新卒でキャリア支援の道へ。学生クリエイターの経験が活きる「LIG教育事業」のやりがいとは?

新卒でキャリア支援の道へ。学生クリエイターの経験が活きる「LIG教育事業」のやりがいとは?

Natsumi Okamoto

Natsumi Okamoto

こんにちは! LIGブログ編集部のなつみです。

弊社LIGでは、数年前から新卒採用にも力を入れています。

なかでも、多くの新卒メンバーが活躍しているのが「Digital Education部」です。

Digital Education部ってどんな部署?
クリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)」の運営や、オンライン動画学習サービス「リグアカ」、デザインメンタリングサービス「Deview!(デビュー)」など、法人・個人問わず、クリエイターの育成を多角的に支援する事業展開。加えて、転職支援サービスとして「LIGエージェント」も提供している。

Digital Education部では、LIGが長年Web制作会社として培ってきたノウハウを活かし、未来のクリエイターに向けて質の高い教育と手厚いサポートを提供しています。

2024年に入ってからは教材開発にも力を入れており、さらには人材紹介サービス事業もスタートするなど、LIGとして事業の幅を広げています。

新卒メンバーにとっても、挑戦と成長のチャンスが多い環境です。

そこで今回は、日々進化を続けるDigital Education部で活躍中の新卒入社メンバーに、インタビューさせていただきました!

今回インタビューにご協力いただいたのは、2023年新卒のばやしさんです。

ico Digital Education部 キャリアデザイナー 中林 玲(ばやし)
2023年新卒。専修大学卒業後、教育事業への関心からLIGに新卒入社。
クリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」にてキャリアデザイナーを務める。営業、企画、運営が主な職務。学生時代のWeb制作フリーランス経験を活かし、実践的なクリエイティブ教育の提供に取り組んでいる。

学生時代はフリーランスとしてWeb制作をされていたという、興味深い経歴を持つばやしさん。

就職活動では、最終的にクリエイター側ではなく“クリエイターの育成をサポートする側”として、Digital Education部のキャリアを選ばれました。

クリエイターとしてすでに経験があったなかで、なぜ最終的に教育事業を選んだのか、そして実際に働いて感じるやりがいについて、とても気になるところです。

今回はその理由から、入社3年目となる現在の業務内容ややりがいについて、ざっくばらんに語っていただいています!

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コロナ禍真っ只中、Web制作に没頭した学生時代。

――さっそくですが、まずはばやしさんの学生時代について教えてください!

大学ではネットワーク情報学部に所属し、授業でPhotoshopなどのツールやコーディングに触れる機会がありました。そこでWeb制作に興味を持ち、独学で制作を始めました。

当時は大学2年の終わり頃で、ちょうどコロナが流行り始めた時期。大学の授業がすべてオンラインになったことで生活が大きく変わりましたね。

それまでは大学の部活でテニスに熱中していたのですが、コロナの影響で大会中止が続いたんです。自然とWeb制作に時間をかけるようになり、自分の将来やキャリアについて深く考える時間も増えました。

オンライン授業になり大学に通学する必要がなくなったので、思い切ってフリーランスコミュニティのシェアハウスに引っ越し、環境を変えました。自分より年上のフリーランスの方々と共同生活をしながら、本格的にWeb制作に取り組んでいました。

LIGのカルチャーや働く「人」に感銘を受け、入社を決意。

――コロナ禍でありながらも充実した学生生活であったことがよく伺えるばやしさんですが、就職活動はどうでしたか?

就活ではWeb制作会社や広告代理店を中心に、デザイナーやフロントエンドエンジニアの職種で応募していましたね。合計7社ほど受けて、内定はLIGともう1社からいただきました。

もう1社の内定は、フロントエンドエンジニアのポジションでした。

――フロントエンドエンジニアは学生時代のWeb制作の経験を存分に活かせそうな職種ですが、最終的にどうしてLIGのDigital Education部に入社を決めたんですか?

Digital Education部 部長のペイさんとの面接がきっかけですね。

僕が就活していたとき一番大事にしていたのは「誰と働くか」や「尊敬できる人と働ける環境」という点だったんです。学生時代スポーツをやっていた頃から人に恵まれてきた経験があって、やっぱりこれからも尊敬できる人のもとで働きたいと思っていました。

そんななかDigital Education部の部長のペイさんに初めて会ったときに、ピンとくるものがあったんです。カリスマ性というか、すごく憧れるものがあって、「この人のもとで働きたい」と強く思いました。上司になる方の人柄に惹かれて、LIGに入社を決めました!

あとは、もともと学生時代からLIGブログの読者で、デザインやコーディング系、そして面白系の記事を特に読んでいたのですが、読者という立場からLIGのカルチャーに強い興味や憧れを持っていたんです。そのため、「もしLIGで内定が出たら絶対にLIGに入りたい!」という思いで選考を受けていました。

――「この人のもとで働きたい」と思える上司に出会えたなんて、素晴らしいですね! ばやしさんは内定者インターンシップに参加されていましたが、そこで改めて感じたLIGの魅力って何かありますか?

なによりメンバーの皆さんの人柄の良さを肌で感じられたことが印象的でしたね。

また、「制作会社としてのLIG」は前から知っていましたが、「教育事業としてのLIG」は正直知らないことだらけだったので、インターンを通してスクールの運営体制についても理解が深まって、実際の業務のイメージがより具体的になりました。

現在の業務について

――前回のインタビューでは、スクール事業の運営から営業、そして教材開発まで「なんでもやります!」というスタンスでしたが、現在の業務内容はどんな感じですか?

