こんにちは! デジLIG運営スタッフのはるなです。
- デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!
本連載では、デジLIG卒業生のスクール体験談や転職の成功事例を通して、Webデザインを勉強中の方に役立つ情報をお届けしています。
今回は、未経験から4ヶ月でWebデザインの現場に飛び込んだ野口さんにインタビューしました。デザイン集中講座への参加や、クライアントワークに取り組んだお話もお伺いしています。
自分と向き合ってスキルアップをしていく「ひたむきな姿勢」が感じられる内容になっておりますので、ぜひご覧ください!
本記事はこんな方におすすめです!
- Webデザインやコーディングに興味がある
- 30代から新しいことを始めたい
- 本気で何かに取り組んでみたい
人物紹介:野口さん【STUDIO大宮2022年4月生/Webデザイナー専攻/デザイン集中講座】 美大の版画専攻卒業後、オーストラリアへ留学。コロナ禍を機に帰国し、デジLIGでWebデザインを学ぶ。2022年7月より、ECマーケティングの会社でWebデザイナーとしてのアルバイトをはじめる。犬が大好きで、トイプードルを飼っている。 |
30代、最短距離でWebデザイナーに
ーーさっそくですが、野口さんはどうしてWebデザインを学ぼうと思ったんですか?
美大に通っていた頃、周りにすごい人がたくさんいる中で劣等感があり、卒業後にクリエイティブ系の仕事には就かないでおこうと決めてたんです。
その後日本での生きづらさを感じていたためオーストラリアに語学留学に行ったんですが、コロナ禍に入ってしまい日本に帰国しました。その頃はおうちで過ごす時間が多かったため、久しぶりに趣味の創作活動を始めました。
もともとはアナログで絵を書いていたんですが、そのとき初めてIllustratorやPhotoshopなどのデジタルツールを使って書いてみたら、とっても楽しくて!
ちょうど今後の働き方について見直す時期が重なったこともあり、自分のできることと興味があることが合致するWebデザイナーになってキャリアアップを目指そう! と決めて、Webデザインを学びはじめました。
ーーその中でも、デジLIGへの入学を選んでくださった理由はありますか?
最初は独学でやろうと思ったんですが、これまでの人生は回り道をしてきたタイプなので、スクールに通って最短距離でWebデザイナーを目指そうと考えました。現役のデザイナーに直接指導をしてもらえることはもちろんですが、デジLIGでは卒業制作があるので、中途半端にならずWebデザインを勉強できることも決め手です。
あとは、他のスクールのように映像教材と課題だけだと、見本を真似てやっただけで「自分できる!」って勘違いして卒業しちゃう気がしたんです。
デジLIGでの勉強は「ちょっと大変そうだなー」とも思いましたが、そのくらいしっかりやったほうが自分の自信につながると思いました!
集中講座を通して見つけたデザインの核
ーー在学中はデザイン集中講座を受講されていましたが、いかがでしたか?
デザイン集中講座は本当に全員受けたほうがいいです!! 受講前は「デザインってなんなんだろう?」という感じで、このまま卒業制作を作る自信がありませんでした。
そんなときに、周りのみんなが「デザイン集中講座がいい!」と話しているのを聞いて、「そんなに言うんだったら自分にとってのデザインの核が見つかるかな」と期待して受講しました。
講座を通して、「私が初期の頃にやってたデザインって、一見綺麗だけど中身スカスカのプレハブみたいな、アート寄りだったんだなあ」と気づきました。
改めて、デザインは問題解決であるこを実感し、アートとデザインの違いがはっきりわかりました。
でも、それがわかるまでには辛いこともあって……。集中講座では私と同じようにWebデザインを勉強しているメンバーの作品やフィードバックを見ることになるので、自分の立ち位置・レベルが丸裸になるんです。
なので、今の自分の実力を受け入れられず、周りと比べて落ち込んでしまう時期はありました。
ーーその状況はどうやって乗り越えたんですか?
一生懸命やれば、きっといいものが一欠片でも出てきて報われると思ったので、とりあえず手を動かしたり、いろんなものを見て考えまくりましたね。
そうやって出てきたものを講座の中で褒めてもらえると嬉しくて、「自分ってこうやって成長していくんだ」って気づきました!
