独学からスクールへ切り替え転職成功!スクールでの学習で感じた「良いギャップ」とは

独学からスクールへ切り替え転職成功!スクールでの学習で感じた「良いギャップ」とは

Yohei Ueda

Yohei Ueda

こんにちは! Webデザインスクール「デジLIG」運営の植田です。

今回は、独学からデジLIGに入り、サイト運用にも携わるWebデザイナーにキャリアチェンジされたデジLIG卒業生・中﨑さんに、在学中のエピソードや現在の仕事内容についてお伺いしました。

独学で行き詰まりスクールを検討している、さらにスキルを高めて企業に転職したい、という方はぜひご覧ください!

ico 人物紹介:中﨑さん【STUDIO池袋 2023年3月生/Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座】
独学でWeb制作を学んでみたが行き詰まり、プロのデザイナーを目指すためにスクールでの学習を選択。Web業界への転職を叶え、10月からWebデザイナーとして転職予定。

独学から切り替えてスクール入学にいたった理由

――スクール入学のきっかけを教えてください。

現職は広告代理店で、Web制作などWeb関連の仕事に携わっています。主にお客様と制作会社の間に立って、進行管理を任せてもらっています。

仕事のなかで制作会社のデザイナーの方とやりとりをする機会も多いのですが、時間が経つにつれて徐々に「デザインを作る側に回りたいな」と思うようになってきたんです。

また、現職でもデザインのことをわかっていた方が確実に自分の業務範囲においてもスムーズに仕事ができると思っていました。そんな経緯があり、デザインの本格的な学習に興味を持ち始めたんです。

――なるほど! そういった経緯があったんですね。学習方法として、スクールを選んだのは理由があったんですか?

実はWeb制作は少し独学していたんです。今の会社は在籍4年になるんですが、入社した当時からなんとなくWeb領域に興味はあったので、独学でHTMLなどのコーディングを模写したりしていました。

ただ、模写はできたとしてもいざWebサイトを作ろうとなったときに、自分がまったくデザインできないことに気づいて(笑)。じゃあ必然的にデザインも学んだ方がいいな思い、まずはデザインツールを学んでみたんです。

結果、ツールが使えるようになることと、デザインが作れることはまったく別だと痛感しました。なので、これはプロに聞いて効率的に学習した方が間違いなく早いと感じてスクールを探し始めたんです。

――そうだったのですね。そこで気になったんですが、数あるスクールのなかでデジLIGを選んでいただいた理由はありますか?

検討段階では5社ぐらいをみて結構慎重に選んでいました。どこのスクールさんもそれぞれ良いところはあるんですが、いろいろなスクールを見て気づいたことがありました。

それが、カリキュラムはどれも魅力的なのですが、最終的な卒業生のアウトプットのレベル感にそれぞれ差があるということだったんです。検討すればするほど、アウトプットのレベル感の重要性に気づいて、そのレベルが一番高かったのがデジLIGでした。

他のスクールさんはあまり卒業生の作品をサイト上で公開していなくて、「本当にスキルアップできるのかな?」という疑問を感じてしまって。そんな経緯もあり、卒業時のレベル感のイメージが一番しやすかったデジLIGに決めました!

――ありがとうございます! たしかに最終的にどんなアウトプットが作れるようになるかは大切ですもんね。デジLIGのレベル感に目をつけていただいてありがとうございます!

生まれて初めてもらったデザインのフィードバック


――中﨑さんは「Webデザイナー専攻」と「LIG直伝!即戦力デザイン集中講座」を受講されていましたが、学習期間中印象に残っている出来事はありますか?

