【2026】ベトナムオフショア開発が選ばれる理由と大手10社

Tatsuhiko Ando

Tatsuhiko Ando

「ベトナムのオフショア開発が良いと聞くけど本当?」
「品質やセキュリティ面は大丈夫なの?」

この記事をご覧の方は、ベトナムオフショア開発についてこんな疑問をお持ちではないでしょうか?

そこで今回はオフショア開発を行っている同業の視点から、ベトナムオフショア開発が人気を集めている5つの理由や、安心して任せられる大手のベトナムオフショア開発会社を10社ご紹介します。失敗しないパートナー選びのポイントなどもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

オフショア開発は国以外の要素も重要です
オフショア開発で重要なのはどの国に委託するかよりも、会社のプロジェクトマネジメントや実績、チーム体制に注目すべきというのが同業としての本音です。とはいえ、どの会社に相談すればいいのか迷うお気持ちもとてもよくわかります。

よろしければ、はじめての相談相手としてオフショア開発実績が豊富な日本企業「LIG」はいかがですか?


・フィリピン・セブに100名超の拠点を保有、日本本社はISMSを取得
・業界歴10年以上、大手外資出身コンサルなど、日本のベテランPMも参画可能
・ノーコード開発やAI活用により、低単価・高品質を実現

「とりあえず見積もりだけ欲しい」「相談に乗ってほしい」というご状況でも、ビジネスの壁打ち相手としていつでもご相談を承っております。コスト面や機能面など貴社のご要望をお伝えいただき、より良いオフショア開発の伴走をさせていただければと思います。

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【厳選】信頼できるベトナムオフショア開発会社

ベトナムオフショアと一口に言っても、非常に多くの企業があるのが実情です。そこで、オフショア開発事業をおこなっている弊社の視点で、同業として忖度なしでおすすめの会社を11社厳選しました。老舗や大手、パイオニア企業など、安心して任せられる会社のみを選んだので、ぜひ参考にしてください。

まずは各社の基本情報を一覧で比較できるように、表でまとめました。

会社名 設立年 従業員数 開発拠点 得意分野 主な認証
株式会社Sun Asterisk 2013年 約2,000名 東京・ハノイ Webサービス開発、アプリ開発、DX支援 ISO27001、ISO9001
インディビジュアルシステムズ株式会社 2002年 約350名(ベトナム340名・日本11名) 東京・大阪・ハノイ・ホーチミン他 業務系システム開発全般 ISO27001、ISO9001
SHIFT ASIA CO., LTD. 2016年 250名(2026年3月時点) ハノイ ソフト開発、テスト自動化 –
株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 2016年 796名(2025年9月時点) ベトナム アプリ企画・UXデザイン・開発 –
株式会社モンスターラボ 2006年 公式サイトに記載なし 世界20ヵ国・33都市(ハノイ・ダナン含む) Webサービス開発、アプリ開発 ISO27001
Newwave Solutions株式会社 2011年 約300名 東京・ハノイ Web・業務システム開発、モバイルアプリ ISTQB認証エンジニア在籍
CMC Japan株式会社 2017年 – 東京・ハノイ・ダナン・ホーチミン他 クラウドマイグレーション、モダナイゼーション –
株式会社アイディーエス 1996年 181名(2025年6月時点) 東京・ベトナム PHP・Java・Python特化のWeb開発 –
株式会社カオピーズ 2016年 811名(2026年6月時点・連結) 東京・ベトナム システム開発、AI画像認識技術 –
オルグローラボ株式会社 2014年 117名 東京・ベトナム フロントエンド開発、ラボ型開発 –

