こんにちは、Webデザインスクール「デジLIG」の藤田です!
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・川崎・町田・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!
本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューを通して、未経験からの学習方法や就職活動のノウハウ、スクール生活についての情報をお届けしています!
今回は、未経験から8ヶ月の学習を経てUI/UXデザイナーに転職された野木さんにインタビュー! お仕事と並行しながらの学習方法や、卒業後に受講生のサポートスタッフとしてもご協力いただいたお話、わずか1ヶ月間で転職が決まった理由についてもお話を伺いました。
スクールを上手に活用しながら、短期間の転職活動で内定につなげていく方法をぜひご覧ください。
本記事はこんな方におすすめです!
- Webデザインに興味がある
- 仕事と両立して勉強ができるか不安な方
- デザイナーとして転職を考えている方
人物紹介:野木さん【STUDIO川崎 2023年7月生/Webデザイナー専攻・デザイン集中講座】 金融業界で働きながら、2023年7月からデジLIGに入学。2024年3月に卒業し、わずか1ヶ月間の転職活動を経て、念願だった制作会社のUI/UXデザイナーとして正社員で転職。現在は研修中ですが、配属後はWebサイトやアプリケーションのデザインを担当する予定。 |
近くで頑張っている人が刺激になる
――さっそくですが、野木さんがWebデザインを学ぼうと思ったきっかけを教えてください!
前職は金融系の営業をしていたのですが、お客様に直接貢献していると実感できる仕事がしたいなと思い、転職を考えていました。自分の好きだったことや過去の経験を振り返った際に、大学時代、ゼミでパンフレットのデザインやホームページの制作に携わった経験が心に強く残っていたため、デザインを本格的に学んでみたいなと思ったのがきっかけです。
――スクールで学ぼうと思ったのはなぜですか?
最初は独学でやってみようと参考書を購入したのですが、怠け癖が出てしまい参考書を買ったままずるずる後回しにしていました……。これではいけないと、カリキュラムや期間が定められており、すぐにフィードバックがもらえる効率的な学習ができる環境に身を置くためスクールに通うことを決めました。
――すぐ聞ける環境があるのは心強いですよね! いろいろなスクールがある中で、なぜ「デジLIG」を選んでいただいたのですか?
現役でデザイナーとして活躍されているトレーナーさんに質問ができることや、なにより転職のサポートの手厚さに惹かれてデジLIGへの入校を決めました。デジLIGのサイトデザインも一番かっこよくて、知りたい情報もわかりやすくて良いなと思いました!
入学時は関西に住んでいたので、オンラインでも来校でも学べる環境があるのも良かったです。
――そう言っていただけて嬉しいです! 実際にスクールに通ってみていかがでしたか?
最初質問するときは、こんなことでも質問していいのかな? とドキドキでしたが、慣れてきたらとても聞きやすかったです!
入学してから3ヶ月ほどで前職を退職し、関東に戻ってきた関係でSTUDIO通学をし始めたのですが、頑張っている人が他にもいるというのがすごく刺激になって、受講生さんの素敵な作品を見かけては「自分も負けてられない、頑張ろう!」と燃えてました。負けず嫌いなので(笑)。
――負けず嫌いは努力家の方が多いのでとっても素晴らしいと思います! 他の受講生さんとは仲良くなれましたか?
STUDIOに通い始めてからいろいろな方と話すようになりました。「最近よくいらっしゃいますね!」と声をかけてくれた方とお話ししたり、トレーナーさんと受講生さんが話しているのを聞いて、その場の雰囲気で話しかけてみたりしました。オフラインの懇親会で仲良くなった方もいますし、来週もご飯に行く予定です!
トレーナーさんや他の受講生さんと話しながら、制作物のブラッシュアップをしたり、どんなものを作りたいかを話す時間がとても楽しかったので、STUDIOに通学するようになって良かったなと思います。
――社会人でお友達ができる環境ってあまりないですよね……! 受講生さん同士で繋がっていただいて運営スタッフとしても嬉しいです! 学習中、大変だったことはなんですか?
オンラインで学習していた際は、やはり不安感やモチベーションの維持が大変でした。カリキュラム通りに進めるのはもちろんですが、転職したい時期から逆算して考えて、いつまでにこうしたいとスケジュールを決めて動くようにしていました。
STUDIOに通学しはじめてからは、周りに同じモチベーションの方がたくさんいるので「自分も頑張ろう!」という気持ちを保てる環境があり、良かったと感じています。
トップを走る現役デザイナーからの学び
――入学前と在学中でギャップを感じたことはありましたか?