月並みにはなってしまうんですが、やっぱり制作物に対してフィードバックを数えきれないほどもらったことですかね。

入学まで独学で制作物を作ってみたことはあるものの、それの良し悪しが分からなかったというのが課題感だったんです。だからこそ、プロからフィードバックをもらう目的で、スクールに入ったんですが初めてトレーナーにアドバイスをもらうときはもうドキドキでした(笑)。

「こんなもの見せて、キツ目にフィードバックされないかな……」とか「作品見せるの恥ずかしいな」とかいろいろな思いがありました! 結果、たしかに厳しめのフィードバックはいただくことが多かったんですけどね(笑)。

でも、やっぱり聞くたびに自分のなかでモヤモヤしていた部分が確実にクリアになっていく実感ができましたし、プロのデザイナーが考えていることを教わるのは、自分にとって衝撃の連続でした。

デザイン初心者の自分からすると「そんなことを考えて生きている人がいるんだ!」という感覚で、新たな概念を毎回吹き込まれているみたいでしたね。

――やっぱり初めて質問するときは緊張しますよね……! 具体的にフィードバックのどういった部分がためになっているなと感じていましたか?

ツールの使い方やコーディングは、ある程度答えがあると思うんです。ただ、デザインの最終的なアウトプットって正解はないと思いますし、人によって考え方がまったく違うと思うんですね。

トレーナーの方もそれを理解しているからこそ、自分の正解を押しつけないんです。いろいろな考え方があるなかで「中﨑さんはどういう考え方をしますか?」というところを常に尊重してくれていた気がします。

今になって、デザインは考える過程が一番大事だと思います。そう思えるようになったのも、いろいろなトレーナーの方たちが「自分の正解はこれだ!」と押しつけずに、考え方を伸ばす指導をしてくれたからこそだと思うので、とても良い環境だったと思います!

実際に、トレーナーがくれた「ヒント」をもとにデザインを修正してみると、毎回確実にデザインが良くなっていったので、遠慮せずにどんどん聞くことを意識してました。

――デザインを考える力は一番大事な部分ですよね。うまくフィードバックを活用してくれていたみたいでよかったです!

あともう一つ印象に残っていることがあって、卒業制作の担当トレーナーが入学当時の私の制作物を覚えてくれていて、「あのときから、とても成長しましたねぇ……」としみじみした顔で先日声をかけてくださって、すごく嬉しかったのを覚えています。

入学前はトレーナーはあくまで「先生的な立ち位置で指導してくれるだけの人」という印象が強かったんですが、すごく熱意にあふれて人柄も良い人が多かったので、そこも学習を楽しく続けられたポイントかなと思いますね。

――トレーナーは熱量を持って、的確なアドバイスをくれる方が多いですもんね! 全員Web業界を盛り上げたい、という強い思いを持っているからこそだと思います。

圧倒的な熱量で多くの学びを得たデザイン集中講座


――逆に、学習中に大変だったことはありましたか?

集中講座の課題全部です(笑)!

――なるほど(笑)! 意外な回答でしたが、詳しくお伺いできますか?

正直にいうと、学習中に大変だと思うことは特になかったんですがあえて言うならそこかなと思います。

集中講座はとにかく講師の方の熱量がすごくて、受講している方々も「デザイン力を伸ばしたい!!」という一心で受講されているので、それに負けじと、毎回出る課題にはとても真剣に取り組んでいました。

講座で使うワークショップのメモ書きをずっと見たり、参考になりそうなデザインをPinterest(ピンタレスト)で探したり、とにかくデザインにどっぷりハマった2ヶ月間でしたね。

――集中講座は講座に関わる全員の熱量がすごいですからね。実際に受けてみてよかったと思うポイントはありましたか

集中講座は講座進行の性質上、やった分だけフィードバックを受けられることはわかっていたので、「講座の中で一番フィードバックをもらってやる!」という気持ちで毎回授業に挑んでいました。

そのために、質問はできる限り事前に用意したり、これでもかというほどデザインを考え抜いて作ったりと、やれることは全てやりました。

それだけでも自分の成長につながっている感覚はありましたし、何より講師のもりぐさんから想像以上のフィードバックをいただけるので、スポンジのように現場の知識や考え方を得ることができたのは大きいポイントでしたね。

