未経験からWebデザイナーになる方法は?現役デザイナーが教えます

未経験からWebデザイナーになる方法は?現役デザイナーが教えます

Ten Tanaka

Ten Tanaka

こんにちは! Webクリエイタースクール 「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」(通称:デジLIG)運営本部スタッフの天です!

弊スクールの個別説明会にご参加される方は、Webデザインを学ぶ方法を模索している方が多数です。

通学にするのか、オンラインスクールなのか、はたまた独学で学習できないか……と、いくつかの学習方法を検討されています。そもそも、未経験からWebデザイナーってなれるものなのでしょうか……?

結論からお伝えすると……なれます。

ただし、自分に合う学習方法や環境を整え、学習時間を作る必要があります。

この記事では、「未経験からWebデザイナーになるため方法」を紹介するとともに、現役のWebデザイナーに勉強法も聞いてきました。自分に合う最適な方法を見つける参考にしてもらえると嬉しいです!

本当に未経験からWebデザイナーになれるの?と不安な方へ
「Webデザイナーになりたい!」と意気込んでも、「本当になれるの?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
確かに未経験からWebデザイナーになることは簡単ではありません。ただ、しっかりと学習し、就職対策をおこなえば、未経験からでもWebデザイナーになれます!

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)は、

  • 面接対策や求人紹介などの就職支援サポートを卒業後も受けられる
  • 現役デザイナーが講師だから最速で即戦力の技術を身につけられる
  • 企業からオファーがもらえる就活イベントを定期開催
  • Web制作会社LIGだからこそのネットワークで求人紹介ができる

 

デジLIGは就転職支援が手厚いので、受講生の多くの方が転職を目的に入学されています!
同じような目標や悩みを持っている受講生が多いので、お互いの状況を共有しながら学べるところもモチベーション高く学習を続けられる秘訣です。

ぜひ一度、個別説明会へお越しください!就職支援実績などより具体的にお話しさせていただきます。

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Webデザイナーの基礎知識

Webデザイナーになるには、必要なスキルや経験を身に付けていく必要があります。

必要な資格などはなく、年齢も重要視されないので、求められるスキルさえあれば未経験でもWebデザイナーになれます。スキルを習得するまでにかかる期間は3ヶ月〜半年ほど。

社会人をしながら学ぶ方でも目安として半年〜1年弱くらいで必要なスキルを習得しています。

Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーとは、クライアント(企業/個人)から依頼を受け、Webサイトのデザインを制作する職業です。

お客様の要望をヒアリングし、Webサイトの方向性、構成、ユーザーの使いやすさを考えデザインを制作します。

1. Webサイトの構成を設計

Webサイト全体の構成・レイアウト・イメージを決定します。Webサイトを利用するユーザーの目線に立ち、Webサイトを訪れたお客様にとって使いやすいUI(ユーザーインターフェイス)とUX(ユーザーエクスペリエンス)を設計し、ユーザーが求める顧客体験を実現させます。

2. Webサイト・Webページのデザイン

Adobe Photoshop、Adobe IllustratorといったグラフィックデザインソフトやFigmaというデザインツールを使用してデザインを制作します。

3. コーディング

HTML(エイチティーエムエル)、CSS(カスケーディングスタイルシート)、JavaScript(ジャバスクリプト)といったコンピューターの言語を用いてWebサイトを構築します。

Webデザイナーの働き方

Webデザイナーとしての働き方はさまざまです。制作会社・事業会社で正社員として働く場合は、安定した収入を得ながら、リモートワークやフレックスタイム制を活用した柔軟な働き方ができます。

派遣社員として働く場合は、有期雇用になりますが、専門職のため時給も高く、残業に関しても規定で守られているため、仕事のオンオフがつけやすいです。また実務経験を重ねてスキルを磨いた後に、副業やフリーランスのWebデザイナーとして活躍する人数も増加傾向にあります。それぞれの働き方について解説します。

制作会社のWebデザイナー

お客様(他の会社)から依頼を受け、Webサイト・アプリの制作や運用を行うWebデザイナーのことです。外部企業がクライアントになるため多種多様な業界・種類のデザインに携わる特徴があり、幅広い知識・技術・経験を身に付けていくことができます。Webデザイナーとしてデザインの技術やスキルアップを高めたいと考えている方におすすめです。

