ChatGPTの導入コンサルおすすめ企業一覧|活用事例も紹介

ChatGPTの導入コンサルおすすめ企業一覧|活用事例も紹介

Michitoshi Kudo

Michitoshi Kudo

テクノロジー部 部長の工藤です。これまでさまざまな業種の企業様へ、生成AI導入支援をおこなってきました。

生成AIの性能の進歩にともない、ChatGPTを導入して業務効率化や事業に活用したいと検討している企業が増えています。そんななかで、「自社にもChatGPTを導入したいけど何をすればいいか分からない……」「コンサルをしてくれる企業が知りたい……」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、ChatGPTの導入コンサルティングサービスやカスタマイズができるおすすめ企業を5社紹介します。ChatGPTの活用事例や導入時の注意点、費用についてもあわせて解説しますので、ご参考になれば幸いです。

▼ChatGPTに限らず、生成AI全般のコンサルティングが得意な企業はこちら!
生成AIコンサルティング・導入支援が得意な会社一覧

ico 著者:株式会社LIG テクノロジー事業部 部長 工藤 充世アクセンチュア株式会社にて、スクラッチ・パッケージ開発のデリバリー部隊に所属。100人規模のSIプロジェクトを多数経験。SI経験15年以上。経験領域はアプリ、IF、データ基盤、インフラ。クライアントファーストを信条にソリューションの提案からデリバリーまで幅広く実施。




ChatGPTを思うように使えていない方へ

ChatGPTからどんどんと新しい機能がリリースされ、「なんだか思うようにChatGPTを使えていない気がする……」「そもそもどうやって活用すればいいの?」とお困りの方も多いのではないでしょうか?

初めての相談相手として、弊社LIGはいかがでしょうか?

・生成AI特化の専門チームが貴社に最適な選択肢を提案
・社外有識者から取り入れた最新のAI技術をご提供
・ビジネスの戦略策定から導入・運用まで一貫して支援

貴社のニーズに応じた技術を駆使して幅広い要望にご対応可能です。ビジネスの壁打ち相手としてお気軽にご相談ください。

LIGに相談してみる

ChatGPT導入コンサル・カスタマイズに強い企業5社を比較

まずは各社の特徴を一覧で比較しやすいように、表でまとめてみました。
※表は左右にスクロールします
※社名をクリックorタップすると、詳しい紹介までジャンプします。

社名 サービス名 特徴
株式会社LIG 生成AIコンサルティング
  • ChatGPT導入をはじめ、各種生成AIのコンサルティングが得意
  • 課題解決に必要なシステム開発まで総合的に支援
株式会社ACES ACES ChatHub
  • カスタマイズ性の高いチャットボットAIプラットフォームの提供と導入支援
  • 講演、ワークショップなどによる生成AIの利活用推進プログラムも提供
株式会社ナレッジセンス ChatPro
  • 法人向けのセキュアなChatGPTプラットフォームを提供
  • カスタマイズや導入時の環境構築も別途相談可能
株式会社HEROZ HEROZ ASK
  • ChatGPTを活用して業務改善をおこなうAIアシスタントサービス
  • 個別環境構築、業務改善コンサルティングも可能
AVILEN株式会社 ChatGPTビジネス研修
ChatGPTプロトタイプ開発 など
  • 業務効率化を目的としたChatGPT活用支援
  • 特定の業界や業務に特化したChatGPT開発に対応

株式会社LIG

株式会社LIG

ChatGPT導入コンサルからシステム開発までワンストップで対応

トップバッターが自社で恐縮ですが、まず弊社LIGをご紹介させていただきます。

LIGはUI/UXの知見とグローバルな開発体制が強みで、企業のDXを戦略設計から運用まで一貫してサポートをおこなっています。

2023年には生成AI領域の顧問として梶谷健人氏を迎え、生成AIコンサルティングサービスをスタートしました。それにあわせてAIに特化したチームも立ち上げ、つねに最新のナレッジを社内でシェアしております。