想定していた以上の課題の充実度で、終わるかどうか不安になるほどでした(笑)。
ある程度ツールの勉強と少し課題に取り組んで、学んだことが最低限できるようになるくらい……だと思っていたのですが、プラスアルファでデザインの考え方が学べたり、ポートフォリオの添削をしてもらったり、LIVE授業やリーダーズ講座などのさまざまなイベントもあって、大満足です!
デザイン集中講座も受講して本当に良かったと思います! 最初はデザインを制作するときにどこから始めたらいいかわからなかったのですが、講座の中でアイデアの切り口をみんなで出しあったり、参考の探し方やトレースの仕方などデザインに特化した学習ができて、よりデザイナーに近づいた気がします。
集中講座のアーカイブは卒業後も視聴できるので、いまだに動画を振り返ったり、デザインの参考に他の受講生さんの作品を見返したりしています。
――卒業後も活用してくださって嬉しいです◎ 映像教材や課題以外でおすすめの学習方法はありますか?
本で学ぶことも多かったです。「余白」に苦手意識があったので『けっきょくよはく』や、デジLIG主催のイベントで田渕将吾さんのお話を聞いて『デジタルメディアデザイン見本帳』も活用しました。トップを走っている現役のプレイヤーの方の話が聞けてとても勉強になりました!
その他だとXで勉強用のアカウントを作成して、現役のデザイナーさんがあげている作品を見たり、良いなと思ったデザインをメモして自分なりに分析したり、今日学習したことを記録してアウトプットしたりしました。
また、たくさんのトレーナーの方に質問するようにしていました。コーディングに詳しい方、グラフィックのお仕事をされている方など専門領域がさまざまなので、いろいろな意見が聞けて参考になりました。STUDIOでトレーナーさんが他の方に教えていて聞こえたこともメモしてみたりと、かなり自発的に動いていたと思います!
野木さんのある日のスケジュール
在職時は土日でどうにか進めることが多かったのですが、通勤や営業の移動のスキマ時間に参考のデザイン探しや学習でわからなかった部分を検索したり、ご飯を食べながら映像教材を進めたりして、少ない時間をどう活用するかを考えていました。退職後は日中ガッツリSTUDIOに行って学習時間を取るようにしていました。
転職活動にも繋がった新たなキャリアビジョン
――ここからはサポートスタッフ※について聞かせてください。なぜサポートスタッフをやってみようと思ったのですか?
※サポートスタッフ:カリキュラムをすべて終えた転職活動中の卒業生が、在校生の学習の進め方のフォローやサポートを担当する制度。
退職してから人と話す機会が減ってしまったので話す機会を作りたかったことと、転職活動中だったので面接で話す練習にもなればと思いやってみようと思いました。あとは、自分の学習したことを人に教えることで復習になるかなとも思いました。
――自発的に人と話す機会を作っていて素晴らしいです! 実際に教えてみていかがでしたか?
自分が思ってもいなかった角度から質問が来て最初はスムーズに回答することができず、調べながらだったりトレーナーさんに繋いだりの日々でしたが、「この前教えてもらったところができるようになりました!」と言ってもらったり、サポートスタッフの期間が終了しても「内定もらいました!」と連絡をいただけたのがなにより嬉しかったです!
人と話すことや知識の共有をすることが好きだと自分の中で再確認ができたため、今後デザイナーとしてマネジメントもできるような立場も視野に入れて活躍したいという思いが強くなりました。
――受講生さんからは「サポートスタッフさんがいてくれると心強い!」というお声をたくさん聞きます^^ 実際の転職活動でもサポートスタッフの経験は活かせましたか?
採用面接でサポートスタッフをしている旨を伝えたときに、「教えるの好きなの?」と聞かれたり、「マネジメントとかやってみるのはどう?」と今後のキャリアの話に繋がったので、やっていて良かったです。
あとはSTUDIOで受講生さんに「なんでこうしようと思ったんですか?」って面接のような質問を受けることもあったので、事前に自己分析ができたのも良かったと思います。
――ここからは転職活動についてお聞かせください。転職活動はどのように進めましたか?
