自由な働き方がしたかった!仕事と両立しながらWebデザイナー転職を実現した方法は?

自由な働き方がしたかった!仕事と両立しながらWebデザイナー転職を実現した方法は?

Taiga Akiyama

Taiga Akiyama

こんにちは! デジLIGの秋山です!

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・川崎・町田・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューを通して、未経験からの学習方法や就職活動のノウハウ、スクール生活についての情報をお届けしています!

今回は、未経験から半年の学習を経てWebデザイナーに転職された髙橋さんにインタビュー! 仕事と両立しながらどの様に学習を進めたのか、また現在のお仕事についてお話を伺いました!

ico 人物紹介:髙橋さん【STUDIO上野 2022年10月生/Webデザイナー専攻】
高校卒業後から事務職を5年ほど経験し、2022年4月からデジLIGに入学。同年9月に卒業後、アパレルECサイトを展開する企業に、Webデザイナーとして正社員転職。

「理想の働き方を手に入れたい!」という想いでデジLIGで学習をはじめた髙橋さんが、どのように転職を実現したのか。未経験からデザイナーへの転職に興味を持たれている方は、ぜひご覧ください!

服装も髪色もとにかく自由に働きたい!

――早速、Webデザインのお勉強を始めた背景について教えてください!

前々から「転職したい」という気持ちがあったんです。転職するとしたら、スキルが重視される仕事のほうが、自分の叶えたい働き方に近づけるかなと思って「手に職をつけたい」と思うようになりました。そこで色々な職業を調べ始めました。

Webデザインに興味をもったのは、彼氏に「Webデザイナーとかどう?」と言われたのがきっかけです。「Webデザイナー」については全然知らなかったですし、彼氏もわかってなかったのですが、ちょっと調べて「あ、こういう職場で働きたい!」と興味が強まりました。

もともとオシャレとかできる仕事に憧れがあったんですよね(笑)。前職はお堅い職場だったため、服装にも決まりがありネイルもできなかったので、それが叶う仕事だったことが大きなポイントですね。また、パソコンを使う業務は好きだったので、自分に合っていそうに感じました。

――たしかに、在学当時と雰囲気がだいぶ変わりましたよね!

もう自由にやらせてもらっています! 同僚も髪色が派手な方が多く、みんな自由ですね。私も入社1日目から金髪で行きました。ネイルも昨日変えたばかりなんですよ!

――いいですね! ちなみに独学ではなく「スクールで学ぼう」となったのはなぜですか?

もちろん、入学する前に独学かスクールにするかちゃんと調べました。ただ独学だと全部自分でスケジュールを考えてやらないといけないので、私の性格的に「絶対に途中でだらけて長引くだろうな」と思ったんです。

自分的にはスクールで学んだほうが取り組みやすいと思ったこと、またお金も払うことでちゃんと向き合えるなと思ったことが決め手でした。たしかに費用は掛かりますが「ちゃんと転職したい」って思いは強かったですし、時間効率と私の性格を考えて「スクールで学ぼう」となりました

今のうちにオシャレとか、自分のやりたいことを色々したいと思っていたので、「時間がもったいない!」と思っていました!

――いろいろなスクールがある中で、なぜ「デジLIG」を選んでいただいたのですか?

オンラインスクールも含めて、かなり調べました。その中でデジLIGに出会って、雰囲気もおしゃれだったのでモチベーションにも繋がるかな思いました。

あと、教室とオンラインの両方を使えることもポイントでした。仕事しながらの勉強になるので、基本は家でやりつつ、行き詰まったときに教室に行きたいと思ったんです。取り組みやすさも決め手でしたね!

仕事と両立して取り組んだデジLIG生活

好きなのはデザイン、得意なのはコーディング

――実際に学習をしていく中で印象的だったことはありますか?

ほぼオンラインで学習を進めてました。ZOOMで質問したり、文章で課題のチェックをしてもらったり。

課題のOKがもらえたときは嬉しかったですし、意外とコーディングが楽しかったですね。実際に自分がコードを書いてるときに、「なんでここ直らないんだろう」と試行錯誤して直った瞬間や、自分で調べて原因がわかった瞬間も達成感があって気持ちよかったです。

――「コーディング」が苦手という受講生さんも多いですが、髙橋さんはいかがでしたか?

