タクシードライバーから動画クリエイターへ!転職後の中村さんへインタビュー

タクシードライバーから動画クリエイターへ!転職後の中村さんへインタビュー

Mio Kato

Mio Kato

こんにちは! デジLIG運営のみおです!

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューをとおして、未経験からの学習方法・就職活動のノウハウや、スクール生活についての情報をお届けしています。

今回は、タクシードライバーから動画クリエイターに転身した、中村さんにインタビューしました。

ico 人物紹介:中村さん
【STUDIO池袋 2022年8月生/ネット動画クリエイター専攻】

本業のタクシードライバーと並行して動画編集の学習を開始。現在はカリキュラムを修了し、動画クリエイターとして活躍中!趣味は筋トレとサッカー観戦。

コロナがキャリアを考えるきっかけに

――まずはじめに、なぜ動画編集を学ぼうと思いましたか?

前職がタクシードライバーだったのですが、ドライバーは歩合制で生活をしている部分があるので、コロナに突入した際に収入がものすごく落ちてしまったんです。このままドライバーを続けていいのだろうかと漠然とした焦りと不安があり、新しいスキルを身につけたいと思いました。

その時に、前々から興味があった動画編集を学ぼうと思ったことがきっかけです。

――そうだったんですね! たしかにコロナ禍でタクシー業界は大きな打撃を受けましたよね……。過去に動画編集を学んだことはあったのですか?

実は、最初はオンライン学習教材で学んでいました。ですが、進めていく中で分からないことがたくさんあり、周りに動画編集ができる知り合いもいなく、分からないことはネットで調べるしかなく……。

こういう動画が作りたいと思ってもなかなか上手く行かず、プロの方からマンツーマンで教えてもらえるスクールで学んだ方が良いと実感したので、学習を決意しました。

――たしかに、学習をしている中で分からない点は絶対出てくるので、それをどうスムーズに解消できるかは重要ですよね! 結局調べても思ったような回答が得られず、ギブアップしてしまうこともよくあるのではと感じます。
スクールがたくさんある中で、デジLIGを選んでいただいたのはどうしてですか?

デジLIGでは、動画編集だけでなく、構成、マーケティング、カメラの使い方など、動画に関わるプラスαコンテンツが充実していたからです。さらに、自分は転職も視野に入れていたので、転職のサポート体制がしっかりしている点も決め手でした。

後は細かい点ですが、校舎は駅から近くて通いやすく、通学しなくてもオンラインで完結できる点もよかったです。

楽しさも大変さも味わったスクール生活

――実際に入学後、「これは楽しかったな!」という思い出はありますか?

トレーナーの坂野先生の撮影実習が楽しかったです。授業の中でシネマティックカメラのレクチャーを受けたのですが、何百万と高価なシネマティックカメラを自分で持って撮影するという体験はなかなかできないので、とても興奮しました(笑)。

他の受講生さんも20人くらいで集まり、シャッタースピードやf値、カメラの使い分け方など、とても勉強になりました。

――撮影実習が好評だったようで嬉しいです! 実は中村さんの卒業後は、撮影実習はよりバージョンアップしていて、「動画撮影スキル実践講座」として撮影のスキルを習得する講座としてよりコンテンツが盛りだくさんになってます!

動画撮影スキル実践講座はこちら

――逆に学んでいるときにもっとも大変だったことはなんですか?

最後の卒業制作は大変でした。これまで5年間利用させていただいていた整体院の紹介動画を作ったのですが、自分で制作する動画のテーマを決めて、取材先にアポをとって、撮影から編集まで1人でおこないました。

仕事をしながらだったので、限られた時間の中で制作するのはとても大変でした。

▲実際に制作した動画はこちら

――スケジューリングやイチから制作するために考えることも多く、卒業制作は大変ですよね..!やり遂げたコツはありますか?

全体の構成を考える中で、こういう絵もほしい、あれも欲しいときりがなくなってきてしまい、困ったときはトレーナーさんに相談してアドバイスをもらいながら整理ができたことは大きいです。

また、普段から色々な映像をどういう意図で作られて、どんなカメラワークがあるのかを分析する癖があったので、1ヶ月という期間内にスムーズにいった気がします。撮影時にその場で考えるのではなく、絵コンテを作りある程度シミュレーションをしておくのは大事かと思います!

――中村さんは働きながら学習をされたかと思いますが、両立するためのポイントをぜひ教えてください!

いかに時間を確保できるかが重要だと思います。そして10分でもいいから教材を進める。例えば家に帰って、ダラダラテレビを見ている時間があったら、そこを学習に割り当てる。いきなり毎日1時間は学習するといった高いハードルを設けず、5分、10分という短い学習時間を毎日続けることを意識しました。

今ジムで筋トレしているけど、通っていくうちにジムにいきたくてしょうがなくなっていて、そんな感覚ですね(笑)。そうしたら自然と学習しないといけない体になりました。

――無理のない範囲で生活に学習を取り入れていくことが重要なんですね。どのようなスケジュールで日々学習されていましたか?

