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2019.08.27

オウンドメディアの作り方〜LIGブログが長続きしている秘訣を添えて〜

なお

会社のブランディング強化だー!
オウンドメディアやるぞー!
……でもどうやってやるんだろう。

そんな方、けっこう多いのではないでしょうか?

わたしも前職でオウンドメディア立ち上げるぞってタイミングがあったのですが、ゼロからのスタートで何が必要なのかわかりませんでした。

オウンドメディアには3つのフェーズがあります。

①オウンドメディアのサイトを作る
②記事を作る
③継続的に運営していく

……うん、でも具体的にその時々なにやればいいかってわからないですよね。そんな数年前のわたしと同じ状態で悩んでいる方々に、LIGに入って学んだことを共有したい……! ということで、今回は「オウンドメディアの作り方」をご紹介します!

オウンドメディアサイトの作り方

なんのためにやるのか

「オウンドメディア、作るぞー!」と勢いで決めていませんか? オウンドメディアは武器のひとつではありますが、いわばアクセサリーです。

もし「商品を売るために」という理由でオウンドメディアを作る場合、商材のLPがなければLP制作の方が優先順位が高いと思います。もし「採用数をあげるぞ!」という理由の場合、採用サイトがないのにコンバージョンが生まれるかというと……。

アクセサリーはあると華やかになりますが、持っていないと生きていけないものでもありません。オウンドメディアを立ち上げるその前に、足りていないものがないか、今一度ご確認されることをおすすめいたします。

読者ターゲットの定め方

読者には顕在層潜在層があります。

顕在層とは、すでに自分のニーズに気がついていて、商品の比較検討段階に来ているようなコンバージョンに近い顧客層のことをいいます。対して潜在層とは、潜在的に課題は抱えているものの、まだこの商品が欲しい! という段階にはいたっていない顧客層のことをいいます。

オウンドメディアを作ったときに、誰に一番届けたいのでしょうか? その人に届くような記事を書くのが大切ですが、顕在層・潜在層どちらも、となった場合、幅広い方々に読んでいただけるような記事の制作が必要になります。

ちなみに私は「全員に届けー!」という浅い記事を書いたところ、よくわからん浅い記事になったことをご報告いたします。

サイトを作るのは自分たち? or 制作会社?

オウンドメディアを作るとなった場合、ぱっと浮かぶのが「誰が作るのか」という問題です。自分たちでWordPressなどのCMSのテンプレートで作るのか、制作会社に任せるのか……それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

自力で制作する場合

メリット:費用が安くおさまる
デメリット:デザインの限界がある

自分たちでWordpressなどのテンプレートを購入して制作する場合、だいたい15,000円〜30,000円くらいで作ることができます。実際に前職ではこのパターンで作りました。しかし慣れていないので……めっちゃ時間かかった……。そしてテンプレートなので、デザインにも限界があります。

制作会社の場合

メリット:自分たち用にカスタマイズしたデザイン
デメリット:オウンドメディアを作る初期費用が大きくなる

やはりデザインコスト面が大きな違いになると思います。

社内で制作した場合、パッと見のコストは抑えられているように見えると思います。ただ制作を1人で頑張って3ヶ月かかった場合、その人のお給料が25万円だとしたら、なんだかんだで人件費は100万円近くかかり、デザインもパッとしない……という状況になりかねません。

であれば外注して3ヶ月で自分たちの思う素敵なオウンドメディアにしてもらいたいなぁ、とわたしなら思いました。LIGの場合最低限の機能でしたら、180万円程度〜オウンドメディアを制作することができます。

▲LIGで制作した「ぎゅってWeb」https://gyutte.jp/

メディア制作の相談をしてみたい

オウンドメディアの運用のコツ

オウンドメディアを作って一番難しいことは続けること。誰が記事を書いていくのか、誰が記事をチェックして公開していくのか、制作や運用の体制をどのようにするのかはしっかりと考えておきましょう。

自社のことを発信するのであれば、会社のことをよく知っている社員が良いと思います。しかし、いきなりPVを伸ばす記事を書けと言われても、なかなかハードルが高いですよね……。

ということで、ここではオウンドメディアの運用のコツを、当LIGブログで考えていることや実践していることとともにご紹介します!

会社全体による推進力が必要

オウンドメディアを続けていくために大切なのが、会社全体の推進力経営陣の理解です。

弊社LIGの場合、社員が月に1本記事を書くという役務があります。自分のペースで書くもよし、編集メンバーが指定する時間で書き上げるもよし。これがLIGブログというオウンドメディア立ち上げ時からの文化なのです。

開設当初は経営陣であるゴウさんやづやさんが率先して記事を書いて、背中で引っ張ってくれました。一番大切にしているのが経営陣だと、社員も「がんばらなくては!」となりますよね。

とはいえライターが本職ではない人がほとんどですので、ふだんのタスクが忙しくなるとどうしても執筆の優先順位が下がりがちになってしまいます。その対策として、LIGでは月に数時間「LIGブログ執筆がんばるタイム」という執筆に集中する時間をとっています。この時間はほかのタスクはやらないで、とにかく執筆に集中してね! という時間で、会社として執筆を推進しているのです!

