法人営業からWebデザイナーに!スクールの環境を最大限に活かすポイントは?

法人営業からWebデザイナーに!スクールの環境を最大限に活かすポイントは?

Ayuko Fujita

Ayuko Fujita

こんにちは、デジLIGのまるこです!

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・川崎・町田・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューを通して、未経験からの学習方法や就職活動のノウハウ、スクール生活についての情報をお届けしています!

今回は、未経験から半年の学習を経てWebデザイナーに転職された平山さんにインタビュー! 前職のお仕事を退職するまでのお気持ちや、未経験での転職活動の苦労、デザイン集中講座への参加や現在のお仕事について、たっぷりお話を伺いました。

一緒に頑張れる仲間と理想の働き方を手に入れるための、スクールを最大限に活用する方法をぜひご覧ください。

本記事はこんな方におすすめです!

  • Webデザインに興味がある
  • 将来について考えたときに、このままでいいの? と漠然と不安がある方
  • 楽しく働きながら成長したいと思っている方
ico 人物紹介:平山さん【STUDIO川崎 2022年4月生/Webデザイナー専攻・デザイン集中講座】
新卒でOA機器の法人営業をおこなっていたが、退職して2022年4月からデジLIGに入学。同年11月に卒業後、大手美容系会社のホームページやLP、キャンペーンサイトを制作している制作会社のWebデザイナーとして正社員で転職。

将来を不安に感じキャリアチェンジを決意

ーーさっそくですが、平山さんはどうしてWebデザインを学ぼうと思ったんですか?

コロナ禍になって今後のライフプランを考えたときに、このまま営業として何十年も働く未来が想像できず、キャリアチェンジしようと思ったのがきっかけです。

PCを触ったりなにかを作ったりするのが好きだったのでデザインにも興味があり、「手に職をつけて自分の力で仕事をしてみたい! 仕事をしながら成長したい!」と漠然と思っていました。でも、デザイナーって美大や専門学校を出ていないとなれないんじゃないか……と勝手に思い込んでいて、なんとなく一歩を踏み出せていなかったんですよね。

そんなとき、バイト時代の先輩でWebデザイナーとして働いている方に「Webデザインは課題解決の一つの手段で、アートではないから美大卒じゃなくてもできる」と聞いて、挑戦しようと思いました!

ーーそうだったんですね! お仕事を退職されてからスクールに通われていますが、どういった経緯だったんですか?

新卒からIT系の法人営業として働いていたんですけど、自分の性格的に両立できなさそうだなと思って、入学前に退職しました。デジLIGの受講説明会を1月に受けて、その後仕事を退職して4月に入学したので、決断は早かったかな。

ポジティブなので、「なんとかなるだろう!」という気持ちが大きくて、仕事を辞めるのに躊躇はなかったです。

もしやってみて向いてなかったとしても、手に職はつくからWebデザイナーとして就職しなくても何かの役に立つなと思っていました。

――潔いですね! ちなみに独学ではなく「スクールで学ぼう」となったのはなぜですか?

せっかくイチから学ぶのであれば、きちんとした環境ときちんとしたカリキュラムで学びたいなと思ったからです。デザインの本や動画って世の中に溢れていて、独学でも学ぶことはできます。でも、結局本や動画も自分で選ぶわけであって、自分で選んだ一部分のことしか学べないなと思って。

私はWebデザインというお仕事の大枠をしっかり理解してから学びたかったのと、スクールだと実際にフィードバックを貰える環境があるというのが決め手のひとつですね。

――いろいろなスクールがある中で、なぜ「デジLIG」を選んでいただいたのですか?

プロのデザイナーさんに直接教えていただけるのを魅力的に思ったからです!

あとはオンラインとオフラインを併用して学習できるのも、自分でスケジュールを組みながら学習できるのでいいなと感じていました。

説明会の際に見せていただいた卒業生さんの作品のレベルも高かったですし、制作会社が運営しているスクールというのも現場感が味わえるかと思いました。

――ありがとうございます!実際に学習をしてみていかがでしたか?

大人になってから何かを最初から学ぶということがなかったので、ソフトの使い方からデザインの考え方、コーディングなど、ゼロから知識を吸収していくことが楽しかったです!

自分の頭で考えたものが形になる瞬間が楽しくて、最初はIllustratorで三角形が作れたことに感動していました(笑)。

ただ、中間課題のような少し大きなものを終えると燃え尽き症候群になりそうだったので、モチベーションを維持することが大変でした。

周りの受講生さんにもすごい人がたくさんいて、その人たちと比べて「自分はこのままで本当にやっていけるのか」と不安になったりもしましたね。

――実際にどうやって乗り越えたんですか?

「仕事を辞めたから私にはこれしかないんだ!」と思って頑張りました。あとはデジLIG生のTwitterの投稿を見て「みんな頑張ってる。私もやらなきゃ!」とモチベーションを上げていましたね。

でもどうしてもPCを触りたくない日とか、他の人の頑張りを見て「自分はこんなに頑張れない〜」と思う日ももちろんあるので、そういうときは一切何もしないです!

