みなさんこんにちは、マーケターのMakoです。
累計導入数200,000社を誇るノーコードCMS「BiNDup」を運営する株式会社ウェブライフさまには、この5年間に6本もの記事広告をご出稿いただいています。
今回はその成果や制作裏話について、お客様に直接お話をうかがいました。LIGの記事広告をご検討いただいているみなさま、ぜひご覧ください!
人物紹介:株式会社ウェブライフ 洪 泰和 さん デザイナーを経て現在はプロジェクトマネージャーとしてCMS「BiNDup」の企画制作に携わる。サイト構築や動画制作まで手がけるクリエイティブは多岐にわたる。 |
「LIGの記事を見て」成約率が約1.5倍増加
―― 早速ですがズバリ質問です。5年にわたりどうして6本も記事広告をご出稿いただけたのでしょうか?
1本目の記事広告を出稿した月に、成約率が約1.5倍も上がったんですよ。
この成果からBiNDupのターゲット層とLIGブログの読者層がマッチするとわかったので、2本目3本目と継続して依頼しました。新機能や新サービスをリリースするタイミングでお願いすることが多いですね。
- 直近の新サービス「BiNDec(バインド・イーシー)」
- 世界最大級のECシステム「Shopify」と「BiNDup」を連携し、D2Cの売上最大化を支援するサービス。サイト構築からプランニングまでおこなう。
おもしろ×サービス紹介の絶妙なバランス
―― 初回から成果につながっていたようでなによりです。ちなみに、1本目の記事広告を出稿しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。
弊社はもともと、IT系の専門メディアにレビュー系の記事広告を掲載することで認知獲得に成功していました。機能性やユーザビリティを訴求できるとサービスの利用喚起につながるため、LIGブログだったら別のアプローチが展開できそうだと思い、興味を持ちました。
LIGさんはPR感がないのに、ストーリーを読んでいるうちに興味が湧いてきて、ついサービスを使ってみたくなる記事の作り方が非常に上手だなと前々から思っていたんですよ。なので「LIGさんらしいおもしろ企画でぜひお願いします」と依頼しました。
―― 実際におもしろ企画の提案を受け、制作を進めていった際の感想を教えてください。
1本目:誰でも簡単にハイセンスなホームページが作れるサービスがあると聞いたけど、嘘だった。
当時のBiNDupは、「簡単カッコいい」というCMSではよく言われがちなキャッチコピーを掲げていました。それに対して「簡単にかっこいいサイトが作れるというけど、嘘だった」という、CMSあるあるを逆手にとった企画を提案いただき、非常におもしろいなと思いましたね。
あとBLのような展開の記事のオチはもとの想定にあったわけではなく、当日にその場で出てきたアイデアなんですよ。至近距離で撮影していたら、ライターの紳さんが「なんかドキドキする」と言いはじめて(笑)。私もなんとなくストーリーが描けたので楽しんでノリに任せてみました。結果、ここまで突き抜けた記事になりよかったです。
―― その場のアイデアだったんですね!(笑)快く対応いただきありがとうございました。洪さんから見て、1本目で大きな成果が出た要因はなんだと感じられますか?
