Web上での競争がますます激化する中、コンテンツマーケティングはビジネスの成長に不可欠なものとなっています。しかし、コンテンツマーケティングを進めるには専門的な知見も必要で、成果を出すことは容易ではありません。
そこでこの記事では、コンテンツマーケティングの成功事例や最新のトレンドに焦点を当て、コンテンツマーケティングの基礎からや効果的な進め方について解説します。
もしあなたがWeb担当者としてさらに競争力を高めたいのであれば、ぜひこの記事をご覧ください。
コンテンツマーケティングを行ううえでは、戦略設計やそれに紐づいたコンテンツ制作が大切になります。
・SEO対策で自然流入が14倍。うち10位以内は0%→7%に
・認知拡大を目的とするオウンドメディアで、コンテンツ企画〜制作までを継続的に支援し、月間40万PVまで成長
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目次
※編集部注意:2023年3月23日に情報を更新しました。
コンテンツマーケティングの重要性
「コンテンツマーケティング」という言葉がではじめたのは、2014年頃のことです。ではなぜ、この数年で注目を浴びるようになったのでしょうか、その背景を最新トレンドを交えて解説します。
💡有効なコンテンツマーケティング6種類の解説はこちらの記事から
1.広告の集客効果が薄れてきている
コンテンツマーケティングが注目される少し前のマーケティング施策では、Web広告がトレンドでした。Web広告とは、商品サービスについて興味関心が高く比較検討している層(顕在層)に対してWeb上で広告を配信し、問い合わせを獲得する手法です。
しかし、ユーザーが望んでいないタイミング・場所で半強制的に出現するWeb広告も多く、「広告は悪」というイメージがつき、どんどんクリックされにくくなってしまいました。この記事をご覧になっているあなたも、動画や記事を見てる時に関係のない広告が出てきて不快に思ったことがあるのではないでしょうか。
最近ではWeb広告もユーザーの趣味・嗜好にあわせてパーソナライズされるようになってきてますが、残念ながら一度ついてしまった悪い印象を改善するのは難しく、広告に対する嫌悪感は高まったままです。
そこで広告ではなく、コンテンツを通して潜在顧客との接点を獲得するコンテンツマーケティングが重要視されるようになったのです。
SNSにより拡散されやすくなった
また、現在では、多くの方がInstagramやTwitter、FacebookなどのSNSを使用しています。ICT総研が実施した「2022年度SNS利用動向に関する調査」によると、日本のSNS普及率は82%にも及ぶそうです。
SNSはよくも悪くも気軽に拡散できるツールで、コンテンツマーケティングととても相性がいいとされています。ユーザーの心を動かすコンテンツを作れればSNSでシェアされ爆発的に広がることもあり、予想を超える反響が得られるからです。
このような背景から、コンテンツマーケティングはここ数年でますます重要視されるようになっています。
コンテンツマーケティングのメリット
コンテンツマーケティングをおこなうメリットとしては、以下の4つがあります。
- コンテンツマーケティングのメリット
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- 潜在顧客との接点を増やすことができる
- 顧客を育成できる
- 顧客データを取得できる
- 広告費を削減できる
それぞれ詳しく解説します。
潜在顧客との接点を増やすことができる
コンテンツマーケティングの大きなメリットは、すぐに商品の購入や問い合わせをしない潜在顧客との接点を増やすことができるという点です。
例えば業界のニュースやトレンド情報などの情報を発信し続けていれば、潜在顧客の目にとまり、自社商品やサービスを知ってもらえるかもしれません。また、SEO対策をおこない検索エンジン上で上位表示ができれば、こちらが営業せずともひとりでに商品やサービスを知ってくれることもあるでしょう。
また、特定のテーマでの接点を増やすことができれば、「一定の分野に専門性を持っている会社」などといった印象を与えることもできます。
コンテンツマーケティングでは、記事以外にもセミナーやオンラインイベントなどさまざまなコンテンツがあるため、より多くの潜在顧客との接点を増やせるのも魅力です。
顧客を育成できる
