったきっかけは何ですか?
大学を卒業してシステムエンジニアとして就職したんですが、もともとフロントエンド側をやりたかったのに気がつけばバックエンドの領域を担当していて、現状に違和感を覚えたことがきっかけです。
あとは、学生時代にサークル活動の一環で衣装デザインを担当したことがあって、大変だけどゼロから何かを作り出す経験が面白かったことを思い出し、もともと興味もあったデザインを仕事にしたいという思いが強くなっていきました。
そこで今後のキャリアを考えたときに、「システムエンジニアとしてIT業界の知見も身につけたし、デザインを仕事にするならWebデザイナーだ!」と思い、仕事を辞めてデザインを学習する決意をしました。
――退職を決断するのはなかなか勇気が必要だったと思うんですが、いかがでしょう?
実は私、就職して1年目のときに別のスクールでWebデザインの学習をしたことがあって、そのときはスクールの学習スタイルが自分に合わなかったことや、仕事で学習時間が確保できなかったことが原因で、途中で挫折してしまったんですよね。
その経験があったからこそ、「仕事を辞めて学習しよう!」と決められました。なので、退職後は、一年間働かなくても生活できるだけの貯金をするために半年間ほどフリーランスのエンジニアとして働いて、お金が貯まった段階で満を辞して、デジLIGの説明会に参加しました!
――一度挫折した経験があるとスクール選びも慎重になると思うのですが、その中でデジLIGを選んでいただいた理由は何でしょうか?
デジLIGの説明会に申し込んだきっかけは、通いやすい距離に校舎があったことでした。私は誰かの目がないと勉強できないタイプだと思っていたので、完全オンラインではなくて、校舎に通学できるスクールを探していました。
実際に説明会に参加して、『LIG直伝!即戦力デザイン集中講座』がすごく面白そうだと思いました。あとは、現役のクリエイターから直接指導してもらえる環境が整っていて、LIVE授業ではツールの使い方以上に「デザイン」をしっかり勉強できると感じたので、デジLIGへの入学を決めました!
馴れ合いではない受講生同士の交流によって生まれるモチベーション
――いよいよデジLIGへ入学! となるわけですが、どのように学習を進めていましたか?
尾形さんのある日のスケジュール
退職してから学習を始めたので、平日は働いているのと同程度の時間を勉強に充てようと決めていました。ほぼ毎日、お昼頃から20時まで校舎に通って勉強をしていましたね。逆に土日は自分の好きなことをしたりして、メリハリをつけて学習していました。
また、私はWebデザインベーシック講座と直伝を受講していたんですが、システムエンジニアとして働いていた関係でコーディングの知識はあったので、最初の1ヶ月で映像教材は終了していました。なので、直伝講座が始まるまでの期間は自主的に作ったバナーなどをトレーナーの先生にどんどん見てもらっていました! どうすればもっと良くなるかをトレーナーさんが一緒に考えてくださるのは、とてもありがたかったです。
*Webデザインベーシック講座はWebデザイナー専攻からデザインに関する部分を抜粋した講座です。
――学習期間中に、印象的だったことはありますか?
一番は直伝講座です。講師のもりぐさんから丁寧なフィードバックをいただいたおかげで、自分の作品の質が明らかに変わっていくのが本当に面白かったです。
自分で「何となくダサいな……」と思っていても、どこをどう直せば良いかわからないことってあると思うんですが、もりぐさんが言語化してくれた箇所を直すと絶対に良くなるんです!
LPを作る段階に入ると結構大変なこともあったんですが、それすら楽しくて「デザインが好きだな」って再認識もできました。
▼LIG直伝!即戦力デザイン集中講座とは?こちらの記事も参考にご覧ください! デザインに夢中になれる5日間。Twitterで大好評「LIG直伝講座」のリアル口コミ!
――デジLIGに入学して良かった部分はありますか?
