実際にやってみましょう
実際に書くときには、ターゲット、目的、欲しい反応がブレないよう事前に書いておきましょう。それでは実際に3つの意識を頭に入れた上で、文章を書いてみます。
あるディズニー映画を紹介する文章を書くとします。
挿入歌が圧倒的ヒット!アニメーション映画として興行収入は全世界歴代1位、日本ではなんと約10人に1人が観た作品です。
この文章でも十分に凄さは伝わると思うのですが、たとえば以下の意識を加えて紹介文を書いてみましょう。
ターゲット | ディズニー映画が好きな人 |
目的 | この作品に興味をもってもらう |
欲しい反応 | 「気になる!」「観たい!」 |
ディズニー史上初のダブルヒロイン映画!今までのディズニーの歴史を覆す新しい「真実の愛」とは?
いかがでしょうか?
「ディズニー史上初」や「今までのディズニーを覆す」などで興味を引き、ディズニーでは鉄板の「真実の愛」を覆すとまで言ってみました。もちろん違う表現もあるかと思います。今までのディズニーと比較できるような内容を入れ込むといいかと思います。
では以下の場合はどうなるでしょうか?
ターゲット | LIGMOメンバー ナッツさん(映画・流行り物・女の子が好き) |
目的 | この作品に興味を持ってもらう |
欲しい反応 | 「それいいね、観てみるわ」 |
挿入歌が有名になったのはもちろんですが、じつはこの映画、ディズニー史上初の“ダブルヒロイン作品”なんです。つまり主人公に可愛い女の子が2人! しかも、今日本では「あまちゃん」や「ディアシスター」など“ダブルヒロインブーム”が巻き起こっているんです。今流行りの「ダブルヒロイン」映画ですし、この作品、女の子はみ〜んな好きですよ♡
いかがでしょうか?
流行りものと女の子が好きなナッツさんに届くことをイメージして、ナッツさんが喜びそうなワードを入れ込んでみました。誰か一人を濃厚にイメージすれば、きっと似た属性の人も反応するはず。ディズニー好きの人に向けた文章では、全く違うものになりましたね。
最後に
自分で文章を楽しみたいだけであれば意識しなくてもよかった3つの意識、いかがでしたか?
とても基本的なことばかりでしたが、文章を書いているうちについ忘れてしまうのも事実。せっかく時間を割いて書いているのに伝わらないなんてもったいないですよね。
自分の文章で人の心を動かすために、まずは具体的な「一人」に届くような文章を目指してみてくださいね。一緒にがんばりましょう!
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