オウンドメディアの運用をしている方、オウンドメディアの立ち上げを検討されている方のなかには、コンサルティング会社への依頼を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、オウンドメディア運用歴15年以上の弊社が培ってきた知見をもとに、オウンドメディア運用におすすめのコンサルティング会社やどんな場合にコンサル会社に依頼すべきなのかをご紹介しています。
「コンサルティング会社を探しているけどどこがいいのかわからない」という方や、「そもそもオウンドメディアにコンサルタントは必要なの?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
※編集部注:2023年10月に情報を更新しました。
オウンドメディア運用に強いコンサルティング会社
会社名 | 特徴 |
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株式会社LIG | BtoB、BtoC向けオウンドメディアのコンサルティングから記事制作、広告運用、サイト改善まで幅広く対応。オウンドメディアを主軸として業績を伸ばしたい企業におすすめ。 |
株式会社MOLTS | オウンドメディアや広告、SEOなど各分野を得意領域とする専門コンサルタントが在籍。事業課題から相談をしたい人におすすめ。 |
ナイル株式会社 | サービスサイトやオウンドメディアのSEO対策に強みを持つ会社。 |
株式会社PLAN-B | 記事制作やディレクションなどのSEO対策に強みを持つ会社。 |
上記表は、オウンドメディアのコンサルティングを安心して依頼できる会社を一覧表でまとめたものです。以下より、各社の特徴や強み、実績を詳しくご紹介します。
株式会社LIG|オウンドメディアのコンサルティングから記事制作、広告運用まで幅広く対応
出典:株式会社LIG|オウンドメディアコンサルティングサービスページ
自社の紹介となり恐縮ですが、オウンドメディアのコンサルティング会社をお探しなら弊社LIGをおすすめさせてください。
当社では2008年からオウンドメディア「LIGブログ」を運用し、そこで培ったノウハウをもとにお客様のメディアのグロース支援をおこなっています。
オウンドメディアのコンセプト設計からコンテンツ企画、SEO対策や問い合わせ獲得までの戦略設計など、オウンドメディア運用に関することを総合的に支援可能です。
オウンドメディアのコンサルをおこなう企業は、SEO対策に特化したコンテンツ支援をおこなう企業が多いのですが、LIGはSNSで話題になるような企画系記事の制作ノウハウも有しています。
また、リソース不足でお困りの方には、記事制作代行や広告運用代行もおこなうなど、企業課題にあわせてカスタマイズいたします。
ぜひ以下より、サービス詳細ページをご覧ください。
事業内容 | メディアコンサルティング Webサイト制作 など |
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支援範囲 | 戦略設計/コンサルティング SEOコンサルティング コンテンツ制作支援 広告運用代行 サイト制作 サイト運用改善 |
事例 | SEOと企画記事を強化!北海道在住ライター約200名が参画するメディア「MouLa HOKKAIDO」コンサルティング事例 SEOだけではない「+α」の支援に期待。ペットメディア「nademo」のメディアコンサルティング事例 |
料金(例) | メディアコンサルティング: 月額50万円〜(6ヶ月〜) |
担当コンサルタントの紹介
メディアコンサルタント 楓 綾香 Web制作会社から広告代理店を経てLIGに入社。制作ディレクションからプランニング・営業・広告運用まで、ブランディングを含むWebの下から上まで一通り経験。デジタルプロモーションの企画やデジタルマーケティング上での課題解決を得意とする。 |
メディアコンサルタント 太田 穣
地域密着系広告会社のプランナーとして7年間、企業の広報活動を支援。WebディレクションやSNS運用、企業タグライン開発や広告クリエイティブ制作など、守備範囲の広い業務を柔軟に対応。コピーライターとデジタルマーケターの2つの視点を活かした提案が得意。WACA上級ウェブ解析士。地域広告賞受賞多数。 |
株式会社MOLTS|戦略から任せられるプロ集団
出典:株式会社MOLTS
株式会社MOLTSは「Result Driven.」を掲げている、成果にこだわるデジタルマーケティングカンパニー。もともとLIGの執行役員だった寺倉氏が、2016年に立ち上げた会社です。
MOLTSでは「独立採算制度」を採用していて、会社に所属せずとも個人で事業をおこなっていけるメディアのスペシャリストが集結しています。会社ではなく、メンバーを指名して仕事を依頼できるのも特徴的です。
事業課題を分析し、オウンドメディアだけでなくさまざまなデジタルマーケティングの施策を提案・実行を依頼することができます。
事業内容 | デジタルマーケティング支援 |
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支援範囲 | マーケティング支援(コンサルティング・施策代行) 事業開発(自社事業・アライアンス) |
事例 | 0から年間数万件の法人リードを獲得(※外部サイト):株式会社ネオキャリア 3カ月でリード総数を4000件へ倍増(※外部サイト):スマートキャンプ株式会社 |
料金(例) | アドバイザー支援:月額40万円〜 コンサルティング/インハウス化支援:月額40万円〜(最低3ヶ月契約〜) 運用及び施策代行:1,000万円〜(最低1年契約〜) |
ナイル株式会社|SEO対策に強みを持つ会社
出典:ナイル株式会社
ナイル株式会社は、SEOに強みをもつデジタルマーケティングの会社です。SEOのコンサルティングや内製化支援、記事制作・コンテンツマーケティングの支援をおこなっています。