今考えると、好きなのは「デザイン」だけど、得意なのはコーディングかもしれません。

たぶん頭の中に浮かんだものをアウトプットすることが苦手なんだと思います。デジLIGでも「文字が見にくいからこうしよう」とか「色はこうだよ」とか教えてくれて、「あ、デザインって絵を描くことではなくて、そもそもこういう考え方があるんだ」と発見があったのは楽しかったです。

ただ、それから色々作る中でどうしてもデザインって正解がない部分が私にとって難しいなと感じてました。好きではあるんですけどね!

逆にコードだったら正解があるというか、自分のやりたいサイト上の動きも、トレーナーにも聞きながら「意外とこうすればできるよ」とたくさん知れて面白かったですし、取り組みやすかったです。 だから、好きなのはデザインですが、実際に課題をうまく進められたのはコードのほうでしたね!

デジLIG生との交流でモチベーションを保つ

――逆に大変だったと感じる場面はありましたか?

仕事と両立しながら学習するのは大変でした。モチベーションが勉強に向いていたので、平日仕事後は家に帰ってから勉強して、特に予定のない休日はずっと勉強する感じでしたね。

やはり期限を決められて一点集中で取り組んだほうが、絶対に先延ばしせずに濃く学べるなと思います。

――モチベーションを維持するために何かしていましたか?

実は正直「もうパソコンすら開きたくない」みたいなときもあったんです。でもデジLIGの6ヶ月間のうちで、3ヶ月目はここ、4か月目はここみたいに推奨スケジュールが決まってるので、それを目標に計画を立てて進めました。

オンライン質問について、ZOOMでの質問は個別ですが、テキストフォームでの質問は他の受講生も回答を参考にできるじゃないですか。そこで同期の方を見てると、先に進んでいる方をみて「自分も頑張んなきゃな」と。あと、Twitterも一応アカウント作っていて、他のデジLIG生のつぶやきも見て結構それに鼓舞されて、頑張っていました!

皆さんがたまにTwitterで作品をアップしてるのを見て、「えーこんなの作るの? 無理無理」なんて最初は思ったりしましたが、それでも完成させることができました。私の場合は良い意味で他の方々と比べていて、それを後押しに進めてました! これも独学にはなかった部分かもしれないですね。

私はどうしても皆と比較しちゃうんですよ。自分が遅れてると焦るのは当たり前で。でもやっぱり諦めたくはなくて、なるべく「少しは追いつくように」って思っていました。半分が過ぎてあと3か月しかないってなったときも、「あと何日しかないから、絶対ここまでやらないと終わらないから、今日は絶対にパソコンを開こう!」と取り組んでましたね。

あと、トレーナーさんにもたくさんお世話になりましたね!

――トレーナーとは、例えばどんなやり取りをしていました?

皆さん現場で働いてる方々なので、 話を聞いてると「今はこういう仕事をしながらスクールで教えてるよ」など仕事の話だったり、実務の知識やトレンドとかも教えてくれるし、結構フラットで気楽に何でも聞ける雰囲気でした。

トレーナーも自分の意見を押し付ける訳ではなく、私の考えも尊重してくれる。尊重しつつ「文字はもう少し大きくしてみよう」だったり、「昔はこうだったけど、今はこういう表現がいいよ」など、細かい部分のアドバイスをいただいた記憶があります。

私はオンラインでのコミュニケーションが多かったですし、色々なトレーナーに質問しましたが、基礎は基礎でしっかり教えてくれつつ、「絶対にこういうデザインにしなさい」っていうことは言われなかったですね。デザインの流行りとかも、「今こういうサイトがあって、見たほうがいいですよ」とか教えてくれて、いつも「へぇー!」の連続でした。

Webデザインって常に最新のトレンドがあると思うんですけど、かなり参考になりました。

――参考にしていただけて良かったです!

仕事とデジLIGでの学習を両立

――自宅での学習も多かったとのことですが、進めやすかったですか?

動画教材は1本10分くらいなので、キリの良いところで区切りやすい反面、私は勉強し始めたら集中してずっとやりたい人間だったので、もう少し教材一本の時間が長くても良いなと思いつつ、最初は慣れが必要でしたね。ただ、動画の速さも変えられるし、何回でも見返せるので、そこはやりやすかったです。

あと教室に行ける方はなるべく利用したほうがいいと思います! 他の受講生にも会えますし、トレーナーとも色々な話ができますし、集中できる環境でしたので。

――働きながらの学習でしたが、どう工夫して進めてましたか?

