ChatGPTの導入コンサル・カスタマイズができる企業一覧【2024年版】

ChatGPTの導入コンサル・カスタマイズができる企業一覧【2024年版】

Michitoshi Kudo

Michitoshi Kudo

こんにちは、テクノロジー部 部長の工藤です。

生成AIの性能の進歩にともない、ChatGPTを導入して業務効率化や事業に活用したいと検討している企業が増えています。そんななかで、「自社にもChatGPTを導入したいけど何をすればいいか分からない……」「コンサルをしてくれる企業が知りたい……」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、ChatGPTの導入コンサルティングサービスやカスタマイズができるおすすめ企業を5社紹介します。ChatGPTの活用事例や導入時の注意点、費用についてもあわせて解説しますので、ご参考になれば幸いです。

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ChatGPT導入コンサル・カスタマイズに強い企業5社を比較

まずは各社の特徴を一覧で比較しやすいように、表でまとめてみました。
※表は左右にスクロールします
※社名をクリックorタップすると、詳しい紹介までジャンプします。

社名 サービス名 特徴
株式会社LIG 生成AIコンサルティング
  • ChatGPT導入をはじめ、各種生成AIのコンサルティングが得意
  • 課題解決に必要なシステム開発まで総合的に支援
株式会社ACES ACES ChatHub
  • カスタマイズ性の高いチャットボットAIプラットフォームの提供と導入支援
  • 講演、ワークショップなどによる生成AIの利活用推進プログラムも提供
株式会社ナレッジセンス ChatPro
  • 法人向けのセキュアなChatGPTプラットフォームを提供
  • カスタマイズや導入時の環境構築も別途相談可能
株式会社HEROZ HEROZ ASK
  • ChatGPTを活用して業務改善をおこなうAIアシスタントサービス
  • 個別環境構築、業務改善コンサルティングも可能
AVILEN株式会社 ChatGPTビジネス研修
ChatGPTプロトタイプ開発 など
  • 業務効率化を目的としたChatGPT活用支援
  • 特定の業界や業務に特化したChatGPT開発に対応

株式会社LIG

株式会社LIG

ChatGPT導入コンサルからシステム開発までワンストップで対応

トップバッターが自社で恐縮ですが、まず弊社LIGをご紹介させていただきます。

LIGはUI/UXの知見とグローバルな開発体制が強みで、企業のDXを戦略設計から運用まで一貫してサポートをおこなっています。

2023年には生成AI領域の顧問として梶谷健人氏を迎え、生成AIコンサルティングサービスをスタートしました。それにあわせてAIに特化したチームも立ち上げ、つねに最新のナレッジを社内でシェアしております。

また、弊社はもともとWeb制作やシステム開発を得意とする企業です。ChatGPT導入をはじめとする生成AIサービスのコンサルティングだけでなく、課題解決に必要なシステム開発やマーケティングまで、ワンストップで支援させていただいております。

LIGの生成AIコンサルティングサービスを詳しく見る

社名 株式会社LIG
所在地 東京都台東区小島2-20-11
設立年 2007年
対応領域 生成AIコンサルティング
生成AIワークショップ、研修
ChatGPTを活用した業務フロー策定、商用開発
Webサイト制作、システム開発・アプリ開発
マーケティング支援 など
費用 要問合せ

株式会社ACES

株式会社ACES出典:株式会社ACES

カスタマイズ性の高いチャットボットAIや研修プログラムでAI活用を支援

ACES社は「ヒトの知見や業務のデジタル化」が得意で、行動認識技術を用いた各種AIソフトウェアやシステム開発などをおこなっています。

ChatGPTを安全に利用できる独自のAIプラットフォーム「ACES ChatHub」も提供しており、自社の業界や業務に応じてカスタマイズすることができます。その他、講演・勉強会、ワークショップ、ミニコンサル会と全3回でおこなう「生成AIのビジネス活用推進プログラム」や、環境構築サービスも提供しています。

社名 株式会社ACES
所在地 東京都文京区湯島二丁目31番14号 湯島ファーストジェネシスビル3階
設立年 2017年11月
対応領域 DXパートナーサービス(各種コンサルティング、研修など)
AIソフトウェア開発
費用 ACES ChatHub:要問合せ
ChatGPT/生成AIのビジネス活用推進プログラム(全3回):300万円(税抜)

