仕事と家事を両立したい!30代未経験からEC運営として転職

仕事と家事を両立したい!30代未経験からEC運営として転職

Rurika Shimizu

Rurika Shimizu

Webデザインスクール・デジLIG運営の清水です。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をし、運営しているWebクリエイター養成スクール。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田にて受講生を募集していて、個別説明会は各STUDIOとオンラインで開催中!

本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューを通して、未経験からの学習方法や就職活動のノウハウ、スクール生活についての情報をお届けしています!

今回は、デジLIGで「Webデザイナー専攻」+「LIG直伝!即戦力デザイン集中講座」+「WordPress講座」を受講後、未経験からECサイト運営の仕事に転職された藤戸さんにインタビューさせていただきました。

ico 人物紹介:藤戸さん【STUDIO北千住 2023年5月生/Webデザイナー専攻+LIG直伝!即戦力デザイン集中講座+WordPress講座】
2023年5月からデジLIGに入学。事務職から転職し、現在は自社ECサイトの運営業務に携わっている。セルフジェルネイルをするのが好き。

スクール入学までの経緯

――まずはご転職先が決まったとのこと、おめでとうございます!

ありがとうございます! ちょうど今週末から勤務開始なんです。

――お忙しいところありがとうございます……! 新しい職場のお話も含め、いろいろとお話をお伺いできればと思います。さっそくですが、藤戸さんがWebデザインを学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

これまで事務職として働いてきたのですが、個人的に事務職としての限界を感じていたので、違う分野で新しいスキルを身につけて働きたいと思ったからです。

デザインは楽しそうだと思っていたし、PCひとつでどこでも仕事ができるところにも魅力を感じました。

――興味関心や理想の働き方がマッチしていたんですね! 学習方法としてスクールを選んだのはどうしてですか?

働きながら学習したいと考えていたので、独学よりもスクールで効率的に学んだほうが良いと思ったからです。

――やはりお仕事と学習の並行をしながら短期期間で効率よく学びたいからと、スクールを選択される方は多いですね……! たくさんスクールがある中で、デジLIGを選んでいただいたポイントはありますか?

カリキュラムの内容を拝見して、確実にスキルが身に付くと感じましたし、デジLIGならではの実践的な追加講座が魅力的でお得感がすごかったです。

あとは入学前のカウンセリングの空気感も良く、親身に対応いただいたことも大きかったです!

――デジLIGオリジナルの「即戦力デザイン集中講座」ですね! 実際に集中講座を受講してみていかがでしたか?

2ヶ月の中で担当講師のおまめさんやもりぐさんから、デザインの考え方や制作方法などたくさんのフィードバックをいただくことができ、本当に貴重な経験になりました!

入学前は、デザインを考えることは楽しいことだという印象があったのですが、実際にやってみるとその難しさを実感して大変だったんです。

でも集中講座のフィードバックでは、現役デザイナーのリアルな着眼点で、「こういうのを入れるとこうなりますよ」という提案やアドバイスを明確に見せてもらえたので、デザインの難しい部分を乗り越えられたと思っています。

手を加えてもらうと本当にすごく良くなって「ああプロってすごいんだな」と実感しました。

――集中講座の2ヶ月間が、藤戸さんのデザイン制作のターニングポイントだったんですね。

自分が熱量高く作っただけ、それに比例してしっかりフィードバックがもらえるので、力を入れて制作しました。

気をつけるべきことやさまざまなテクニック、デザインの考え方があることを教えてもらえたので、講座受講後の制作に活かすことができたのもよかったです。

卒業後も交流が続く関係性

――学んでいる中で楽しかったことはなんですか?

デザイン仲間ができお互いにフィードバックしあえたことですね。最初はオンラインメインで進めていたので、ほとんど知り合いはいなかったんですが、後半STUDIOに足を運ぶようになってから「サポートスタッフ」さんが声をかけてくれて、横の繋がりがぐっと広がりました。

※受講生の受講フォローや質問の対応をしてくれる、デジLIGの卒業生のこと。通称:サポスタ。

話しかけてくださるのも嬉しかったですし、お互いに制作物の意見交換ができたのも大きかったです。今でも当時受講生さんだった方とカフェにパソコンを持って集まって、「今こういう感じでやってるんですけど、どう思いますか?」と意見交換をすることがあります!

――とても良い関係性ですね! 藤戸さんもサポスタをしてくださっていましたね。おかげさまでサポスタさんの存在は受講生にもトレーナーさんからも大好評です。本当にSTUDIOの雰囲気が明るくなったように思います。

そうですね、自分自身も他の方のデザインのアイデアを見て新たなインプットがありましたし、とくにコーディングは自分もできなかったぶん、簡単なやり方などハードルを低くしてフォローするなど、教えることでの学びもあり、良い経験になりました。

――お仕事と学習を両立される上で、心がけていたことはありますか?

