未経験から独学でWebデザイナーになるために必要なこと【実体験】

未経験から独学でWebデザイナーになるために必要なこと【実体験】

おまめ

おまめ

こんにちは! デザイナーのおまめ(@omame_creator)です。

LIGに実務未経験で採用してもらってから、大好きなデザインを仕事にでき毎日充実した日々を送っています。最近は、美大も出てないのにどうやってデザイナーになったの?と聞かれることが多くなってきました。

そこで今回は、私が全くの初心者から独学でWebデザイナーになった方法やその勉強内容を詳しく紹介します。「独学でWebデザイナーになりたい」「独学でなれるか不安」と考えている方の参考になれば嬉しいです。


※編集部注:この記事は2022年6月に最新情報を元に情報を更新しました。

そもそもWebデザイナーは独学でなれるのか?

結論:Webデザイナーは独学でもなれる

これからWebデザイナーになりたいと思ったときに、まず考えることは「未経験から独学でなれるのか?」ということだと思います。結論、独学でもWebデザイナーにはなれます。事実、私自身も未経験から独学でWebデザイナーになりました。

もしかしたらWebデザイナーは、美大やデザイン専門学校を卒業して就く専門の職業と思われている方も多いかもしれませんが、独学やWebスクールでスキルを磨き、就職・転職していくことができる職業です。

独学からフリーランスのWebデザイナーになるのは現実的ではない

ただし、独学からいきなりフリーランスになるのは、あまり現実的ではありません。なぜならフリーランスのWebデザイナーは、それ相応の実力・実績をつける必要があるからです。

そのためいきなりフリーランスになるのではなく、副業でデザインの仕事を始めて実績を作ったのちにフリーランスになる、またはWebデザイナーとして就職してスキルを磨いてからフリーランスになるなど段階を踏んで目指すのが一般的です。

Webデザイナーになるために必要なもの

目標と計画

独学でWebデザイナーになるには、目標を決め、そこに対してしっかりと計画を立てることが重要です。現在は未経験Webデザイナーを募集する求人もありますが、未経験でも最低限の知識やスキルを身についていることが前提になります。

実務経験が未経験のWebデザイナーが何を求められているのかを理解し、求められるスキルを計画的に身につけていくことが、独学でWebデザイナーになるには必須です。

ではどんな知識やスキルを身につければよいのでしょうか?独学で学ぶべき項目について見ていきましょう。

必要な知識・スキル

独学でWebデザイナーになるために最低限必要な知識・スキルを紹介します。

必要なWebデザインのスキル
  • デザインの基本知識
  • デザインソフトの操作スキル
  • UI / UX デザインのスキル
  • コーディングのスキル
  • SEO対策とアクセス解析のスキル

それぞれ詳しく見ていきましょう。

デザインの基礎知識

デザインは経験やセンスが全てと思われる方もいるかもしれませんが、実は知識も重要。独学でWebデザイナーになるには、まずはデザインの基礎知識である4つの基本原則配色の基本などの知識を身につけることをおすすめします。

4つの基本原則

Webデザイナーなら誰でも知っているといってもいいほど有名なのが、デザインの4つの基本原則です。デザインには近接・整列・反復・コントラストという4つの基本原則があり、これを理解しデザインすることで、優れたデザインを作ることができます。

デザインの4原則

例えば、近接とは、関連する要素を近づけて配置することを言います。これにより、近くに配置した要素同士に関連性があることを視覚的に伝えることができます。

このような4つの原則を満たすことで、伝えたい情報をわかりやすく伝えるデザインが作れるようになります。

配色の基本

デザインの印象を大きく左右するのが色。「相性のいい色の組み合わせは?」「配色のルールにはどんなものがある?」このような基本知識もWebデザイナーになるには必須です。

ちなみに、どんな色を使うかだけでなく、それぞれの色をどれくらいの割合で使うのかも重要になってきます。

デザインには、これらのような基本的な考え方があります。ここではデザインの基礎知識の中でも代表的な2つを例に挙げましたが、その他にもレイアウト・フォントなどの考え方も重要。このようなWebデザインの基礎知識を体系的に学ぶことが、独学でWebデザイナーになるには必要です。

デザインソフトの操作スキル


続いて重要なのが、デザインツールの操作スキル。Webデザインの仕事では、主にAdobeのPhotoshop / Illustratorを使ってデザイン制作をします。