株式会社ナレッジセンス

株式会社ナレッジセンス

無料でお試しできるセキュアなプラットフォームを提供

ナレッジセンス社は、セキュアな環境でChatGPTを利用できる機能を搭載した独自サービス「ChatPro」を提供しています。無料トライアルがあるので気軽にお試しでき、導入の際には必要に応じてカスタマイズ開発や自社に応じた環境構築も可能です。

企業向けのエンタープライズプランでは、課題に応じたPoC相談や導入コンサルティングサービスもおこなっています。

社名 株式会社ナレッジセンス
所在地 福岡県中央区八重洲2丁目8-7 福岡ビル6階
設立年 2019年4月
対応領域 生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営
生成AIを活用したDX戦略コンサルティング など
費用 ChatPro
スターター:0円(トライアル)
ビジネス:月額980円/人
エンタープライズ:要問合せ

ChatGPT導入コンサルティング
中小企業向け:~30万円
大企業向け:300~500万円
※費用は目安のため、要件により変動します

HEROZ株式会社

株式会社HEROZ出典:HEROZ株式会社

多彩な業務を支援するAIプラットフォームの提供と業務改善コンサルが魅力

HEROZ社は将棋AIの開発で培った技術を活かして、toB、toC問わずに幅広いジャンルでAIを活用した開発をおこなっています。

2023年にはAIプラットフォーム「HEROZ ASK」をリリースし、ChatGPTと連動したデータ検索など、社内のさまざまな業務をAIの力で支援しています。GPTモデルを活用した経営者向けコンサルティングや、個別環境構築の相談も可能です。

社名 HEROZ株式会社
所在地 東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F
設立年 2009年4月
対応領域 BtoB向けAI開発
BtoC向けAI開発 など
費用 HEROZ ASK:月額900円〜/ユーザー
※コンサル費は別途見積もり

株式会社AVILEN

株式会社AVILEN出典:株式会社AVILEN

研修によるChatGPT活用支援と、開発によるソリューション提供が可能

AIツール開発や内製化支援をおこなっているAVILEN社では、ChatGPTの活用や導入にフォーカスしたサービスを提供しています。

ChatGPTを活用して業務効率化の知識を身につける研修や、本格的に業務で活用したい企業に向けて、特定の業界や業務に特化したデータを学習させるプロトタイプ開発まで、幅広いサービスをおこなっているのが特徴です。

社名 株式会社AVILEN
所在地 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階
設立年 2018年8月
対応領域 ChatGPT活用支援
AI技術実装、内製化支援
デジタル組織開発 など
費用 要問合せ

ChatGPT導入時の注意点

AIで解決したい課題を決めておく

業務効率化のためにChatGPT導入を検討中の場合は、自社業務の「何」を「どのように」改善したいかを明確にすることが重要です。というのも、課題によってChatGPTに独自のデータを学習させたり、カスタマイズしたりする必要があるためです。

たとえば、メールの返信や企画案出しくらいであれば、デフォルトのGPTモデルでもある程度の品質で出力はできます。ですが「社内からの問い合わせに対応する時間を減らしたい」「お客様の質問に回答するチャットボットを作りたい」といった場合は、自社の業務プロセスなど必要なデータを学習させなければいけません。

また、生成AIでは実現が難しいこともまだまだあるの現状です。コンサルを依頼する場合も、パートナー企業とのやり取りをスムーズに進めるためにも、最低でも解決したい課題は明確にしておくとよいです。

セキュリティ面のリスク

ChatGPTだけでなくOpenAI社のサービスは、ユーザーが入力したデータを学習して、自社製品の品質向上のために利用する場合があります。

実際、利用規約にも「当社のサービス提供、維持、開発、改善するためや当社のサービスを安全に保つため、適用される法律を遵守し、当社の規約とポリシーを実行してコンテンツを使用する場合があります」と記載されています(以下、原文です)。

Our Use of Content. We may use Content to provide, maintain, develop, and improve our Services, comply with applicable law, enforce our terms and policies, and keep our Services safe.
引用:Terms of use