1つは、コメント付きで多くの方にシェアされたことだと思います。自社でも記事を作ってSNSで発信することはたびたびありますが、LIGさんの記事はSNS上のコメントの量が圧倒的に違いました。記事内に登場する “インターネット黎明期を彷彿とさせるWebサイト” に対し、コメントせずにはいられない方が多かったんでしょうね。
もう1つは、おもしろ要素とサービス紹介のバランス感です。おもしろ要素が際立っている記事ではありますが、実際にBiNDupを使ってサイトを作った過程がおもしろの軸になっているので、「CMSの機能性」に注目してくれた読者も多くいらっしゃいました。伝えたい軸はブラさず、そこに笑える要素を加えたのが成果につながったポイントだと思います。
―― おもしろとサービス紹介のバランス感、成果を出すためのキモだと私も感じます。
一切の妥協なし。再撮影してでもこだわるクオリティ
―― 続く2本目は、サイトを自動生成できる「AiDジェネレーター」機能をリリースされたタイミングでご出稿いただきましたね。
2本目:本気で彼氏をつくりたい同僚(29歳・女性)のために、AIを使って募集してみた。
2本目もリアルにサイトを作る企画でしたが、そこで本当に彼氏を募集されるとは思っておらず、ビックリしました(笑)。リアルに全力で企画をやり切るのはLIGさんならではですよね。続く3本目の記事広告でも、実際にPRメディアを作っていただきました。
3本目:1記事98円!破壊的安さのPR専門サイト「ミスターPR」がOPENしました。
昔から「LIGさんのクリエイティブはどれも手が抜かれておらずすごいな」と感じていましたが、一緒にお仕事してみて改めて感心しました。バナーも写真素材も、何がいま引きのあるワードなのかトレンドを逃さず、一つひとつに対するこだわりがとても強い。クオリティを上げるために自主的に追加撮影いただいたこともありました。
どうしたらおもしろくなるのか、どうしたらターゲットに刺さるのか、毎回本気で提案してくださるので、安心してお任せできますね。
―― そのようにご評価いただけてなによりです(涙)。
第三者が「実はここがよくて……」と語る価値
―― BiNDupではおもしろ記事だけでなく、真面目な記事も3本ご依頼いただいていますね。こちらの背景もぜひ教えていただけますか。
ずっとおもしろ記事ばかりやってきたので、「一度真面目な記事も作ってみよう」という話になったんですよ。そこで「CMS」という検索ワードを狙った記事を制作いただきました。競合の多いワードですが、LIGさんのドメイン力もあって公開後しばらくは上位にランクインしていましたね。
4本目:コスパ最強のCMSはどれ!?Webサイト構築に必要な各機能を徹底比較!
その他にも、LIGの現役デザイナーさんにレビューしてもらった記事も制作いただきました。
5本目:【Web担当者へ捧ぐ】CMS選びはどこに注目すべき?現役デザイナーが「BiNDup」をガチレビューしました!
6本目:マーケに自信がないデザイナーやWeb担におすすめ!CMS「BiNDup」でサイト解析デビューしよう!
自社で広告を作ると、どうしてもわかりやすくキャッチーな表現になりがちです。「簡単かっこいい」という過去のキャッチコピーなんてまさにそうですよね。
しかし実際にお客様に刺さるポイントは、「実はこういうところがいいんです」という第三者のリアルな声であることも多い。レビュー記事はリアリティを追求してこそ読者の興味を引きますし、依頼する価値があると思います。
―― 広告でありながら第三者視点でサービスをご紹介できるのは、記事広告の大きなメリットですよね。
Facebook広告の遷移先として二次利用
―― 直近3年間は「Facebook広告運用代行」も合わせてご依頼いただいていますが、その理由をぜひ教えていただけますか。
リスティング広告やFacebook広告などWeb広告の運用は自社でもずっとやってきましたが、記事広告の公開時にLIGさんが出してくれたFacebook広告のほうが、著しく反応がよかったんですよ。
「この差ってなんでしょうか?」とLIGさんに尋ねてみたところ、「Facebook広告は出稿量が多くノウハウも溜まっているからだと思います。うちで運用代行できますよ」とご案内いただいたんですよね。これを機に広告運用もお願いすることにしました。
―― Facebook広告の遷移先として記事広告を長く活用いただいていますが、どのようなメリットを感じていますか?
サービス紹介LPを遷移先とした広告はどうしてもPR感が強いと思いますが、記事広告だと、役立ちそう・おもしろそうという理由でクリックしてもらえますよね。そのためLPでは届かない人たちにもリーチできていると感じます。
―― ぜひ今後も記事広告と、Facebook広告の運用代行を軸にマーケティングをご支援できればと思います。貴重なお話をありがとうございました!
まとめ
- 課題
- ・自社発信の広告ではアプローチしきれていないターゲットへリーチを広げたい
- 成果
- ・1本目の記事広告を出した月は成約率約1.5倍UP
・SEOを狙った記事ではニーズ顕在ワードで中長期的な検索流入を獲得
・Facebook広告の遷移先として活用し続けることでリーチ拡大に寄与
SEOや広告運用と組み合わせることで、記事広告を中長期的にご活用いただいている事例でした。
「自社で取りうる施策はやり切ってしまったなぁ……」とお悩みの企業様には、記事広告は特におすすめです。ぜひ気軽にお問い合わせください!