事業会社のWebデザイナー(インハウスデザイナー)

自社のWebサイト・アプリなどの制作や運用をする社内Webデザイナーのことです。自社サービスの制作を行うため、長期的により良いものを育てていくことができます。

クライアントが外部ではないため、納期の短縮や突発的な作業が起きづらく、仕事が調整しやすい特徴があります。また、インハウスデザイナーは、デザインだけでなくサイト運営全体に携わることが多いため、ディレクションを始め、クリエイティブの周辺業務(マーケティング、開発、デバッグなど)を通して、視野を広げてスキルを高めることができる働き方です。

フリーランスのWebデザイナー

組織に所属せず独立し、Webサイト制作や運用を行うWebデザイナーのことです。制作会社や事業会社のWebデザイナーと異なり、自由度の高い働き方を実現できます。

一方で会社員ではないため、安定した収入を得るための実力・実績が求められるでしょう。Webデザイナーとして経験を積み、スキルを高め、計画的に独立することがおすすめです。

仕事を獲得する際は人脈やフリーランス向けの案件紹介サイト、クラウドソーシングなどを活用してお仕事を得ていく必要があります。知識・技術・経験を身に付け、自分の裁量で仕事をしていきたい方におすすめです。

Webデザイナーの年収

Webデザイナー平均年収は約449万円となっています。全体の平均からすると高く、特に東京都は平均で493万円の高水準です。
パソコンがあればどこでも仕事ができる職種でもあるため、地方に生活の拠点を置きながら、東京の会社で仕事をしている人も多いです。

参考リンク:求人ボックス

Webデザイナーの将来性

Web業界はテクノロジーの進化とともに拡大と成長を続けています。つまり、市場としてはかなり追い風である考えてよいでしょう。求人動向を見てもWebデザイナーの需要は高まっているといえそうです。

令和4年に厚生労働省がおこなった「労働経済動向調査」では、情報通信業の労働者が不足気味であると判断されており、令和4年 内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(BSI)」では情報通信業界の景気上昇も予測されています。

Webデザイナーとしてクライアントの要望を満たしていくためにコミュニケーション力や企画力を高め、Web業界のトレンドや最新技術のキャッチアップを行い、Webデザインに求められる知識や技術の変化に合わせたスキルアップを図ることが重要です。

Webデザイナーのキャリア

WebデザイナーのキャリアプランはWebディレクター、UI・UXデザイナー、アートディレクターの3つに大別されます。それぞれのキャリアについて紹介していきます。

Webディレクター

Webディレクターは、Web制作におけるプロジェクト全体の進行管理者です。クライアントの意向をヒアリングし、納期までに制作を終えられるようなプロジェクトの進捗管理が仕事です。

Webデザイナー、プログラマーといったメンバーのマネジメント業務を行いながら、Web制作全般を管理します。制作会社・事業会社のWebデザイナーとして現場で経験を重ねていくことで、Webディレクターに必要なスキルを磨いていくことができるでしょう。

Webディレクターには、クライアントの要望をヒアリングし、制作メンバーをまとめていくコミュニケーション力が求められます。

UI・UXデザイナー

UIデザイナーはユーザーが使いやすいようにWebサイトやアプリの構成・ビジュアル・操作性をデザインする仕事です。UXデザイナーは、ユーザーにとっての価値ある体験(使いやすさや楽しさ)をデザインをするためにユーザーのニーズを分析し戦略を立てる仕事です。

UI・UXデザイナーになるには、ユーザー目線でデザインや設定を考えるスキルや、分析能力が求められます。

アートディレクター

アートディレクターはデザインの責任者としてデザインの方向性を決定し、デザインに関わるクリエイターたちを指揮する仕事。

アートディレクターになるには、クリエイティブの制作全般に関する専門知識とスキルが必要です。クライアントの要望を的確に掴むためのコミュニケーションスキル、ディレクションスキルが求められるため、Webデザイナー・Webディレクターとして実務経験が求められます。

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【現役デザイナーが教える】Webデザイナーになるためのステップ

