独学フリーランスから企業Webデザイナーへ。卒業後も通い続けたくなるスクールの魅力とは?

独学フリーランスから企業Webデザイナーへ。卒業後も通い続けたくなるスクールの魅力とは?

Yohei Ueda

Yohei Ueda

こんにちは! Webデザインスクール「デジLIG」運営の植田です。

今回は、独学フリーランスからスクールで学び、企業のWebデザイナーにキャリアチェンジされたデジLIG卒業生・岡田さんに、在学中や現在の仕事内容についてお伺いしました。

独学で学んでいるがスクールを検討している、さらにスキルを高めて企業に転職したい、という方はぜひご覧ください!

ico 人物紹介:岡田さん【STUDIO池袋 2023年3月生/Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座】
独学で学んでいたグラフィックデザインでフリーランス活動をしていたが、さらなるスキルアップのためスクールでWebデザインを学習。Web業界への転職を叶え、現在はWebデザイナーとして従事している。

独学の経験から、スクール入学へ

――スクール入学のきっかけを教えてください。

昔からものづくりに興味があって、大学で映画を専攻にしていたり、デザインを独学したりしていたので、漠然と制作の領域で仕事をしていきたいというのはありました。

ただデザインは独学だったこと、映像も作る側に回るのは難しいと感じたので、結局映像制作のサポートをする営業として就職しました。

営業職はクリエイターとの関わりや学ぶことも多かったのですが、徐々に「やっぱり自分がものづくりをする側になりたい」と思うようになっていったんです。自分のキャリアを見直すきっかけにもなり、転職を決意しました。

独学していたグラフィックデザインを武器に転職活動を始めましたが、今のままだと転職は難しいと限界を感じ、スクールで1から学ぶことを決めました

――独学に限界を感じたとのことですが、その後スクールを選んだのには理由があったんですか?

独学は時間がかかることはわかっていたので、知識やスキルを効率良く最大限吸収したいという思いからスクールを選びました。

あとスクールで一番学びたかったのは、ロジックを持ってデザインを作る力でした。以前は作ったデザインを説明する際に自分の感覚で話すことしかできず、それがデザインにも出てしまっていたんです。

――デザインの本質は、ユーザーやクライアントの課題をデザインを通して解決することですもんね。

そうなんです! だからこそ根拠に基づいた言語化ができないと、デザイナーとして仕事をするのは難しいと感じていました。

Webデザインは今の時代でとくに求められているし、ロジカルに考える力も不可欠だと思ってスクールで学ぶことに決めました!

――背景を教えていただきありがとうございます! たくさんあるスクールのなかでデジLIGを選んでいただいたのはなぜですか?

正直、スクールはお金もかかるしそれなりの覚悟が必要なのでかなり慎重に選んでいました。いろいろなスクールの料金や授業形態、それに付随するサービスなど自分でスプレッドシートに記入したりもしていましたね。

6社ほど比較検討するなかで、デジLIGの説明会が一番しっくり来たんです。決め手は2つあって、1つ目は自分の性格上オンラインだけだと絶対に成果につながらないとわかっていたのでオフラインで学べる環境があること、2つ目は業界でも有名なLIGという制作会社がバックにあるスクールなので、実務に使えるスキルをより多く得れると思ったからです。

――自分にあったスクール選びはとても大事だと思います。リアルなフィードバックをありがとうございます!

企業とのマッチングイベント参加で得たもの

――岡田さんは「Webデザイナー専攻」と「LIG直伝!即戦力デザイン集中講座」を受講されていましたが、学習期間中一番楽しかったのはどんなことでしょうか?

「ニュークリエイターズスカウト」という、デジLIGオリジナルの企業マッチングイベントの準備期間が一番楽しかったですね!

運営さんから出場のお声がけいただいたときは心底びっくりしましたが、同時に嬉しい気持ちもありました。お声がけいただいたからには、全力投球したいと思っていたので、これでもかというほど入念に準備をした思い出があります(笑)。

――そうでしたね、僕も岡田さんがSTUDIOでプレゼンの練習をされているところを何度も拝見しました!

そうそうプレゼン聞いていただきましたね! なにが楽しかったって、「企業からオファーをもらう」という明確な目標に向かって、一緒に出場するメンバーと切磋琢磨しながらああでもない、こうでもないと言いながら、プレゼンのクオリティを上げていくのは本当に楽しかったな。

――STUDIOで毎日話されていましたよね。かなりイキイキして見えました!

結果的にオファーをもらった企業様とはご縁はなかったのですが、マッチングイベントで身についたプレゼン能力や言語化能力が評価されて今の会社に入社できたと思うので、本当に出場してよかったです!