オウンドメディア「ナイルのSEO相談室」ではSEO対策に役立つコンテンツを日々発信されています。その他には、アプリ情報メディア「Appliv」や、車のサブスクリプションサービスの事業などを展開しています。
事業内容 | デジタルマーケティング事業 メディアテクノロジー事業 自動車産業DX事業 など |
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支援範囲 | SEO支援 GA4導入 記事制作 コンテンツマーケティング など |
事例 | サービスサイトのSEOコンサルとオウンドメディア運用を支援(※外部サイト):三井住友カード株式会社 コンテンツのリライトで検索流入を700%に改善(※外部サイト):freee株式会社 |
料金(例) | SEOコンサルティング: 都度見積もり |
株式会社PLAN-B|SEO対策に強みを持つ会社
出典:株式会社PLAN-B
株式会社PLAN-Bも、SEOに強みを持つデジタルマーケティングカンパニーです。SEO歴14年、累計5,200社を超える実績から得たノウハウを活かし、コンサルティングからコンテンツ制作まで支援しています。
また、知識がなくても簡単に使えるSEOツール「SEARCH WRITE」の提供もおこなっています。
事業内容 | SEO事業 インターネット広告事業 Webサイト構築事業 インフルエンサーマーケティング事業 ライフスタイル事業 など |
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支援範囲 | SEOコンサルティング コンテンツ制作 |
事例 | ビッグキーワードで検索順位1位に(※外部サイト):日通情報システム株式会社 SEOコンサルティングでセッション数150%向上(※外部サイト):野村不動産ソリューションズ株式会社 |
料金(例) | 料金 SEOコンサルティングサービス:月額40万円〜 コンテンツ企画設計などのディレクション ・通常記事:5万円/本×5本~×6か月〜 ・進行管理費:5万円/月×6か月~ 構成案作成から記事執筆 ・通常記事:5万円~/本(文字数によって価格が変動いたします) ・専門家記事:応相談 |
そもそも、オウンドメディアのコンサルティングって何ができるの?
オウンドメディア運用をコンサルティング会社に任せる場合、具体的にどのようなことをしてくれるのでしょうか。コンサル会社によって受けられるサービスは異なりますが、ここでは代表的なものをご紹介いたします。
事業の課題分析
オウンドメディアは、企業のなんらかの課題を解決するためのものです。オウンドメディアの知見のある会社にコンサルティングを依頼すると、自社事業の課題の分析から伴走してくれます。
オウンドメディアの立ち上げから相談する場合は、事業課題からどんなオウンドメディアを作ったらよいのか、ペルソナやコンセプトから一緒に考えてくれる会社が多いです。
コンテンツのプランニング
事業の課題を分析してメディアの方向性が決まったら、コンテンツのプランニングをおこないます。
コンテンツのターゲットは誰なのか、コンバージョンポイントはどこなのかを考えたうえで、どんなコンテンツをどういう順番で公開していくのか、戦略を立てます。SEOの場合は、どんなキーワードを設定すればいいのか、戦略を立てていきます。
コンテンツ制作
オウンドメディアのコンサルティングをおこなう会社は、コンテンツ制作まで支援してくれることがほとんどです。
戦略やプランニングのみコンサルティング会社に支援してもらい、コンテンツ制作は自社で内製することもできますが、自社に作成するリソースがない場合はコンテンツも制作してもらうといいでしょう。
また、今は社内にリソースがないけれどいずれは内製化していきたいという場合は、内製化を支援してくれるような会社を選ぶのがおすすめです。
コンサル会社選びのポイント
よりよいオウンドメディアコンサルティングを受けるために、事前に検討しておくべきポイントをご紹介します。
コンサル会社の強みと自社課題が合致しているか
依頼先を選ぶ際は、コンサル会社の強みが自社の課題解決につながりそうかどうか、見極める必要があります。
オウンドメディアのコンサルティングをおこなう会社と一口に言っても、SEOに強い会社、BtoBのオウンドメディアに強い会社など、それぞれ強みがあります。
このあと紹介するコンサル会社では、さまざまな強みを持つオウンドメディアコンサルティングの会社をご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ゆくゆくは内製したいのかどうか
オウンドメディアの運用を全て外部に依頼する場合、その費用は決して安いとは言えません。成果を出すために多額の費用を支払い続けるのか、いずれは社内で内製化していきたいのかを考え、計画的にコンサルティングを依頼するのがいいでしょう。
内製化していきたい場合は、内製化に強みを持つコンサルティング会社に依頼するのがおすすめです。上記でご紹介している株式会社LIGや株式会社MOLTSは、オウンドメディアの内製化も支援しています。
コンサル会社に依頼するか迷っている人へ
そもそもオウンドメディア運用にコンサルは必要なのか
オウンドメディア運用をコンサル会社に依頼する必要があるか否かは、以下の基準をもとに判断できます。
- これから運用をしていきたいが、社内のリソースが足りていない
- オウンドメディアを作ってみたものの、これであっているのか不安に感じている
- 現在オウンドメディアを運用しているが、成果がでていない
オウンドメディアはたくさんの企業が実施しているマーケティング施策であるがゆえに簡単なものとして捉えられがちですが、成果を出すには専門的な知見や社内のリソースが必要で、想像よりも何倍も大変な施策です。
仮に方針が間違っていてそれに気づかず時間だけがすぎてしまっては、膨大な時間や費用を無駄にすることになってしまいます。上記にひとつでも当てはまる企業さまは、なるべく早めにコンサル会社に相談してみてください。
オウンドメディア運用をコンサルティング会社に依頼するメリットって?