未経験からWebデザイナーになるためには、必要なスキル(知識と技術)を身に付けていく必要があります。

ここでは現役デザイナーに聞いた「未経験からWebデザイナーになるための方法」を紹介していきます。

① Webデザインに必要なツールを準備をする

勉強を始めるにも、まずはWebデザインをする上で必要なモノを揃える必要があります。最初は、パソコンと最低限のデザインソフトを用意できれば良いです。それぞれ詳しく説明します。

パソコンを用意する

Webデザインを行う上で、パソコンは必要不可欠なアイテムです。パソコンを選ぶ際は自分が行う作業に対してどこまでの性能が必要なのかを考え、予算を踏まえて検討しましょう。Webデザインの勉強をするにあたって、パソコンの購入を考えている場合、どのようなものがいいかを現役のWebデザイナーに質問してみました。

Q. パソコンはMac?Windows?

A. 業界的にパソコンはMacを使用しているデザイナーが多いです。Mac同士であればデータの送受信やりとりの手間が省けるメリットがありますが、必ずMacでなければらないというわけではありません。

Q. パソコンのスペックはどれくらい必要?

A. メモリやストレージの大きさによって作業効率が大きく変わります。メモリは16GB程あればAdobeのソフトなどを開いたときでも、パッと画像が表示されたりと動作にストレスが少ないです。

ストレージは、256GB以上のものがおすすめです。128GBではAdobeのソフトを入れるだけで重くなってしまいますが、512GBあるとかなり余裕ができます。

Q. Macの場合のインチ数は?

A. MacBookは15インチがおすすめです。Webデザインは縦長になる場合が多く、作業をしていると画面の縦幅が広いパソコンのほうが良いなと思うようになることがあります。

13インチのMacBookは、パソコン本体を持ち歩くことが多く本体の重さが気になる人におすすめです。また、自宅にサブモニターを置き、デュアルディスプレイ(2画面)にすることで効率よく作業することができます。サブモニターは、1〜2万円程度のものでもひとまずは十分です。

Q. Windowsの場合の注意点は?

A. CPUはCorei5以上、メモリは16GB以上のものが望ましいです。Corei7・Corei9など数字が大きいほど性能が良くなる分価格も上がります。

デザインソフト・ツールを用意する

Web制作に必要なツール

デザイン、コーディング部分に関しては、Adobe社が提供する、「Illustlator」「Photoshop」「Dreamweaver」「XD」などの制作ツールを用います(かならずしもAdobe社じゃなくても良いですが、一般的にAdobe社の製品を用いられていることが多いです)。

最近では、「Figma」を使用して制作を進める企業も増えているため、「Figma」のツール学習はマストでしょう。

Webデザイナーになるためには、実際にサイトを制作際に利用する頻度が高い、下記4つのソフトを覚えることをおすすめします。覚えるべきツールがそれぞれどのように使われているか、簡単にご説明します。

Illustlator

Illustlatorは素材の作成を行う際に用いることが多いです。Web制作でいうと、イラストやロゴ、ボタン等のオリジナル素材の作成や文字の作成など、Webサイトのデザインに必要なパーツの作成などに用いられます。

▶︎ Illustratorの公式サイトはこちら

Photoshop

Photoshopは画像や写真の加工、素材のレイアウトに用います。

Webサイトでは写真を用いることも多く、写真の加工を行ったり、バナーと呼ばれるWeb広告や、メディアサイトのTOP画像の作成など、一つの画像素材の作成に使用されるケースが多いです。また人物の切り抜きなど、素材加工として用いられます。

▶︎ Photoshopの公式サイトはこちら

Figma

Webサイト、アプリケーションなどのデザイン作成に用いられます。

数年前まではPhotoshopが代表的なツールでしたが、近年ではFigmaでチーム内でのデザインの共有や、クライアントへの提案を行う機会が多くなっています。リアルタイムでの編集や、Webデザインに合わせた編集機能を搭載しています。Webサイトのデザイン制作において作業効率が上がり、シェア率も高くなっています。