タクシードライバーだったので働き方が特殊ですが、出勤日は15時出勤、翌朝の7時に帰宅するスケジュールで、1日の勤務時間がまず長いんです。次の日は必ず休みなので、そのまま学習をして、夜中の2時に寝て次の日に出勤するスケジュールでした。

中村さんの1日のスケジュール

未経験だからこそ問われる、動画クリエイターとしての覚悟

――転職活動について質問させてください! 実際、何社ほど応募されましたか?

卒業後に転職活動をスタートして、書類選考は15社、面接に進んだのは5社、その中から今勤めている会社から内定をいただきました。

――転職活動はどうやっておこないましたか?

デジLIGで履歴書や職務経歴書、ポートフォリオを添削してもらいながら、紹介してもらったスクールが提携している人材紹介会社さんや大手転職サイトでの自己応募をしました。また、クリエイターズオーディションにも出場させていただき、複数の企業さんにお声がけもいただきました。

サポートの中で今の映像業界の求人の動向など教えてもらったり、受ける企業さんの選択肢が広がった点はとても感謝しています。

――未経験からの転職で大変だったことはどんなことですか?

未経験可の求人でも、簡単に面接まで進める訳ではないという点は感じました。求人に未経験とは書いてありつつ、肌感だと多少なりの経験とスキルを見られていた雰囲気はありました。

未経験だからこそ、この業界への関心、そこで従事する覚悟を問われることが多い印象がありました。

――なるほど、選考ではどんな経験やスキルを見られている印象でしたか?

ただ自分で学びました、だけでは採用はされづらいです。学んだうえで自分がどこまで出来ることの幅を広げているか、実際に映像を作っているかや引き出しの多さを求められた印象です。

――ありがとうございます。転職活動を振り返って、受講生さんに「これはやっといた方が良いよ!」というアドバイスはありますか?

まずは下手でも良いので、自主制作に取り組むことです! スクールで学ぶだけでなく、学んだ知識をどう自分の作品に活用するかが大事。色んなジャンルの動画を作ったり、使えるエフェクトの幅を広げたり、学びながら最低でも5本は用意した方が良いかと思います。

転職後に撮影に携わる機会があるなら、撮影も学んだ方がアピールになります。とにかく、未経験という立場であれば、自分の引き出しの多さをアピールするためにも色んなジャンルの動画を作ることが重要だと思います!

転職して良かったと心から思った瞬間

――いま転職先でどんなお仕事をしていますか?

主に幼稚園や製造業の企業PVの制作をしています。構成作り、撮影、編集まで案件単位で担当しています。

――すごい! 転職して早々、1人で任されているんですね(笑)!

もちろん、制作の責任者がいるので見てもらいながらですが、案件ごとに制作担当が分かれおり、基本1人で最初から最後まで担当しています。

――ぶっちゃけ、転職してよかったと感じますか……?

それに関しては、転職してよかったと心から思っています。ソフトやカメラ機材の使い方など、覚えることは山積みだけど、全然苦ではないんです。精神的にきついこともない。日々覚えながらなので大変ですが、自分の好きなことなので楽しいです。

あと、動画制作の会社って、最初のイメージでは怖い人が多い印象だったんですが、今の職場は全然そんなことはなくて。指導してくださる責任者の人がとても優しい人で、丁寧に教えてくださります。今はその人の期待を裏切らないよう頑張りたいと思っています。

――素敵すぎる人間関係ですね! 素敵な環境を見つけられ、自分の好きな分野で早速活躍されている中村さんの姿を見れて私も嬉しいです! 最後に、これから動画を学ぶ人へアドバイスをいただけますか?

はい! 内定が出るまで諦めないことが大事だと思います! 転職活動に疲れたらちょっと休憩してもいいので、結果が出るまで完全放棄しないこと。諦めてしまうと、そこで全てが終わってしまいます。

お祈りメールがくると精神的にくると思ますが、しんどくなったら一回休憩して、そういう状況でもぜひスタッフさんを頼りながら内定がでるまで諦めないで欲しいと思います!

さいごに

今回はタクシードライバーから動画クリエイターに転身された中村さんにインタビューさせていただきました!これまでスクールで学んだことを活かし、早速バリバリ動画制作に携わっている中村さんを見て、改めてスクールのカウンセラーとして非常に誇りに思います!

デジLIGでは、卒業後も校舎を利用できるので、ぜひまた遊びにいらしてくださいね!これからのご活躍をスタッフ一同応援しています^^

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Mio Kato
Mio Kato Digital Education / Career Designer / Leader / 加藤 美欧

キャリアデザイナーとして、採用・転職支援やキャリアサポート、事業企画に従事。青山学院大学卒業後、会計コンサルティング会社で上場企業の経理実務と業務改善を担当。2019年2月にLIGへ参画し、英会話スクールの運営やWebクリエイタースクールの営業・企画を経験。現在はクリエイティブ人材の育成とキャリア支援に注力している。

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