学習中の経験がすべて結果に繋がってるんだなと思いました。声をかけてくださった運営さんにも感謝です!

――ふだんから頑張って学習されている姿を見ていましたからね。選ばれて当然だと思っていましたよ!

「当たり前の継続」が大変だった

――逆に、学習中に大変だったことはありましたか?

授業と課題に100%向き合う、という当たり前の継続が本当に一番難しいと感じました。

スクールに入る前は、カリキュラムと全力で向き合うのは当然のことだと思っていましたが、入ってみるとそううまくはいきませんでした。前職を退職してフリーランスのグラフィックデザイナーとして働いていたのですが、案件と学習に割く時間のバランス調整がとても難しかったです。

岡田さんのある日のスケジュール

――STUDIOでもすごく集中して学習しているな……と思って声をかけたら、案件をやっていた、なんてことが何度もありましたね(笑)。※STUDIOの使い方としてはまったく問題ありません!

今思えばもう少し学習の比重を大きくしてもよかったなと思います。当時Adobe XDやコーディングは自分にとって新しい分野だったので、毎日新しい知識が入ってくることにとても楽しみを感じていました。

あとは、トレーナーから課題のフィードバックをもらうのはとても新鮮で、プロのWebデザイナーの頭の中をのぞいている感覚でしたね(笑)。グラフィックとWebでは考え方や魅せ方も違ってくるのでかなり勉強になりました。

トレーナーと関係値が築けたあとは、もう少し踏み込んだフィードバックなどをもらえている感覚があったので、前のめりに聞いていてよかったなと思います。

――プロに聞ける環境はスクールの大きなメリットなので、フル活用してくださったみたいでよかったです! 総合的に見て、大変さと楽しさ、どっちが勝っていましたか?

楽しさですね! 新たな知識・スキルを身につけることがとても好きなので、楽しみながら学習できていました!

スクールに通ったことで感じたギャップ

――デジLIGに入る前後でギャップはありましたか?

ありました。いい意味でのギャップが3つあって、1つ目は想像以上にやる気の出る場所を見つけられたことです。通ってみてつくづく思ったのは、学習や制作の環境が本当に大事だということ。

僕は主にSTUDIO池袋に通っていたのですが、ここの自習スペースが困っちゃうぐらい集中できるんですよ。はじめは自宅や近くのカフェなどで勉強していましたが、STUDIOを一度使ってからはもう戻れなくなりました。STUDIOのこと、パワースポットって呼んでます(笑)。

――池袋校は落ち着いた雰囲気ですよね。具体的にどんなところがよかったですか?

STUDIOに来たら、「やるしかない!」って気合が入るんですよ。周りはクリエイターを目指している方ばかりなので身も引き締まりますし、わからなければすぐにトレーナーに聞くことができたり、運営さんにいろんな悩みを話したり……。

逃げられない状況を自分で作るために教室利用ができるスクールを選んで本当に良かったと思います。

あと、あんまり大きい声ではいえないんですけどコーヒー飲み放題なのもとてもありがたくて、卒業後もしょっちゅうSTUDIOを利用させてもらっています(笑)。

――大事な部分ですよね。最近もお仕事終わりの岡田さんをSTUDIOで見かけない日はないので、本当に卒業されたのかまだ疑っています(笑)。

お世話になってます(笑)。2つ目はSTUDIOに通っていたのに付随して、交友関係が大きく増えたのも大きなポイントですね。

STUDIOは毎日のように使っていたので、自然と横のつながりができたりするんです。運営さんが同年代の方と繋げてくださるのもとてもありがたかったですね。懇親会で幅広い年代や違う職種の方とお話しできたのは良い経験でした。卒業後の今でも飲みに行ったりできる仲間ができたのはとても嬉しいですね!

――横のつながりを作れるのもスクールのポイントですよね!

3つ目は転職支援の手厚さにもかなり驚きました。登録さえすれば卒業後も自習室を無期限に使えるというのは他のスクールにはない強みだと思いますし、メンターさんとの面談もとても有意義な機会になっていました。

履歴書や職務経歴書の細かいフィードバックをもらったり、書類審査を通りやすいポートフォリオの特徴を教えてもらいながら、一緒にポートフォリオを作り上げたりしていました。これでもかというほど丁寧に向き合ってくれたからこそ、転職が成功したと思っています!

――そう言ってもらえてよかったです(泣)!

ポートフォリオの工夫点

――岡田さんは転職活動はどのような形で行われましたか?

