こんにちは。LIGのエディターのきょうこです。
LIGでは、LIGブログ運営のノウハウを生かし、クライアントのコンテンツマーケティング支援をさまざまなかたちで行なっています。
クライアントの企業がコーポレートサイトやオウンドメディアを立ち上げる際に、Webサイト構築からコンテンツ制作まで、ワンストップでご依頼をいただくこともよくあります。
今回は、サイト構築+コンテンツ制作をご依頼いただいた実績として、ホンダアクセスのオウンドメディア「カエライフ」をご紹介します。
ホンダアクセスの担当者の方々にインタビューし、「なぜLIGに制作を依頼してくださったのか」「実際にLIGと仕事してみて、どうだったのか」といった質問にもお答えいただきました!
目次
LIGに制作依頼してくださった理由とは!?
「カエライフ」は、ホンダアクセスが運営するWebマガジンとして、2019年4月1日、正式にオープンしました(カスタムカーの祭典「東京オートサロン2019」に向けて、2018年12月26日にプレオープン)。
「カスタムで暮らしをカエる」をテーマに、クルマを中心にライフスタイル全般にわたって、さまざまなカスタマイズのアイデアやその楽しさをお伝えしています。
- ホンダアクセスとは
- カーライフの楽しさや便利さ、快適さを高めるためのHonda純正アクセサリーを開発・販売する会社です。1976年創立。時代の変化やライフスタイルに合わせた幅広いラインアップで、よりよいカーライフを提案しています。
LIGでは、私・きょうこがメイン編集担当となり、数人のエディターでチームを組み、Hondaのカスタムカーで実際に旅に出かけたり、キャンプをしたり、リアルな体験を通して得た実感をもとに、楽しくて役に立つ記事の制作を心がけています。
今回は、カエライフ編集部の創設メンバーで、ホンダアクセスのコーポレートコミュニケーション部の3人においでいただき、LIGに依頼してくださった理由と、今後のメディア運営の展望などについてお話をお聞きました。
「カエライフ」編集部 創設メンバー
飯田 英恵(いいだ はなえ)1999年Honda入社後、本田技研工業にて広報・プロモーションや商品ブランドなどに従事し、2015年よりホンダアクセスへ。2019年4月より再び本田技研工業へ。 |
伊藤 舞(いとう まい) 2008年、Honda入社。以来、ホンダアクセスで広報・プロモーションを担当。2017年の産休・育休を経て、2018年4月に復帰。2019年6月より第2子の産休中。 |
鎌倉 淳貴(かまくら じゅんき) 2017年、ホンダアクセスに中途入社。前職のIT企業で、企業サイトの運用やオウンドメディアの立ち上げと運用の経験があったことから、「カエライフ」の創設メンバーに。 |
――御社のオウンドメディアの制作をLIGに依頼してくださったのは、どういった理由だったんでしょうか?
鎌倉:Webサイトの構築とコンテンツ制作の双方で実績があり、立ち上げ後も長期的にサポートしていただけるパートナー会社さまを探していました。
といっても、当初、メンバーは私ひとり。前職でWebサイトの運用部門に所属していたものの、とくにWeb業界の人脈や情報を持っていたわけではなく、地道にネット検索でパートナー候補を探す日々でした。
そして、条件に合いそうな制作会社を数社ピックアップしたんですが、その中で唯一、以前からなんとな~く存在を知っていたのがLIGでした。
LIG社員の◯◯なところが気に入った!?
――最初にLIGのことを知ってくださったきっかけは?
鎌倉:検索だったのか、SNSのタイムラインだったのか、記憶が定かではないんですが、「上野にあるWeb制作会社」「面白い社員が面白い記事を書いている面白そうな会社」という事前情報が、私の頭の中にありました。
候補に上がってから、意識的にLIGのことを調べてわかったことは、
- ふざけた記事だけでなく、Webやコンテンツ制作に関する役立つ情報も、LIGブログで発信している
- 制作実績のWebサイトがおしゃれ&設計もちゃんとしてそう
ということでした。それでコンタクトをとってみました。
――そうだったんですね! ありがとうございます。
鎌倉:でも、他社に比べて返信が遅くて、最初はちょっと心配な部分もあったのですが(笑)。
――……す、すみません! なかなか複雑な要件だったので、ご回答するのに時間がかかってしまいました!
鎌倉:数社で相見積もりをとったところ、正直、もっと安い金額の会社もあったんですが、最終的にLIGさんに依頼することにしました。
決め手になったのは、
- 自社でもオウンドメディアを運営し、成功させているので、メディア運営や記事制作のノウハウを確実にもっている
- 「イケてるWebサイトをつくり続ける」というポリシーの通り、たしかにイケてると感じるWebサイトをつくっている
- LIGの会社概要の資料を見たら、国内外のいろいろなWebデザインの賞を受賞しているので、安心してお願いできそう
- LIGの社員が、いい意味で軽い感じで仲良くなれそうだった
といった点です。
――LIG社員の軽い感じ、つまり……軽妙なトークとか、気軽でフレンドリーなところを気に入ってくださったんですね!(言い換えてみた)
ちなみに、ホンダアクセスさまを担当しているアカウント営業は、LIGの顔ともいうべきエースの2人です。
▲よすけ(セールス部門マネージャー)
▲齊藤ジョニー(アカウントプランナー)
実際に仕事してみて、LIGってどうですか?
