ファンレターが容赦ない。「俺のラーメン道」をいまさら振り返ります。

ファンレターが容赦ない。「俺のラーメン道」をいまさら振り返ります。

よすけ

よすけ

こんにちは、マネージャーのよすけです。

株式会社LIGに入って3年が経過しようとしています。3年もあると多くの出会いや別れ、ハプニングやトラブルなどいろいろなことがありました。

正確にはまだ3年経っていないのですが、節目という意味も込めてこれまでを振り返ってみたいと思います。

今回はとくに思い出深い、入社してから約半年間連載を続けたラーメン企画「俺のラーメン道」について、あらためて思ったことを書き連ねてみました。

俺のラーメン道とは?


「俺のラーメン道」の連載

もともとは入社直後の僕と、僕より数ヶ月前に入った先輩の道川さん(以後みっちーさん)の営業成績を向上させるためにはじまった企画です。

ある日突然、社長のゴウさんから「ラーメン好き?」と昼休みにFacebookメッセージで連絡が来たことからはじまり、世のみなさまに顔を売るためにラーメンを毎日食べてブログにアップする日々を過ごすことが決まりました。

「俺のラーメン道」のルール

ルールは簡単。

  • ラーメンを毎日食べてLIGブログを更新(ミッチーさんと交代交代)
  • 目的は営業マンとしてLIGブログをみてくださる読者のかたに顔を覚えて貰うこと
  • 同じラーメンは食べてはいけない(系列店も不可)
  • 営業マンなので基本スーツを来て撮影
  • 基本は自撮り
  • 更新が漏れたら鼻ピアス

詳しくは下記の記事で確認できますが、当時の僕にとってはなかなか衝撃的な話でした。

すべてはここからはじまった

以下ダイジェストです。

本当に突然の始まり。(普通は社長からのご飯の誘いって思いません?)

企画を切り出され、圧倒的な不安を抱く僕の表情。

明日から開始と言われて、なんとなく自分の運命を理解した僕と虚ろな目のみっちーさん。

結果:なんだかんだで多くの方との出会いや仕事に繋がりました。

本企画を通して、結果的には多くの方と出会うことができました。

さらにはひとりで食べるのは味気ないと、ご一緒させていただく方やビジネスパートナーを募集したところ、多くの方からご応募いただきました。(日程などの関係でご一緒できなかった方を入れるとそれは恐れ多いほど、いっぱいのご連絡をいただきました)

結果的には下記14社の方とお会いして、一緒にお仕事させていただいたり、いつの間にか友達になったり、気づいたら同じ職場で働いていたりしました。

※ 現在、上記記載の会社にいらっしゃらない方もおりますが、過去の掲載にしたがって記載しております。

正直ラーメンを食べているだけでこんなご縁をいただけるとはまったく思っていなかったので、感動した記憶があります。ビジネスからではなく、ラーメンを食べるところから入ることによって、堅苦しい話からではなく自分自身の話からはじまったりと、ビジネスとは違う暖かい関係があった気がします。

いまでもお仕事や、ときおり連絡を取らせていただく方もいらっしゃいますし、本当に弊社、さらに僕自身にとっての大切な繋がりを作ることができました。

楽しかったこと

大盛り・トッピングを載せることにいいわけができる

ラーメンといえば美味しい反面カロリーが高めなことで知られていますが、ラーメンに行くたびに「これは企画だから……」と大手を振って大盛りやらチャーシュートッピングやらにしていました。「企画」という言葉を通すだけで、なんの罪悪感もなく全力で大盛りを楽しむことができました。これは想定外のメリット。

余談ですが、あくまでも自腹でやっていたので、大手を振ったところでカロリーと経済的な打撃を負うことはさておきの話です。ついでに体重も10キロくらい増えました。糖質脂質タンパク質を兼ね備えた完全食は伊達じゃないっすね。

アイスブレイクに困らない

連載当時は、お客さまへの訪問前に連載記事のURLを送っていたため、訪問した際には必ずラーメンの話になりました。

なんだかんだ毎日ラーメン食べてる営業マンを珍しがってくださったり、お好きなラーメンの話をしたりと、アイスブレイクに困ったことはありませんでした。訪問前から顔を認識してもらっているため、話辛いこともなく、スムーズに商談に移れる意味でも営業的にすごく効率的かつ効果的だったと思います。

