Google Discoverってなに?表示されやすいのはどんな記事なの?LIGブログのパターンから考えてみた

Google Discoverってなに?表示されやすいのはどんな記事なの?LIGブログのパターンから考えてみた

Ayano Sajiki

Ayano Sajiki

エディターのあやまんです。LIGブログの編集をしています。

みなさんは「Google砲」食らったことありますか? ざっくりいうと、公開当日に(SNSバズも起こってないのに)急に記事が伸びる現象です。

LIGブログでは公開後2週間以内で5,000UUに到達した場合、「殿堂入り」というタグがつきます。殿堂入りするパターンは、たいてい「SNSバズ」か「Google砲」のどちらかです(両方が原因になるケースももちろんあります)。

LIGブログ▲SNSでバズると❤が伸びる

SNSバズの場合は「❤数(いいね数・シェア数)」がぐんと伸びるので表面的にもわかりやすいですが、ときどき、❤数はそこまで伸びていないのに急に殿堂入りする記事があります。それが「Google砲」のパターンです。

今回はこの「Google砲」ことGoogle Discoverについて書いていきます。Google Discoverとはなんなのか、どうしたら表示されやすくなるのかを、LIGブログの過去事例を挙げながら考えてみました。

Google Discover(Google砲)ってなに?

Google Discover(グーグルディスカバー)とは、Googleアカウントにログインした状態でのWebやアプリ内での検索行動にもとづいて、関連性の高いコンテンツを表示させるモバイル向けのサービスです。

スマホで「Googleアプリ」や「Google Chrome」、ブラウザで「google.com」を開くとTOPに出てくるおすすめ記事たちですね。これらはすべてDiscoverの配信先となります。

わたしの場合、ふだんからBTSやらFF14のゲーム攻略やらひろゆきのYouTubeばかりみているので、見事にそれに関連したニュースばかりが表示されています。「Googleアプリ」も「Google Chrome」もどちらも入っていますが、おすすめ記事に表示されるのはまったく同じラインナップではないみたいです。が、かぶっている記事は多い。

Discoverの表示対象となるのは?

公式によると、Discover用の特別なタグや構造化データは必要なく、下記条件を満たしていれば自動的に対象コンテンツとなるそうです。

たったこれだけです。個人・法人関係なく、世の中の多くのメディアがDiscoverに表示される可能性があるということです。連携などが必要な他の記事フィードサービスとは大きく異なる点ですね。

記事型コンテンツだけでなく、動画コンテンツや、海外のみですが「Web Stories」といったストーリー型のコンテンツも表示されるそうですよ。

参考:Google Discover とウェブサイト – Search Console ヘルプ
Google Discoverでの露出を増やすならWeb Storyが狙い目? | 海外SEO情報ブログ

関連記事:Web Storiesの作り方

どんな記事が表示されやすいの?

下記は公式ページの引用です。一度目をとおしておいたほうがよさそうなので、まるっと引用させていただきました。

Google の自動システムは、専門性が高く(Expertise)、権威があり(Authoritativeness)、信頼できる(Trustworthiness)(E-A-T)ページが多くあるサイトのコンテンツを Discover に表示します。(中略)コンテンツが Discover に表示される可能性を高めるには、次の方法をおすすめします。

  • コンテンツの本質を捉えたページタイトルを、クリックベイト以外の方法で作成する。
  • 魅力的な高画質の画像、特に Discover からのアクセスが発生する可能性の高いサイズの大きい画像をコンテンツに含める。サイズの大きい画像は、幅が 1,200 ピクセル以上で、max-image-preview:large の設定、または AMP を使用して有効にする必要があります。サイトのロゴを画像として使用しないでください。
  • プレビュー コンテンツ(タイトル、スニペット、画像)に誤解を招くような内容や誇張した内容を入れて注目を集めたり、コンテンツの内容を理解するうえで必要な重要情報を伏せたりして、人為的にエンゲージメントを高める手法は避ける。
  • 病的な好奇心を掻き立てたり、刺激的な内容や怒りをあおる内容で注目を集めるような手法は避ける。
  • 興味や関心をふまえたタイムリーなコンテンツ、ストーリーをうまく伝えるコンテンツ、独自の情報や考察を提供するコンテンツを作成する。