また、弊社はもともとWeb制作やシステム開発を得意とする企業です。ChatGPT導入をはじめとする生成AIサービスのコンサルティングだけでなく、課題解決に必要なシステム開発やマーケティングまで、ワンストップで支援させていただいております。

本格的な導入を検討する前に、まずはワークショップで体験したいなどのご要望にもお応えできます。ぜひお気軽にご相談ください。

>>LIGに相談してみる

▼生成AIワークショップ開催事例

社名 株式会社LIG
URL https://liginc.co.jp/
所在地 東京都台東区小島2-20-11
設立年 2007年
対応領域 生成AIコンサルティング
生成AIワークショップ、研修
ChatGPTを活用した業務フロー策定、商用開発
Webサイト制作、システム開発・アプリ開発
マーケティング支援 など
費用 要問合せ

株式会社ACES

株式会社ACES出典:株式会社ACES

カスタマイズ性の高いチャットボットAIや研修プログラムでAI活用を支援

ACES社は「ヒトの知見や業務のデジタル化」が得意で、行動認識技術を用いた各種AIソフトウェアやシステム開発などをおこなっています。

ChatGPTを安全に利用できる独自のAIプラットフォーム「ACES ChatHub」も提供しており、自社の業界や業務に応じてカスタマイズすることができます。その他、講演・勉強会、ワークショップ、ミニコンサル会と全3回でおこなう「生成AIのビジネス活用推進プログラム」や、環境構築サービスも提供しています。

社名 株式会社ACES
所在地 東京都文京区湯島二丁目31番14号 湯島ファーストジェネシスビル3階
設立年 2017年11月
対応領域 DXパートナーサービス(各種コンサルティング、研修など)
AIソフトウェア開発
費用 ACES ChatHub:要問合せ
ChatGPT/生成AIのビジネス活用推進プログラム(全3回):300万円(税抜)

株式会社ナレッジセンス

株式会社ナレッジセンス出典:株式会社ナレッジセンス

無料でお試しできるセキュアなプラットフォームを提供

ナレッジセンス社は、セキュアな環境でChatGPTを利用できる機能を搭載した独自サービス「ChatPro」を提供しています。無料トライアルがあるので気軽にお試しでき、導入の際には必要に応じてカスタマイズ開発や自社に応じた環境構築も可能です。

企業向けのエンタープライズプランでは、課題に応じたPoC相談や導入コンサルティングサービスもおこなっています。

社名 株式会社ナレッジセンス
所在地 福岡県中央区八重洲2丁目8-7 福岡ビル6階
設立年 2019年4月
対応領域 生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営
生成AIを活用したDX戦略コンサルティング など
費用 ChatPro
スターター:0円(トライアル)
ビジネス:月額980円/人
エンタープライズ:要問合せ

ChatGPT導入コンサルティング
中小企業向け:~30万円
大企業向け:300~500万円
※費用は目安のため、要件により変動します

HEROZ株式会社

株式会社HEROZ出典:HEROZ株式会社

多彩な業務を支援するAIプラットフォームの提供と業務改善コンサルが魅力

HEROZ社は将棋AIの開発で培った技術を活かして、toB、toC問わずに幅広いジャンルでAIを活用した開発をおこなっています。

2023年にはAIプラットフォーム「HEROZ ASK」をリリースし、ChatGPTと連動したデータ検索など、社内のさまざまな業務をAIの力で支援しています。GPTモデルを活用した経営者向けコンサルティングや、個別環境構築の相談も可能です。

社名 HEROZ株式会社
所在地 東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F
設立年 2009年4月
対応領域 BtoB向けAI開発
BtoC向けAI開発 など
費用 HEROZ ASK:月額900円〜/ユーザー
※コンサル費は別途見積もり