LIGの社員と仲良くなれる

これは大きかったです。内心ビビリな僕はなにか口実がないとご飯にも誘えなかったのですが、ラーメン企画がはじまってからは「ラーメンご一緒しませんか」といろいろな方と一緒にご飯に行って、仲を深めることができました。

営業は自分の部署だけで完結することが少ないため、この点は仕事を円滑に進める上で大きなメリットになりました。

辛かったこと

食べ忘れると大変

できる限り平日は忘れず食べるようにはしているものの、行きたいお店がお休みだったり急なスケジュールでどうしてもラーメンを食べられない日もありました。とはいっても忘れたら鼻ピアスというルールを回避すべくどうにかしなければいけません。そこで、ときどき土日でもいそいそとスーツを着て土曜出勤のサラリーマンを装いラーメンを食べに行くこともありました。たいてい起きてスーツ着てラーメン食べて家に帰って着替えるという無意味な流れになります。

単純に休みになにしてるんだろう、って思うので写真に態度が映り込んでしまうこともありました。

顔つきに不満が滲んだので記事には使用していません。

ラーメンにスケジュールが縛られる

一日中営業まわりをしていた当時、歩きながら電話していましたし、座っている暇もなかったので電車内が休憩時間だったこともありました。

そんな毎日でも欠かしてはいけないのが「ラーメン」。ラーメンを食べるためにアポイントを調整したり、会食をキャンセルしたりと本末転倒なこともありました。上司からも「ラーメンの時間を想定しながらタスクをコントロールするように」と、普通の人にはないだろう貴重な指示をいただいたことも、いまではいい思い出です。

ラーメンを食べながらのタイムマネージメントを考えるきっかけをいただきました。

ファンレターで辛辣なことを言われる

当時週3〜4回は自分のブログがアップされるため、LIGブログがラーメンの記事で埋めつくされることもありました。

※ 広告バナーを含めて6箇所くらい露出があったことも。

僕自身は精一杯ブログを書いてるものの、外から見ればいわゆる素人のちょっと頭悪そうなラーメンレビューだったため、厳しいお言葉を頂戴することもありました。

※ ファンレターより抜粋

いままで一番きつかったのはLIGブログは汚いおっさんがラーメン食ってからおかしくなったってコメントでした。まず、当時25歳だった僕に謝ってください。あと顔がビミョーはいちいち言わなくてもよかったといまだに思っています。

「よすけ」というキャラに縛られる

ラーメンの連載内では、常に無表情プラス終始「〜っす」という言葉遣いで頭の悪い感想を数十記事も書き連ねていたため、キャラが固定されていきました。やっているうちにLIGブログ上のキャラに自分の自我が乗っ取られそうになりつつも、もとの性格とイコールではないためお客さまから驚かれることもしばしばありました。

また、社内でも喋ったことはないけどあのちょっとやばい感じのラーメンの人という認知をいただきつつも「おそらくアホ」というイメージを抱かれていたことでしょう。

ほかの記事でもキャラを踏襲して主演させていただくこともしばしばあり、クライアントから「湿った豚さん」との愛称をいただくこともありました。下記の記事をご覧ください。

キャラがあるという大きな強みがある反面、真面目な話をする前にちょっと心配されるという、キャラに縛られてしまうデメリットもありました。

企画を通して思った「顔を覚えてもらえる大切さ」

企画を通してさまざまな経験をさせていただきましたが、そのなかでも一番感じたのは「顔を覚えていただける大切さ」です。

まず、ビジネスをする際に事前に自分の顔を覚えてくださっている、また、なんとなくキャラクターが伝わっていることは普通ありません。

仕事のなかでも大切な要素である「信頼」やラーメンを通した「共感」が得られやすいのは、とても大きなメリットでした。企画が終わって早2年程度時間が経とうとしていますが、いまだにお客様先で読んで下さっていた方もいらっしゃって、本当に感謝と驚きしかありません。

あらためて仕事とは「人との繋がり」であることを強く感じました。ただ、最近SNSで自己発信される方も多くなってきていますが、どうか最初のキャラ設定は大切に、とだけお伝えできればと。

おまけ:最近食べたオススメのラーメン(過去紹介含)