コンテンツマーケティングでは、発信できる内容の自由度がたかく、また顧客との接点を持ち続けられるため、潜在顧客から見込み顧客へと育成するができます。
例えばサービスに興味はあるけど今は必要としてない企業がいたとしましょう。そのような企業はすぐに顧客にならないとしても、コンテンツを通して継続して接点を持っていれば、いつか必要になったときに自社のことを思い出してくれ、問い合わせに繋がるかもしれません。
また、一度サービスを導入してくれた企業にもコンテンツを送ったり、導入事例のインタビューに協力してもらうなどして接点を持ち続けることで、リピートにつながることもあります。
顧客データを取得できる
コンテンツマーケティングでは、顧客が経由したページや、流入した検索キーワード、流入元などのデータを取得し、顧客の興味関心や行動を可視化することができます。
顧客にとって価値のあるコンテンツを制作するには、顧客理解が欠かせません。このようなデータをもとに顧客理解を深めれば、よりよいコンテンツ制作やマーケティング戦略の改善に役立ちます。
広告費を削減できる
コンテンツがSNSで拡散されたり、検索エンジンからの流入を得ることができれば、広告費をかけずに多くの人にコンテンツを届けることができます。
また、検索エンジンからの流入は一過性の広告と違い、安定的・かつ継続的な流入が魅力です。
効果的なコンテンツの作成にはリソースや専門的な知見が必要になりますが、その結果として長期的な成果やコスト削減を実現できるのは、コンテンツマーケティングの大きなメリットといえるでしょう。
コンテンツマーケティングの手法(コンテンツの種類)
さて、コンテンツマーケティングに関する基礎知識を紹介してきました。ここからはもう少し具体的に、コンテンツマーケティングの手法について見ていきましょう。
コンテンツマーケティングの代表的な手法は、以下の5つがあります。
- 代表的なコンテンツマーケティングの手法
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- 記事コンテンツ
- メルマガ
- SNS
- 動画
- ホワイトペーパー
それぞれ詳しく解説します。
記事コンテンツ
代表的なコンテンツともいえるのが記事コンテンツです。記事コンテンツはオウンドメディア(自社で保有するメディアの総称)上のブログなどで発信したり、他社のメディアに取材やインタビューを受けて掲載してもらう方法があります。
記事コンテンツは流入チャネルにあわせて設計・作成するのが一般的で、流入チャネルには例えば以下があります。
- Googleなどの検索エンジン
- SNS
例えばGoogleなどの検索エンジンからの流入を狙う場合は、まずターゲットが検索しそうなキーワードを調査し、そのキーワード単位で記事コンテンツを作成します。これはコンテンツSEO(またはSEO対策)とも呼ばれます。コンテンツSEOや詳しい記事作成方法はこちらをご覧ください。
SNSからの流入を狙った記事は「企画記事」などと呼ばれ、ターゲットとなる人が興味があるトピックを調査し、話題性も鑑みて作成をします。インタビュー記事などは、こちらの企画記事に該当するコンテンツ例です。
メルマガ(メールマガジン)
メルマガは、定期的にメールを配信することでコミュニケーションをとるコンテンツマーケティング手法です。ユーザーに役立つ情報をメインにしながらもセミナー開催情報やキャンペーン情報を適宜織り交ぜることでリアルな接点につなげるよう設計している企業が多く見受けられます。
「メールなんてほぼ使わないけど効果あるの…?」と思われるかもしれませんが、特にBtoB業界ではまだまだ需要が高いコンテンツマーケティング手法です。比較的低コストで運営できることに加え、専用ツールを活用すれば性別や年齢などの属性別に、配信するコンテンツを出し分けられることから、多くの企業が取り組んでいる施策でもあります。
※BtoBとは:Business to Businessの略で、企業が企業に対して商売を行うことです。
SNS
InstagramやTikTokなどのSNS上でコンテンツを発信する手法も、多くの企業が取り組んでいるコンテンツマーケティング手法のひとつです。
SNSはここまで紹介してきたコンテンツと比較してユーザーとの距離が近く、ファンづくりがしやすい環境といえるでしょう。
最近ではショート動画を活用してコンテンツマーケティングをおこなう企業も見かけるようになりました。