PCも触らないし、デザインの本も読まない。お出かけしてリフレッシュしたら大体1日で落ち着くので、「明日から頑張ろう!」と切り替えてましたね。

平山さんのある日のスケジュール


オンオフをはっきりさせたかったので、基本的に土日はしっかりと休んでいました。

プロのデザイナーからありったけ吸収する

――しっかりメリハリをつけて学習されていたんですね! 入学前と在学中でギャップを感じたことはありますか?

受講生さんの作品のレベルが高いなと思いました! 入学されている方のほとんどが未経験と聞いていたので、びっくりしましたね。

自分はこんなに上手く作れるのかなと不安になることもありましたが、しっかり学べる環境はあるので卒業制作まで取り組めました。

ーー在学中にデザイン集中講座を追加で受講されていましたが、どういうきっかけだったんですか?

X(旧Twitter)を見ていたら「デザイン集中講座」が良い!と投稿している人がいっぱいいたので、「それってなんですか?」とSNS上で聞いたのがきっかけです(笑)。

説明会でなんとなく聞いた覚えはあったんですけど、あまり内容を覚えてなくて……。その後、運営さんにしっかりお話を聞いて、「そんなものもあるのか!」って。

ただ、6ヶ月のWebデザイナー専攻をひと通り学んで、就職してから現場で学ぶほうが良いのか、デザイン集中講座で知識を蓄えてから就職するほうが良いのかは悩みました。

結局、受けないで後悔はしたくないなと思って受講を決意しました! 実力があがったのは自分でも分かるので、本当に受講して良かったなと思います。

受講した人みんなが「良い」っていう講座って、すごいですよね(笑)。

――そう言っていただけてこちらも嬉しいです! 他の受講生さんとのつながりはどうやって作っていましたか?

デジLIG生のSNSをフォローして、「今日校舎に行きます!」と書いている人に「私もいきます! お話しましょう!」とやり取りをしたり、オフラインのイベントや懇親会に参加してお話したりしました。デザイン集中講座の受講生さんたちとランチ会もしました!

デジLIG生の友だちができてからは、ランチをしてから一緒にSTUDIOにも行きました。一人で行くのは腰が重いなぁという日でも、やっぱり友だちがいると楽しいですね。

コロナ禍だったので、オフラインのイベントもないだろうし、授業があるわけでもないし……と思っていたんですけど、卒業してからも連絡を取ったり、ご飯に行ける友だちができて本当に良かったです。

――積極的に行動されていたんですね! トレーナーさんともコミュニケーションをたくさん取られていましたよね。どんなことを質問しましたか?

ツールの使い方や課題のフィードバックをもらうことも大事でしたが、どうやったらデザイン力や検索力がつくか、効率的な勉強方法、働き方についても質問していました。みなさん現役で働かれているプロのデザイナーさんなので、優しくなんでも教えてくれてました。

STUDIOに行く日は、必ず1個はトレーナーさんに質問して吸収しよう!と思って取り組んでいましたね。

色々なトレーナーさんがいるので、違う視点からお話を聞けるのがすごく良かったです。

こっちがいいと言う人もあっちがいいと言う人も、それぞれ理由があるので、言われたとおりに直すだけではなくて、しっかり詳細を聞いていかにそれを自分で噛み砕けるかが重要だなと思いました。お仕事をするときと同じだなって。

――在学中からプロのデザイナーさんとお話できるのはすごく大きいですよね。

妥協しない会社選び

――転職活動はどのように進めましたか?

もともと制作会社に入社して色々な経験をして、前職の営業の知識を活かしたいなとは思っていたんですけど、卒業2ヶ月前にして「就活に向けて何もしていない!」となりまして(笑)。

運営の方に転職面談を組んでいただき、まずは行きたい会社や好きな会社を5社ピックアップしてみることから始めて、色々な企業を見るようになりました。

あとはデジLIGで紹介していただいた制作会社で1日職場体験もしました! デザイナーさんが付いてくださり、仕事を教わりながらバナーやLPのメインビジュアルを作成しました。

その企業は少しインハウス寄りの会社だったのですが、実際に職場体験をしてみて、自分は自社のLPを作るよりはもっと色々な種類のサイトを作っていきたいなと気付いたんです。職場体験をしたことで自分の求めている会社の軸を考えるようになりましたね。

――経験の中から学ぶことってありますよね! 平山さんの会社選びの軸はなんですか?

色々なものに触れて、制作して、経験を積みたかったので、制作会社に就職したいというのは割と早めに決めていたんです。ただ、正直デザイナーにもディレクターにも興味があって、最後の最後まで職種は悩みました……!

最終的に「ディレクションができるデザイナー」か「デザインもできるディレクター」になりたいと決めました。まずはデザイナーとして働いて、後々ディレクション業務もさせてくれるような会社かどうか、様々なことにチャレンジさせてもらえそうかを主に意識して会社を選びました!

あとは実際に制作実績として載せている案件を見て、自分がかっこいいと思えるデザインかどうかも大切にしていましたね。実際に自分が制作することになると思うので、実績はしっかり見ていました。

――ちなみに今の会社の決め手はなんでしたか?