あとは、今になって思いますが他の24名分の受講生の作品のロジックやそこに対するもりぐさんのフィードバックを全て聞けたのも、とても重要な要素でした。

みんなそれぞれ作っているものが違うので、新たなデザインの表現方法もたくさん学べましたし、いわゆる「デザイン初学者あるある」を受講生同士で共感できたのもとてもラッキーでした。

「みんな同じことを疑問に思ってたんだ!」と実感できて、学びになりました。今から入学を悩まれていることは確実に受けた方がいい講座だと思いますね。

――集中講座の良いところを全て享受していますね……! 素晴らしいと思います。

手厚いサポートと仲間とのつながりに「良いギャップを感じた」

――入学前と後でギャップはありましたか?

ありました! 主に感じたことは二つあって、卒業後まで続くサポートや面倒見の手厚さと、クリエイター仲間ができたことですね。

――なるほど、もう少し詳しくお伺いできますか?

まず入学後の運営スタッフの方やトレーナーの面倒見の良さに驚きました!

別にサポートがないと思っていたわけではないんですが、校舎に行くたびに顔を覚えてくれた運営さんが学習の進捗を気にしてくれたり、他愛もない世間話をしたり。トレーナーも一人ひとり受講生のことを覚えていることにもとても驚きました。

今考えると、あのときの運営さんやトレーナーとのコミュニケーションがあったことで学習のモチベーションも高く保つことができたと思いますし、とても良かったギャップでした。

もともとデジLIGに入る前は、黙々と学習に集中するために教室を利用するつもりでした。ただ、教室利用する回数が多くなっていくにつれて、運営さんやトレーナーさんが顔を覚えてくれるようになるので、ぜひ他のみなさんにもおすすめしたいです。

卒業後に関しても、全て無料で転職のサポートもしてくださり、とても利用してよかったと思っています。職務経歴書や履歴書、ポートフォリオなどの、転職に絶対に必要な書類の準備など一人では悩んでしまう部分も、いつでもメンターさんに相談できたので、効率よく準備できたと思っています!

――普段何気なくとっていたコミュニケーションがモチベーション維持につながっていたんですね!! 励みになります。卒業後に関してもデジLIGのサポートをフル活用いただけたみたいでよかったです。

あとは、今でも仲の良いクリエイター仲間ができたこともとてもよかったと感じています!

懇親会や、集中講座で知り合った方がその後も教室で会うたびに、学習の相談をしたりプライベートの話をすることで、卒業後の今でも定期的にあって遊んだりするぐらい仲が良いです! こんなつながりができるなんて入学前はまったく思ってもいなかったことなので、とても不思議な気持ちです。

今では、デザインの副業のお仕事をもらったりもする信頼できる仲間ですし、スクールでは絶対に視野を広げていろいろな人とコミュニケーションを取るべきだと思いましたね。

――そうですね! 横のつながりができるのもスクールの一つのメリットなので感じてもらえたようでよかったです。

中﨑さんの1日のスケジュール

▲できるだけ教室を利用していたという中﨑さん。休日だけでなく、平日も退勤後は積極的にSTUDIOで勉強をしていました。

リアルなクライアントを想像して制作したポートフォリオ

――中﨑さんは転職活動はどのような形で行われましたか?

私は主にWantedlyを使って求人に応募していました。応募は7社で、面接まで5社進み、最終的に2社内定をいただきました。転職活動の期間としては大体2ヶ月間ぐらいで、10月に新しい会社に入社予定です。

転職活動のスケジュール

2023年3月 デジLIG入学
2023年11月末 デジLIG卒業
2024年4月 仕事と並行しながらポートフォリオ完成
2024年5月 転職活動開始
2024年6月 内定を受けて転職活動終了
2024年10月から 内定先へ入社予定

――なるほど! 最終的に2社も内定をもらっているということで、とても良い結果ですね! その会社に転職しようと思われた決め手は何かありましたか?