改めて、オウンドメディア運用をコンサルティング会社に依頼するメリットをまとめています。
プロの知見に基づいた戦略を立てることができる
WebマーケティングやSEOの専門的な知見を持つプロからの客観的なアドバイスをもとに、戦略を立てることができます。
自社の専門分野に関する発信をおこなうにしても、WebマーケティングやSEOの知識なしにオウンドメディアをグロースさせるのは非常に難しいことです。知見があるコンサルタントに意見をもらうことで、より良い戦略を立てることができるでしょう。
また、自社事業の課題について社外の人から客観的なアドバイスがもらえる機会にもなります。
社内の工数を軽減できる
オウンドメディアを自社ですべて運用しようとすると、膨大な工数と人件費がかかります。
たとえば弊社の場合、記事の作成には1本あたり約15時間(執筆・アイキャッチ画像の作成・編集)かかり、仮に月20本作成するとなると、専任の担当者が2人は必要になります。これが取材ありの記事になってくるとさらに倍の工数がかかってきます(オウンドメディアに必要な体制についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています)。
社内にSEOライティングやメディア運用の知見がない場合は、さらに工数がかかってしまったり、新たに人を採用しなければならなくなったりすることもあるでしょう。
戦略やプランニングだけでなく、コンテンツの制作まで依頼することで、社内のリソースを削減できるというメリットがあります。削減した時間を別の業務に充てることで、効率よくメディアを育てていくことができます。
質の高いコンテンツ制作によりメディアの信頼性が高まる
コンサルティング会社にコンテンツ制作を依頼することで、専門知識を持つライター、編集者、デザイナー、カメラマンがアサインされ、質の高いコンテンツを作り続けることができます。
質の高いコンテンツを作り続けることで、集客力が高まるほか、メディアの信頼性アップや会社のブランディングにもつながります。
さいごに
この記事では、オウンドメディアコンサルティングでできることや、おすすめのコンサルティング会社をご紹介しました。
自社の課題に合ったコンサルティング会社を選ぶことで、オウンドメディアをより効果的に運用していくことができるでしょう。依頼する際はぜひ参考にしてみてください。
LIGでは、これまで多くの企業様のメディア制作・運用をしてきたノウハウを活かし、オウンドメディアの立ち上げを検討されている方、オウンドメディア運用でお困りの方の支援をしています。
オウンドメディアの戦略設計からコンテンツ制作まで、ワンストップでサポートが可能です。
LIGのオウンドメディアコンサルティングサービスの強みについては、以下で詳しくご覧いただけます。
戦略設計・メディアグロース・運用代行まで。LIGのメディアコンサルティングの強み
オウンドメディアコンサルティングに関するよくある質問
オウンドメディアのコンサルティング会社ってどんなことができるの?
オウンドメディアの構築や、成果を出すための戦略策定・プランニング、コンテンツ制作を支援内容とする会社が多いです。
支援内容は顧客のニーズに合わせてカスタマイズされ、ビジネス課題の解決やオウンドメディアの運用目的を達成するために最適な戦略を提供してくれます。
コンサルティング会社の選び方を教えてください。
オウンドメディアのコンサルティング会社とひとことにいっても、SEO対策に強みを持つ会社や事業戦略などの上流工程からの支援を得意とする会社など強みはそれぞれです。
コンサルティング会社の強みと自社課題が合致しているのか、また、内製化を希望する場合はそこも支援内容に含まれるのかを確認してみてください。