学習期間の最後の1ヶ月で制作物を増やしてポートフォリオの制作を行い、デジLIGから紹介いただいた転職エージェントさんなどを活用しながら転職活動を進めました。
求人自体が少ない時期に転職活動をスタートさせたので、とにかく数を打ってみるという意味で20〜30社程は応募しました。転職の軸を定め、実際に面接したのは6社ほどでした。
私の中の軸としては、ユーザー重視のデザインやレイアウトが好きなのでUI/UXができるところ、業務の幅が広いところ、いろいろな人と意見を交わしながら制作できる環境の3つに絞って進め、制作会社やインハウスなどは制限せずに探していました。
結果、GW開けに動き出して5月末に内定したので、思ったより早く決まって良かったです!
――準備期間はあれど、動き出してから1ヶ月弱はとっても早いですね! 早く決まったポイントは何だと思いますか?
ポートフォリオをこだわって作ったことだと思います。時間をかけたからこそ目に留まるものが作れたと思うし、面接で質問をいただいてもしっかりと自分の考えを話すことができました。
あとは、早く転職したいという気持ちが大きかったので、軸に合っていたらすべて受けていくスタンスでいました。ガツガツ前向きで取りに行く姿勢と行動が、早く転職を決めるコツだと思います!
――やはり前向きな姿勢と行動力は大事ですね! ポートフォリオはどのような部分を工夫しましたか?
ポイントとしては、読み手のことを考えた情報整理と設計を心がけ、余白を適度に用いることで読み進めやすさを意識したレイアウトを行いました。デザインとしては視線を誘導できるように色数を絞ったスタイリッシュなデザインにしました。
――とっても素敵なサイトです! 未経験からの転職活動で一番大変だったことはなんですか?
前職が異業種だったので、Web業界の知識が浅く、面接対策をする上での企業分析が難しかったです。やはり業界ごとに好まれる文章が違うなと思っていたので、どういう志望動機が響くのかは転職サポートの方と相談して決めていきました。マンツーマンの転職サポートがとても心強かったです。
――一人で転職活動するとなると不安ですよね……。しっかりサポートを活用されて、心強いと言っていただけて嬉しいです!
実務で活きるトレーナーの指導
――現在はどのようなお仕事をされているのですか?
制作会社に就職しました。現在は研修中ですが、本配属後にはUI/UXデザイナーとして、Webサイトやアプリケーションのデザインを担当する予定です。3ヶ月間みっちり研修があり、IllustratorやPhotoshopの基礎、デザインの四原則の活用、UI/UXについてなど、学んでいたことを基礎からしっかり復習しています!
――研修が手厚く安心ですね! 実際に入社してみていかがですか?
自分が好きだった分野で働いているのがとても嬉しいです! 研修の中で、今まで使っていなかったツールの新しい機能を教えてもらったり、「たしかに在学中にトレーナーさんもこう言っていたな」という部分もあり、毎日が新鮮です!
デザインを作る上での情報の並べ方や取捨選択、 見る人の気持ちを考えて制作することは、スクールでの学びを通じて鍛えられた視点だと感じています。
研修中に課題が出たのですが、自主制作の仕方や情報の裏付けが取れているのが良いねと褒めていただいたのは、すごく嬉しかったですし、デジLIGでの学習が活きているなと思いました! トレーナーさんが実務で働いているからこそのアドバイスだったんだなと感じます。
――スクールで学んだことが実務に活きていて、私たちとしても嬉しい限りです! 最後に、未経験からWebデザイナーを目指す方々にメッセージをお願いいたします!
いろいろな情報に触れることが重要だと思います。勉強するまではビジュアルデザインが命という考えでいましたが、実際学んでみるとユーザーの使用を考慮したデザインがとても重要であると気がつきました。
また、トレーナーさんからマーケティングの話を聞いたり、関連分野の情報を積極的に集めたりすることで興味の幅が広がり、業界全体の雰囲気をつかむのに役立ったと思います!
――ありがとうございました!
さいごに
今回は、未経験からUI/UXデザイナーに転職された野木さんにお話を伺いました! 前向きで行動力のある野木さんだからこそ、学習や人とのつながり・サポートスタッフでの経験を活かして、卒業後1ヶ月以内の内定に繋がったのだと思います!
ぜひこの記事がUI/UXデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです。デジLIGでは、UI/UXデザイナーをはじめとしたWebクリエイターを目指す方を応援しています。スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!