横のつながりができたことです。最初はちょっと斜に構えて「友だち作りにきたわけじゃない」と思っていましたし、人見知りだし、「他の人との交流はそんなにないだろうな」と思っていました。
けど、一度懇親会に参加したときにTwitterのアカウントを作ってつながりができてからは、どんどん交流の輪が広がっていきました。
自分と同じような状況の人たちとつながっていれば、モチベーションがどうしても下がってしまうときでも「私は一人じゃない」って思えたので、それは私の中では大きかったです。馴れ合いではなくて情報交換がしっかりできたので、デジLIG生のつながりは強いなって思いました。
あとは、受講生同士の交流はもちろんですが、トレーナーさんや運営メンバーの方との距離感も近くて、学習に関係ないことも気軽に話せる環境だったのは良いギャップだったなと思います。
Webデザイナーにこだわった転職活動
転職までのスケジュール
9月 | クリエイターズオーディションに出場するためポートフォリオを仕上げる カジュアル面談を始める |
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10月 | 引き続きカジュアル面談 エージェントの方にサポートしていただきながら転職活動の軸をはっきりさせていく |
11月 | 面接を数社進め、制作会社さんにWebデザイナーとして内定をもらう |
1月 | 勤務開始予定 |
――未経験からの転職では、どんなことが大変でしたか?
システムエンジニアとしての実務経験もあったためデザイナー以外の職種を勧められることが多く、「デザイナー就職は難しいのかな……」と悩んでいました。
なので、デザイナーとして働けるのかを確認するためにカジュアル面談を活用して、実際の業務内容やフルリモートではなく出社して働けるかなどの環境面も確認して、自分が行きたいと思える企業だけ面接に進んでいくようにしていました。
私が新卒のときにはカジュアル面談なんてなかったので、「もっと早くにできてほしかった」って思いましたね(笑)。
10月ごろからはエージェントの方にもサポートしていただいていたんですが、私のスタンスをしっかり理解した上で制作会社を紹介してもらって、企業のコンセプトなどに共感したこともあり、面接に進んで、内定をいただきました。
――ご自身のポートフォリオではどんな部分を意識されていましたか?
作品数も比較的多く、学習期間中もデザインの幅の広さを意識していたので、ポートフォリオ自体のデザインはシンプルにして、作品が見やすくなるように意識して作成しました。シンプルだからこそ、中間色の使い方や細かいあしらいには気をつけました。
また、採用担当者の方は絶対に忙しいので、見たい情報に早くアクセスできるような動線を意識しました。
これからポートフォリオを作成する方へのアドバイスなんですが、作品のコンセプトや制作時間はメモ書き程度でいいので記録しておくのがおすすめです。ポートフォリオを作る段階で思い出すのはなかなか大変なので!
▼尾形さんのポートフォリオ
――尾形さんは、MUUUUU.TV(ムーテレ)さんの企画「ブレイキングデザイン」に参戦されましたよね! 応募しようと思ったきっかけは何だったんでしょうか?
- MUUUUU.TV(ムーテレ)とは
- QUOITWORKS/MUUUUU.ORGのムラマツヒデキさんが、「教えるプロからではなく、実績からモノを語れる現役のプロたちを巻き込みながら、有益な情報をシェアする番組。」を隔週で配信しているYoutubeチャンネル。ブレイキングデザインは、経験3年程度のデザイナーで架空サイトデザイン対決をした企画で、LIGの採用サイトリニューアルを題材に、尾形さん含めた3名が参加されました。
企画が発表されたタイミングが転職活動中で、いろんなところから「デザイナーとしての採用は難しい」と言われて「デザイナーにはなれないかも……」と落ち込んでいた時期だったんです。応募して、万が一選ばれたら「ムラマツさんからレビューがもらえるのか!」と思ったし、デザイナーという仕事への自分の気持ちも確認できるかなと思ったこともきっかけです。
ただ、正直私が選ばれるとも思ってなかったし、ムラマツさんが「応募するだけでもすごい!」と書かれていたことにも背中を押されて、わりと勢いで送りました。
私が応募した時点ですでにかなりの数の応募が来ていて選考に時間がかかるということだったので、「やっぱり選ばれないよな」と思っていたら連絡が来て、最初は嘘だと思いました(笑)。
応募したきっかけは勢いでしたが、あれこれ悩まずに行動に移せていてよかったと、今は思います。
――実際に参加してみて、素直な感想をお願いします!