平日は無理せず、1時間程度を習慣的に取り組んでいたと思います。無理してやると、嫌になるっていうのはわかっていたので。ただやり始めると、時間があっという間に過ぎることもあって、「もうこんな時間になってる」 ってことも多かったです。

イヤイヤで勉強しないようにして、土日や予定のない休みの日は「一応パソコンは開こう」とか、「この時間まではやろう」とか「ここまで進めよう」とか決めて取り組みました。それが達成できたらご褒美も用意して。

私は短期集中型なのだと思います。途中で集中が切れたら違うことを絶対やってました。そうじゃないと絶対にダラダラしてしまうから。ご飯食べたり映画見たり好きなことやって、自分の中で収まりついたら、もう1回やるっていう意識で進めてましたね。決めた時間を過ぎてることも多かったですが(笑)。

休みの日は、割とのんびりしていたかもしれないです。

髙橋さんのある日のスケジュール

――自分でルールを決めて取り組んでいたのですね! 終盤に入ると卒業制作がありますが、いかがでしたか?

卒業制作もかなり印象に残っています! 卒業制作は担当のトレーナーから定期的にチェックがあるんですけど、結構な情報量でいつもアドバイスをくださいました。トレーナーさんってすごい熱心な方が多いんですよね。一つの質問に対して、色々なやり方を教えてくれて。失礼かもしれませんが、皆さんキャラクター的にも面白くて楽しかったです。

卒業制作のサイトはスクロールの動きにこだわっていたのですが、自分だけではどうしても解決できなくて、そこで沼にはまってしまって……。デジLIGでちゃんとトレーナーに聞いたら、やり方を教えてくださり、すんなり解決したんですよ。私のやりたいことを汲み取って、実現できたことがかなり印象に残っています。自分でも納得できて、気持ちが良かったですね!

スピードを重視した転職活動

――転職活動はどのように進めましたか?

デジハリの求人サイトや、en転職やDODAなど色々なサイトを4つぐらい登録してました。自分の経歴と希望職種などを入れて、あとは求人をバーっと見てましたね。自分の中で企業選びの優先順位を決めて、応募してました。

時期としては、卒業制作が終わる頃から求人を見始めました。私的には卒業制作の作品があったほうが、転職しやすいだろうなと思っていて。

求人選びもデジLIGで学んだ知識はあるから、「Photoshop使える方」とか「基本的なHTML/CSSがわかる方」など、未経験でも応募できそうな求人は応募していました。ただ、まずは第一条件として服装や髪色が自由で、ネイルもできる会社を探してましたね

――「服装自由」はブレずに優先していたのですね。大体何社くらい応募しましたか?

実際に応募したのは15社くらいだったと思います。そこから面接に繋がったのが5社くらいで、第一志望の現職から内定をいただきました。転職活動の期間も1ヶ月未満だったと思います。

転職までのスケジュール

2022年4月 デジLIG入学
2022年9月~10月 卒業制作発表。求人に応募し始める
2022年11月 内定
2023年1月 現在のお仕事がスタート

――書類の通過率高かったですね! 転職活動で大変だった部分はありましたか?

もともと面接が結構苦手で、自己分析とか志望動機を考えるのも得意ではないのですが、今回については自分がやりたくて始めたことだから、転職活動はそんなに苦ではなかったです。

前はやりたいことがなかったから、「とりあえず事務職で」と応募すると、「志望動機はなんですか?」「なんでこの会社に応募したんですか?」と聞かれても正直思い付かず……。今は「こうなりたい」っていう目標をちゃんと言えたので、比較的気持ちは楽でした。

面接もオンラインが多かったですが、今の会社も内定後に見学させてもらえて、雰囲気も掴めたので良かったです。

――ポートフォリオはどうされたんですか?

実は、ポートフォリオは結局作らずに応募したんです。ですが面接時に「今こんな作品も作っているんですが……」と話したら「ぜひ見せてください」って言われて。お見せしたら評価していただけました。

だから作品があるのはかなり大事だと思っていて、多分それが決め手になったと思いますね!

――募集のタイミングも良かったそうですね。

そうなんですよ、本当にタイミングが良かった。自分が理想としていた働き方で、給与も前より上がりましたし、色々条件も良い会社が見つかりました。会社さんによっては未経験スタートだと、最初はデザイナーと全然違う仕事をするケースもあるじゃないですか。そういうのはちょっと違うなと思っていたら、 最初からデザインの業務に取り組める今の会社の求人を見つけ、すぐ応募しました。

最初はダメかなと思ったんですけど、面接で私自身の話や作品を色々見せて、それを喜んでいただいて内定が決まりました。募集開始からすぐ応募したから、目に留まりやすかったんだと思いますし、本当にタイミングは重要だと思います。「良いな」と思った企業にすぐ応募できるように、早めに準備は整えておくほうがいいですね。

期待に応えられるデザイナーになりたい

――現在はどのようなお仕事をされているのですか?