※表の内容は横スクロール可能です。スクロールして内容をチェックしてください。

株式会社Sun Asterisk

株式会社Sun Asterisk出典:トップページ-式会社Sun Asterisk

日本とベトナムに拠点を持つ東証プライム市場のシステム開発会社で、DX関連の開発実績が豊富です。

アジャイルでの開発アプローチと独自ツールの活用により、素早く顧客のニーズに応えてくれます。

開発拠点 東京・ベトナム(ハノイ)
設立年 2013年
従業員数 約2,000名(グループ全体)
得意分野 Webサービス開発、アプリ開発

オフショア開発実績

「膝栗毛」アプリの開発(三菱地所株式会社)
東海道五十三次を軸にした新たな街づくりを目指して、大手不動産デベロッパーの三菱地所が挑戦した『膝栗毛(HIZAKURIGE)』。日常の道をエンターテインメントとして楽しめる“旅アプリ”を開発。外部パートナーとの連携を通じて、構想からリリースまで効率的に進めた。

▶️▶️「膝栗毛」アプリ開発の詳細はこちら

寄付仲介プラットフォーム「トドクン」サービスの開発(NPO法人ブリッジフォースマイル)
サービスの企画や要件定義には約1年をかけて慎重に進め、開発フェーズはわずか4ヶ月で完了。プロジェクトを成功に導くため、新人メンバーを中心に経験豊富なシニアメンバーがサポートする、コスト効率の高いチーム体制を提案し、継続的な支援を行った。

▶️▶️「トドクン」サービス開発の詳細はこちら

インディビジュアルシステムズ株式会社

インディビジュアルシステムズ株式会社のトップページ出典:トップページ-インディビジュアルシステムズ株式会社

ベトナム・ホーチミンで2002年に設立されたシステム開発会社。

日本企業向けのオフショア開発およびシステムインテグレーション事業を展開しており、ベトナム日系IT業界の代表ともいえる会社です。

開発拠点 東京、大阪、ベトナム(ハノイ、ニャチャン、ホーチミン、カントー)
設立年 2002年(2014年1月IVS Co., Ltd.として再設立)
従業員数 ベトナム本社340名/日本本社11名
得意分野 業務系システム開発全般

オフショア開発実績

重機設計書管理システムの開発
Javaで開発された既存システムを ASP.NETにコンバート。開発後、 担当者が日本にオンサイトし、システムテストまでをサポート。

デバイス管理パッケージ開発支援ラボ
アプリケーションにてデバイス管理するパッケージの開発支援を実施

▶️▶️開発案件の一覧はこちら

SHIFT ASIA CO., LTD.

SHIFT ASIA CO., LTD.

出典:トップページ-SHIFT ASIA CO., LTD.

ホーチミン、ハノイに拠点を構えています。QAが有名な株式会社SHIFTのオフショア拠点ですが、ソフトウェア開発やPMOサービスも展開。

開発拠点 ベトナム(ハノイ)
設立年 2016年
従業員数 250名(2026年3月時点)
得意分野 ソフト開発や、テスト自動化のソリューション

開発実績

産業用ドローンなどを活用した業務ソリューション(株式会社センシンロボティクス)
最先端のロボティクス技術を活用し、完全自動化を通じて社会課題の解決に挑む株式会社センシンロボティクス。同社はエンジニアの人手不足が課題となっていたが、結果として以前の2倍の案件をスムーズに対応できる体制を構築。

▶️▶️業務ソリューションの開発詳細はこちら

株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

ハイブリッドテクノロジーズのトップページ出典:トップページ-株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

株式会社エアトリのグループ会社で、2016年よりオフショア開発事業を行っています。

対応領域は、社内システムの構築やモバイル・アプリの開発などで、特にウェブに関連する開発、ウェブ上でのユーザー体験をデザインすることに強みをもっています。

開発拠点 ベトナム
設立年 2016年
従業員数 796名(2025年9月30日時点)
得意分野 アプリの企画・UXデザイン・開発

開発実績

メルマガ・ニュースをスムーズに閲覧できるアプリの開発(株式会社まぐまぐ)
メルマガコンテンツとニュースメディアをシームレスに閲覧可能なスマートフォンアプリ「まぐまぐ」。新規アプリ開発に必要なリソースが不足している中で、効率的な開発体制を構築。スピーディーかつ柔軟にプロジェクトを進行し、ユーザーフレンドリーなアプリを実現した。