忍耐力が必要

オウンドメディアは今日やって明日効果が出るものではありません。ちなみに当LIGブログはスタートした2006年から2008年までは、前社長たかさんの日記の場で、アイキャッチ画像(記事のTOP画像)の設定もありませんでした。

記事のタイトルも、これくらいライトなものでした。よかったら最古の時代のLIGブログも見てみてください。

その後現社長のゴウさんや、CTOのづやさんが技術的な記事を書くようになり、2012年からアイキャッチを設定し、他の社員も記事を書くようになりました! そして伝説のウェブデザイナーという社長を砂に埋める記事を書いたところ反響があり、現在のLIGブログのカラーが生まれました。

 

はい、ここまで苦節6年!

もちろんその当時はオウンドメディアにスポットライトがあたっていたわけではありませんので、今オウンドメディアを始めて軌道に乗るまで6年というのはなかなかないとは思いますが……それでも時間のかかることです。

しかし蓄積されていく会社の資産ではあるので、どうにか会社から理解いただけると嬉しいものです。

社内では工数がかかりすぎるという場合や、少しでも早く軌道に載せたい場合は、編集やライティング外注するのも手だと思います。SEOを意識して書けるライターさんや、自社の良さを第三者目線から伝えてくれる編集さんにお願いした方が費用対効果もよいかもしれません。

LIGでも自社で培ったノウハウを活かし、オウンドメディアの運用をお手伝いさせていただいています! 最近ではこんなメディアのお手伝いをしました!

メディア運用代行の相談をしてみたい

専任の編集者もいる

先ほどもお伝えしたとおり、LIGではライターが本職でない人たちが書いているんですね。そのためネタに困ったり、思うように記事が書けなかったりするんです。そんなときはLIGブログ専任の編集メンバーがいるので、記事の内容や構成を相談できます。文章が苦手でも、より読者の方々に読んでもらいやすい記事に編集してもらえたりもします。

LIGでは広報室がオウンドメディアの編集を担当しているので、「どんどん発信してね!」と社員の背中を押すだけでなく、逆に「これは世に出しだらまずい」といったようなストッパーのような役割も担っています。企業が運営するメディアでは、危機管理対応も必要になってきます。

ネタ集めは貪欲に!

ネタ探しが難しい……という新任運用者の方は、ぜひ社内のMTGなど、出れるものには積極的に参加してみるのもおすすめです。その事業部やチームからしか見れない景色が見れたり、表(おもて)には出てない小ネタの宝庫だったりするかも……。

 

番外編:失敗するメディアの特徴

多数のオウンドメディアの運営に関わってきたLIGだからこそ知っている、伸び悩んでいたメディアの特徴や、失敗してしまったメディアの理由などをご紹介します。

 

責任の所在がうやむや

誰が責任者なのかハッキリしないと、メディアの成長に力を入れる人がおらず、ふわっとした状態のままが続いてしまいます。外注して記事を作るときに陥りがち。

目的を定義せずに作ってしまった

「オウンドメディアいいらしいよ! とりあえずやってみよう!」と、目的も定義ぜずに走りはじめてしまったパターン。やっていくうちに「あれ……?」となり、途中で目標を定めてみたものの、「なんかこれじゃない」感が出てしまう……。

目的はまず最初の段階で定めるのが、オウンドメディアを作るにあたって大切なことですね。

成果の定義と計測期間が間違っている

いつまでにどんな結果をあげるのか。すなわちKPIを定めることは成果を測るためにとても大切なことですよね。でもこの設定を間違えてしまうとこれから伸びるのに……ってタイミングで切られてしまいかねません。

オウンドメディアは魔法の道具ではないので、ガチガチに固めない、成果を見るにしても期間を短くせずにできるだけ長い目で見ることをおすすめします。

お金や人が足りない

お金をかけることができないと、知見のあるメンバーを採用したり、外部のライターや編集者に依頼したりすることもできません……。

外注する余裕がなく自分たちでがんばって書くとしても、ほかの業務と兼任することで大きな負担になってしまったり、すぐには成果が出なかったりでモチベーションを保てなくなってしまうこともあります。

「とにかく根性でがんばる」だけだと、長くは続かないでしょう。

結局は経営陣とコンセンサスをとることが大事

上記4つを例にあげましたが、結局は経営陣の理解や合意を得ていればどれも解決できることです。オウンドメディアを作る前に、しっかり経営陣とコミュニケーションをとることが大切ですね!

まとめ

繰り返しますが、オウンドメディアは今日やって明日効果が出るものではありません。しかし従来の広告とは違い莫大な費用や知名度がなくても始めることができますし、ペルソナ(想定読者)に合った情報発信をし続けることで、着実に成果を得られるマーケティング手法です。

やるべきこと、考えるべきことが多いかもしれません。ですが新たなマーケティング施策をお考えでしたら、ぜひオウンドメディアも検討のひとつに入れてみてはいかがでしょうか!

オウンドメディアの作り方・運用方法を聞きたい方はこちら

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