これらのツールの主な用途は次のとおりです。

Webデザインツールの主な用途
  • Photoshop:主に高度な写真加工に使用
  • Illustrator:写真以外のグラフィックを作るときに使用

最近では上記の2つ以外にも、 Adobe XDやSketchといったWebデザインソフトが使われることが多くなっていますが、汎用性が高いことを考えるとまずは上記の2つを使いこなすことを目標にするとよいでしょう。

もし学習時間があるなら、PhotoshopとIllustratorの学習後に、XDもしくはSketchの学習に取り組んでみてください。XDとSketchはUIデザイン(ユーザーがWebサイトやアプリを快適に使うための設計)ソフトとして、デザインのプロトタイプをつくるときにとても役立ちます。直感的に操作することができるので、Webデザイン初心者の方にもおすすめのソフトです。

UI / UX デザインのスキル

デジタル化が進む中、数多くのWebサイトやアプリが存在しています。競合のライバルたちがいるなかで、ユーザー(お客様)とって「見やすさと使いやすさ」を提供し、自分たちのサイトやアプリを選んでいただいたり、使い続けていただくために、UI / UXデザインの考え方も必要になってきます。

  • UI(ユーザーインターフェース)デザイン:ユーザーにとって見やすく使いやすいデザインをつくること
  • UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン:ユーザーにとって価値のある体験・経験が提供できるようにデザインすること

一言でいえば、ユーザー目線でわかりやすい・使いやすいデザインをつくるスキルを磨いていくことです。

コーディングのスキル


Webサイトのデザインをしたら、PC用の言語を使ってブラウザ上に反映します。たくさんの言語がありますが、まずはHTMLとCSSの2つを学べばOKです。

HTMLはマークアップに使用し、CSSはそれを装飾するために用います。

その後サイトを動的に動かしたくなった場合、よく使うJavaScriptの表現を学べばOKだと思っています。

コーディングと聞くと難しそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、仕組みを理解してしまえばあとは覚えるだけで意外と簡単です。以下の記事では、HTML・CSSの基本の考え方を紹介しているので、これからWebデザインを勉強する人の手助けになるはずです。後から見返せるようにブックマークしておくことをおすすめします。

SEO対策とアクセス解析のスキル

Webサイトをつくってもユーザーにアクセスしてもらえなければ、商品やサービスを理解してもらうことはできません。そこで必要となるのがSEO(検索エンジン最適化)対策です。

SEOとは検索エンジンで上位に表示されるように対策を行うこと。検索結果の上位に表示させるにはたくさんの要素がありますが、例えばユーザーが使いやすいサイト構造にすることや、正しいHTMLでマークアップすることなどが挙げられます。

アクセス解析とは、サイトに訪れたユーザーの行動をアクセス解析ツールを使って、数値で可視化・分析することです。Google アナリティクスのようなアクセス解析ツールを使うことで、どのページにアクセスが多いのか? どの時間帯にサイトにアクセスが集中するのか? PCとスマホどちらからサイトにアクセスしているのか? といった情報がわかり、サイトの成果(コンバージョン)を改善するのに役立ちます。

SEOとアクセス解析の知識があれば、より即戦力として企業から求められるWebデザイナーになれるでしょう。

必要な設備・ソフト

パソコン(必須)|料金:約10万円〜

私が仕事用に初めて買ったPCはMacBook Airでした。動画編集や3Dゲームを作る、解像度の高い写真をそのまま加工する以外は、メモリ8GBあれば最低限大丈夫だと思います。予算が許すなら、メモリは16GBは確保しておきたいところです。

MacとWindowsで言うと、正直、今のパソコンではどちらでもいいと思っています。Windowsのほうがスペックが良いものが多いです。将来ゲーム開発に関わりたいという人がいたら、ゲーム開発向きでもあり、プレイできるゲームの種類も豊富なWindowsのほうが良いかもしれません。

でも私はMacの見た目と、中に入っている豊富なフォント、Retinaディスプレイ(綺麗な発色のディスプレイ)のデスクトップのデザインから、個人的にMacのほうが良い(使っててテンション上がる)と思ってしまいます。もう一つ使っている理由があるとすれば、使用しているスマホがiPhoneで、iPadも持っているので、データがAirDropで全部送れるところ(互換性)がとても便利というところでしょうか。