▶️▶️まぐまぐ開発の詳細はこちら

位置情報履歴を保護者に届ける新しいサービスの開発(株式会社otta)
Javaを中心とした開発から、よりモダンな技術スタックへの移行が挙げられており、これに応える形でアジャイルスクラム開発を採用。毎週、実際に動作するシステム画面を用いてデモンストレーション形式で進捗報告を行い、ドキュメントでは伝えきれない開発の進捗状況を視覚的に伝えた。

▶️▶️株式会社ottaの開発詳細はこちら

株式会社モンスターラボホールディングス

株式会社モンスターラボホールディングス出典:TOPページ-株式会社モンスターラボホールディングス

モンスターラボホールディングスは、世界20ヵ国・33都市(2023年1月時点)に拠点を構えているグローバルなシステム開発会社です。

ベトナム(ハノイ・ダナン)に拠点があり、請負開発やアジャイル開発、スタートアップ向けの案件などに対応しています。

モンスターラボでは、ビジネスの設計・企画などの上流工程から開発まで一貫したサポートが特徴で、単なる開発だけでなくブランディングやデザイン、グロースハックなどにも強みがあります。

開発拠点 ベトナム(ハノイ、ダナン)を含む世界20ヵ国・33都市
設立年 2006年
従業員数 公式サイトに記載なし
得意分野 Webサービス開発、アプリ開発

開発実績

クラウドストレージサービス『セキュアSAMBA』開発をベトナムから支援(株式会社kubellストレージ)
法人向けクラウドストレージサービス『セキュアSAMBA』。ベトナム・ダナン拠点において、サービス開発計画に応じた技術領域ごとのエンジニアアサインを実施。また、製品理解や開発プロセスに精通したメンバーを軸にラボ型開発を推進。

▶️▶️開発の詳細はこちら

Newwave Solutions株式会社

Newwave Solutions株式会社出典:TOPページ-Newwave Solutions株式会社

13年以上ベトナムオフショア開発事業を展開するNewwave Solutions株式会社。ベトナムのハノイ及び日本の東京に拠点を持ち、ISTQBなどの国際的な専門資格を取得したエンジニアが開発を行っている点が特徴です。

開発拠点 日本・ベトナム(ハノイ)
設立年 2011年
従業員数 約300人
得意分野 Web・業務システム開発およびモバイルアプリ開発

開発実績

PoCブロックチェーンアプリ
容量証明(Proof of Capacity, PoC)を活用したブロックチェーン技術を基盤に、ノード構築、Webウォレットやモバイルウォレットの開発、ブロックチェーン情報を検索するエクスプローラー、暗号通貨のマイニングツール(プール・グロワー)を実装。高度なブロックチェーンシステムの構築に加え、PoCの特性に対応した設計と運用が行われた。

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CMC Japan株式会社

CMC Japan株式会社出典:TOPページ-CMC Japan株式会社

CMC Japan株式会社は、ベトナムで第2位のICT企業である「CMC Corporation」が初めて設立した日本法人です。

2017年の日本市場進出以来、金融サービス、製造業、宿泊施設、福祉施設、政府機関など幅広い分野で300社以上の取引実績を誇ります。

開発拠点 日本・ベトナム(ハノイ、ダナン、ホーチミン)、シンガポール、韓国
設立年 2017年
従業員数 -(公式サイトへの記載なし)
得意分野 クラウドマイグレーション、クラウドアプリのモダナイゼーション

開発実績

ユーザー向けプラットフォームの開発・保守(TECHCOMBANK)
ベトナムのハノイ市に本社を置く大手民間商業銀行「TECHCOMBANK」。証券会社やエンドユーザー向けのプラットフォーム開発にて、C#、C++、PHPを使用した証券系のWebアプリケーションシステムのマニュアルテストと自動化テストを実施。

▶️▶️開発の詳細はこちら

ランニング用モバイルアプリケーション開発
SwiftやKotlin、Node.JSを用いてiOSおよびAndroidのマルチプラットフォームで動作するモバイルアプリケーションの開発およびテストを実施。