株式会社AVILEN

株式会社AVILEN出典:株式会社AVILEN

研修によるChatGPT活用支援と、開発によるソリューション提供が可能

AIツール開発や内製化支援をおこなっているAVILEN社では、ChatGPTの活用や導入にフォーカスしたサービスを提供しています。

ChatGPTを活用して業務効率化の知識を身につける研修や、本格的に業務で活用したい企業に向けて、特定の業界や業務に特化したデータを学習させるプロトタイプ開発まで、幅広いサービスをおこなっているのが特徴です。

社名 株式会社AVILEN
所在地 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階
設立年 2018年8月
対応領域 ChatGPT活用支援
AI技術実装、内製化支援
デジタル組織開発 など
費用 要問合せ

ChatGPT導入コンサルの選び方

生成AIはまだ新しく、実績や評判で会社を比較することが難しい分野です。そのような中でも、コンサルティング会社選びに失敗しないためポイントを解説します。

専門性や知見が豊富であるか

ChatGPTをビジネスに活用するには、導入時に直面する課題・リスクについて考慮する必要があります。

例えば
  • AIモデルの選定:ビジネスに適したモデルの選定や、カスタマイズ方法などを検討する
  • セキュリティ面の課題:秘密情報や個人情報の漏洩、著作権など第三者が所有する権利の侵害に関するリスクに考慮する

生成AIの導入には、データプライバシーの問題や知的財産侵害のリスク、倫理的な問題などこれらの課題を慎重に検討し、適切な対策を講じることが必要です。

生成AIに関連する法律については現在、議論されているところですが、法的なリスクが存在することは間違いありません。

セキュリティ面については企業に与える影響が大きいため、ChatGPT導入に精通している会社を慎重に選びましょう。

実務や現場の理解は十分であるか

ChatGPTの導入にあたっては、実務の理解が不可欠です。業界・業種によっては特有の法律知識が必要な場合もあるため、理解がなければ適切な施策の導入が難しくなります。

そのため、自社の業界・業種への理解が十分であるコンサルティング会社を選ぶのがおすすめです。

要望を実現できる技術を持っているか

まずは自社内で要望を明確化し、コンサルティング会社にできるだけ具体的に伝えられるように準備をします。それに対し、実現可否をわかりやすい言葉で話してもらえるコンサルタントを選ぶといいでしょう。

ChatGPTは活用領域が多岐にわたる故に、自社の依頼したい領域における技術的な知見があるかはどうかは確認できると安心です。

また、近年はChatGPTで使われている大規模言語モデル「GPT」以外にも、Anthropic社が開発している「Claude」や、Meta社が開発した「Llama」など、さまざまなモデルが登場しています。

各言語モデルで得意分野も異なるうえ、アップデートのスピードも非常に早いです。依頼を検討する際は、常に最新のトレンドをキャッチアップし、それに対応できる技術力を持っている企業を候補にするとよいでしょう。

弊社LIGでは生成AIのエキスパートである梶谷健人氏を顧問に迎え、常に最新のAIナレッジを社内で共有しています。「生成AIの現状を聞きながら相談してみたい」などのご要望もお応えできますので、お気軽にご相談ください。

ChatGPT導入コンサルの流れとサービス内容

コンサルサービスの契約後は、一般的に下記のような流れでChatGPTの導入・活用が行われます。

  1. ヒアリング&戦略策定
  2. ChatGPTのカスタマイズと開発
  3. プロンプト開発・運用改善
  4. 効果検証

1. ヒアリング&ChatGPT導入のアドバイス

ChatGPTを活用した新規事業の創出や社内の業務改善についてヒアリングをおこない、ChatGPTの活用方法、戦略を策定します。具体的な業務フローや実現したい要望をお聞かせいただき、必要なツールやフローを決定していきます。

2. ChatGPTのカスタマイズと開発

ヒアリングをもとにChatGPTのカスタマイズが必要な場合、特定のドメインに特化したトレーニングデータを作成するなど、モデルの調整をおこないます。

また、既存システムと統合してチャットボットを開発したいなど、ChatGPTを活用した開発について支援することも可能です。依頼する企業によっては開発まで一貫して請け負うこともできます(弊社でも導入から開発までワンストップでサポートしております)。