引用元:Google Discover とウェブサイト – Search Console ヘルプ

……ふむふむ。要は釣りタイトルにしたり、あからさまな炎上目的はNGということでしょうか。ていうか「病的な好奇心」てなんですか(笑)「ア゛ア゛ァァ気になりすぎて病む!」みたいな? 逆に読んでみたい……。

幅1,200ピクセル以上の大きな画像をコンテンツに含めるとよいそうです。「max-image-preview:large」の設定とは、2019年10月から有効になった新しいrobotsメタタグのひとつですね。検索スニペットに表示するサムネイルのサイズを指定するものです。推奨は「large」と、大きく表示させる設定がよいみたいです。あとAMPの導入ね……。あれ、LIGブログは導入していないような……。

よいとされるのは、話題性のあるネタユーザーの心を動かすコンテンツオリジナル性のあるコンテンツ。うん、ですよね。わかってる、わかってるよ……!!

ちなみに半年前くらいまでは最後に下記の項目がありましたが、なぜかなくなっていました。E-A-Tの基準と被っているからでしょうか。

日付を明確にし、署名を付け、各種の情報(著者、出版物、サイト運営者、関連する会社やネットワーク、連絡先)を提供することで、透明性を高めてサイト訪問者との信頼関係を適切に築く。

公開日著者名サイト運営者情報など明確にすべきところはしておく。これもある程度ちゃんと作り込んでいるWebサイトであればクリアしていそうな項目です。

つまりはちゃんと記事ごとに内容に沿った画像を入れて、表示もモバイルユーザーが見やすいようにいい感じに設定してね、ということでしょうか。

なにをもって表示される記事が決まるの?

Googleがユーザーのどんな情報を参考にして記事を選んでいるのかについても記載されていたので、簡単にまとめてみました。

  • Webとアプリのアクティビティ(GoogleアカウントでON/OFF切り替え可)
    • デバイスのアプリ情報
    • デバイスの連絡先情報
  • ロケーション履歴(GoogleアカウントでON/OFF切り替え可)
  • 現在地の設定(AndroidはGoogleアプリ、iOSはGoogleマップアプリでON/OFF切り替え可)

入っているアプリの情報や位置情報も関連しているみたいですね……! いつ、どこで、なにをしたか、でその人の関心事を判断しているようです。それぞれ設定で情報利用のON/OFFを切り替えられるので、嫌な人は切っておくとよいかもです。

参考:Discover の表示をカスタマイズする – Android – Google 検索 ヘルプ

Discoverに表示された記事を調べる方法

Discover意識したことなかった……という方のために、Discoverに表示された記事を調べる方法も書いておきます。

Search ConsoleGoogleアナリティクスを使うことで調べることができます。

Search Consoleから調べる方法

Search ConsoleのDiscover画面

TOP>Discoverから、Discover表示された記事とその流入数一覧を見ることができます。画像はLIGブログのDiscover画面です(公開していいんだろうか)。グラフは凸凹としていて、流入は安定していませんね。流入をDiscover頼りにするのはなかなか難しいところです。

 
Search ConsoleのDiscover画面

実際だいたいの記事が公開当日にびよーんと伸びて(Google砲といわれる所以)、2日後くらいには落ち着きます。やはり公開日の新しさは重要な要素のひとつなんでしょうね!

過去記事がピックアップされることはある?

過去の記事が再度ピックアップされることもあるようですが、LIGブログの記事で再度Discover由来で伸びた記事はいまのところ確認できていないです。

 
Discoverの過去記事

ちなみに過去記事は「こちらはチェックしましたか?」という文言とともに表示されます。画像の例では8日前の記事が表示されていますね。なかには10ヶ月前に公開した記事が掲載されることもあるようです。

参考:10か月前に公開した古い記事がGoogle Discoverに掲載されるようになった | 海外SEO情報ブログ

Search Consoleの情報がより正確に

2021年2月以前はGoogleアプリ経由の流入だけが対象でしたが、現在はChrome経由の流入も計測されはじめているそうです。Search Consoleに表示される流入数が以前より増加する可能があるということですね。