▶️▶️開発の詳細はこちら

株式会社アイディーエス

株式会社アイディーエス出典:TOPページ-株式会社アイディーエス

25年以上のシステム開発の経験と取引者数300社以上の実績を誇る株式会社アイディーエス。

ベトナムホーチミンに子会社を持ち、PHP・Java・Python言語に特化したウェブシステムの開発を提供するオフショア開発事業を展開しています。

開発拠点 日本・ベトナム
設立年 1996年
従業員数 181名(2025年6月時点)
得意分野 PHP・Java・Python言語に特化したウェブシステム開発

開発実績

ECサイトリニューアル(株式会社人形町今半)
製造~単体テスト、デザイン設計を元にした、デザインコーディングを担当。

▶️▶️開発の詳細はこちら

株式会社カオピーズ

株式会社カオピーズ出典:TOPページ-株式会社カオピーズ

株式会社カオピーズは、日本とベトナムを拠点とするオフショア開発会社で、システム開発、Webシステム構築、スマートフォンアプリケーション開発、AI画像認識技術などの分野で高い専門性を持っています。グループ全体で460名の従業員を擁し、そのほとんどがハノイ工科大学の優秀な卒業生で構成されています。

開発拠点 日本・ベトナム
設立年 2016年
従業員数 811名(2026年6月時点・連結)
得意分野 システム開発、Webシステム構築、スマートフォンアプリケーション開発

開発実績

プロジェクト収支管理システム「BLENS」の開発(株式会社h2ワークス)
基本設計、UIデザイン、開発・テストを担当。複雑で多様なプロジェクトを一元管理するため、検索機能や集計機能などを実装することでプロジェクト管理の効率化と情報可視化を行った。

▶️▶️「BLENS」の開発詳細はこちら

オルグローラボ株式会社

オルグローラボ株式会社出典:TOPページ-オルグローラボ株式会社

ベトナムに拠点を置くオフショア開発企業で、日本のオルグロー株式会社の制作・開発拠点として2014年に設立されました。同社は主にラボ型オフショア開発サービスを提供しており、フロントエンド開発に特化しています。

開発拠点 日本・ベトナム
設立年 2014年
従業員数 117名
得意分野 フロントエンド開発

開発実績

ラボ型オフショア開発サービス導入(株式会社STAYGOLD)
約4割の人件費削減に成功。日本人を正社員で雇う場合の6割程度の人件費で済み、エンジニアコストの大幅削減を実現。

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オフショア開発先としてベトナムを選ぶべき5つの理由

2010年代前半のベトナムオフショア開発は「安かろう悪かろう」の会社も少なくありませんでした。しかし、現在は国策としてITに注力し始めて時間も経ち、情報系大学への進学も増加。モダン言語への対応もなされており、開発先として人気な国のひとつになっています。

2025年度の日本貿易振興機構JETRO「海外進出日系企業実態調査|アジア・オセアニア編」では、ベトナムの調査対象として2,000社を超える日本企業が挙げられています。また、オフショア開発白書(2025年版)の「オフショア開発先の人気国ランキング」を見ても、ベトナムが43%で1位と引き続き高い人気を誇っています。

オフショア開発先の人気国ランキング
引用:オフショア開発白書(2023年版)を加工して作成

オフショア開発先としてベトナムをおすすめできる理由は、以下の5つです。

  1. 単価と技術力のバランス
  2. 時差が2時間でコミュニケーションがとりやすい
  3. 勤勉かつ親日の国民性
  4. 政府によるIT産業への積極投資
  5. セキュリティ・品質認証の充実

① 単価と技術力のバランス

東南アジアはオフショア開発先としてよく選ばれますが、その中でもベトナムは人件費と技術力のバランスが良い国です。

また、日本と比較するとベトナムの人件費は50〜70%程度といわれており、コスト面でのメリットが期待できます。分かりやすく比較できるよう、ベトナムと他国のオフショア開発単価を表にまとめました。

