10年以上客先常駐だったエンジニアが、クライアントの顔も、社員の顔も見える環境へ。

10年以上客先常駐だったエンジニアが、クライアントの顔も、社員の顔も見える環境へ。

Ayano Sajiki

Ayano Sajiki

「相手のために作っているっていう実感があるんです」

そう話すのは、LIGでエンジニアとして働くふるさん。

手を動かしながら、クライアントと直接やり取りも担う現在の働き方。エンドクライアントとの関係性を大切にしながら開発を進める一方で、フロアにはWeb制作、YouTubeチームなど、さまざまな職種の社員がいる環境。

客先常駐時代とは大きく変わった働き方のなかで、ふるさんが感じていることとは? これまでのキャリアと、LIGでの仕事について聞きました。

ico LIG DX事業本部 エンジニア 古市 知樹(ふる)大学卒業後、新卒でSES系企業に入社。システム開発の現場で経験を積み、その後2社目も同じくSES系企業へ。客先常駐での業務を経て、「クライアントと直接関わる仕事がしたい」という思いからLIGへ転職。現在はEC事業を展開するクライアントの基幹システムの開発・保守を担当し、クライアントとのコミュニケーションを大切にしながら開発を行っている。

ふるさんの1日の様子に密着した動画も同時公開しているので、ぜひあわせてご覧ください!

二次請けから一次請けへ。「クライアントと直接関われる」働き方を求めて

―― LIGは3社目と伺いましたが、それまではどんなお仕事をされていたんですか?

1社目と2社目はいずれもSES系のシステム開発会社で、出向して開発やテストを担当する、いわゆる客先常駐の働き方が中心でした。システム開発という仕事の本質は同じですが、常駐先ごとに作業工程や求められることが変わる感じで働いていました。

―― ずっとエンジニアとしてのキャリアを歩まれてきたんですね。もともと「エンジニアになりたい」と思っていたんですか?

正直に言うと、ぜんぜんそんなことはなくて(笑)。大学の友人や先輩にエンジニアになる人が多く情報も入りやすかったので、「じゃあ自分もやってみようかな」くらいの感覚で選びました。でも今となっては、結果的に向いている職だったのかなって思っています。

―― 2回目の転職でLIGを選んだ理由を教えてください。

前職では二次請け・三次請けの案件が中心だったんですが、たまたま一次請けの現場を経験する機会があって。その働き方が自分には合っていると感じたんです。

次に行くなら、エンドクライアントと直接関われる仕事ができる場所がいいなと思うようになって。LIGがプライム案件(一次請け)が多いという点は、転職の動機としてかなり大きかったです。

―― 「エンドクライアントと直接関わる」ことの良さって、どういうところにあるのでしょうか?

多重請け構造の中では、常駐先の担当者とコミュニケーションを取りながら、決められた範囲の開発やテストを進める形でした。それはそれで、いろんな現場を経験できる良さもありました。

ただ一次請けを経験してみて、エンドクライアントと直接調整しながら作ることで、相手のために今の作業をしているっていう実感がより強く感じられたんです。その感覚が、自分にはすごく合っていると思いました。

コミュニケーションで心がける「伝え方」と「雰囲気づくり」

―― 今、LIGではどんな業務を担当されているんですか?

EC事業のクライアントの基幹システムの機能追加や改修作業をやっています。クライアントと直接やりとりして、自分で開発もテストもして、リリースまで持っていく、という感じですね。

―― エンジニアとしての知見があることで、クライアントとのやりとりで役立つことってありますか?

私が話す相手は、相手企業のシステム部の方みたいな感じが多いので、プログラムの知識がある前提で話が進むことが多いんです。

その中で、言われたことが「できる/できない」かを自分で調べて判断できるので、そのぶん早く答えを返せるのかなとは思います。

―― 要件のすり合わせや仕様調整のときに、意識していることはありますか?

