5ヶ月間諦めず念願のWebデザイナー兼コーダーに!仕事と勉強の両立方法は?

5ヶ月間諦めず念願のWebデザイナー兼コーダーに!仕事と勉強の両立方法は?

Ayuko Fujita

Ayuko Fujita

こんにちは、デジLIGのまるこです!

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・川崎・町田・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューを通して、未経験からの学習方法や就職活動のノウハウ、スクール生活についての情報をお届けしています!

今回は、未経験から8ヶ月の学習を経てWebデザイナーに転職された河田さんにインタビュー! お仕事と並行しながらの学習方法や、5ヶ月間の転職活動についてお話を伺いました。

一緒に頑張れる仲間と理想の働き方を手に入れるための、スクールを最大限に活用する方法をぜひご覧ください。

本記事はこんな方におすすめです!

  • Webデザインに興味がある
  • 楽しく働きながら成長したいと思っている方
  • 仕事と両立して勉強ができるか不安な方
ico 人物紹介:河田さん【STUDIO川崎 2022年7月生/Webデザイナー専攻・WordPress講座】
IT業界で働きながら、2022年7月からデジLIGに入学。2023年3月に卒業し、5ヶ月間の転職活動を経て、念願だった制作会社のWebデザイナー兼コーダーとして正社員で転職。クライアントとの会議から制作まで携わっている。

好きなことを学んで成長し続けていきたい

ーーさっそくですが、河田さんがWebデザインを学ぼうと思ったきっかけを教えてください!

もともとIT業界で働いていて、システムのリニューアルなどを行っていました。その中でHTMLやCSSに触れる機会があり、Webデザインのお仕事を知って興味を持ったのがきっかけでした。

もともとイラストやLive2D制作などクリエイティブなことを趣味にしていたので、デザインも学んでみたいなと思ったんです!

ーー入口はコーディングだったんですね! キャリアチェンジしようと思ったきっかけはなんですか?

前職はプロジェクトごとに現場が違って、ひと段落したらまたイチから……みたいな仕事の流れが自分には合わないなと思っていて。今後続けていくのであれば、好きなことを学んで成長し続けていきたいって、ずっと考えていました。

――Webデザイナーは制作するにつれて、実績も自分の中の引き出しも増えますし、「成長し続ける」にはピッタリだと思います! スクールで学ぼうと思ったのはなぜですか?

実は、最初は独学で学習し始めたんです。コーディングに関しては正解があるので、「頑張れば独学でも大丈夫かな!」と思っていたんですが、デザインは正解が無いのでどこから手を付けたらいいか分からなかったんですよね。

そこで、やはり知識や経験のある方に教わった方が早いなと思って、スクールに通うことを決めました。

――なるほど! いろいろなスクールがある中で、なぜ「デジLIG」を選んでいただいたのですか?

オフラインとオンラインのどちらも活用できる点や、家や職場からの通いやすさを重要視していたのが理由のひとつです。

ただ、最初に説明会を担当してくださったスタッフさんが、とても丁寧に分かりやすく、デジLIGを魅力的に説明してくださったことが1番大きいです! 他のスクールも検討していましたが、入学にあたって一番信用できるなと思い、デジLIGに決めました。

――嬉しいお言葉をありがとうございます! コースはWebデザイナー専攻と一緒にWordPress講座も受講されていますが、最初から受講を決めていたんですか?

コーディングもデザインもできるWebデザイナーになりたかったのと、WordPressの重要性も知っていたので最初から受講するつもりでした!

結果、今の職場はWordPressもできる人を探していたので、受講していて良かったなと思います。

実際に学習してみて大変だったことはたくさんありましたが、辞めたいと思ったことは1度も無くて、学習することがずっと楽しかったです!!

中でも卒業制作では人生で初めてクライアント探しから、企画、デザイン、コーディングと一連の流れを経験出来たのはとても貴重な経験でした。2ヶ月間かけて作成したサイトをアップし、クライアントやエンドユーザーから感想をいただいたときはとても嬉しかったし、自信に繋がりました。

卒業制作ではクライアントワークを経験

▲河田さんが制作したVtuber・日奈乃葉の公式サイト

――卒制(卒業制作)ではVTuberさんのサイトを作成されていましたが、どういう経緯で制作することになったんですか?

もともとVTuberさんが好きでリスナーだったんです。

中には公式サイトを持っていない方も多くて、情報がTwitterのみだったり、せっかくイラストレーターの方に書いてもらっている絵も公開できる場が無いのがもったいないなと思っていて……。ダメ元でSNSからDMで依頼をしたら、最終的にOKをいただけました!