将来的に就職・転職を見据えるなら、デザイン会社は基本Macを使っている印象なので、慣れておいたほうがいいかなと思いました。

Adobeソフト(必須)|料金:約6,000円/月〜

デザイン制作ツールです。Adobe以外にもさまざまな制作ツールがあるのですが、制作の現場ではAdobeを使っている会社が多いです。

こだわりがなくどの会社に行っても通じるスキルを得たいのであれば、最低限Photoshop、Illustratorは入れたほうが良いと思います。この2つを入れるなら、単体プランにするよりは、Adobeのコンプリートプランをサブスクリプション契約することをおすすめします。そうすればデザインツールのAdobe XDや動画編集に必要なPremiere Pro、After EffectsといったすべてのAdobeソフトが使えるようになり、コスパが良いと思っています。

フォント(必須)|料金:無料〜

フォントが少ないとデザインの幅が狭くなってしまうので、私は汎用性が高いフォントをGoogle FontsとAdobeフォントから入れました。

Google FontsはWebフォントなのでサイト制作にとても便利です。Adobeフォントにも日本語フォントが最近たくさん登場しています。

本格的にグラフィックデザインで日本語フォントを使いたければ、年間約5万円くらいかかりますが、モリサワパスポートを契約することもおすすめです。

テキストエディタ(必須)| 料金:無料〜

テキストエディタは、コーディング用に最適化されたエディタです。テキストエディタを使うことで、エラーの指摘やコードの予測変換、プロパティごとに色を変えてくれるのでととても便利です。

テキストエディタにもたくさん種類があり、それぞれ独自の特徴があります。私は初めから複雑な処理を行えるエディタは必要ないと思い、軽くて自分が書いていてテンションが上がりそうなエディタを探しました。結局、SublimeTextというエディタを選びました。

いろいろなところでAdobeのDreamweaverがおすすめされていましたが、挙動が遅いうえにほとんどの機能を使わないため、私は使いませんでした。

はじめは挙動が軽いSublimeTextBrackets、ゴリゴリプログラミングができるAtomVisual Studio Codeをおすすめします。

マウス(任意)|料金:数千円〜

ノートパソコンは、トラックパッドで操作ができますが、デザインをつくるときは細かい操作が必要になる場合があります。私もLIGに入る前はトラックパッドしか使っていませんでした。なので、人によってはいらないと思います。

LIG入社後に会社支給のマウスを使い始めてみたところ作業が爆速になったので、私はもう手放せません。私はかっこいいのでMacのマジックマウスを使っていますが、メーカーはなんでもいいと思います。

Windows、MacそれぞれのOSに対応したマウスを選ぶように注意してください。買うなら操作性の高いワイヤレスタイプがおすすめです。

モニター(任意)|料金:数万円〜

ブラウザで参考探して、それをメモにまとめて、Photoshopでデザインして……と、デザイナーがやるべき作業は山積み。1画面では窮屈だな〜と思い始めたらモニターの買いどきです。ただ、モニター画面でデザインするなら、ある程度色域がちゃんとしたデザインモニターのほうが良いと思います。

私は最初5,000円くらいのゲーミングモニターを使っていましたが、黒がすべて潰れて表示されてしまいました。なのでデザインや写真編集をモニターですることができず、ブラウザを開いたり、テキストエディタでコーディングしたりするときに使用していました。

いまは下記デザイナーズモニターを使っています。WQHD解像度にして作業領域を広げ、モニターだけでデザインすることが多いです。

独学でWebデザイナーになるための勉強法7ステップ

ここでは私の知る限りの「最短Webデザインを独学で学べるの勉強法」を具体的にご紹介しましょう。

ステップごとに必要な知識が違うので、私が実際に学んできた順番を「7つのステップ」に分けて紹介します。私は仕事をしながら、約3ヶ月の期間をかけてこの勉強法でスキルを身につけました。

Step1. 作りたいものを決める

独学でWebデザイナーになるなら、まず自分の作りたいものを決めるのがおすすめです。私の場合は、元々カメラマンとして働いていたこともあり、カメラマンとしてのポートフォリオサイトの作成をゴールとしておきました。