SNSアカウントを育ててコンテンツが拡散されれば、その商品を認知していなかった層にもリーチできます。
動画
動画コンテンツは記事コンテンツよりも多くの情報を伝えられるだけでなく、感情に訴えかけやすい、印象に残りやすいといった特徴があります。
動画を活用したコンテンツマーケティング事例としては、サービス・商品紹介動画やノウハウ系動画などさまざまです。
動画コンテンツは、YouTubeなどのプラットフォームを使って拡散をしていく方法や、Web広告として発信していく方法などがあります。また、SNS上での拡散を狙ったショート動画も近年では需要が高まっています。
ホワイトペーパー
マーケティングにおけるホワイトペーパーとは、ユーザーへの情報提供や課題解決を目的に作成される資料のことで、主にBtoB業界で活用されるコンテンツマーケティング手法です。
ホワイトペーパーの内容は企業によって様々ですが、例えば以下のような例があります。
企業 | ターゲット | 作成するホワイトペーパーの内容 |
---|---|---|
Web制作会社 | Webサイト制作会社を検討している担当者 | 制作事例や費用をまとめた資料 |
ホワイトペーパーは基本的にWeb上でダウンロードする仕様になっており、ダウンロードをする際はメールアドレスや名前などの入力が必要になります。
つまり、すでに商品やサービスを知っているけどまだコンバージョンしていないユーザーにホワイトペーパーをダウンロードしてもらえれば、企業は見込み客の情報(リード情報)を入手できるということです。
コンテンツマーケティングの種類について詳しく知りたい人はこちらの記事も参考になりますよ。
コンテンツマーケティングのやり方を4ステップで解説
概要がわかったところで、ここからはコンテンツマーケティングを実際におこなう場合の施策の流れを解説します。簡単にいえば、「誰に」「何を」「どのように」届けるのか、を明らかにしていく作業です。
前提知識:コンテンツマーケティングに必要な「ナーチャリング」
コンテンツマーケティングでは、ニーズが顕在していない潜在顧客に対してコンテンツを発信し、段階的にコンバージョンに近づけていくのが基本の考え方です。
以下の図のように集客からファン化までの顧客を各フェーズにわけて考え、顧客の興味度合いに応じて段階的に情報提供をおこなっていきます。このように顧客を育成することを、「ナーチャリング」といいます。
- 例えば
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- Webサイトに訪問したユーザーに対しては、そのユーザーに会員登録をしてもらうことを目的にしたコンテンツを発信する(集客→リード獲得のフェーズ)
- 会員登録したユーザーに対しては、コンバージョンに近づけるために、購買意欲を高めることを目的としたコンテンツを発信する(リード獲得→育成のフェーズ)
ステップ1.ペルソナを作成する
基本の考え方が理解できたら、まずはペルソナを作成します。先ほどお伝えした「誰に」に当てはまる部分ですね。
ペルソナとは、「商品やサービスを実際に利用する顧客の人物像」のことです。
性別や年齢、趣味や持っている悩みなど細部まで作成することで、よりリアルにその人物をイメージできるようになります。
ペルソナ作成時は、できる限り実際の顧客からヒアリングを行うようにしましょう。自分達だけで作成してしまうと、現実とかけ離れた理想のペルソナになってしまう恐れがあるためです。
ステップ2.消費者の心理・行動変化を可視化する
そのペルソナが自社のコンテンツと接点をもちコンバージョンに至るまでの一連の心理的な変化や行動変化を可視化してきます。これらを可視化することで、どんなコンテンツをどのように届けるべきかが明らかになってきます。
これはカスタマージャーニーマップとも呼ばれ、作成するときは以下の様なフォーマットにユーザーの心理的な変化・行動変化を書き出していきます。
※タッチポイントとは、想定される顧客との接点のことです。
例えば商品・サービスに「興味をもつ」という段階のユーザーであれば、以下の様な行動をとることが予想できます。
- サービス内容の詳細を調べる
- 他のサービスと比較する
- 口コミを調べる
なお、ペルソナが上記の行動をとったときに、「どんな気持ちなのか」「どんなキーワードで検索するのか」まで具体化しておくと後のコンテンツ制作に役立ちます。できるだけ表を埋めて、そこから想定される必要なコンテンツをどんどん洗い出しましょう。
