独学からスクールを経て念願のUIデザイナーに!未経験者が書類選考を突破するには?

独学からスクールを経て念願のUIデザイナーに!未経験者が書類選考を突破するには?

Rei Nakabayashi

Rei Nakabayashi

こんにちは! デジLIG担当の中林です。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開しており、制作会社運営であることを生かした「プロ基準」の支援が強み。

本連載では、デジLIG卒業生のスクール体験談や転職の成功事例を通じて、Webデザインや動画制作を勉強中の方に役立つ情報をお届けしています。

今回は、未経験からUIデザイナーとして制作会社へ転職された黒沢さんにインタビューしました。

もともとデザインが好きで、独学で学習をしていた黒沢さんが、スクールを選択された理由や学習方法、未経験からの転職成功までの道のりなど、気になる話を伺いました!

本記事はこんな方におすすめです!

  • 未経験からWebデザイナーとして転職を希望されている方
  • 学習方法としてスクールを検討されている方
  • 実際の現場での仕事内容が気になる方
ico 人物紹介:黒沢さん【STUDIO大宮 2021年5月生/Webデザイナー専攻/LIG直伝!即戦力デザイン集中講座】
2021年5月からデジLIGに入学し、Webデザイナー専攻とデザイン集中講座を受講。卒業後に自主制作や案件を獲得しながらデザインの武者修行。1年後に転職活動を始め、今年6月に制作会社のUIデザイナーとして採用される。人の心に残るデザインを作ることを目標にしている。

デザインの考え方の基盤を学んだ

ーーWebデザインをデジLIGで学ぼうと思った理由を教えてください。

デザインを専業にしたいと思ったときに、身近な存在だったWebデザインに興味を持ちました。

デジLIGでの学習を決めた理由は、知り合いのデザイナーがデジLIGの卒業生だったから……というのもありますが、制作会社が運営しているスクールということでデザインに強そうだと感じたためです。卒業後のサポートが一生涯ついているという点にも惹かれました。

ーー実際にデザインの学習はいかがでしたか?

バナーやプロフィールの制作課題を通して、自分が本当にデザインが好きだということをあらためて実感しました。実践的な課題だったからこそ、自分が仕事としてデザインをしていくイメージがしやすかったです。

ーーとくに印象に残っているデザインの学習はありますか?

デザイン集中講座ですね。講師であるLIG出身のデザイナーが受講生一人ひとりにフィードバックをしていくのが印象的で、自分だけでなく他の受講生の作品のフィードバックが聞けるという点でもかなり充実していました。

この講座で「良いものを作るためには何が必要なのか」というデザインの考え方の基盤を学べました。

学習を習慣づけるコツとは?

ーー在学中はどのようなスケジュールで学習を進めましたか?

仕事を辞めてフリーターになっていたので、比較的悠々自適に勉強していました。

平日は隙間時間を使って1時間以上、休日は自分の時間を作りつつも5時間くらいは学習しました。全体を通して、学習を習慣づけることを意識していましたね。

カリキュラムを自由に進めて良いとのことだったので、動画教材を早めに終わらせて、後半はトレーナーに見てもらいながら自主制作に積極的に取り組みました。

ーー学習を習慣づけるポイントはありますか?

時間があるとどうしてもだらけてしまうので、学習へのハードルを下げることを意識していました。

たとえば「13時になったら必ず1分でいいから机に向かうようにする」というハードルの低い目標を設定したり。それが習慣化されることで、自然と勉強に入り込めるようになりました。

ーー学習のハードルを下げる……大事ですよね。カリキュラムのなかで大変だったポイントはありましたか?

コーディングには苦戦しました。が、(分業体制であることの多い)制作会社のデザイナーを目指していたこともあり、トレーナーさんからのアドバイスでコーディングは60点を目指すことにしました。全体の制作の流れを知ることは重要ですが、自分の好きな分野を突き詰めていくことを重視した形です。

卒業から1年後、念願の制作会社に就職

ーー制作会社に転職されたとのことで、本当におめでとうございます!

ありがとうございます! デジLIGを卒業してから1年後に転職活動を始めたのですが、スタッフの皆さんのおかげで、かねてからの目標だった制作会社のデザイナーとして無事に就職が決まりました。

ーー未経験からの転職で大変だったことを教えてください。

転職サイトでの求人数が少なく最初は焦りましたが、紹介していただいた転職エージェントではたくさん見つかったんです。その中から20社ほど応募をして、だいたい6〜7割が書類通過しました。

ーー書類通過率が高いということはポートフォリオが良かったのですね。どんなことを意識して作りましたか?

Web以外のデザイン(名刺やチラシ)も載せ、デザインが好きだという点をアピールしました。また、制作日数やどの工程を担当したのかという部分を記載することで、どの部分をどのくらいのスピード・品質で作れるのか、という点が伝わるようにしました。

黒沢さんのポートフォリオ

ーー参考になります! 今はどういったお仕事をされているのでしょうか?

UIデザイナーとして採用されましたが、いまは現場で活躍するための勉強期間中です。3ヶ月間UI/UXについて学んだあとに、現場でアプリケーションのデザイン設計をする予定です。

ーー実際にデザイナーになった感想を教えてください。

これからではありますが、非常に楽しみです。いままでは自分だけで完結してデザインを作っていましたが、今後は一つの制作物にたくさんの人が関わるようになります。ユーザーだけでなく、一緒に働く人にとってもよりよいデザインを作れるようになりたいなと思っています。

好きの解像度を上げていく

ーーさいごに、これからWebデザインを学ぼうと考えている方に向けてメッセージをお願いいたします!

自分がなにをしたいのか、得意なのか、好きなのか、という点を深く考え、強みを見つけて伸ばしていくことが大事だと思います。

数ある職業のなかからWebデザイナーを選ぶ時点でかなり絞れてはいますが、そこからさらにやりたいことはコーディングの方向なのかビジュアルデザインの方向なのか、ビジュアルデザインならどういうデザインが好きなのか、色遣いやフォントの感じは……といったように、やりたいことの解像度を上げられるといいのかなと思います。

深掘りしていくとこだわりが出てきて、自分の色が出てくるように感じます。好きでやっていれば必然的に制作物のクオリティも上がるはずです。

最終的にその分野についてなんでもできる、という状態に持っていけるのが理想だとは思いますが、まずは自分を知るためにも、たくさんのものに触れて、ときめいたものを探していくことが、キャリアの一歩目になると信じています。

ーー素敵なメッセージをありがとうございました!

さいごに

目標だった制作会社にUIデザイナーとして転職され、これからデザイナーとして活躍をしていく黒沢さんにインタビューしました。

自身の目標に対して自発的に動いていく黒沢さんをみて、私自身も頑張ろうとあらためて思いました。こうしてスタッフ・受講生という立場関係なく、お互い良い影響を受け合えるのもデジLIGの特徴と感じます。

好きを仕事にして働いている黒沢さんの今後のご活躍を願っております!

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

デジLIGの詳細はこちらから

この記事のシェア数

Rei Nakabayashi
Rei Nakabayashi Digital Education / School Adviser / 中林 玲

専修大学を卒業後、LIGに入社。学生時代にWeb制作の領域でフリーランスとして活動。もともと教育事業に興味があったことから現在は「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」で営業・企画・運営を行う。

このメンバーの記事をもっと読む
デジLIG卒業生インタビュー | 70 articles
未経験からWebクリエイターを目指すならデジLIGへ
個別説明会はこちら 資料請求