あと、その時期はTwitterをやめました! 誰かと比べるのやめるためには、自分に集中することが大事だと思います。
ーー集中講座の受講後にはクライアントワークにも挑戦されたとお伺いしました。
集中講座を受けたことでデザインに落とし込む前までの思考プロセスがわかり、クライアントの要望を理解するためにしっかりヒアリングをするなど、デザインを作るときのアプローチが変わりました。
なんならデザイン作ってる時間より、ヒアリングしている時間のほうが長かったかもしれないです。
クライアントワークでは、友達が個人でやっている英会話スクールのロゴをつくりました。ヒアリングで引き出したものを形にしたら、「すごいいいね! これ使うわ!」って言ってもらえました。
勉強を通して蓄積した知識を形にできるようになったこともですが、それが認められたことがすごく嬉しかったです。
校舎で同じ方向を目指す仲間ができた
ーー野口さんはよく校舎を活用されていたと思うんですが、大宮校はいかがでしたか?
大宮校はとっても居心地がいいです。校舎に来ると集中もできるし、トレーナーさんに質問すると意外なヒントをくれたりするので、煮詰まってるときこそ来校するようにしていました。
トレーナーさんは質問しやすかったです! あんまり先生先生していないけれども、ちゃんとリスペクトして接することができるので、いい距離感でした。
ーー校舎でいろんな方とお話しされているのをよく見かけましたが、仲間もできましたか?
入学したころはみんなライバルだし、「絶対に馴れ合わない!」と思っていたんです(笑)。
それが今では、同じ方向を目指す仲間がたくさんできました! デジLIG生はみんな頑張っているから、志が高い人が多いです。
「デザイナーは横のつながりが大事だから、同業の友達作るのは大事だよ」ってトレーナーさんもおっしゃっていましたし、受講中に友達を作っておくのは、今後のためにも絶対やっておくべきだと思います。
野口さんのある日のスケジュール
まずは現場に飛び込んでみる!
ーー野口さんは、在学期間中からWebデザイナーとしてアルバイトもはじめられていますよね?
オーストラリアに語学留学をしたときもそうだったんですが、自分は実践型で身につけていくタイプなので、「とりあえず現場に飛び込んでみよう!」と思ってアルバイトを探しはじめました。
バイトルとかの求人媒体で探して、運よく1社目で採用していただきました。面接で「ポートフォリオを持ってきてください」と言われて、急いで準備したのは大変な思い出です。
ーー今は転職先でどんなお仕事をしているんでしょうか?
バナー制作がメインですが、記事LPを作成したりと、若干ライターみたいなこともしています。入社当初に、「明日までにバナー20個作ってきて!」と言われたのはびっくりしましたね……!
バナー制作の依頼では、「キラキラした文字で作ってほしい」など様々な要望がくるので、やり方を調べて、作ってみての繰り返しで、Photoshopがめっちゃ使えるようになりました!
また、ECマーケティングの会社なので、自分のバナーがどのくらい見られているのか数値を確認することもできて、マーケティングの勉強にもなっています。
ーーそれはためになりそうですね! 野口さんは、これからどんなWebデザイナーになりたいと考えていらっしゃるんですか?
スキルを上げることはもちろんですが、お客さんありきの仕事なので頼んだ人が幸せになれるものを提供できるデザイナーになりたいですね。
「野口さんに頼んでよかったな」って思ってもらえる仕事がしたいです!
ーーさいごに、これからWebデザインを勉強される方に一言お願いいたします!
デザインの勉強は楽しいこともあるけど、本気になればなるほど辛いことも多いです。
ただそんなときは、デザイン見るだけでも楽しかった時期を思い出したり、デザインで遊んでいた感覚を取り戻すと、もう一回頑張ることができると思います。
適度に自分を甘やかしながら、一生懸命頑張ってください! 応援しています!
ーーこれからの野口さんの活躍に期待してます!
さいごに
今回は、自分と向き合いながら学習を続け、目標を叶えた野口さんにインタビューをしました。
ひたむきに学習に向き合う姿はとてもカッコよく、私も背筋がピンとする思いです。
デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!