>>カスタマージャーニーマップの作り方について詳しく知りたい方はこちら
ステップ3.コンバージョンポイントを設定
実際にコンテンツ作成に入る前に、そのコンテンツを通じてユーザーに起こしてもらいたい行動(コンバージョンポイント)を明確にします。コンバージョンポイントとは、例えば資料請求やメルマガ登録、セミナー予約などです。
ユーザーの心情に合った適切なコンバージョンポイントにすることでコンバージョン率は大きく変わるため、カスタマージャーニーと照らし合わせながら丁寧に設定します。
例えばですが、SNSから流入してきたような潜在顧客に対して問い合わせをコンバージョンポイントにしても、まずクリックされません。この場合、ノウハウをまとめたようなホワイトペーパーダウンロードの方が、リードを獲得できる可能性がグンと上がります。
ステップ4.コンテンツを作成する
入り口(ユーザーの心情)と出口(コンバージョンポイント)を踏まえた上でコンテンツ作成をおこないましょう。コンテンツには、先ほど紹介したような様々な種類があります。社内リソースや予算なども踏まえ、最適なコンテンツを選択しましょう。
会社名を背負って世に出るコンテンツのため、適切な企業イメージを維持できるよう社内にてコンテンツ作成ガイドラインを作るのもおすすめです。「コンテンツ ガイドライン」などで検索すると参考になるガイドラインがいくつかでてくるので、作成時は参考にしてみてください。
コンテンツマーケティングで成果を出すための3つのポイント
効果的なコンテンツマーケティングをおこなうためにおさえておきたい3つのポイントを解説していきます。
KPIを設定する
オウンドメディアを運用するならまずは公開記事数をKPIにおいてみたり、コンテンツSEOを本格的にやるなら順位をKPIとしておいてみるなど、設定方法はさまざまです。
KPIを設定する理由は、コンテンツマーケティングを行うそもそもの目的を達成するためです。例えば問い合わせ数を目的とするならそこから逆算して必要な流入数を算出します。さらに、その流入数を満たすためにはどのキーワードでどれくらいの順位をとればいいのかを算出し、その順位をKPIとして設定するなどです。
コンテンツの改善を行う
コンテンツマーケティングで効果を得るためには、コンテンツを作って終わりではなく、継続的に改善をおこなうことが大切です。とくにコンテンツSEOは、何度も改善を繰り返して徐々に順位を上げていくため、根気がいる作業になります。
なお、Googleのアルゴリズムは年に数回アップデートがあり、それに伴い順位も変動します。上位を取るためにはアップデートの傾向を掴み、改善をしていくことも重要です。
インサイドセールスへの取り組み
インサイドセールスとは、「問い合わせをしただけ」「資料請求しただけ」といった見込み顧客に対して、電話やメール・オンライン会議を通して営業をすることをいいます。
商品サービスの詳細説明やキャンペーン情報の案内などをおこない、顧客をコンバージョンへと近づけていく仕事です。
コンテンツマーケティングはその性質上ニーズ潜在層のリード獲得がどうしても多くなるため、インサイドセールスの動きが重要になります。
コンテンツマーケティングと合わせて導入することで、商談化・顧客化の確率を上げていきましょう。
コンテンツマーケティングの成功事例
オウンドメディア「カエライフ」|ホンダアクセス様
車離れが進む昨今、「もっと幅広いユーザー層にアプローチしていかなければならない」という課題意識があったホンダアクセス様。そこで、「カエライフ」という車のある暮らしの楽しさや便利さを伝えていけるようなメディアを立ち上げました。
2018年の立ち上げ当初からLIGはお手伝いをしていて、2021年には月間40万PVを突破! 企画としてもおもしろく、かつ検索ワードを意識したようなハイブリッド型の記事が好評です。
>>ホンダアクセス様の事例を詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。
オウンドメディア「ニッケンで発見」|日研トータルソーシング様
業界最大規模の求人サイトを運営していたものの、膨大な費用を投じている広告を止めてしまうと集客ができなくなってしまうことに危機感を感じていた日研トータルソーシング様は、2019年8月に「ニッケンで発見」というオウンドメディアを立ち上げました。
現在では業界でも注目を集め、業界全体を盛り上げるようなメディアに成長しています。