3. プロンプト開発・運用改善

ChatGPT導入にともない、実際に業務で活用するためのプロンプト開発をおこないます。作成したプロンプトを使って業務を運用し、チューニングをしながらより良いプロンプトを提供していくフェーズです。

実際に現場で生成AIを活用してもらうことで、社員の生成AIスキル教育にもつながるというメリットがあります。

4. 効果検証

導入したChatGPTによって、どのような成果が得られたのか定期的に検証をおこないます。検証結果をもとに、他の業務や他部署での活用など、ChatGPT活用の拡大サポートをおこないます。

ChatGPT導入時の注意点

AIで解決したい課題を決めておく

業務効率化のためにChatGPT導入を検討中の場合は、自社業務の「何」を「どのように」改善したいかを明確にすることが重要です。というのも、課題によってChatGPTに独自のデータを学習させたり、カスタマイズしたりする必要があるためです。

たとえば、メールの返信や企画案出しくらいであれば、デフォルトのGPTモデルでもある程度の品質で出力はできます。ですが「社内からの問い合わせに対応する時間を減らしたい」「お客様の質問に回答するチャットボットを作りたい」といった場合は、自社の業務プロセスなど必要なデータを学習させなければいけません。

また、生成AIでは実現が難しいこともまだまだあるの現状です。コンサルを依頼する場合も、パートナー企業とのやり取りをスムーズに進めるためにも、最低でも解決したい課題は明確にしておくとよいです。

セキュリティ面のリスク

ChatGPTだけでなくOpenAI社のサービスは、ユーザーが入力したデータを学習して、自社製品の品質向上のために利用する場合があります。

実際、利用規約にも「当社のサービス提供、維持、開発、改善するためや当社のサービスを安全に保つため、適用される法律を遵守し、当社の規約とポリシーを実行してコンテンツを使用する場合があります」と記載されています(以下、原文です)。

Our Use of Content. We may use Content to provide, maintain, develop, and improve our Services, comply with applicable law, enforce our terms and policies, and keep our Services safe.
引用:Terms of use

学習に利用されたくない場合はオプトアウト申請やAPI経由での利用が必要ですが、いずれの場合も結局OpenAI社にデータが送信されるという状態は変わりません。

「社外への情報送信は絶対に避けたい!」という企業は、Azure OpenAI Serviceなどで閉鎖的なクラウド環境を構築して利用するなど対策が必要です。弊社LIGでも導入サポートが可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

ChatGPTの導入・コンサル費用について

GPT-4o以上(有料)の利用が前提

ChatGPTは大きく分けて、無料で使えるGPT-3.5、有料プランで使えるGPT-4oと2つのモデルがあります。無料でも利用できるのはメリットですが、精度を考慮すると、有料のGPT-4を使うことを前提としたほうがよいです。

また、情報漏えいのリスクを下げるにはAPI経由で利用する、セキュアな環境を構築して利用するなどの対策が必須です。

そのための環境を構築する開発費がかかることに加え、API経由で利用する場合はトークン数や使用するGPTモデルに応じたAPIの利用料金もかかります。APIの利用料金は以下の公式ページで解説しているので、参考になさってください。

参考ページ:OpenAI社公式の料金表

見積もりは複数社からとる

ChatGPT導入のコンサルティングを依頼する場合は、要件や依頼する企業によって費用が異なります。適正価格を把握するためにも、複数社から見積もりをとるのがおすすめです。

ちなみに、今回ご紹介した企業の中にはセキュアな環境でChatGPTを利用できるプラットフォームを提供している企業もあります。ゼロから環境構築をおこなうより安く済むケースもあるため、用途や目的に応じて利用してみるとよいでしょう。