通勤中に広告などのデザインを見るようにはしていました。トレースまではしていなかったのですが、引き出しを増やすためにも、とりあえずいろいろなものを見るようにしましたね。

カリキュラムを進めるので精一杯なときは、学習方法など運営さんにも相談しました。

藤戸さんの1日のスケジュール

――コーディングの学習方法について、STUDIO北千住でお話ししましたね。

最初コーディングがぜんぜんわからなくて、このままじゃサイトが作れないと危機感を感じていたんです。

コーディングは慣れの部分が大きいから、回数を重ねることも重要と教えてもらったので、動画教材のほかにLIGブログでも紹介されていた『これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本』を何周もやりました。

回数を重ねるうちにチンプンカンプンだった部分が少しずつわかるようになって、コーディングが楽しくなりました。最終的にはデザインよりコーディングを仕事にしたい気持ちになっていたんです

――すごいですね!

自己分析で性格診断をやってみても、これまで事務の仕事をしてきたこともあり、パソコンのデータなどを扱って作業するほうが得意だと感じていたので、コーディングが結果的に合っていたのかもしれません。

――コーディングが苦手な方は多いので、藤戸さんの経験をぜひお伝えしたいと思います!

仕事と家事を両立できる働き方

――どのような転職活動を行いましたか?

最初は正社員と派遣の両方から応募していたのですが、ライフスタイルを重視することに決め、派遣での応募に切り替えて活動しました。仕事と家のことをどちらも両立できるようにしたかったんです

――何社くらい応募したんでしょうか?

エントリーは20社ほどしました。派遣にシフトしてからは早かったと思います。実務経験がないことで、登録すらできないエージェントもあったのは大変でしたね……。

――そんな中でポートフォリオはどのような工夫をしましたか?

見やすさを一番重視しています。自分らしさを強く押し出すよりも、掲載する作品のデザインに影響しないようなプレーンで見やすく、情報が整理されたサイトを目指しました。

ポートフォリオがないとスタートラインに立てないので、卒業生含めいろいろな方のポートフォリオを見て参考にしていました。直接褒めてくださったエージェントさんもあって嬉しかったです。

藤戸さんのポートフォリオ

――ご自身でコーディングもされたんですね! クライアントワークも多めですね。

そうですね、集中講座の課題のほか、身近な知人などに頼んで実績として制作させてもらいました。

――転職先ではどんなお仕事をされる予定ですか?

アパレル会社のEC運営を行う予定です。意外にも事務職としての経験を重視していただき、エージェントさんから「EC運営のお仕事で活躍できるのでは」とご提案いただきました。

――そうなんですね! 事務職の経験とEC運営はどういった部分で繋がるんでしょうか?

EC運営は、注文画面やエクセルでのデータ整理・在庫管理など事務的な作業が多い点と、社内外の方との調整能力といったコミュニケーションスキルも求められることから、事務経験の方が活躍していることが多いようです。求人票の内容も、商品データアップロードや商品販売、商品の撮影のアシスタントの記載がありました。

今週末から入社する会社に関しては、面談の中で今後はバナーやLPのデザインも自分たちの会社で作っていきたいというお話があり、「スクールで学ばれてデザインやコーディングができるんだったら、お手伝いしていただけるとありがたい」とお声がけいただきました。デザインやコーディングもさせてもらえそうということで、自分がやってみたかったことができる環境でした

――たくさんのことにチャレンジできそうですね! 希望の道に進むことができてよかったです。

これからWebデザインを学ぶ人へアドバイス

――未経験からWebデザイナーになるために大事なことをぜひ教えてください!

スムーズに転職活動を進めるためにも、とにかく諦めずにスクールでのカリキュラムを進めながら、少しでも多くの課題以外の自主制作に取り組むことです。

また、すぐにデザイナーやコーダーになれなくても、まずは業界に入ることがなによりも大切かなと個人的には感じました。業界に入ってステップアップしながら、デザイナーやコーダーといった職種を目指していくことも、キャリアの選択肢のひとつだと思います。

あとは無理をしないこと。時間がかかったとしても、諦めずに続ければ確実に自分のスキルになります! どんなことでも必ず活かせるので、諦めないで頑張ってやり切ってください!

まとめ

30代からWebデザインを学び、アパレル会社のEC運営として転職された藤戸さんにお話を伺いました。

サポートスタッフとして多くの受講生のみなさんから慕われていた藤戸さん。苦戦されながらも、自分に合った学習方法を見つけ、最終的にはご希望の形でキャリアチェンジを実現されていて素晴らしいですね。

デジLIGとしてもそのお手伝いができたことを嬉しく思います!

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! 転職、フリーランス、副業、スキルアップ、趣味など……少しでもご興味をお持ちの方はお気軽に無料個別説明会にご参加ください。各STUDIO、オンラインともに実施しております。

無料説明会予約へ

資料請求へ

この記事のシェア数

Rurika Shimizu
Rurika Shimizu Digital Education / Education / School Adviser / 清水 るり夏

大学を卒業後、LIGに入社。大学で教職課程をとり教員免許を取得した経験や、イラストや広告などクリエイティブなものを見たりつくったりするのが好きだった経験から『デザイン×教育』に携わることができるDigital Education部にて、「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」でのカウンセリング、スクール運営・企画、受講生のサポートを行う。

このメンバーの記事をもっと読む
デジLIG卒業生インタビュー | 83 articles
未経験からWebクリエイターを目指すならデジLIGへ
個別説明会はこちら 資料請求