実際に制作してみて、クライアントさんが喜んでくださったのと、ファンの方からもたくさんリプライいただけたことが本当に嬉しかったです!

クライアントワークを経て、直接ユーザーの声が聞けたことがモチベーションに繋がりました。

――私もサイトを拝見しましたが、こだわりと愛情がたっぷりの素敵なサイトだなと思いました! スクールはどう活用されていましたか?

最初はオンラインメインで学習していて、中間課題に取り組む3、4ヶ月目頃から来校するようにしました。

オンラインでもトレーナーさんへの質問はたくさん活用していたのですが、校舎で雑談していると意外に+αで業界の事やデザインのことも聞けたので、「最初から行っておけばよかった!」と、ちょっと後悔しました。

LIVE授業はほとんどリアルタイムで参加したり、懇親会にも参加してお友だちができたり、積極的に活用していました。

X(旧Twitter)をされている方が結構多いので、SNSで繋がってご飯に行ったり、卒業後も連絡を取っています!デジLIG生は向上心が高いなと思うことが多く、たくさん刺激をもらっています。

ーーリアルタイムで参加すると実際に講師の方とお話できるので、自分の聞きたいことをすぐ聞けるのがいいですよね!学習中に大変だったことはなんですか?

私生活と勉強の両立です。私はフルタイムで働きながら受講していたのですが、課題提出などは目安の期限を超えないようにスケジュールをきっちり決めて取り組んでいました。

「この日までに終わらせる!」と多少余裕を持たせて全体的なスケジュールを決め、中間課題や卒業制作などは更に細かく、ワイヤーフレームはここまで、デザインはここまで、と決めて学習を進めていました。期日を決めなかったら、だらけてしまって絶対に終わらなかったです。

どんなに忙しくても毎日30分はPCに向かうことと、寝ないと体力的にも精神的にも辛くなるのは分かっていたので睡眠時間をしっかり取ることは必ず守っていました。そもそもデザインを学ぶことが楽しかったので、あまり苦じゃなかったです!

河田さんのある日のスケジュール

ーー本当に楽しく学習されていたのが伝わります。どうしてもみなさん睡眠時間を削って学習しがちなんですけど、私生活のなかで無理なく学習時間を組み込むのが長続きの秘訣ですね!

転職回数の多さもポジティブに捉える

ーーここからは転職活動について聞かせてください。転職活動はどのように進めましたか?

2月から3月にポートフォリオや書類を作成して、4月から動き始めました。Webデザイナー兼コーダーを目指していたのですが、そうすると就職の幅がグッと狭くなるので運営さんやトレーナーさんにたくさん相談したり、転職エージェントから紹介していただいたりで進めていきました。あとはクリエイターズオーディションクリエイターズドラフトにも参加しました!

――全員が出られるイベントではないので、どちらも参加されているのは本当にすごいと思います! 実際に参加してみていかがでしたか?

お仕事には繋がらなかったですが、すごくいい経験になりました!20社くらいの企業の前で、自分の制作物を3分でプレゼンするのですが、卒制発表会とはまた違ってすごい緊張感があり良い刺激になりました!

文章の要約やプレゼンの見せ方などすごく勉強になったし、他の参加者の方の制作物を見たり、企業の方に直接サイトに触れてもらって感想を頂けたりしたので、モチベーションアップに繋がりました。

ーーお仕事をしていくとなると、クライアントさんにプレゼンする機会もあると思うので、早めにその経験を積めるのはいいですよね! 転職活動時のポートフォリオはどのような部分を工夫しましたか?

制作物詳細ページは企業に一番見ていただきたいページなので、見やすさを重視しました。どのボタンを押せばサイトに飛ぶのか分かりやすくし、情報設計とデザインの説明は長々と文章を載せるのではなくポイントを3つに絞って説明しています。

あとは、笑顔の人の方が印象が良いと思い、写真選びにも気をつけていました。

河田さんのポートフォリオ

――河田さんの会社選びの軸はなんですか?

デザインもコーディングもできるWebデザイナーになるのが目標だったので、企画から納品まで一括で受託している会社を見ていました。

理想はデザイナー兼コーダーだったのですが、あまり求人数が多くないと思っていたので、ゆくゆく裁量権を増やせる会社を探していました!

あとは同じことをずっとやっていると飽きるタイプなのと、色々な業界の方と関わりたかったこともあり、制作会社に絞って転職活動をしましたね。

ーー未経験からの転職活動で1番大変だったことはなんですか?

実務未経験で募集されているところは少なく、実務経験3年未満のところには応募してみるもののやはり落とされることが多かったです。面接までたどり着いても、「人柄はとてもいいが、スキルが足りない」ということもあって……。

あとは転職回数が多かったので、企業から懸念視されてしまい書類落ちになるところも結構ありました。

ーーそうだったんですね…。今まで色々なお仕事をされていたんですか?