そういうわけで、ホンダアクセスさまがLIGにオウンドメディアの制作をご依頼くださったのが、2018年の秋のこと。そこから急ピッチで作業がおこなわれ、12月にはプレオープン、そして2019年4月に正式オープンしました。
――実際にLIGと一緒に仕事をしてみて、どういった印象をお持ちか、率直なご感想をうかがえますか? (答えを聞くのが、ちょっと怖い……)
鎌倉:(こ、これは、褒めざるをえない空気……)そうですね、思いつくままに挙げると、
●さすが自社メディアを運営されているだけあって、Web記事の制作に慣れている印象
●記事のレベルが高い(ストーリー性、編集、写真のクオリティ)
●いろいろとお願いすることに対して、かなり柔軟に対応してくれる
●こちらの意見にしっかり耳を傾けてくれる
●相談したときに、制作会社としてではなく、我々の目線で意見を言ってくれる
●個性的で面白い人が集まってるけど、仕事面では皆さん何かしらプロな部分を持っている
というのが僕の印象です。
――ムリやり褒めさせたみたいで、恐縮です……!
こちらこそ、チャレンジングな提案に対しても柔軟に対応してくださり、チームとして一体感をもって楽しくお仕事させていただいているので、「カエライフ」編集部のみなさんには感謝の念が絶えません(これからもずっと仲良くしてくださいね♡)。
オウンドメディアで潜在顧客との接点を増やす!
新しい価値を提供するメディアをめざして
――そもそも、オウンドメディアを始めることになった理由は?
鎌倉:入社直後に、当時の課長より、新しいWebメディアをつくる構想を伝えられました。その際の立ち上げ要望は「ホンダアクセス独自のメディアをつくって情報発信を強化したい」ということ。
まずはWebメディアの方向性を議論するところから始まりました。
飯田:最初は、キュレーションサイトを作って各Web媒体に掲載された自社製品に関する記事をアーカイブするという意見もあったのですが、ただまとめるだけでは、ホンダアクセスに興味のある方にしか見てもらえず広がりがない。
そこで、もっと多くの方に見ていただくための方法として、自社発信のオリジナルコンテンツを掲載して、新しい価値を提供するオウンドメディアとして立ち上げることを提案しました。
「カエライフ」というメディア名にこめた思い
――オウンドメディアを運営するうえで、大切にしていることは何ですか?
鎌倉:ターゲットと目的を明確にすることです。他業界から入社した身として感じたのは、訴求先がすでにクルマが好きな層に偏っているので、並行して今はまだクルマやカスタムに興味のない新たな層との接点を持つことも重要ではないかと。
潜在顧客が楽しめる情報を発信し、少しずつわれわれのことを知ってもらいながらファンになっていただく、コンテンツマーケティングに挑戦していくべきだと考えました。
伊藤:ホンダアクセスが開発する純正アクセサリーは、クルマで広がるライフスタイルの楽しさを提案する商品群です。目指しているのは、お客さまのカーライフをより豊かにすること。
ホンダアクセスが生み出す価値は、ただの「モノづくり」だけではなく、その先の「コトづくり」にある。ですから、読者のライフスタイルをより豊かに変化させられるようなメディアにしたいという思いがあります。
「カエライフ」というメディア名の発案は飯田さんです。「カスタム エンジョイ ライフ」という意味と、「カスタムでライフをカエる(変える)」という意味が込められています。
飯田:クルマのカスタムと聞くと、とっつきにくい印象があるかもしれませんが、つきつめると「ライフスタイルを自分らしくこだわること」と一緒だと思うんです。
カスタムでくらしをカエるメディアの挑戦は始まったばかり!
――「カエライフ」で提案していきたいことは、どんなことでしょうか?
飯田:ひとことで言えば、ライフスタイルの「多様性や広がり」ですかね。
伊藤:クルマを持つことが富やステイタスの象徴だった時代は終わって、クルマでどうやって幸せに生活していくのかのほうが大切になってきました。そういう社会の変化に合わせて、「カエライフ」がみんなの生活をよりよく変えていくお手伝いになればと思います。
「カエライフ」は、みんなの生活をよりよく変えていくことが目的なので、クルマのある豊かな暮らしについて、社会の変化に合った考え方を提案していきたいです。
鎌倉:読んでくれた方の生活をさらに豊かに変える記事を、いろんな切り口からたくさん出していきたいですね!
「カエライフ」編集部のみなさんと一緒に、LIGの編集チームも力を合わせて楽しい記事をお届けしていきます!
ホンダアクセスのWebマガジン「カエライフ」をよろしくお願いいたします!
エディターのきょうこでした。
<撮影:岡田佳那子>