有名なエージェントに5社ほど登録して、実際によく連絡を取っていたのは、そのうちの1社ですね。デジLIGの求人紹介も利用していました。

一つひとつの会社を見極めて応募したいというのがあったので、手当たり次第という感じではなかったです。結果的に15社ほどエントリーして、6社面接まで進み、今の会社に決めました

転職活動のスケジュール

2023年3月 デジLIG入学
2023年12月末 デジLIG卒業
2024年1月 ポートフォリオ準備と面接準備開始(同時期にイベント準備もおこなう)
2024年2月下旬 転職活動開始
2024年4月末〜5月 内定を受けて転職活動終了
2024年6月 内定先へ入社

――40%ほど面接まで進んでいるので通過率は高いですね。転職活動の際に気をつけていたポイントはありましたか?

未経験でデザイナー職を目指すとなると、どれだけ自分のポテンシャルをアピールできるかが大事なので、いかにポートフォリオで伝えるかを意識していました。

差別化を図るためにも、セオリーのレイアウトは採用せずに、映像、イラスト、グラフィック、Webと自力でやってきたさまざまな分野のクリエイティブがファーストビュー(Webサイトを開いた際に一番に出てくる画面)で伝わるようにしました。

また、伝わらなければ意味がないと思っていたので、届けたい相手の見やすさ、欲しい情報を的確に手に入れられることも意識しました。奇抜なことをやるのではなくて、「書類選考に受かる」という目的に沿ったコンセプトと全体をコンパクトに見やすくまとめる設計部分はかなり考えましたね。

岡田さんのポートフォリオ:DaigoOkada Portfolio

――たしかによくあるポートフォリオの型ではなく、少しユニークなデザインながらも「伝わりやすさ」という部分はかなりこだわって作られているように感じます。イケてます!

現在のお仕事について

――岡田さんはこの6月からWebデザイナーとして働かれているとのことですが、いかがですか?

念願のデザイナーとして仕事をできているわけですから、毎日楽しくて仕方ないです(笑)

――それはよかったです! 今はどんな仕事をされていますか?

研修を受けながら、さっそく案件にもアサインされています。Webデザインのビジュアルや素材作成など、先輩のサポートを受けながら業務に携わっています。

スクールで学んだことが業務に役に立つこともたくさんありますが、それよりも毎日学ぶことのほうが多くて整理が大変なくらいです。スクールでは精一杯学習しているつもりでしたが、それも本当に小さな第一歩だったんだなと実感しています。

ただ今になって思うのは、はじめの一歩をデジLIGで学べてよかったということです。あの環境がなければ今の業務にこれほど知識やスキルを活かすこともできなかっただろうし、やっぱりプロに聴き放題の環境は本当にありがたかったんだなと思います。

――働いてみてはじめて見える世界もありますよね。デジLIGがお役に立てたようでよかったです!

少しでも良いから動き続けること

――さいごにこれから学習をはじめられる方にアドバイスをお願いします!

学習を進めていると「初学者はこれを学ぶべき!」といった情報がたくさん出てきます。おそらくそれらすべてと学ぼうとすると途方もない時間を費やしてしまうので、目的のために必要なことに絞ってやるべきだと思います。デジLIGのカリキュラムにあることを学ぶだけでも転職や副業に活かすスキルは十分身に付きます。

一番大事なのは、少しずつでもいいので毎日必ず学習を続けることです。一度歩みを止めてしまうとまた気合が入るまでに時間がかかってしまうので、一日一つでもいいのでデザインに触れてください。継続することでスキルもしっかりと身に付きますし、目的も必ず達成できると思います!

まとめ

いかがでしたか? 今回は、独学からスクールを選び、卒業後も活用し尽くしている岡田さんに話を伺いました。

継続は力なりを体現されていたのがとても印象的でした。現職のお話も聞くことができ、とても充実した日々を送られているようでよかったです。岡田さんのさらなる飛躍を期待できるインタビューでした。

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。転職、フリーランス、副業、スキルアップなどで学習を検討されている方は、ぜひ無料個別説明会へお越しください!

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Yohei Ueda
Yohei Ueda Digital Education / Education / Career Designer / 植田 洋平

デジタルエデュケーション部所属。キャリアデザイナーとして人材事業やクリエイタースクールの新規開拓営業を担当。学生時代はダンスサークルを立ち上げ、関西初の学生主催ダンスイベントを企画・運営。カナダへの1年間の留学経験を持つ。コミュニティ形成とグローバルな視点を大切にしながら、クリエイティブ人材の発掘と育成に尽力している。

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