今の会社は主に女性用下着を販売していて、その通販サイトの運営をしています。まだ働き始めてから1ヶ月しか経ってないですが、メルマガをHTMLで生成したり、新商品が出たらサイトのページを更新したりしています。

会社自体は歴が長いのですが部署は意外と若く、HTMLについてカバーできない方もいらっしゃいます。私はある程度わかっているので、メルマガの作り方もすぐに理解できました。スクールに通っててよかったなと思います。実務で扱う基礎知識があるから、結構仕事に入りやすかったです。

デジLIG時代に、先生が「色々な人がコード触ってる場合、管理のルールがしっかりしてないと、コードがぐちゃぐちゃになる」と言われたのを、今かなり実感しています。「あれ、なんでこうなってるの?」みたいなことがたくさんあるので……。すでにおかしい箇所は自分で直したり、同僚からも「なんでこうなってるのか教えて」と聞かれると教えてあげたりもあるので、ちゃんと勉強していて良かったと思います。

会社としても今のサイトをより良くしたい思いは強くて、「髙橋さんはCSSができるからアイデアがあれば言ってほしい」と最初の面談でも伝えられたので、 そういう部分で自分も力になりたいなと強く思っています。

――幅広く貢献できそうで良いですね! ちなみに今後の目標はありますか?

今の会社が好きで、福利厚生も含めて理想の働き方をさせていただいてるので、しっかり貢献していきたいです。

スクールで習った知識がまだ頭の中にあるので、それは忘れないようにしたいですね。

今の仕事でバタバタしちゃうと、デザインの知識を忘れちゃいそうになるけど、やっぱりメルマガとか作っていても「こうしたほうが文字のバランスが良さそう」とか、「色はこうしたほうがいい」など絶対にデザインの知識は大事だと思うので、デジLIGで学んだ知識は大事にしつつ、今の業務に慣れたら次はサイトをもっと良くしていきたいです。

世の中には素敵なサイトがたくさんあるじゃないですか、それに負けないサイトを目指したい。チャレンジしやすい風土なので、期待に応えたいなって思います。

正直に言うと今の仕事のほうが残業もあるし、帰宅も遅くなると疲れたりするんですけど、気持ちはハッピーなんです。本当にモチベーションしかなくて、すごく楽しいから、これからも頑張っていきたいですね。仕事に対して、こんなふうに思えるのは初めてかもしれないです(笑)。

――最後に、未経験からWebデザイナーを目指す方々にメッセージをお願いいたします!

結局スクールに入っても目標を実現できるかどうかは自分次第だと思います。もちろん、スクールでカリキュラムやサポート面などたくさんのことを与えられますが、やるのは自分しかないから、しっかりと取り組む姿勢が大事です。

ただ、スクールに通う決断をする時点で一歩目を踏み出してるのですごいと思います。気持ちがあっても、なかなか行動できないと思います。私の場合は彼氏に勧められるまで「Webデザイナー」という職業も知らず、最初は漠然と「Webサイトを作る仕事なんだろうな?」程度の知識でした。

それでも求めていた働き方につながったので、大変なこともありますが、コツコツと続けていくことを大切にして欲しいですね!

それと、基礎は絶対大事です! 今でも強く実感していて、現場のデザイナーにしっかり学ぶことをオススメしたいです!

――ありがとうございました!

まとめ

今回は未経験からWebデザイナーに転職された髙橋さんからお話を伺いました!

入学時から一貫して、「理想の働き方」を手に入れることを目標に頑張っていたことが印象的でした。そして、今の仕事が本当に楽しいという言葉に、心から嬉しく感じました!

一方で、仕事と学習の両立は大変なことも多かったと思います。期限が決まっているからこそ、しっかりと取り組むことができ、結果として早いタイミングで転職に繋がったのだと思います。まさに理想とする会社を見つけることができ、すぐ行動できたことが大きなポイントではないでしょうか。

今回のインタビューが、少しでもWebデザイナーを目指す方の参考になれば幸いです!

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!
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Taiga Akiyama
Taiga Akiyama Digital Education / School Adviser / 秋山 大河

大学卒業後、地元長野で地域密着型のメディア・出版・広告を扱う会社に企画営業を経験。並行して、複数の地域振興団体に所属し、自治体と青少年育成・まちづくりに取り組む。その後に不動産会社で広報職を経験し、LIGに入社。デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのセールス・企画・運営を担当し、クリエイターを目指す方々のサポートを行う。

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