そしてそれに必要な知識やツールの使い方を学んでいったほうが効率もいいですし、何よりも楽しかったです。

なので最初からPhotoshopやIllustratorの使い方を学べる本や、架空のWebサイトを制作することをゴールにした本を読むことはしませんでした。

Step2.参考サイトを探す

作りたいものが決まったら、参考サイトを探します。最低でも20~30サイトはピックアップしましょう。参考サイト探しにおすすめのツールは以下でいくつか紹介しますが、私の場合はPinterestを利用しました。

気に入ったサイトをとにかく保存してデザインのストックを増やしながら、作りたいものの方向性を決めていきます。

便利なもの

Pinterest
参考画像を探して、保存して、共有もできる、アイデア探しツール。ある程度ボードに保存したら関連画像を表示してくれるから、ほかのアイデアも集めやすい。
I/O 3000
Webデザインギャラリーサイト。テーマごとに検索できるから参考サイトが探しやすい。ギャラリーサイトはほかにもたくさんあるので、作りたいものによって変えてもよいかも
GoFullPage – Full Page Screen Capture
Google Chromeの拡張機能。io3000で見つけた良い参考サイトを、Pinterestに保存するため、全画面キャプチャを撮るのに使う。便利。

Step3.集めたサイトを分析する

方向性が決まり、参考サイトが集まったら、そのサイトの分析を行います。なぜ良いと思ったのか?どこがいいと思ったのか?を書き出していきましょう。

例えば、配色がかっこいい、レイアウトが斬新、コンテンツの企画がユニークなど。その後、抽象的な素敵ポイントを、デザインの知識によって因数分解します。

「メインカラーに対して反対色のアクセントカラーが取り入れられているからcool」や、「写真と文字の大きさにかなりメリハリがついているからインパクトある」など具体的に褒められるようになりましょう。それらの要素を、自分のデザインするクリエイティブにも落とし込めるようにします。

デザインの基礎知識が大事になってくるので、私は以下の本2冊を読みました。Webサイトで検索するのも手ですが、何も知識がないときは検索するワードもわからないため、基礎を網羅的に紹介されている本を何冊か読んだ方が良いと思います。

ノンデザイナーズ・デザインブック

デザイナーでなくても使える、デザインの基礎がわかりやすく書かれています。とにかく読みやすい! 前述した4つのデザインの原則も学べるおすすめの1冊です。

なるほどデザイン

本のデザインが素敵。デザインの基礎が網羅されています。ギャラリーを見ているみたいに楽しくデザインを学べます。

Step4. 手書きでラフ画を書く

イメージができたらラフ画を手書きで書きます。ラフは、設計図のようなものです。

PC上で書いてもいいのですが、まだ全然ツールを使いこなせない初心者だった私にとって、スピード感もって書くことは難しかったのでかならず手書きで大きな紙に書いていました。初心者がPC上でラフを書いてしまうと、自分の使えるツールの範疇でしかデザインができず、デザインの幅が狭くなってしまうので、手書きでかくことをおすすめします。

Step5. 知識・スキルを習得しながらデザインに落とし込んでいく

ラフ画を書き、作りたいものが明確に決まれば、いよいよデザインに落とし込んでいきます。

ここからは、PhotoshopやIllustratorを使い方を学習していきましょう。画像加工はPhotoshop、ロゴやイラストの作成はIllustratorを使います。

Photoshopで画像を加工するときは、まずは以下の基本操作を覚えておけば大丈夫です。

  • レイヤーの調整
  • サイズ・画角を調整
  • 明るさの調整
  • 色みの調整

>>Photoshopの基本的な使い方について詳しくはこちら

あとは必要に応じて、画像の切り抜きやぼかしなどのやり方を覚えていきましょう。

Illustratorの場合は、まずは以下の基本操作を覚えると便利です。

  • ペンツールを使って直線・曲線を描く
  • 直線・曲線を応用して図形を描く
  • ナイフツール・はさみツールを使って図形を分割する
  • ブレンドツールでグラデーションを作る
  • パスファインダパネルで図形を組み合わせる
  • 画像トレースで画像を編集できるようにする

>>Illustratorの基本的な使い方について詳しくはこちら

難しいイメージがあるかもしれませんが、気負わないでください。Adobeソフトはすべてメニューがアイコンで記載されているので、触ったことがない方でもなんとなく直感的にどういう挙動になるのかがわかります。

ポイント
ここで大切なのは、完璧なものを作るのではなく、まずは「完成させる」ことを目標に頑張ることです。デザイン初心者が初めから完璧なものを作るのはかなり難しいため、7割程度の完成度を目指しましょう。