さて、せっかくなので最近の食べてるラーメンも紹介するっすよ。

野方ホープ 中野店


引用元:野方ホープHP

メニュー
全部のせ 元・・・1,000円

一言で言うとうまいっす。

豚骨醤油と豚骨と鳥ベースのダシがマッチしてるっす。背脂チャッチャ系が好きな人にはドンピシャな筈っすね。特徴というか、なんというか、美味しくて秒で食べきったっす。飽きもしなければ箸も止まらずノンストップだったすね。系列もあるからと舐めてたんすけど、最高だったっす。

なにかが突出して優れてるというわけではないんですが、香りのいい海苔、コシのある麺、しつこすぎないスープ、程よく脂が乗ってるチャーシューと、全体のバランスがとても良かった印象っす。

呑んだ後にもわりと食べられるんじゃないすかね。テーブルのサイドにはにんにくや沢庵? など味を豊かにするセットも充実で目移りするっす。

あとはお店がやたら綺麗で入りやすかったから女性もひとりで入りやすい気がするす、また行くっすよ!

麺処 花田 上野店


※ 画像が小さくてすみません。

メニュー
辛味噌・・・790円

こちら、某ラーメン企画24杯目でも紹介させていただいたっす

クリーミーだけどガツンとくる濃厚な味噌味で、トッピングでにんにくを付けたり、チャーシューも厚ぶりと最高で、ガッついて食べたい一杯っす! ご飯も一緒にお願いできるので、濃厚なドロドロのスープをチャーシューに絡ませてご飯に載っけて掻き込むと「はふっはふっ」って口いっぱいに幸せが広がるっす!

野菜もたっぷり乗っているのでなんとなくカロリーゼロ的な考えに陥り、ヘルシーな気分にもなれて最高っすよ! ラーメン食べるときに罪悪感を感じないってことは結構大切なことだと思うんすよね……。

龍の家 小滝橋通り店


※ 画像が小さくてすみません。

メニュー
つけ麺もつ中盛りスペシャル・・・1,000円

こちらも、某ラーメン企画65杯目でも紹介させていただいたっす

つけ汁の焦がし豚骨味? が特徴的でガツンとくるけどしつこくなくて焦がし油の香ばしさが鼻から抜けて病みつきになるっす。コクがすごいんすよ、コクが。さらに付け合わせも一つ一つが燻製をされていて完成度が無駄に高いっす。普通にウィスキー出す店でこういうの出てくるなーって気持ちっす。

麺自体もお腹いっぱいになるくらいあるんすけど、麺を食べ終わるとスープを温め直してくれる上にスープ割のおかゆを入れてくれるっす。至れり尽くせりっすね!ここにちょっと残したトッピングのネギとチャーシューを入れると、もう優雅、口の中が大変なことになります。幸せ。背脂〜とかガツンと〜とかではないんすけど、単純に味の完成度が高く、さらに店員さんも優しいし、もやしも食べ放題なのでたまに行きたくなるっす。

基本並んでいるのでお早めに行くのがオススメっすよ!

まとめ

自分のキャラ立ちは仕事にとっても大切なことだとわかりましたし、営業という職種にとっても大きな意味があることがわかりました。

むかし営業の恩師のひとりから、営業には「気合い」「ロジック」「演出」と教えられたことがありましたが、ラーメン企画が終わるまでは気合いとロジックだけがあれば十分だと思っていました。

が、上述したとおり、結局仕事は「人との繋がり」が大切であり、つまり、演出ってすごく大切だなと感じた次第です。

まじかよ。ってテンションではじまった企画でしたが、終わってみれば多くの得るものがありました。このような機会を設けてくださった社長のゴウさんやサポートいただいていたLIGの編集メンバー、お会いいただいた企業のみなさま、読者のみなさまにあらためて感謝です。

本記事含めて、拝読いただき誠にありがとうございました!

引き続き、仲間を募集しています。

過去企画時には2名しかいなかった営業も、いまや10名になりました(自分除く)。

現在も引き続き、各事業部で営業職(アカウントプランナー / キャリアコーディネーター)を募集しております。

もしご興味あれば下記よりご応募お願いいたします。
LIGの営業職に応募する

それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。馬車馬からマネージャーになったよすけがお送りしました。

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おはざっす!!よすけっす!! 好きな食べものはラーメンっす!! 趣味は料理とお菓子作り!!! 馬車馬のように働きますんでよろしくお願いしゃす!!

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