国 プログラマー(万円) シニアエンジニア(万円) ブリッジSE(万円) PM(万円)
ベトナム 40.1 50.0 59.0 71.4
フィリピン 37.2 47.5 60.5 63.5
ミャンマー 27.5 40.0 40.0 57.5
インド 37.5 45.0 60.0 67.5

出典:オフショア開発白書(2025年版)※一部抜粋

ミャンマーは人件費単価が安いものの、技術力が劣るベンダーが多く、見極めが難しいのがデメリットです。

したがって、選択肢としてはベトナム、またはフィリピンのどちらかに絞られてくる場合が現状のオフショア開発市場といえます(※フィリピンのオフショア開発については、下記の記事もぜひ参考にしてください)

② 時差が2時間でコミュニケーションがとりやすい

ベトナムと日本の時差は2時間で、日本の方が2時間進んでいます。ベトナムの一般企業のビジネスアワーは8:00〜17:00が基本です。一方日本は、10:00〜19:00の企業も多く、この時間であればベトナムのビジネスアワーとピッタリと一致します。

また、ベトナムは日本語話者が多いのも特徴です。2024年度海外日本語教育機関調査によると、日本語学習者人口は約16万4千人で、世界6位の多さとなっています。

このような背景から、コミュニケーションがとりやすいのもベトナムがオフショア開発先としておすすめできる理由です。

③ 勤勉かつ親日の国民性

ベトナム人は勤勉で真面目な人が多く、日本人に近いと言われています。

経済産業省が発表している我が国におけるIT人材の動向によると、ベトナムのIT人材の週あたりの平均勉強時間は3.5時間。1.9時間の日本の平均勉強時間と比較すると約2倍です。

学齢の面では、Vietnam IT Market Reportsレポートによれば、74%の学生が大学・短大でコンピューターサイエンスなどのITを専攻していたことが明らかになりました。

ベトナム人が勤勉である理由には、国民性が関係していると言われています。ベトナムでは大家族が多く見られますが、すべての子どもに満足のいく教育を提供することが難しい現状があります。

そのため、家族の中で特に優秀な子どもに教育投資を集中させ、良い大学を卒業させて家族の支え手に育てる傾向にあります。このようにして教育を受けた子どもは、家族から特別な教育の機会を与えられたことに感謝し、家族を大切にし、家族を守るために必死で勉強する姿勢を持ち続けます。

また、ベトナムは歴史的背景からも親日国として知られており、日本の文化についても理解や関心がある人が多いです。そのためコミュニケーションがとりやすく、オフショア開発が進めやすい国といえます。

④ 政府によるIT産業への積極投資

ベトナム政府は国策としてIT人材の育成やオフショア開発に力を入れています。そのような取り組みが後押しとなり、ベトナムのIT産業が急速に発展しています。

1. IT人材育成の強化
2026年現在、IT人材は53万人以上を超え、毎年約5万人以上のIT人材が大学や専門学校から輩出されています。政府の方針では今後100万人以上に増やすことを検討しています。

2. 税制優遇措置
ベトナムに進出する外資系IT企業に対し、4年間の免税期間と9年間の減税期間を提供しています。

3. 外資系IT企業の誘致
政府は外資系IT企業の誘致を積極的に行っています。これは国内のIT産業の育成だけでなく、IT技術者の雇用の促進にもつながっています。

⑤ セキュリティ・品質認証の充実

近年、ベトナムのオフショア開発企業において、国際的なセキュリティ・品質認証の取得が進んでいます。

主要な認証には以下のようなものがあります:

  • ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム):顧客情報や機密データの適切な管理体制を証明
  • ISO9001(品質マネジメントシステム):開発プロセスの品質管理体制を保証
  • CMMI(能力成熟度モデル統合):ソフトウェア開発の成熟度を示す国際指標
  • ISMS認証:日本国内でも認知度の高い情報セキュリティ管理体制の証明