>>日研トータルソーシング様の事例についてはこちらからご覧ください。
コンテンツマーケティングの成功事例については以下の記事でも詳しく解説しています。 コンテンツマーケティングの成功事例13選!成功の理由も分析
コンテンツマーケティングに取り組む上での注意ポイント
コンテンツの作成に労力がかかる
よいコンテンツの作成は、思っているよりも大変です。例えば「社員へのインタビュー記事を作成する」場合、以下のような工数がかかります。
- 企画書の作成
- 企画を社内へ通す(インタビューする社員への許可とりなど)
- 必要メンバーのアサイン(カメラマン、外注する場合はライターなど)
- インタビュー日程の調整
- インタビュー場所、撮影場所の確保
- 文字起こし、ライティング、編集
- インタビューした社員からの内容チェック
- 入稿作業
- 記事内画像の選出、修正
- アイキャッチ画像の作成
このように、多くの工数がかかります。また、SEOで上位表示させるためには、記事作成後に継続的に修正を繰り返して最適化していく必要があり、作ってすぐ成果がでるわけではありません。これを理解せずにコンテンツマーケティングを始めてしまうと、リソースが足りない・なかなか成果がでないといった状況に陥ってしまうこもとあるのです。
効果を感じられるまでに時間がかかる
コンテンツマーケティングは、その性質上、潜在顧客の集客数が多くなる傾向にあります。そのため、集客数が増えても、すぐにコンバージョンにつながるとは限りません。(たまたま知った商品を即購入、という経験のある人はそう多くはないはずです。)
また、オウンドメディアを0から立ち上げる場合でも、そこから流入を得るまでに時間がかかります。さらにコンバージョンを得るためには、最低でも半年〜1年以上の取り組みが前提となるでしょう。長期的な施策であることを理解した上で、全社を巻き込む体制を作っていくことが大切です。
お役立ち情報
コンテンツマーケティングを支援する会社
「どうコンテンツマーケティングの戦略を立てればいいのかわからない…」という方もいるかと思います。コンテンツマーケティングは企業によってそんなときは、コンテンツマーケティングを支援する会社へ依頼を検討してみてください。
コンサルティング支援だけでなく、リソース不足であればコンテンツ作成支援までおこなってくれる会社もあります。
コンテンツマーケティング支援・コンサルティングに強い会社17選
オウンドメディアの運営体制について
コンテンツマーケティングを行う上で、オウンドメディアを活用してコンテンツを発信していきたい、と考える企業も多いと思います。先ほど注意ポイントとしてお伝えしたように、コンテンツ作成には労力がかかります。そのため、運営するにはしっかりとした体制を整えることが大切です。
- 必要な編集体制
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- 編集長
- 編集者・ライター
- アイキャッチ画像や記事内画像を作成するデザイナー
ライターを外注する企業も多いですが、専門性の高い領域の場合はなかなか見つけるのも大変です。外注費用もかかりますし、できれば社員を巻き込んでコンテンツを作成できるような体制を整えられると良いでしょう。
また、社内に知見がない場合は、内製化を支援してくれるような会社もあります。ゆくゆくは社内で体制を整えたいのであれば、そういった支援をおこなう会社に依頼することをおすすめします。 オウンドメディアの運用に必要な編集体制とは?長く続けるコツも解説
▼オウンドメディアの運用体制についてはこちらの記事もご覧ください
さいごに
コンテンツマーケティングとは?というテーマでメリットや成功のポイント、注意点などを紹介しました。
コンテンツマーケティングは広告費を削減できる、ブランディングにつながるなどのメリットもある一方で、コンテンツの作成に工数がかかったり、長期的な施策になるといったようなデメリットがあります。ですが、着実に取り組めば確実に成果につながる施策と言えるでしょう。
実際、2007年の創業当初から弊社が運営しているLIGブログは、試行錯誤を繰り返した結果、問い合わせのほとんどをLIGブログ経由でいただくようになりました。
LIGは自社で培ってきたコンテンツマーケティングのノウハウを活かし、クライアントのオウンドメディア支援をおこなっています。コンテンツマーケティング支援をしてもらいたい、とお考えになっている企業さまは、一度弊社にご相談ください。