ここから作ったデザインをWebサイト上に表示するため、コーディングも学んでいきます。まずは静的なサイトを作るための知識として、HTML / CSSの勉強をしましょう。動的な部分は、作りたいものにどうしても入れたい部分だけ勉強します。

コーディングから学んだ方が、コーディングしやすいデザインを作れるという考え方もあると思いますが、私はできるだけ自由にデザインした方が楽しいと考える派だったので、コーディングのこと何も考えず、まずはデザインを作り、コーディングに落とし込むときに試行錯誤しました。

独学でわからなくなった場合の対処法

独学でやっているとどうしても1人では解決できないことが出てくると思います。そんなときは有識者に頼るのがおすすめです。

私の場合はデザイナーの知り合いはいなかったのですが、プログラマの友人が2人いて、コーディングする際にめちゃくちゃ頼らせていただきました。

周りにそういった友人がいない場合は、オンラインサロンに入るのもおすすめです。私は前田デザイン室というオンラインサロンでのプロジェクトを通して、初めてデザインのフィードバックをしてもらい衝撃を受けました。

また、PLUSREVIEWのようなプロのWebデザイナーからレビューがもらえるサービスもあります。独学で勉強するなら、このようなサービスも活用するとスムーズにスキルを身につけることができます。

Step6. もっとよくできないか考える

自分なりにある程度形になってきたあとは、もっと良くできないかを考えます。

ここまで自分の作りたいもが目に見えてわかる状態になったら、そこからすごく知識欲に溢れているはずです。売れてるデザイン本や、有名な記事、YouTubeなど興味ある分野をいろいろ見て知見を広げましょう。デザイン失敗例をみて当てはまってないか考えるのも有効です。

私の場合、出来上がったサイトは途中段階でも、友人にどんどん見せました。意外と、これどこ押せば次進むん? などと言われることもありました。サイトを使うのはデザイナーでない人が大半なので、初めて見る人の意見を参考にブラシュアップすることをおすすめします。

おすすめのLIGブログ

LIGにはすごい経験を持ったデザイナーがいっぱいいて、ノウハウを惜しみなくブログに書いてくれています。しかも説明の仕方が丁寧。

私は困ったときはいつもLIGブログに頼っていました。

Webデザインをはじめよう:初学者向けの記事はここにすべてまとまっています。興味がある分野をのぞいてみてください! 無料とは思えないノウハウが詰まっています。

Step7. 完成、そして公開!

自分が納得できる出来栄えになったら、かならず公開しましょう! Webサイトは使ってもらわないと意味がありません。なのでいっぱい宣伝もしましょう。

公開まではサーバーを借りたり、ドメインを作ったり地味な作業が必要です。が、愛する我がサイトのために、あなたはきっとがんばれるはずです。

公開すると、意外に見てもらえなかったり、意外な指摘があったり、いろんな気づきがあると思いますので、改善したければ改善しましょう!

ちなみに私が独学のみで作ったサイトは下記2つです。

MAMI MATSUMTO Photograpy
カメラマンとしての実績をまとめたポートフォリオサイトです。
写真が目立つよう、シンプルな配色、レイアウトで作りました。
ROOTBOX
古代文明を研究するメディアです。
サイト作ることで燃え尽きてしまい全然更新できていません。

1つのWebサイトを自分で1から作ってみていかがだったでしょうか? どの部分が楽しかったのか、今後どれくらいやりたいか、考えてみましょう。

たとえば、どんなサイトを作るか企画を考えることが一番楽しかったとしたら、あなたはディレクターに向いているのかもしれません。すべてを1人で作ることが楽しければフリーランスが向いているかもしれません。デザインは楽しかったけどコーディングはあまり好きではないという場合は、デザインとコーディングが分業されている会社に就職するのも良いでしょう。

独学におすすめの本・サービスサイト

私がWebデザイナーになるために利用した本やサービスサイトを紹介します。

Webデザイン全体を学べる本

独学でWebデザインを身につけるのであれば、書籍を使って学ぶのもおすすめです。Web上でも質の高い情報はたくさんありますが、初心者の場合は情報が正しいのかが見分けづらかったり、どうしても点でしか知識を取り入れられないといったデメリットがあります。