▶︎ Figmaの公式サイトはこちら

Visual Studio Code

テキストエディターとも呼ばれ、コーディングの作業を行うときに必要なソフトです。HTML、CSS、JavaScriptの打ち込み作業をする際に使用します。

デザインの仕上がりを確認しながらプログラミングを行なっていくことができるため、Web制作業界からもシェア率が高いです。

▶︎ VS Codeの公式サイトはこちら

② Webデザイナーに求められるスキルを知る

Webデザインに必要なモノを準備できたら、Webデザイナーになるために必要な知識やスキルを知りましょう。

Webデザイナーになるためにはどんな学習が必要になるか知ることで、この先学習を進めやすくなります。

デザインの基礎知識

デザインに関する基本的な知識を学び身に付ける必要があります。レイアウト・配色・フォントといったデザインの知識を始め、最新のWebデザインのトレンドをキャッチアップすることが重要です。

デザインツールの操作スキル

Webデザイナーとして活躍するには、Adobe Illustrator、Adobe Photoshopといったグラフィックソフトの操作方法を身に付け、使いこなしていくことが必要です。

コーディング・プログラミングスキル

Webサイト構成するHTML・CSSのコーディングスキルと動きを表現するJavaScriptのプログラミングスキルが必要です。

コミュニケーションスキル

クライアントの要望をヒアリングするためにコミュニケーション力が必要です。また、Webサイトを制作する上でどのようなデザインを求められているのか把握するための傾聴力もとても重要です。

現役デザイナーにWebデザイナーに求められる役割とスキルをインタビューした記事はこちら。

③ スクールか独学か勉強方法を決める

Webデザイナーになるために必要なモノ・スキルを理解したら、実際にどのように学習を進めていくか決めましょう。

転職活動や副業での案件獲得を目指している方はWebデザインスクールに通うことが一般的ですが、独学でももちろん学習は可能です。

Webデザイナーになるための学習方法
1. 独学で学習する
2. スクール・専門学校に通う
3. オンラインスクールに通う
4. 未経験可の求人に応募し現場で学ぶ

それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説しますので、自分にあった学習スタイルはどれなのか参考にしてみてください。

1. 独学で学習する

メリット
  • 学習カリキュラムを自分で決定できる
  • 自分のペースで学習を進めることができる
  • コストを安価に抑えることができる
デメリット
  • 教材は自分で用意する必要がある
  • インプットがメインとなりアウトプットが難しい
  • デザインのフィードバックが受けられず何が正解か判断がつかない
  • 自分を律する自己管理力がなければ学習が進まず怠けてしまう
  • 現場で求められる最新スキルや業界事情の情報収集が難しい
独学のポイント

専門書籍や動画教材を活用し、わからないことはインターネットで検索しながら学習を進めます。

Web制作に必要なAdobeのデザインソフトのチュートリアルを使用したり、YouTube動画でも多くの投稿があるため、比較的コストをかけずに学習が可能です。

独学でWebデザイナーになりたい方はこちらの記事も併せてご覧ください。

独学で学んだ現役デザイナーのコメント

ico独学は学習に費用がかからない点と、Webに関する知識や技術だけではなく、検索力や自己解決能力が身につくという点がメリットでした。
 
逆にデメリットと感じたのは、最短の学習方法や勉強に行き詰まったときに解決策を教えてくれる人がいないというところでしょうか。僕が学習していた時代と比べると現在は情報が多い時代なので当てはまるかはわかりませんが、学習にはとにかく時間がかかりました。
 
独学のため一緒に学習する仲間もおらず情報交換をすることも難しかったですね。
 
デジLIG 中里トレーナー

ico独学で大変なこともたくさんあったけれど自分には合っていました!
 