参考:Search Console の Discover レポートに Chrome データを表示  |  Google 検索セントラル ブログ

Googleアナリティクスから調べる方法

こちらは直接的にDiscover表示の記事を探す方法ではありません。「あれ、なんかこの記事すんごい伸びてる、なんでや」と思って調べると、たいていDiscoverが原因だったりします。Googleアナリティクスで流入経路を調べる過程で、Discoverに表示されていたことに気がつくパターンです。

次の方法で、ページごとの流入元を調べることができます。

1. 行動>サイトコンテンツ>すべてのページを開く

Googleアナリティクスの行動>サイトコンテンツ>すべてのページ

2. (必要あれば)調べたい期間を設定

Googleアナリティクスの期間設定

3. セカンダリディメンションを「参照元/メディア」に設定

セカンダリディメンション「参照元/メディア」

セカンダリディメンション>集客>参照元/メディアをクリック。

4. 右側の検索小窓にスラッシュ以降のURLを入れて検索

Googleアナリティクス検索小窓

https://liginc.co.jp/123456だったら、「/123456」とか「123456」など。

5. 参照元を確認

参照元がgoogleapis.com

Discoverに表示されたであろう記事は、「googleapis.com」という参照元からの流入が増えています。ただし「googleapis.com」はDiscover要因のすべての流入を計測できているわけではないと思います(実際、Search Consoleで見れるDiscoverからの流入数と、アナリティクスの「googleapis.com」からの流入数は一致しません)。

差分はおそらくですが「Direct」に含まれていると思われます。その証拠に、Discoverからの流入が多いときは、たいてい「Direct」の数字も増えています。

ということで、参照元に「googleapis.com」がある記事≒Discover表示された、と判断しています。

なおこのリファラーに関しても、2021年2月に更新があったようです。

本日より、ごく一部のトラフィックを対象に段階的にリリースしており、Chrome から Discover のトラフィックに関しては、新しい origin リファラー https://www.google.com/ が使用されるため、Google アプリで Discover に使用されているリファラーと一貫性が保てます。これにより、以前の www.googleapis.com/auth/chrome-content-suggestions リファラーが更新されます。
引用:Search Console の Discover レポートに Chrome データを表示  |  Google 検索セントラル ブログ

新しいoriginリファラーだと……? LIGブログ上ではそれらしきリファラーは見当たりませんね……。誰か教えてください。

これまでDiscoverに表示された記事を比較してみる

対象となる条件は満たしているし、コンテンツポリシーには違反していない……それでも表示されるとは限らないのがGoogle Discover。なにかのヒントになればいいなと思い、これまで実際にLIGブログ内でGoogle Discoverに表示された記事をご紹介していきます。

直近12ヶ月間に公開した記事でとくにDiscover流入が多かったものを調べてみました。流入数の幅は3,000~20,000ほどです。

比較表の項目説明

Discoverに関連していそうで、情報化できそうなものをまとめてみました!

  • 文字数
    記事の文字数(WordPress調べ)
  • 画像数
    アイキャッチ以外で記事内に使用している画像の枚数(px数問わず)
  • SEO
    公開から現在まで、なんらかのクエリで上位表示できているかどうか(一時的なものは除く)
  • 検索vol
    表示回数が最も多いクエリの検索ボリューム数(aramakijake.jp調べ)
  • トレンド
    検索クエリの公開前1年間のトレンド指数。たとえば2021/1公開であれば「2020/1~2021/1」の期間を調査。MAX100(Googleトレンド調べ)

上からDiscoverでの流入が多い順に並べています。PR記事(記事広告)には【PR】をつけてみました。

文字数 画像数 SEO 検索vol トレンド
https://liginc.co.jp/533408 7,944 3 約6,600万 75
https://liginc.co.jp/529586 2,390 2 136 72
https://liginc.co.jp/542673 4,064 7 約11万 93
https://liginc.co.jp/517085 2,337 13 約1万 48
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https://liginc.co.jp/522552 7,105 1 約16万 35
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https://liginc.co.jp/529862 3,979 17 208 0
https://liginc.co.jp/517843 4,637 7 384 0
https://liginc.co.jp/525714 2,458 7 88 38

補足:コンテンツのトピックを調べる方法

Googleが提供している「Cloud Natural Language API」を使って、コンテンツの分類もできるようです。ほんとうはこの情報も比較表に入れたかったのですが、わたくしめにはハードルが高く活用することができませんでした……。無念……!