本であれば、こういったリスクがなく、Webデザインについて体系的に学ぶことが可能です。先ほども紹介しましたが、改めて独学におすすめの本を2冊紹介します。

ノンデザイナーズ・デザインブック

デザイナーでなくても使える、デザインの基礎がわかりやすく書かれています。とにかく読みやすい! 前述した4つのデザインの原則も学べるおすすめの1冊です。

なるほどデザイン

本のデザインが素敵。デザインの基礎が網羅されています。ギャラリーを見ているみたいに楽しくデザインを学べます。

▼Webデザインのおすすめ書籍はLIGのデザイナーのありさんがこちらの記事でも紹介をしています。参考になさってください。

実践的な内容(ソフトやツールの使い方)が学べるオンライン動画サービス

動画学習Udemy

Photoshop / Illustratorの基礎的な使い方が網羅されています。初学者だとツールの名前もどこにあるものなのかもわからないので、記事を参考にするより実際動かしている様子がわかる動画の方がわかりやすいと思いました。

▼私が実際に見ていた動画はこちら

▼UI / UXデザインについて学べる動画はこちら

コーディングを学べる本・サービスサイト

1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座


知識がない未経験の方でもデザインからコーディングまで手を動かしながら体系的に学習を進めることができる一冊です。

ドットインストール|3分間動画でプログラミング学習

ドットインストール

3分間以内の動画でさまざまなプログラミングがさくっと学べます。プロがコーディングしている様子が見れるので、これで大枠を理解していました。

費用
  • 月額1,080円(税込)
  • 無料プランあり

※2022年6月時点の価格

Progate|実際に手を動かしながら学べる(無料プランあり)

Progate

Progateはスライドを見ながら楽しく学習できるオンサインサービスです。

説明がとても丁寧でわかりやすく、実際に手を動かしてプログラミングを実践することができます。書いたコードは正誤判定をしてくれるのでより理解が深まりやすく、独学の強い味方になるツールです。

費用
  • 月額1,078円(税込)
  • 無料プランあり(初級編は無料で学習できます)

※2022年6月時点の価格

Webデザインを学べるギャラリーサイト

先ほど紹介したI/O 3000以外にも、Webデザインを学べるギャラリーサイトを紹介します。

MUUUUU.ORG|国内外のクオリティの高いWebサイトが見れる

MUUUUU.ORGMUUUUU.ORG

国内外に関わらず、全世界のWebサイトが集まっているギャラリーサイトです。クオリティの高いwebデザインサイトが選ばれており、これを見ておけば大丈夫だろう、という安心感があります。

81-web.com|日本のWebサイトギャラリー&リンク集

81-web.com81-web.com

国内のサイトのみ掲載されているので、より実用的なデザインが見つかりやすいです。タグ分けが細かい、Webフォント別のタグがあるので、求めているデザインも見つかりやすいと思います。

独学かスクールか迷っている人へ

ここまでご覧になって、独学かWebデザインスクールに通うか迷っているという人もいるかもしれません。独学は良くも悪くも自分次第であり、挫折してしまう人が多いのも事実。

そこで改めて、独学で学ぶメリット・デメリットをまとめました。人によっては独学よりもWebデザインスクールに通う方がメリットが大きいため、以下の内容を読んでどちらが自分に合っているのか考えてみてください。

独学でWebデザイナーを目指すメリット

自由度が高く自分のペースで勉強ができる

独学でWebデザイナーを目指す最大のメリットは「自由」であるということです。

Webデザインスクールや専門学校に通う場合は、学習期間やフォロー期間が決まっています。ある程度強制力が働くことはメリットとも捉えられますが、自分のペースでやりたい人は窮屈に感じてしまう場合も。

その点独学なら、全て自分のペースで自由に勉強を進めることができます。

学習コスト(とくにお金)がかからない

独学からWebデザイナーを目指す場合、大きなお金をかけずに最低限のコストでWebデザインのスキルを学ぶことができます。

「本当にWebデザイナーになりたいのかわからない」という人も、独学なら経済的な負担が少なく始めやすいです。自分に合うかどうかを見極めながら、勉強を続けるかどうかを判断していくことができます。

最短で好きなものが作れるようになる

Webデザインスクールや専門学校の場合、基礎から体系立てて学んでいく分、オリジナルのWebサイトを作るまでに通常半年くらいかかってしまいます。一方独学であれば、2〜3ヶ月ぐらいの期間(個人差はあると思います)でサイト制作ができるようになります。