ChatGPTの活用事例

ビジネスにおける活用事例

中央大学:AI就活面接練習システム「Chu活ボット」を導入


出典:中央大学新着ニュース

中央大学キャリアセンターでは、この4月より、生成系AIを活用した、就活面談練習システム「Chu活ボット」を、本学理工学生を対象に、後楽園キャンパス3号館1階の理工キャリア支援課で提供します。使い方は簡単。従来の就活面談利用予約同様、Career Center netの「就活相談」メニューから、通常の「面談員」ではなく、「Chu活ボット」が設定されている個人面談希望日時枠をクリックするだけ。現段階でES添削は選べませんが、自己PRやガクチカ(「学生時代に力を入れたこと」の略語)、研究内容の深堀など、緊張せずに模擬面接が体験できます。特に、就職活動において、最初から生きた人間相手に面接の練習をすることが困難な学生や、まだ対人面接に慣れていない学生に有効であり、本人の希望に応じて、既成のAIを組み合わせ活用するスキームにより、音声その他のマルチモーダルな3Dアバターを相手に、面接の練習ができます。
(引用:中央大学:大学初!キャリアセンターにAI就活面談練習システム 「Chu活ボット」を導入

中央大学におけるChatGPT活用のメリット

  1. 効率的なデータ分析
    「Chu活ボット」は、学生の面談練習データをリアルタイムで解析し、短時間でフィードバックします。例えば、面接中の発言や表情、トーンを分析して、自動的に強みや改善点を抽出します。

    そのため、これまで面談担当者が時間をかけて対応してきたものをAIが迅速に対応することで、効率的に多くの学生に対して的確なフィードバックを提供することができます。

    また、学生側も気軽に面接練習をすることができるようになるため、学生の満足度向上にも寄与することができます。

  2. フィードバックの一貫性
    事前に設定された評価基準に基づいてフィードバックを提供するため、全ての学生に対して一貫した評価をおこないます。そのため、人間の評価者の主観やばらつきを排除して、公平で一貫したフィードバックを受けることができます。

    また、AIは面談データを分析し、全体の傾向やトレンドを発見することが可能です。そのため、就職活動に苦労している学生には、データに基づく結果によりキャリア支援の戦略をより効果的に設計することができるため、就職活動の成功を後押しすることができます。

タカショー:対話型チャットボットを導入し、理想の庭や外構プランを提案


出典:タカショープレスリリース

ガーデンライフスタイルメーカーである株式会社タカショーは、理想のお庭や外構プランが見つかる検索サイト『パッケージプランサイト』に、最新の生成AI技術を活用した対話型チャットボット機能2024年4月11日(木)より新機能として搭載しました。住宅のテイストや、ライフスタイル、予算など希望する情報を入力するだけで、条件にあった庭や外構プランを素早く提案いたします。
(引用:タカショー:『パッケージプランサイト』に最新生成AI機能を搭載!

タカショーにおけるChatGPT活用のメリット

  1. ユーザー体験の向上
    AIアシスタントが顧客の質問にリアルタイムで答え、プランニングのサポートをおこないます。そのため、顧客はスムーズに情報を得ることができ、不安や疑問を迅速に解決することができるため、購入決定が容易になります。

    また、顧客情報や会話の流れを即座に分析することができるため、パーソナライズされた提案をすることが可能です。自分に合った最適なプランを受け取ることができるため、顧客満足度向上が期待できます。

  2. 確度の高いトレンド分析
    市場のデータや顧客フィードバックを分析し、最新のトレンドを把握することができます。そのため、人気のある植物やデザインスタイルを特定し、それに基づいたプランを提案することが可能です。敏感にトレンドに対応することで、競争力を維持することができます。

    また、市場と比較して、自社の顧客にはどのような傾向があるのかなど顧客ニーズを分析することもできるため、リピート顧客の増加にもつながります。

業務効率化の活用例

文章作成や要約

メールの返信や資料のたたき台など、ChatGPTはプロンプトに応じてさまざまな文章を作成できます。また、記事やレポートなど複雑な資料を読み込ませて、内容を要約してもらうことも可能です。