私は自分の好きなものを作るために勉強を頑張っていたので、好きなものが作れるようになることでモチベーションが上がりました。勉強もやりたいときに進められるのがメリットですね。
 
でも独学が全員にとっては正解じゃないと思います。就職支援などのサポートがないため、自分に合う会社がわからず、遠回りしてしまう可能性があります。あとは背中を押してくれる仲間がいないのでモチベーションの維持には工夫が必要ですね。
 
LIGデザイナー おまめ

2. スクール・専門学校に通う

メリット
  • 最新のスキルを基礎から体系立てて、実践的な知識と技術を学ぶことができる
  • プロの視点のアドバイスを受けることができ、制作物にフィードバックがもらえる
  • 同じ目標を持つ仲間たちと横の繋がりができ学習に取り組める
  • 就職・転職活動の支援や案件紹介などのサービスを活用できる
  • スクールの環境(校舎・パソコン・ソフト)を活用できる
デメリット
  • スクール・学校ごとに定められた学習期間内で学習を進めなければならない
  • 独学よりもコストがかかる
  • 学習時間(社会人は仕事と学習の両立)の確保が必要
Webスクールのポイント

最も一般的な方法であり、Webスクールのカリキュラムを活用して、Webデザイナーに必要なスキルを効率よく身に付けることが可能です。

学習期間はスクールによって異なり、1〜3ヶ月程度の短期集中から1年以上と期間も様々です。学習に使える時間をあらかじめ計算し、自分のライフスタイルに合ったスクールを検討していく必要があります。

学習を進める中でわからないことは、講師に対面で質問や相談できるのが大きな特徴です。スクールごとに学生同士のコミュニティや就職・転職支援サービスなどが充実しているところが多くあります。

💡おすすめのWebデザインスクール11校29コースをこちらでまとめています!

ぜひ自分に合ったスクールを見つけてくださいね!

スクールで学んだ現役デザイナーのコメント

icoWebデザインスクールを活用する学習のメリットは、なんといっても講師であるトレーナー陣からフィードバックをもらえることです!
 
初学者の多くがつまずくポイントは、自分が作ったデザインが本当に良いものになっているかどうかがわからないというところです。スキル上達の最短の近道は、講師からたくさんフィードバックをもらうこと。
 
デメリットは学習のためにまとまったお金が必要なことですね。でも、経験や時間を「買う」と考えたら、決して高くないと思います。
 
デジLIG 相原トレーナー

ico自分のサイトを形にできることが何より嬉しかったです。動画教材で無理なくステップアップしていけるので、モチベーションを保ったまま学習を続けられました。
 
また、現役のWebデザイナーの方々からお話を聞けるため、実際の働き方のイメージを持つこともできました。スクール時代のご縁で、卒業後に講師の方とお仕事をすることもあります。
 
キツかったのは、学費が高いこと。最高の施設・環境が揃っているので、その分しっかり元を取って欲しいと思います……!
 
デジLIG 石上トレーナー

3. オンラインスクールに通う

メリット
  • 通学の必要がなくパソコン・デザインソフト・インターネットにアクセスできる環境があれば好きな時間に自由に学習を進めることができる
  • 完全通学型のスクールよりは費用を抑えることができる
デメリット
  • 独学よりも割出な学習費用の捻出が必要
  • スクールの先生・スタッフとオンラインツール上でしかコミュニケーションが取れない
  • 集中できる学習環境(PC・ソフト・学習スペース)を整える必要がある
  • 自由度が高い分、学習を阻害する誘惑が多くモチベーションの維持・学習計画の管理が難しい
オンラインスクールのポイント

スクールが提供するWeb教材・動画教材を活用し学習を進め、スキルを身に付けていきます。オンライン学習で好きな時間に学習を進めることができるため、隙間時間を有効活用した効率的が学習が可能。オンラインスクールも学習期間・費用も様々なため、自分に合ったスクール選びが必要です。

講師とはオンライン上のコミュニケーションツールを活用しながら、決まった時間に質問ができます。オンラインセミナーやオンラインイベントが企画されているスクールも多いようです。

オンラインスクールに興味がある方はこちらの記事もおすすめです。

おすすめのオンライン動画教材もご紹介します。

リグアカ|話題のFigmaやデザイン基礎などデザイン知識を幅広く学べるオンライン学習サービス

リグアカ出典:トップページ|リグアカ

リグアカは、デザイン・Webマーケティングに特化したオンライン学習サービスです。デザイン基礎から、今は欠かせないFigmaの実践的な使い方、サイトを制作する上でのマーケティング知識などを動画で学べます。