また、自分の好きなものを作るために頑張っているので、興味・関心を持ちながら、能動的に前のめりで勉強を進めていけます。楽しんでスキルを身に付けていけるのは大きな魅力だと思います。

独学でWebデザイナーを目指すデメリット

孤独でモチベーションが維持にしくい

独学は自由に学べる反面、勉強するもしないもすべてが自分次第です。

勉強を進めていてわからないことがあっても、相談に乗ってくれる人がいません。また、制作物に対してもフィードバックを受けることができないので、知識や経験もなく作品の善し悪しを判断することができません。また、一緒に学習を頑張る仲間もいないので、「仲間が良いものを作ったら私も頑張らないと!」など、周りの勉強仲間から刺激を受けることもありません。

このような状況のなか、一人で勉強を続けていくことがしんどくなってくることもあるでしょう。

そうするうちにWebデザインの勉強から離れてしてしまう可能性もあります。

就職・転職のサポートが受けられない

Webデザインスクールに通って勉強をする場合、就活や転職のサポートがセットになっていることもあります。サポートというのは、例えばポートフォリオ(作品集)の添削や、履歴書・職務経歴書の添削などです。(※Webデザイナーとして転職をする場合、必ずといっていいほどポートフォリオの提出を求められます。)

独学で勉強する場合、当たり前ですがこのようなサポートが受けられません。

ポートフォリオは、企業の方に自分のスキルをアピールするためのツールです。未経験・独学の場合は「そもそもポートフォリオってどうやって作るの?」ということから悩んでしまったり、ポートフォリオに必要なコンテンツを網羅できない可能性もあります。結果的に、就職・転職に不利になってしまう可能性もあるでしょう。

▼自分には独学が向いてないな……という方は、こちらの記事でWebデザインスクールの費用や選び方について紹介をしているので参考になさってください。

よくある質問

独学でWebデザインを勉強するなら、何から始めればいい?

ポートフォリオサイトやWebサイトなど、作りたいものを先に決めて、それに必要なスキルや知識を身につけるのがおすすめです。ゴールや目的があることで、何より楽しく勉強を進めることができます。


Webデザイナーになるまでの期間は?

独学の場合は人によりますが、早くても3ヶ月〜半年程度。ちなみにWebデザインスクールの場合はWebデザイナーの基本的なスキルを身につけるのに半年程度かかるのが一般的です。


Webデザイナーになるために資格は必要?

Webデザイナーになるために、資格は必要ありません。しかし、資格を持っていることで一定のスキルや意欲をアピールすることができるので、スキルアップとして取得するのもおすすめです。Webデザインが勉強できる資格例としては、Webデザイナー検定、Webクリエイター能力認定試験などがあります。

※Webデザインの資格の取得方法、費用などの詳細について知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。

独学からWebデザイナーへ転職する方法は?

私の場合は、Wantedly経由で応募したり、Awwwardsから検索して、実績がとにかくかっこよすぎる! と思った企業に直接メールしました。コンタクトをとった企業は5社、そのうち選考に進んだのは1社、内定をもらったのも1社です。

まとめ

私は独学でデザインを勉強し、就職できたものの、就職してからの学びのほうが大きかったです。一生懸命フィードバックしてくれるあたたかい先輩たちのおかげで、今ではアイキャッチ画像を3時間で制作でき、さまざまな表現ができるようになりました。会社に入ってから、私は初めてデザイナーになれたんだと思います。

そもそも凄腕デザイナーに、完全未経験から半年でなるのは不可能です。半年くらいで、なんとかスタートラインに立て、その後仕事を通して成長してデザイナーとして一人前になれるのだと私は思っています。

Webデザイナーとして仕事をいただくのも、就職するのも、まずは自分でデザインを作らなければ始まらないことです。

この記事が、あなたのはじめの一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

働きながら。授業の合間に。Webデザインを勉強するなら……デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

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おまめ
おまめ デザイナー / 松本 真実

デザイナー、フォトグラファーのおまめです。好奇心が尽きません。 ギターとバイクと青春と旅が好きです。何かを作り出すことに喜びを感じます。 古代文明を研究するメディアを作っています。 このまま好きなことに夢中になる人生を送りたいです。

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