超大変でした(笑)! 最後の2週間くらいは、昼夜が逆転するほど集中していましたね。
加えて、私以外の挑戦者が実務経験者ということもあってかなり大変でしたが、ムラマツさんにも惜しみなくフィードバックをいただけたので、最後までやり切れて本当に良かったです。
企画の最後には名だたるデザイナーの方々からのレビューもいただいたのですが、一人のデザイナーとしてレビューしてもらえるところまでデザインを作り込めたということは、自分の中で一つの成功体験になったと思います。
あとはデジLIGの方やTwitterで繋がっていた方に応援してもらったのも本当に嬉しかったですね。皆さんにも、最終的に完成させたデザインが初回レビュー時のデザインからどの程度変わったのかを見てほしいです。
▼尾形さんがムラマツさんにフィードバックをもらっている様子がこちら!
――「ブレイキングデザイン」を通じて、デザインに対しての考え方は変わりましたか?
スピード感を持ってデザインを進めていく難しさと重要さを本当に感じましたね。
ディレクターから指示をもらってデザインを作っていく経験がはじめてだったので、進め方が遅くなってしまったんですが、「最初の時点でもっと質問・確認をした上で進めるべきだったんだな」と実感しました。ムラマツさんに言われた、「下手な人は焦るのが遅い」という言葉は、今でも肝に銘じています。
あとは、「神は細部に宿る」っていう言葉は本当だなと思いましたね。これまでも意識はしていたつもりでしたけど、やっぱり甘かったなと。細部へのこだわりを持たないと、いつまでも素人みたいなデザインしか作れないなと感じました。
――「ブレイキングデザイン」も経験して、今後はどんなデザイナーになっていきたいですか?
辛い部分もあるけど、やっぱり自分はデザインが好きだなと感じることができたので、今はデザイナーとして働くことへの楽しみと「もっと成長していくぞ!」という気持ちしかないです。
「いろんなデザインを作れるようになりたい」という気持ちも、最初からブレていないですね。
一人のデザイナーとして活動を続けていくのか、それともディレクターを目指すのかは現時点ではわかりませんが、デザイナーとしての武器はたくさん持っておきたいです。そのほうがいろんな角度からの提案にもつながるし、デザインの視野も広げられると思うので。
まずは、いろんなデザインに触れて、どんどん経験を積んでいきたいです。
――さいごに、これからデザインを学ぶ方へのメッセージをお願いします!
スクールに入ってカリキュラムや課題を受動的に進めていくだけだとすごくもったいないので、能動的に手と頭を動かしてみてほしいです!
カリキュラム外の自主制作に対してもレビューをもらえる環境は貴重だと思うので、なんでも良いからデザインを作って、レビューをもらって質を上げていくのが、デジLIGで一番楽しみながら成長できるやり方だと思います。
デジLIG入学や、ブレイキングデザインへの応募など、何かに挑戦するのを不安に思って躊躇うことはあるかもしれませんが、ときには考えずに挑戦してみることも大事だなと思いました。
それによって本当に人生は大きく変わるなって。「やりたい」って思ったら、その自分の感覚を信じてやってみてほしいです!
まとめ
今回は未経験からWebデザイナーへの転職を決めた尾形さんにお話を伺いました!
学習期間中の集中講座やトレーナーさんからのフィードバック、ブレイキングデザインでの本気のレビューなど、プロから直接教えてもらえる環境の大切さ改めて感じました。
今回のインタビューが、少しでもWebデザイナーを目指す方の参考になれば幸いです。
デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!