特に大手企業では、CMMIレベル5(最高レベル)を取得している企業も増えており、グローバルスタンダードの品質保証体制が整備されています。

また、GDPR(EU一般データ保護規則)への対応を進める企業も増加しており、国際的なプロジェクトでも安心して開発を任せられる環境が整いつつあります。

オフショア開発における失敗事例と対策

これから紹介する企業はオフショア開発を任せるに十分な実績のある会社ですが、とはいえすべてを開発会社に任せてしまうのはプロジェクト失敗の元です。

  • ブリッジSEの日本語レベルが低い
  • 時間にルーズ
  • 曖昧な指示が伝わらない

オフショア開発で具体的な失敗事例を紹介しているので、同じようなことにならないよう対策をおこないましょう。

ブリッジSEの日本語レベルが低い

オフショア開発を進める場合、日本語を話せるブリッジSE(コミュニケーター)が間に入って開発を進めることになります。

ベトナムは第一外国語として日本語教育をおこなう小学校もあり、日本語検定を持っている人もたくさんいますが、それでもやはり日本語能力には差があります。

ブリッジSEの日本語レベルが低いと、細かなニュアンスが伝わらずに違ったものができあがる、という失敗につながります。

対策

この失敗を防ぐためには、発注前に必ずプロジェクトメンバーとの面談の時間を設け、コミュニケーション能力に問題がないか確認するようにしましょう。プロジェクトを進める上で重要なトランスレーター(ブリッジSE)がどのようなメンバーなのかは、あらかじめ確認することは必須とも言えます。

ちなみに弊社LIGでは、日本とフィリピンの間に英語が堪能な優秀な日本人ブリッジSEを配置しています。

LIGのブリッジSEは日本語の話せるベトナム人ではなく、「英語が話せる日本人」または「一定の日本文化を理解している外国人」を採用し、コミュニケーションの齟齬を少なくできるように努めています。

日本人に細かいニュアンスまでヒアリングを行い現地の開発者に正確に伝える、といった体制をとることによって、コミュニケーションによるストレスが溜まらないプロジェクト進行をしています。

▶︎▶︎LIGのオフショア開発体制・ブリッジSEの詳細のお問い合わせはこちら

時間にルーズ

日本人と比較すると、ベトナム人は時間に対する意識がそれほど強くありません。

日本では会議が時間ぴったりに始まる、納品期限を守ることが当たり前ですが、ベトナム人は期限を守るという教育は受けていても、時間に対する価値観がそもそも異なり「絶対に守らなければいけない」という意識はあまりないようです。

また、日本人のような空気を読んで休暇を調整するなどの意識も薄いため、突然休暇に入ることも珍しくありません。

もちろん、仕事をサボるなんてことはありませんが、仕事に対する考え方や価値観が違うというのは理解が必要です。

対策

オフショア開発を進める上で、国民性・文化差の違いを理解し、このあたりのマネジメントは予め意識しておきましょう。

またこれに関しては、システム開発会社側のマネジメント力によるので、プロジェクト成功の鍵を握るPM(プロジェクトマネージャー)は優秀な人材をアサインすることがとても重要です。

弊社LIGでは、業界歴10年以上のベテランや外資コンサル出身の日本人メンバーが必ずPMとしてプロジェクトに参画します。プロジェクトの成功のためにも、企業選びの際はぜひPMがどのような人なのか注意して確認すると良いです。

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曖昧な指示が伝わらない

日本では、「よしなに」というような曖昧な指示でも、なんとなく伝わってしまうことがあります。これは日本特有の「察する文化」があるからです。これはベトナムに限らずですが、海外でそれは通用しないと考えた方が無難です。

オフショア開発では、曖昧な指示ではなく細かく伝えるようにしないと、イメージと異なったものができあがります。とくにプロジェクト発足して間もないときは、丁寧なコミュニケーションを心がけるようにしましょう。