確かに入社当初はクリエイタースクール「デジLIG」の運営業務が中心でしたが、入社3年目を迎えた現在は、人材紹介サービス「LIGエージェント」で転職希望者のキャリアサポートを行っています。

主に未経験からクリエイターへのキャリアチェンジを目指す方々と日々面談やポートフォリオの添削などを行っていますが、内容によっては自分自身がクリエイターだった経験を活かして技術的なアドバイスもできるので、クリエイターとしての経験が今でも具体的なキャリア支援に役立っていますね。

これまで多くの方のキャリアサポートをしてきたので、関わる人数が増えるにつれて、クリエイターのキャリアパスについても自分の中で理解が深まりました。

僕が担当してきた方たちのなかには、クリエイターとして転職して1年目や2年目を迎える方も出てきているんです。その方たちの成長過程を間近で見ていることで、どういうキャリアプランが現実的なのか、年収の上げ方やスキルアップの道筋も理解できてきましたね。

これからもサポートする方が増えるにつれてクリエイター就転職の傾向や戦略も自分のなかで蓄積されていくと思うので、より良いサポートができるように成長していきたいです。

▼ばやしさんの1日のスケジュール
10:00 出社
〜10:30 メールチェック・返信対応
〜12:00 転職面談
〜13:00 お昼休憩
〜14:30 進捗、KPI管理
〜15:00 転職面談
〜16:00 書類添削
〜17:30 面接・ポートフォリオ相談
〜19:00 メール対応

キャリア支援で大きな達成感を得た瞬間

――たくさんの方のクリエイター就職をサポートされてきたばやしさんですが、これまでで一番印象に残っている相談者はいますか?

そうですね、ある未経験の方のWebデザイナー就職をサポートしたときのことは、今でも一番印象に残っています。

その方はもともとデザインの表現力がとても高く、独自の世界観をしっかり持ち、ポートフォリオを制作されていたのですが、クリエイティブにこだわるあまり、転職活動の進行が少し後回しになってしまうこともありました。

そのため、こちらから「まずはこれをやっていきましょう」と、転職活動における進行の優先順位やスケジュールを一緒に整理していくようなサポートをしていました。

何度も転職面談を重ねながら、ポートフォリオの完成から応募、そして面接まで伴走して、最終的に本人の希望していた有名な制作会社から内定をもらえたときは、僕も本当に嬉しかったです。

キャリアデザイナーとしてのやりがいを強く感じた瞬間でした。

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部署の垣根を超えて、LIGの教育事業を成長させていきたい

――今後の目標はありますか? ここだけの話「作る側」に戻りたいと考えたことはありますか?

そうですね、今後の目標としては、キャリア支援の分野で自分の責任範囲をどんどん広げていくことですね。現在は未経験の方向けのキャリア面談を担当することが多いのですが、今後は経験者の方のサポートにも携わっていきたいと思っています。

スクール事業との連携をもっと強化していくことにも興味があります。卒業生のキャリア形成をより深く支援するために、イベントの企画や運営などにも積極的に携わりたいです。

特に、かつて学ぶ立場だったクリエイターの卵が、成長して今度はサポートする側になる、そんなサイクルをもっと活性化させたいですね。これは部長のペイさんがよく話されていることで、僕自身も強く共感しました。実際に働く中でその情熱に触れ、「この人のもとで働きたい」と思って入社を決めてよかったと、今でも感じています。その選択が、日々の業務へのモチベーションややりがいにつながっています。

また、部署内だけでなくLIGの制作部署とも連携しながら、教育コンテンツの開発などにも携わっていけたらと思っています。制作会社として現場の知見を活かしたリアルな教材開発など、自分のクリエイターとしての経験を活かせる場面がたくさんあると感じているので、今のポジションでさらにチャレンジしていきたいですね。

「何をやるか」だけでなく、「誰と働くか」も大切に

――最後に、就活中の方へアドバイスをお願いします!

やっぱり「何をやるか」と同じくらい、「誰と働くか」って本当に大切だと思っています。

「この人のもとで働きたい」とか、「この人がいるからこの会社で働きたい」と思える気持ちって、仕事をするにあたってすごく大きな原動力になるんですよね。

僕自身も、いつか誰かにそう思ってもらえるような存在になれるよう、日々頑張っていきたいと思っています。

就職活動って自信をなくす瞬間もあると思います。ただ、それでも自分も企業を選ぶ立場であるという意識は忘れないでいてほしいです!

さいごに

スクール運営からLIGでのキャリアをスタートし、学生時代に培ったWeb制作の経験や知識を活かして、現在はキャリアアドバイザーとして活躍しているばやしさんにお話を伺いました。

「何をやるかよりも、誰と働くかが大事」と話すばやしさんの言葉からは、Digital Education部の温かくて風通しの良い雰囲気が伝わってきました。

学生時代のクリエイター経験があるからこそ、学習者にどんな寄り添い方をするか、就職希望者はどんなキャリアプランを思い描いているのかをリアルに想像しながら、より親身なサポートができているのでしょう。就活中はクリエイターとしての入社を考えていたばやしさんですが、今では自身のクリエイター経験を活かしてキャリア支援という形で活躍されているという展開は、LIGならではの面白さかもしれませんね。

LIGでは、ばやしさんのように自分の興味や関心に主体的に取り組める方を歓迎しています!

教育や人材に関する知識や経験は、まだなくても大丈夫です。意欲を持ってチャレンジすれば、必ず成長できる環境があります。

「自分の行動が、直接会社の成長につながるような環境で働きたい」という思いを持つ方は、ぜひLIGの会社説明会にご参加ください。

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都内の制作会社でWebデザイナーとして2年間勤務した後、10代からの夢だったカナダ・バンクーバーへの渡航を実現。元々文章を書くことが好きという理由から、現在はLIGのライターとして、カナダからリモートでLIGブログの執筆や編集を修行中。LIGのメディアを通じて、カナダとLIGの架け橋になりたいと思っている。

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