ちなみにコンテンツのカテゴリ一覧はこちら

参考:コアアップデートはGoogle Discoverにも影響する | 海外SEO情報ブログ

LIGブログからわかったこと

上記のデータからわかったことをまとめました。

PR記事かどうかは関係ない

PR記事(記事広告)もDiscover表示されているので、広告かどうかは関係ないようでした。

文字数は2,000文字以上

文字数は2,000~8,000文字前後でした。このほかにも流入が大きい順に30記事くらい調べてみたのですが、ほとんどの記事が2,000文字以上でした。ちなみに2,000文字以下だったのは下記の2記事で、どちらも800~900文字程度。現状、SEO順位獲得はできていない記事です。

1記事目は、表示回数は少なかったものの、24.7%と異常なクリック率。その結果流入が増えているようでした。正直これはタイトル勝ちなのかなと……(Googleさんごめんなさい)。

2記事目はタイトルのとおり、文章でなく画像中心のコンテンツです。表示回数自体は1記事目の2倍以上あったのですが、クリック率は7%と平均並。流入数は平均よりは上回っていたものの、インパクトはそこまで大きくありませんでした。

「文字数は◯文字以上で!」みたいなテクニック論を語るといろいろな方に怒られそうですが、読者にとって有益な情報を書こうと思うと自然に2,000文字以上はいくのだと思います。加えて、クリック率も大事な要素であることがわかりました。

画像は少なくとも1枚以上入れる

少なくとも1枚以上は、アイキャッチ以外にも記事内画像が入っていました。これも文字数と同様、よりわかりやすい内容を伝えようと思えば、必然的に入ってくるはずですよね。Googleの条件にもあるので画像は必須といってもよさそうです。

ほぼSEO順位獲得できている

最近公開された1記事を除き、すべての記事がなんらかのキーワードでSEO順位獲得できていました。Discover表示も検索上位表示も同じ基準であるといっているので、Discover表示された=SEO順位獲得できるかも! とある程度は期待してよいのかもしれません。

検索volは大きいに越したことはない

SEO順位獲得できているクエリもある程度の検索ボリュームがあることがわかります。より多く検索されているキーワード=たくさんの人が興味のあること、ということなので、Discoverの表示回数も増えるのだと思います。つまり、キーワードの検索ボリュームとDiscover表示回数には、相関関係があるといえそうです。

ちなみに表上から2番目の記事で現在獲得できているクエリの検索ボリュームは「136」と少なめですが、公開後、瞬間的に獲得できていたクエリ(「ハーレーダビッドソン」)の検索ボリュームは16万と、ボテンシャルのあるテーマではありました。

トレンドも大事だけどやっぱり検索vol

流入数が多いものはトレンド指数も高いことがわかりました。ただ「0」もあることから、必ずしもトレンドものだけが表示されるわけではないようです。

トレンド0となっている2つの記事は、エンジニアのノウハウ系記事です。トレンド0なのにDiscover流入が多い記事ってどういう記事なんだろう……と疑問に思い、すこし掘り下げてみました。

すると、こちらの2記事も先程のハーレーダビッドソン記事と同様、公開後に瞬間的に超ビッグワード(「gas」「google home」)で上位表示されていたようなのです。

もしかしたらDiscoverの表示回数は、実際に獲得できるかは別として、ワンチャン獲得できる可能性のあるキーワードの検索ボリュームに左右されるのかもしれません。

その後、実際の検索上のクリック率やらなんやらの様子をみて、勝ち残った記事だけが安定的にSEO上位表示されるようになるのかもしれないですね。

やっぱりタイトルワーク大事

まずタイトルにキーワードが入っていなければなにも始まりません。なんのテーマで書かれているのかを明確に伝えるためにも、キーワードは確実に入れ込んでおきたいところです。

Discoverで表示されるタイトルの文字数は45文字ほどと、SEOの検索結果(28~34文字)よりは長いので自由度は高くなります。いかにもSEOらしいシンプルなものよりは、思わずクリックしたくなるような魅力的なタイトルのほうがよさそうです。いくら表示回数が多くても、クリックされなければ意味がありません。