私の軸に当てはまっていたこともそうなんですけど、面接のときに従業員が会社に未来や夢を持って仕事をしているなと感じたことですね!

面接って基本は会社の良いところを言われると思うんですけど、「うちはこういう会社だよ! こういうとこひっかかる人もいるけどどう?」とネガティブな部分も言ってくれるような会社だったんです。

将来どうなりたいか、どういう働き方をしたいか、どんなデザイナーになりたいのか、という未来のことについてたくさん聞いてくれたのも嬉しかったですし、一緒に働きたいと思いました。

――素敵な会社ですね! 未経験からの転職で大変だったことはどんなことですか?

憧れの企業は実務経験が足りなかったり、倍率が高かったり、相手にしてもらえなかったりと、企業選びは結構大変でした。

転職サイトを見たり、デジLIG経由でエージェントに紹介していただいたり、SNSでデザイン会社の方の投稿にコメントをしている人に飛んで企業を探してみたり、できることは色々やりましたね。

実際に働き始めてからは、未経験だからネガティブに思われるということはありません! もちろん、先輩に比べたら技術力もアウトプット力も足りていないのは当たり前なんですけど、最初から知らないこと前提で色々教えてくださるので、とても働きやすいです。

あとはWeb業界の人ってみなさんLIGのことを知っているし、普段もLIGブログを参考にしたりしているので、「LIGのスクールで教えてもらってたら大丈夫だね!」みたいな雰囲気はありますね(笑)。

――えええ、嬉しいですね! LIGの社員みんな喜びます(笑)。転職活動時のポートフォリオはどのような部分を工夫しましたか?

もともとはforiioで作成していましたが、作品のみしか載っていないので、自分のことをあまり伝えられないなと思い、プロフィールを含めたものを転職活動中にあらためて作り直しました。

ポートフォリオのプロフィール部分に趣味やプライベートな部分を載せていると、面接官が触れてくださって話が広がることが結構多くて、実績にもなるし作ってよかったなと思います!

中身としては、採用担当者のことを考えてシンプルに見やすく作りました。面接の際に、デザイン集中講座で作った作品が褒められたときは嬉しかったですね! 「やっぱりプロから見てもレベルが高いんだ!」って思いました。

平山さんのポートフォリオ

日々自分がアップデートされていくことを実感

――現在はどのようなお仕事をされているのですか?

制作会社でWebデザイナーとして働いています。大手美容系会社のホームページやLP、様々な業種のキャンペーンサイトを主に制作しています。

デザイン業務がメインですが、社員が4人と少ないので、ディレクション業務やコーディング業務も合わせておこなっており、一つの案件に最初から最後まで携わっています。

――幅広く貢献できそうで良いですね! 実際に働いてみてどうですか?

正直、Webデザイナーになってみて、入学前に思い描いていたキラキラ感はないなって思います。納期に追われたり、クライアントの要望に振り回されたり、先輩との実力差や自分の知識不足に嫌になるときもたくさんあります。

でも今は、世の中に自分が作ったものが出ていき、多くの人の心を動かしているかもと考えると、ワクワクが止まらないです!

1週間ごとにやることがガラッと変わるので飽きないですし、制作物も実績として残っていって、日々自分がアップデートされていくのが実感できて楽しいです。

――最後に、未経験からWebデザイナーを目指す方々にメッセージをお願いいたします!

周りを見れば未経験でも自分よりすごい人はたくさんいます。自分は向いてないんじゃないかな……と思う瞬間も絶対にあります。でも、その人たちも最初からできた訳ではなくて、努力をしてきたと思うので、色々な人の話を聞いて、たくさんの勉強方法を試して、とにかく手を動かして、好きなものをとことん突き詰めていってください!

卒業生も在学生もみなさんいい方たちなので、どうやって勉強したか、どんな仕事をしているのかを聞いたら教えてくれます。横のつながりを大事に、将来どうなりたいかを明確に、頑張ってください!

――ありがとうございました!

まとめ

今回は、未経験からWebデザイナーに転職された平山さんからお話を伺いました!

入学前は将来のことについてモヤモヤしていた平山さんが、スクールを最大限に活用し、今回のインタビュー時には理想の働き方を手に入れてとってもキラキラしていたのが印象的でした。

ポジティブマインドの中で、しっかりご自身でモチベーション管理をされていたことで、無事卒業、転職へと繋がったのだと思います!Webデザイナーは「仕事をしながら成長したい!」が叶う職だと、お話を聞いてあらためて感じました。

ぜひこの記事がWebデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです。

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

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Ayuko Fujita
Ayuko Fujita Digital Education / Education / School Operator / 藤田 綾友子

大学を卒業後、京都のホテルにて6年間フロントスタッフとして勤務。国内外のお客様への接客や観光案内を経験。関東に戻るタイミングで学生時代の友人であるDigital Education部 部長・林の紹介でLIGに入社。現在は同事業部にてクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の運営を中心に受講生のサポートをおこなう。

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