2つあって、「クライアントが本当にしたいことはなにか」を意識することと、「こういうときはどうする?」という想像を働かせることですね。

まず1つ目は、クライアントの要望の背景にある目的を理解することです。たとえば「こういう条件でデータを抽出して表示してほしい」という要望があったとき、「どんなデータを見たいのか」という目的を確認したうえで、その条件で本当に求めているデータが出てくるか検討するようにしています。

もう1つは、さまざまなケースを想定して確認することです。「画面にデータを表示する」という要望だけでも、実際に運用するとなると「データがなかったらどうするか」「件数がすごく多いときの表示方法」「横長な文字の扱い」……など、細かい仕様を詰める必要が出てきます。そういった点を一つひとつ確認しながら、解決していくようにしています。

―― 開発チームとのコミュニケーションで意識していることは?

可能な限り詳細に伝えること」と「コミュニケーションをとりやすい雰囲気づくり」ですね。

まず「詳細に」というのは、自分の中に細かいイメージがあるのに、それをぜんぶ伝えきれなくて、出てきたものがイメージと違った……みたいなことを、なるべく減らしたいからです。なので、できるだけ細かく伝えるようにしています。

もう一つは、わからない点があればすぐ確認してほしいと明確に伝えることです。細部まで伝えようとするほど、一度で伝わらない場面は増えます。だからこそ、相手が「これはどういう意味か」と気軽に確認できる雰囲気を先につくっておきたいんです。

「やりとりの回数は減らしたほうがいい」という考え方もあると思いますが、私はむしろこちらからもこまめに連絡して、指摘や質問をしやすいと感じてもらえるようにしたいですね。

―― すごく丁寧ですね。今回の取材でも、不安な気持ちとか懸念点とか、すごく素直に伝えてくださって。

ありがとうございます(笑)。心配性なんですよ、私。

言語の壁を越えた先にある気づき。「日本人同士でもやることは同じ」

―― 印象に残っている出来事や、たいへんだったことはありますか?

最初に苦労したのは英語ですね。仕事で英語が登場するのが人生で初めてで、海外エンジニアと直接やり取りするのも初めてでした。想定外に英語が絡むな……と。

AIに頼りつつ、日本語を英語にしてもらって、その英語をまたAIにチェックしてもらって、「この英語だと英語圏の人にどう伝わる?」って聞いて……という感じでやっていました。時間がかかって、仕事のスピード感が落ちたのは反省点です。

―― 伝わらないかも、と思ったときはどうしていましたか?

図ですね。日本人同士でもそうなんですけど、口頭で言うより図にしたほうがミスが起きにくいと思っていて。

UIの仕様って、たとえば「ラジオボタンを押すとチェックボックスが非活性になる」みたいな話を言葉だけで説明すると、ややこしくなるじゃないですか。そういうときはスプレッドシートで画面っぽい図を書いて、「ここクリック→こうなる」を状態ごとに用意していました。

―― なるほど。言語の壁を越える工夫だったんですね。

そうなんですけど、同時に、すごく学びになったこともあって。別に海外エンジニアだからといってやることは変わらないなって思ったんです。

―― というと?

日本人同士でも、相手がわからないなら、それに合わせて説明しないといけないので。言語の壁によって難しく感じやすいだけで、やること自体は同じだと思いました。

「いろんな人がいる空間」で働ける

―― LIGで働いていて感じる魅力は何ですか?

いろんな人がいることかなって思います。正直、自分の仕事してるときは自分のチームの人としか関わらないから、そこは別にどこで働いてもそんなに変わらないと思うんですけど。

でも、デザイナーがいて、Web制作の人がいて、YouTubeやってる人がいて……そういう中に身を置いてるのが、単純に面白いんです。いろんなことに興味がある人だったら、いろんなことにチャレンジできる可能性がある場所なのかなと思います。

―― 働き方の面ではどうですか? 以前は客先常駐で、会社の人とは年に数回しか会わないこともあったと聞きましたが……!