幅広くみていたので、もちろんクリエイティブ色の強い制作会社にも魅力を感じていました。ただ、私の中でのデザインは、作って終わりではなくその後の運用が真にお客様の課題解決につながると思っているんです。

だからこそ、次の会社では作った後の運用も任せてもらえるという点が非常に魅力的に感じて、最終的に入社を決めました。

――Webデザイナーとしては、納品した後の運用もできるのはとても大きな武器になりますもんね。とても良い選択だと思います。

あと余談になるんですけど、会社にとてもおしゃれなバーカウンターがあって、それも含めて理想の会社だと思いました。

お酒がすごく好きなので、「仕事終わりに、このカウンター使って飲んでも良いよ」と言われて、最高の環境だと思いました(笑)。

――なるほど、それはとても大事な部分ですね(笑)。職場環境も良いし、自分のやりたい運用まで携わっていけるということで決められたのですね。ぴったりの職場が見つかってよかったです!

転職活動に使うポートフォリオはどういった部分を意識されましたか?

とにかくリアルなクライアントを想定して作ることですね。ポートフォリオでは一つひとつの作品にどれだけ説得力を持たせられるかが大事だと考えていました。

私は、実際にクライアントワークをいくつか引き受けたのですが、それ以外の作品では架空のクライアントをテーマに作品を作っています。架空の作品でも実際の案件のコンペに応募したこともありました。ポートフォリオにはそのとき応募した作品の内容を変えて載せています。

そうすることで、架空の案件でも自分の都合のいいように考えたクライアントではなく、実際のクライアントワークにできる限り近い感覚で制作できます。自分の成長にもつながりますし、ポートフォリオに載せた際も、応募先の企業から評価してもらえることが多かったです。

――そうだったんですね……! そこまでこだわられている方はなかなかいないので良い差別化になっていますね。ポートフォリオ全体にもこだわりを感じます。

中﨑さんのポートフォリオ:Hiroko Nakazaki Portfolio

「続けた者勝ち」という気持ちで学習を進める大切さ

――これから学習を検討されている方へメッセージをお願いします!

ひとことで言うと「続けたもの勝ち」です。

短い目線で見てしまうと、「本当に転職できるのかな……」とか「料金も安くないし躊躇してしまう」とか、いろんなネガティブな感情が出てきてしまう気持ちはわかります。

ただ、私は10年後、20年後に活躍できている人になろうと長期的な目で考えています。そう考えると少し回り道したことも、失敗したことも絶対自分の力になると思って私はデジLIGに入学しました。

目標達成できるかなと不安になるよりも、目標達成できるまで続けることの方が絶対に大事で、続けることさえできれば自ずと結果はついてきます。

なので、これから学習を始められるみなさんには短期的な目線ではなく、これから先を長期的な目線で見て欲しいです。そうすると、学習を始めるのに迷っている暇はなくて、一番若い今がベストなタイミングということに気づいていただけると思います!

学習を始めた後の頑張りをずっと続けていれば、絶対に10年後20年後に大きな結果に結びついていると思うので、怖がらずに一歩を踏み出して欲しいです。

――中﨑さんの人柄を感じる事ができる説得力のある言葉ですね! 短期的ではなく長期的に見ることの大事さをあらためて感じさせてもらいました。ありがとうございます。

まとめ

いかがでしたか? 今回は独学時の経験からスクールでの学習を選び、Webデザイナーへの転職を成功された中﨑さんにお話をお伺いしました。

続けた者勝ちというご自身の軸を体現されており、スクールのメリットをフル活用されているのがとても印象的でした。

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。転職、フリーランス、副業、スキルアップなどで学習を検討されている方は、ぜひ無料個別説明会へお越しください!

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Yohei Ueda
Yohei Ueda Digital Education / Education / Career Designer / 植田 洋平

デジタルエデュケーション部所属。キャリアデザイナーとして人材事業やクリエイタースクールの新規開拓営業を担当。学生時代はダンスサークルを立ち上げ、関西初の学生主催ダンスイベントを企画・運営。カナダへの1年間の留学経験を持つ。コミュニティ形成とグローバルな視点を大切にしながら、クリエイティブ人材の発掘と育成に尽力している。

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