弊社ではSEO記事を作成する際に、ユーザーニーズのリサーチなどで活用している社員もいます。

チャットボット、CS(カスタマーサクセス)

社内用のチャットボットをChatGPTと連携させることで、社員からよくある質問に自動で回答できるようになります。

たとえば経理部門の場合、経費精算の方法など毎月のように社員から寄せられる質問に困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか? チャットボットを活用すれば、担当者がそのつど回答する必要がなくなりますし、すぐに必要な情報が得られ、業務効率化が期待できます。

また、自社サービスを利用しているユーザー用のチャットボットを作成すれば対応のスピードが早くなり、顧客満足度の向上にも役立てられます。

プログラミング

プログラミングのコード生成ツールとしては「GitHub Copilot」「Amazon CodeWhisperer」「Codium」などが有名ですが、これらのツールにもGPTモデルが使用されています。

コーディングだけでなく、デバッグやテストコード作成など、さまざまな用途で活用可能です。

▼弊社での使用例や使用ツールの一部

マーケティング

文章生成はマーケティングや広報の業務とも相性がよく、メルマガ案の作成やLPのテキスト案作成、プレスリリース作成などにも活用できます。

ただし、ChatGPTは統計的なデータ分析など数理的な処理が苦手と言われています。データの解析をともなう使い方をする場合は、誤った情報が出力されていないか慎重に確認してください。

▼その他の活用事例や他社の事例はこちら
生成AIの活用事例6選。新規事業や業務効率化の実例を紹介

すぐに使える!ChatGPTのノウハウ記事まとめ

ChatGPT導入コンサルを依頼することは、多くのメリットを期待することができますが、まずは一度自社で対応できるかどうか試してみることもおすすめです。

簡単な内容であれば、すぐにでも業務に活用することができると思います。ぜひ一度、下記記事を参考に触ってみてください!

※上記以外にもさまざまな事例がございます。「まずは事例を知りたい」などのご相談も受け付けておりますので、以下フォームよりお気軽にご相談ください。

>>LIGに相談してみる

さいごに

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

ChatGPTを導入してビジネスに活用するには、導入時に直面する課題・リスクについても考慮する必要があります。特にセキュリティや情報の精度に関しては、専門的な知識をもったスタッフと調整を進めることが必要です。

その一方で、導入がうまく成功すれば、業務効率や顧客満足度が上がることは間違いありません。

必要に応じて外部パートナーへの依頼も検討してみてはいかがでしょうか?気になる企業があれば問い合わせし、複数社比較検討すると良いでしょう。

今回ご紹介したポイントが会社選びの参考になれば幸いです。

信頼できるパートナー企業をお探しの方へ

ChatGPTからはさまざまな機能がリリースされ、チャット機能だけでなく、音声や動画、カスタマイズ機能などますます便利な生成AIツールとなりました。

しかし、「実際にChatGPT使ってみたけど、ただ質問するだけで終わっている……」という方も多いのではないでしょうか?

ChatGPTが貴社のビジネスにどのように活用できるか、弊社LIGに一度ご相談いただくのはいかがでしょうか?

・生成AI特化の専門チームが貴社に最適な選択肢を提案
社外有識者から取り入れた最新のAI技術をご提供
・ビジネスの戦略策定から導入まで一貫して支援

貴社のニーズに応じた技術を駆使して幅広い要望にご対応可能です。ビジネスの壁打ち相手としてぜひお気軽にご相談ください。

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アクセンチュア株式会社にて、スクラッチ・パッケージ開発のデリバリー部隊に所属。100人規模のSIプロジェクトを多数経験。SI経験15年以上。経験領域はアプリ、IF、データ基盤、インフラ。クライアントファーストを信条にソリューションの提案からデリバリーまで幅広く実施。

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