学習に利用されたくない場合はオプトアウト申請やAPI経由での利用が必要ですが、いずれの場合も結局OpenAI社にデータが送信されるという状態は変わりません。

「社外への情報送信は絶対に避けたい!」という企業は、Azure OpenAI Serviceなどで閉鎖的なクラウド環境を構築して利用するなど対策が必要です。

業務効率化の活用例

文章作成や要約

メールの返信や資料のたたき台など、ChatGPTはプロンプトに応じてさまざまな文章を作成できます。また、記事やレポートなど複雑な資料を読み込ませて、内容を要約してもらうことも可能です。

弊社ではSEO記事を作成する際に、ユーザーニーズのリサーチなどで活用している社員もいます。

チャットボット、CS(カスタマーサクセス)

社内用のチャットボットをChatGPTと連携させることで、社員からよくある質問に自動で回答できるようになります。

たとえば経理部門の場合、経費精算の方法など毎月のように社員から寄せられる質問に困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか? チャットボットを活用すれば、担当者がそのつど回答する必要がなくなりますし、すぐに必要な情報が得られ、業務効率化が期待できます。

また、自社サービスを利用しているユーザー用のチャットボットを作成すれば対応のスピードが早くなり、顧客満足度の向上にも役立てられます。

プログラミング

プログラミングのコード生成ツールとしては「GitHub Copilot」「Amazon CodeWhisperer」「Codium」などが有名ですが、これらのツールにもGPTモデルが使用されています。

コーディングだけでなく、デバッグやテストコード作成など、さまざまな用途で活用可能です。

▼弊社での使用例や使用ツールの一部

マーケティング

文章生成はマーケティングや広報の業務とも相性がよく、メルマガ案の作成やLPのテキスト案作成、プレスリリース作成などにも活用できます。

ただし、ChatGPTは統計的なデータ分析など数理的な処理が苦手と言われています。データの解析をともなう使い方をする場合は、誤った情報が出力されていないか慎重に確認してください。

▼その他の活用事例や他社の事例はこちら
生成AIの活用事例6選。新規事業や業務効率化の実例を紹介

ChatGPTの導入・コンサル費用について

GPT-4以上(有料)の利用が前提

ChatGPTは大きく分けて、無料で使えるGPT-3.5、有料プランで使えるGPT-4と2つのモデルがあります。無料でも利用できるのはメリットですが、精度やを考慮すると、有料のGPT-4を使うことを前提としたほうがよいです。

また、情報漏えいのリスクを下げるにはAPI経由で利用する、セキュアな環境を構築して利用するなどの対策が必須です。

そのための環境を構築する開発費がかかることに加え、API経由で利用する場合はトークン数や使用するGPTモデルに応じたAPIの利用料金もかかります。APIの利用料金は以下の公式ページで解説しているので、参考になさってください。

参考ページ:OpenAI社公式の料金表

見積もりは複数社からとる

ChatGPT導入のコンサルティングを依頼する場合は、要件や依頼する企業によって費用が異なります。適正価格を把握するためにも、複数社から見積もりをとるのがおすすめです。

ちなみに、今回ご紹介した企業の中にはセキュアな環境でChatGPTを利用できるプラットフォームを提供している企業もあります。ゼロから環境構築をおこなうより安く済むケースもあるため、用途や目的に応じて利用してみるとよいでしょう。

さいごに

ChatGPTを導入してビジネスに活用して活用するには、導入時に直面する課題・リスクについても考慮する必要があります。特にセキュリティや情報の精度に関しては、専門的な知識をもったスタッフと調整を進めることが必要です。

自社にノウハウがない場合は、必要に応じて外部パートナーへの依頼も検討してみてはいかがでしょうか。

弊社LIGでは生成AI領域の戦略顧問・梶谷健人氏を筆頭に、社外の有識者ともコラボレーションしながら、最新のAIの知見を社内へ取り入れています。

業界やビジネスモデルに応じたChatGPT活用のご提案や、社員様へ活用方法の講習も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
 
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アクセンチュア株式会社にて、スクラッチ・パッケージ開発のデリバリー部隊に所属。100人規模のSIプロジェクトを多数経験。SI経験15年以上。経験領域はアプリ、IF、データ基盤、インフラ。クライアントファーストを信条にソリューションの提案からデリバリーまで幅広く実施。

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