買い切り講座なのでサポートなどはありませんが、実践的で内容の濃い学習教材です。

▼おすすめの講座はこちら

Udemy|PhotoshopやIllustratorなどの買い切り講座が豊富なオンライン学習サイト

Udemy出典:トップページ|Udemy

Udemyは学びたい人、教えたい人のためのオンラインのマーケットプレイスです。PhotoshopやIllustratorなど、Webデザインに必須のツールの使い方を動画で学べます。

こちらも買い切り講座なのでサポートなどはありませんが、たまにセールをやっており数千円で購入することが可能です。

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4. 未経験可の求人に応募し現場で学ぶ

メリット
  • Web制作の現場で実務を通してWebデザインのスキルを身に付けられる
  • 業務時間内にWebデザインを学習をすることができる
  • 職場の先輩Webデザイナーに相談ができる
デメリット
  • 完全未経験でWebデザイナーの仕事を見つけるのが難しい
  • Webデザインの学習経験がない場合は、自分に合っている仕事かどうかの判断がつかない
  • 職場によっては、雑用のような業務が多くスキルがつかない
未経験から現場で学ぶポイント

企業の社内研修を経て、Webデザイナーとしてスキルアップを目指します。Web制作の現場でスキルを磨きながら実務経験を積むことができることが大きな魅力ですが、求人数が少ないことが欠点。

中には未経験であっても「スクール卒であること」が条件となっているところもあります。

しかし、あまりおすすめはしない手段です。というのも、完全未経験からの就職難易度はとても高く、「未経験歓迎」と謳って接客販売やコールセンター配属になってしまうなんてこともザラにあります。

未経験可の求人からWebデザイナーになった現役デザイナー

ico求人数は少ないですが、未経験可の求人に応募し現場で実践的に学ぶことは、Webデザイナーの近道かなと思ってます! 私はインターンを活用して企業に飛び込んで働きながらWebデザインを学びました。
 
最初はわからないことだらけで辛い時期もあるかもしれませんが、自分のペースではなく、現場のペースで「勉強+仕事」をしなければならないので、グングン成長を感じることができました。
 
また、本や座学では学べないことを吸収できます。何より最前線で働く先輩Webデザイナーが身近にいることは、とっても刺激にもなります!
 
私は幸運なことにすごく素敵な環境で学ぶことができました。しかし場所によっては、未経験者に任せるのは雑用ばかりで、まったくWebデザイナーとして成長できない環境になってしまう場合などもあります。環境選びにはかなり注意が必要だと思います……!
 
LIGデザイナー まいまい

④ Webデザインの学習を始める

おすすめの学習方法

いろんなデザインに触れる

まずはインターネット上でWebサイトを調べ、様々なWebデザインに触れてみましょう。この後に紹介させていただきますが、デザイン性の高いWebサイトがまとめられたWebサイトや、デザインを学ぶ書籍は数え切れないほどあります。自分の用途に合ったサイトまとめ集や、読み進めやすい本を見つけてみてください。

また街中にもデザインは溢れています。ポスター、看板、フリーペーパーなどを見た際には、なぜそのフォントなのか? なぜその配色なのか? を考えていくことでデザイン力を磨くトレーニングになります。

SNSの活用

良いデザインを発信している人をフォローし、毎日最新のデザイン情報を収集しましょう。

自身の学びを発信すると、同じ目標に向かう人と出会うきっかけにもなります。「#Webデザイン勉強中」などのハッシュタクで、一緒に頑張る仲間と出会うこともあります。

うまくいけば、知り合ったデザイナーさんに自分の作品のレビューをいただくような機会もあるので、ぜひ積極的に活用していきましょう。

バナートレース・サイトトレース

Webデザインの勉強していると、バナートレースやサイトトレースという言葉が出てきます。トレースは「模写・真似」するといものです。トレースを通して、IllustratorやPhotoshopの操作方法の理解を深めることができます。

さらにスキルを高めていくには、トレースの制限時間を決め時間内にどこまで作り込めるかに挑戦をしてみたり、デザインを分析しながら、なぜそのフォント・レイアウト・配色・写真なのか? を考えてトレースを行い、考察結果を記録していくことをおすすめします。

おすすめのデザインサイト

1guu.jp(イチグウ)