ちなみに、「Discoverさんタイトルのキーワードだけで判断してるんじゃないのかな……」と思った例はこちら。

こちらはLIGに新しい役員が入ったことをお知らせする記事です。検索ボリューム約6万の「chro」で瞬間的にクエリを獲得できており、実際にDiscoverでの表示回数も上位5位に食い込む数字でした。しかしクリック率が1.97%と平均を大きく下回ったことで、結果的にそこまでのインパクトは得られませんでした。

そりゃそうだ、LIGのりの字も知らないユーザーが見るDiscover向きの記事ではないですもんね。どちらかというとLIGのことを知っている人の多いSNSで拡散されそうな内容です。実際、Discover経由よりもFacebookでの反響が大きかった記事でした。

とりあえずタイトルにキーワードさえ入れておけば、Discoverさんがピックアップしてくれるかもしれませんが(おい)、クリックされなければあまり意味がありませんね。

被リンク数はSEOに影響?

表には記載していませんが、Search Consoleで被リンク数(ページにリンクしているルートドメイン数)についても調べてみました。どれだけ外部のサイトで取り上げられているか(いろいろなところで話題になったか)の参考になるかなと思い。

ほとんどの記事で5~20ほどの被リンクを得ていたようですが、一つひとつのリンクの質を調べられていないので正直なんともいえないです。ただ、Discover表示によってふだんの読者層ではない層にまでリーチするので、被リンクの種類も増えて、結果的にSEOに効果的になると考えられます。

同じ筆者がピックアップされやすい?

同じ人がGoogle砲をくらいやすい気がしております。上位40記事を眺めた結果、「この人の記事多いな……」と思ったことが何度か。

というよりもその人のテーマの選び方やタイトルの付け方、見出し構成の仕方がGoogle向けになっているといったほうが良いのかもしれません。「この人の記事多いな……」のなかには自分も入っておりまして、おもしろい例があったのでご紹介します。

下記2記事は書き手の名義は違いますが、実はどちらもわたしが書いております。筆者は違うけど同じようなテーマが同じような時期に出ているので良い比較になりそうだと思い、ピックアップしてみました。

実際、Discoverの表示回数、クリック数、流入数はほぼ同じような数字になっています。やはり誰が書いたか、というよりも、どういう書き方か、の問題のようです。

一度でもDiscoverからの流入を得られた方は、「おらの書き方はGoogleに認められたんや!」とポジティブに思ってもよいかもしれません(笑)。とはいえ必ずしも毎回恩恵を受けられるわけではないので、「来たらラッキー」程度に考えておくのがよさそう。

コンテンツを発信しないことにははじまらないので、継続的に書き続けることが大事ですね。書くモチベーションにつなげて頑張りましょう!

まとめ:Discover経由の流入数を増やすには?

  • よりキーワードボリュームの大きいテーマを選んで表示回数を増やす
  • タイトルにキーワードをしっかり入れ込む
  • 長め(45文字以内)でもOKなのでクリックしたくなるようなタイトルにしてクリック率を上げる
  • 文字数2,000以上のコンテンツにする(あくまで目安)
  • アイキャッチとは別に、記事内画像を1枚以上入れる
  • めげずに書き続ける

こうしてまとめてみると、当たり前のことばかりですね(笑)。拙い内容なのに、さいごまで読んでいただけて嬉しいです! 引き続き調査を続けていきます!

Discover経由の流入が多いとPVの初速が伸びるので嬉しいですよね。とくにLIGブログでは殿堂入り(2週間以内で5,000UUを超えた記事)に大きく影響するので、ついついDiscoverの動向をチェックしてしまいます。とはいえ狙って増えるものではないしですし、LIGブログ全体で見たときの流入のインパクトを考えると、そこまで重視すべきものでもないのはたしかです。

とりあえずGoogle Discoverは「この記事SEO取れる可能性あるで!」というGoogleさんからの速報、というふうに考えたいと思います。

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渋谷の荒ぶるベンチャーにて採用人事として揉まれたのち、「文章が得意そう」という理由でスタートアップにライターとしてジョイン。メディアのノウハウを「LIGブログ」で学ぶ。読者でなく運営として携わりたいと考え、LIGへ入社。現在はLIGブログの企画、ライティング、編集を担当している。どんな記事でもそれっぽく仕上げるWordPress芸に定評がある。

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