それはだいぶ変わりましたね。前は常駐先にいる時間がほとんどって感じだったんですけど、今はフロアにいろんな人がいる状況がすごく好きです。

毎日めちゃくちゃ喋るわけでもないんですけど、やっぱりフロアにいろんな人がいるっていう状況が、私にとっては大きい変化で。そういう雰囲気を感じられるから、働きやすいのかなって気がします。

おごり自販機制度や社内イベントも盛んで、社員同士の交流機会を積極的に設けているなと感じます。

▲おごり自販機。2人で社員証を同時にタッチすると、1日1人1本ずつ無料で飲料がもらえる仕組み

―― ふるさん、先日の寿司打王選手権では大活躍でしたね!

いやいや(笑)。

▼飛び入りで参加したふるさんが準優勝した寿司打王選手権の記事はこちら

LIGに向いている人は?今後やりたいことは?未来を憂いすぎない働き方

―― 「こういう人はLIGのエンジニアに向いている」と感じる人物像はありますか?

LIGに限らないかもしれないんですけど、クライアントワークなので「クライアントのために」って気持ちがある人かなと思います。

技術だけ極めます、みたいなタイプの人もいると思うんですけど、プライム案件が多いぶん、クライアントと関わる場面が多いので。「ただこなします」より「クライアントのために」って気持ちがある人のほうが、仕事は進めやすいんじゃないかなと。

あと、いろんなプロジェクトを経験したい人は向いてるかもしれないです。

私は本音は一つの案件を深く、が好きなんですけど、入社してみたら、いろんな案件が多い会社なんだなと感じました。変化を楽しめる人は合うと思います。

―― 今後、挑戦したいことはありますか?

正直に言うと、今のクライアントに対して、まだまだ自分がメインで深く関わる状態が少ないなと思っていて。まずは、もっとそうなれるようになりたいです。いまの場所で頑張りたい、というのが一番ですね。

あとは会社としても世間としてもAIと言われているので、自分も経験が欲しいなと思っています。そのあたりの知識は得ていきたいです。

―― 最後に、以前の自分やこれから入る人に向けてメッセージをもらえますか?

あんまり未来を憂いすぎないほうがいいよ、と思います。

心配性で細かいことを気にするのは、品質につながる強みでもあると思うんですけど、それが行きすぎると、仕事でも人生でも、勝手に「問題だらけ」みたいに見えて追い詰められることがあるので。

追い詰められて、次どうしよう……じゃなくて、気楽に頑張りつつ、次どうしよう、でよかったんじゃないかなと思います。

さいごに

エンジニアの方って、どこか「話しかけるなオーラ」を放っている印象がある(失礼)のですが、ふるさんは終始、話しやすい雰囲気で接してくださいました。

フレンドリーというわけではないけれど、「許してくれそう」な安心感がある。寿司打王の記事でアイキャッチにふるさんのお写真を使わせてもらったときも、快く承諾してくださって。今回の取材でも、コミュニケーションしやすい空気を意識して作ってくださっているんだなと感じました!

実は本文中では触れなかったのですが、「どん! と長文で依頼をするのが苦手で……」とおっしゃっていたことも印象的で。「あ、自分よくやってるな……」とハッとしました。ここで懺悔しておきます。

心配性だからこそ、丁寧なコミュニケーションで、クライアントを想って仕事をする。そんなふるさんのエンジニアとしての働き方が、とても素敵でした!

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「クライアントと直接関わりながら、技術を磨きたい」「コミュニケーションを大切にしながら開発したい」「フロアにいろんな人がいる環境で働きたい」

そんな方は、ぜひ一度カジュアルに話しませんか? ふるさんのような働き方に興味を持った方からのご応募、お待ちしています。

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渋谷の荒ぶるベンチャーにて採用人事として揉まれたのち、「文章が得意そう」という理由でスタートアップにライターとしてジョイン。メディアのノウハウを「LIGブログ」で学ぶ。読者でなく運営として携わりたいと考え、LIGへ入社。現在はLIGブログの企画、ライティング、編集を担当している。どんな記事でもそれっぽく仕上げるWordPress芸に定評がある。

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