1guu.jp(イチグウ)は優れたWebサイトのデザインリンク集です。両サイドにあるバーから「国別、業種別」にWebサイトを絞り込むことができます。

I/O 3000

I/O 3000では国内外問わず、Webデザインの参考になるサイトがまとめられており、カテゴリー別、色別にも調べることが可能です。Webデザインのトレンドを掴むのにおすすめのサイトです。

Pinterest

Pinterestはお気に入りの画像や動画を発見し保存・整理・ブックマーク・シェアできるサービスです。多くのデザイナーさんがPinterestを活用しています! 気になるデザインをピン(保存)することができ、ボード(フォルダ)で整理整頓できるので、お気に入りのデザインをストックしておくことができます。

おすすめのデザイン書籍

ノンデザイナーズ・デザインブック


デザイナーの基本を学べる20年間愛されている名書です。デザインを勉強するなら一度は読むことをおすすめします。デザインの基本原則を踏まえて、レイアウトやフォントのお話しなど、デザインの基礎を押さえられる1冊です。

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉


こちらも長らく愛されているデザイン本です。デザインに必要な考え方を図やイラストを通して目で見て楽しめる形でわかりやすく学習することができます。

ソシム株式会社さんの本

3冊一気にご紹介します。


それぞれのテーマに沿ったデザインサンプルが、左側にNGのデザイン、右側にOKデザインが見開きで紹介されています。いまいちさんの苦悩の声と、いまいちさんの悩みにたいする、しゅっと先輩によるアドバイスにもほっこりします。たくさんのフツーのデザインとおしゃれなデザインを比較できるのもこの本の魅力です。

⑤ 転職活動・案件獲得に挑戦する

学習が進んだら、実際に転職活動や副業の案件獲得に挑戦してみましょう。ここで転職成功や案件獲得ができたら、Webデザイナーとして仕事ができるフェーズです!

転職活動や案件獲得に必ず必要なものが「ポートフォリオ」。ポートフォリオとは、自分の実績をまとめた作品集のようなもので、自分自身のスキルの証明になります。

このポートフォリオのクオリティ次第で、転職活動や案件獲得に大きく差が出ますので、できるだけクオリティ高いものを準備する必要があります。

未経験からWebデザイナーとして転職を成功させたデジLIG卒業生のポートフォリオをまとめた記事はこちらです。ぜひ参考にしてみてください!

まとめ

今回の記事では、未経験からWebデザイナーになりたいと考えている方に向けて、Webデザイナーの具体的なお仕事内容をはじめ、働き方、キャリア、Webデザイナーの将来性をご紹介しました。

社会の変化とともにリモートワーク・在宅ワークなどの働き方にも多様性が求められています。働き方を見つめ直し、専門性を高めるために手に職をつけたい、柔軟な働き方をしたいと考える方は増えているでしょう。

これからWebデザイナーになりたいと興味をお持ちの方は、自分に合う学習方法を見つけ、実際に行動してみてください。行動していくことが知識と技術を習得する最短ルートだと思います!

 

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Webデザイナー転職に強いスクールをお探しの方へ
「未経験からWebデザイナー転職を目指しているけれど、本当に転職できるの?」と不安をお持ちの方も多いかと思います。決して安い金額ではないですから、スクール選びも慎重になりますよね。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)は、

  • 面接対策や求人紹介などの就職支援サポートを卒業後も永久に受けられる
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  • Web制作会社LIGだからこそのネットワークで求人紹介ができる

 

などの特徴があり、就転職支援に強いWebデザインスクールです。Webデザイナー転職を目指している受講生の方が多いので、お互いの悩みを共有しながら学べるところもモチベーション高く学習が続く秘訣です。

ぜひお気軽に説明会へお越しください!

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Ten Tanaka
Ten Tanaka Digital Education / School Operator / Leader / 田中 天

大阪市立デザイン教育研究所、成安造形大学卒業後、京都芸術大学院を修了。在学中は芸術学を中心に多くのコンペティションに挑戦し功績を残す。カプセルトイメーカー、キャラクターライセンス事業の広報を経て、2018年にLIGに入社。デジタルエデュケーション部にてクリエイタースクールであるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGの運営を中心にキャリアサポートを行う。

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