人と関わるのと求人広告を見るのが好きだったので、求人広告の営業をしたり、人のために働きたいという理由で医療事務をしたりしていました。

医療事務の仕事で電子カルテや予約システムを扱い、人とものを通して人を助けることに興味を持ってIT業界に興味が湧き始めてまた転職して……。ベースは人と関わって人助けをしたいというのは変わらないのですが、書類だけで見ると良く思われない所も多かったですね..。

その点、今の会社は転職回数もポジティブに捉えてくださる会社でよかったです。実務ではクライアントの打ち合わせから同席させてもらるのですが、過去に営業や接客など人との関わりが合ったところも活かせるのと、ITの経験もあるからリテラシーも備わっていると言っていただけました。すごく良いご縁だなと思っています。

面接の際に社長ともお話しましたが、とても喋りやすい方でした。会社の良いところも悪いところも話してくださって、直感的に「ここだ!」と思いました。

色々な仕事を経験した自分の強みを活かせそうと思ったこと、自分のモットーの「思いやりをもって仕事をすること」が叶えられる会社だと思い、入社を決めました!

――素敵な会社ですね! 学習や転職活動を頑張ってきた結果が今に繋がっていますね

勉強のコツは「学習の中に楽しさを見つけ出すこと」

――現在はどのようなお仕事をされているのですか?

制作会社でWebデザイナー兼コーダーとして働いています。クライアント様との打ち合わせにも参加し、ワイヤーフレームからWordPress化まで一連の作業を行っています。

先日は英会話スクールのサイトを制作しました。基本的にはWeb担当ですが、社長の指導のもとグラフィックの制作としてカタログを作成したり、動画の作成も行います。

会社の顧問としてプロフェッショナルのフロントエンジニアがいて、何でも聞ける環境なのでとても働きやすいし、毎回勉強になります。

――色々な仕事に携われるのは河田さんに合っている気がしますね! 実際に働いてみてどうですか?

9月初旬から働きはじめたのですが、まず初日に渡された名刺に「Webデザイナー/デザイナー」と記載がされていて感動しました!

入社して最初に、「スクールに通うことはWebデザイナーになることのウォーミングアップ。学習じゃなくて仕事をしていきましょう。」と言われたのがすごく印象的で、デザイナーとしての1歩をやっと踏み出せたんだなと実感しました。

日々色々学びつつ自分の糧にしていく工程がすごく楽しくて、スキルアップしているのが自分でも分かるので、もちろん忙しさもありますが凄く刺激的です。
日曜日に、「次の日仕事だ〜。嫌だな〜。」という感情にならないんです(笑)!

毎日充実していて、転職してよかったと改めて思います。

――河田さんの今後の展望はありますか?

ディレクション・デザイナー・コーディングのどの方面からでも、Webサイトに対して意見ができるデザイナーになりたいと思っています。

まだまだ未熟でひよっこですが、自身の目指す「多方面から物事を捉えられるデザイナー」になれるように頑張ります!

――最後に、未経験からWebデザイナーを目指す方々にメッセージをお願いいたします!

楽しむこと、諦めないことが大事です! 学習期間中は、何かしら自分の中でWebデザインに対して楽しさを見つけ出せると学習意欲がぐんと上がり、前向きになれると思います。

また、諦めないことに関しては卒業までに課題を全て終わらせることもそうですが、転職活動にも当てはまります。すぐに決まる人もいれば、私のように時間がかかる人もいるかもしれません。それでも諦めずに頑張り続けることが大切かと思います。

――ありがとうございました!

さいごに

今回は、未経験からWebデザイナーに転職された河田さんからお話を伺いました!

学習ではデジLIG内のイベントをフル活用し、転職活動では自分の希望する働き方を5ヶ月間諦めずに勝ち取った結果が、今のお仕事に繋がっていると、お話を伺って感じました。

インタビュー前には「LIGブログに載るのが夢だったんです!」と仰っていた河田さんですが、キャリアチェンジのお手伝いが出来てデジLIGスタッフ一同も大変嬉しく思います!

ぜひこの記事がWebデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです。

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

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Ayuko Fujita
Ayuko Fujita Digital Education / Education / School Operator / 藤田 綾友子

大学を卒業後、京都のホテルにて6年間フロントスタッフとして勤務。国内外のお客様への接客や観光案内を経験。関東に戻るタイミングで学生時代の友人であるDigital Education部 部長・林の紹介でLIGに入社。現在は同事業部にてクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の運営を中心に受講生のサポートをおこなう。

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