対策

日本側のディレクションの問題によることが多いので、日本側が明確な指示出しをする必要があります。

そのため、何か依頼をする際はなるべく具体的に開発会社に伝えましょう。

また、通訳の役割を担うブリッジSEの語学力と技術力がとても重要になります。必ず開発会社がどのようなブリッジSEをアサインしているのか開発体制を確認しましょう。

ちなみにLIGでは、日本とフィリピンの間に英語が堪能な優秀な日本人トランスレーター(ブリッジSE)を配置しています。

LIGのブリッジSEは日本語の話せるベトナム人ではなく、「英語が話せる日本人」または「一定の日本文化を理解している外国人」を採用し、コミュニケーションの齟齬を少なくできるように努めています。

日本人に細かいニュアンスまでヒアリングを行い現地の開発者に正確に伝える、といった体制をとることによって、コミュニケーションによるストレスが溜まらないプロジェクト進行をしています。

▶︎▶︎LIGのオフショア開発体制・ブリッジSEの詳細お問い合わせはこちらから

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まとめ

オフショア開発を成功させるためには、海外開発チームと密なコミュニケーションを取り合って連携し、かけがえのないパートナーとして文化を理解し、尊重しながら組んでいく必要があります。

この記事が少しでも貴社のプロジェクト成功に役立てば幸いです。

LIGのオフショア開発のご紹介

株式会社LIG出典:オフショア開発|株式会社LIG

さいごになりますが、弊社LIGではフィリピン・セブにオフショア開発拠点を設けており、約100名の海外人材と日本のベテランPMがタッグを組んだ開発体制を提供しています。

弊社ではアプリ開発、Webサイトなどのシステム開発やリニューアル、リリース後のマーケティング支援が可能です。

Javaを中心にPHP Laravel、Reactなど幅広い言語や、ラボ型開発、アジャイル型開発など開発形態にも柔軟に対応。ノーコード・ローコード開発などトレンド技術の実績も豊富で、本社はISMS認証も取得するなど、セキュリティ面も考慮した開発を行っています。

窓口は私をはじめ、必ず日本人または日本語に熟練したスタッフが対応いたします。開発拠点への視察サポートもおこなっていますので、ぜひ一度ご相談ください。

開発拠点 東京・フィリピン(セブ)
サービス詳細(公式サイト) https://liginc.co.jp/solutions/technology/offshore
設立年 2007年
従業員数 約228名(2026年1月時点 連結)
得意分野 オフショア開発、アプリ開発、Webサービス開発
費用 要問い合わせ

オフショア開発実績

EV充電スポット検索アプリ「おでかけEV」の開発(株式会社ナビゲート)
新規事業として立ち上げた「EV充電スポット検索アプリ」のUI/UX設計から開発、サービスリリース後の保守運用まで全面支援。施設検索機能・ルートナビゲーション機能・おでかけポイント管理・他社ポイント連携機能等を開発し、iOS・Androidの双方に対応。

営業支援AIプロダクト「ACES Meet」の開発支援(株式会社ACES)
「技術的に難しいプロジェクトをスピーディに進めたい」というご要望を叶えるため、技術検証とシステム開発を支援。「英語の文献にスピーディーにアクセスできる」というオフショア開発の強みを活かし、SaaSプロダクトの機能拡張における技術検証(PoC)をスケジュールどおりに進行した。

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Tatsuhiko Ando
Tatsuhiko Ando Global事業部 部長 / Cody Web Development Inc. COO / 安藤 達彦

外資系コンサルティング会社や日系大手システムインテグレータで計20年以上、コンサルティングやITシステム導入に従事。製造業の基幹システム導入や流通向けクラウドサービス事業の立ち上げ、COO直轄での事業運営支援など、幅広い業務を経験。その後、日本から海外ビジネスにも関与し、直近では日系大手SIerのマレーシア子会社および関連会社の取締役に就任。現地マレーシアにて経営層として事業運営に携わる。2026年より株式会社LIGに参画。現在はセブ拠点の責任者として、日本企業向けオフショア開発チームの運営に加え、現地企業や外資企業向けの開発体制構築も担当。

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