「なんとなく」で会社を選ばないほうがいい。
そう語るのは、就活中にLIGを“ちゃんと好きになった”からこそ、入社後の壁にも折れずに向き合えたという新卒エンジニア・にっしー。
入社1年目に経験したのは、鬼残業の修羅場や、先輩からの厳しいフィードバック。それでも折れずに向き合えたのは、周囲に支えてくれる人がいて、自分の「好き」という気持ちを信じて選んだ場所だったから。
チームに助けられながらも確実に力をつけ、「人に頼られるエンジニア」を目指して成長を続ける彼に、1年間のリアルとこれからの展望を率直に語ってもらいました。
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LIG DX事業部 フロントエンドエンジニア 西澤 侑陽(にっしー)日本電子専門学校出身。中学生の頃からエンジニアを志し、工業高校、専門学校を経て2024年4月にLIGに新卒入社。現在21歳の最年少メンバー。フロントエンドエンジニアとして、Webサイトやシステムの開発に携わる。ディズニーが好き。👉️メンバーページ |
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中学生からの夢を貫いてエンジニアの道へ
――エンジニアになりたいと思ったのはいつ頃だったんですか?
中学生のときです。もともとゲームが好きで、ゲームを作る人になりたいという淡い希望を抱いていました。でも、調べていくうちに難しそうだなと。それで、AIに取られない仕事をしたいという考えもあって、エンジニアを選びました。結果的に、今一番AIに取られそうな仕事をしちゃってますけど(笑)。
――早くから将来を見据えていたんですね。
早く親元を離れたかったというのもあります。親に負担をかけたくなくて、工業高校に進むことを決めました。卒業後はもっと専門性を高めたいと思って、日本電子専門学校に進みました。
――就職活動ではどんな会社を受けていましたか?
主にWeb制作会社で、大手は避けていました。
大手は制度がしっかり整っているからこそ、凝り固まったルールとか、「新人だからこうしろ」みたいな文化が根強い気がして。それより自分からどんどんいろんなことができる中小企業のほうがいいと思っていました。
――LIGを知ったきっかけは何だったのですか?
学校の就職イベントです。それまでLIGのことは知らなかったのですが、先生に「LIGさんの話を聞いてみては」と勧められました。
LIGのことを知ってからは、LIGブログをかなり読み込んでいました。面白系の記事ばかり読んでいて、会社の雰囲気を知るには良かったです。社長大山シリーズが好きで、大山さんと人事のまこりーぬさんのTwitter(X)もこっそりチェックしていましたね(笑)。

社長大山のTwitterはなぜ続かないのか
――実際に入社して働いてみて、なにかギャップはありましたか?
良い意味で「すごく会社」という感じでした。やることはちゃんとやって、面白いコンテンツのときはちゃんとふざけられる人たちがそろっているなと。
人生で一番忙しかった3週間
――現在はどういった業務を担当していますか?
フロントエンドエンジニアとして、Webサイトの見た目を作る仕事をしています。入社以来、さまざまな企業のサイト制作やシステム開発案件を担当してきました。
――にっしーは毎日出社してますよね。
リモートの日(※火・木はリモート日)も会社に来ちゃってます。家にモニターがなくて、フロント業務だと大きなモニターが必要なんです。あと、会社のほうが集中できるので。
――1日どんなふうに過ごしているんですか?
朝は出勤後、30分ほどナレッジ収集タイムにしています。ギャラリーサイトを眺めたり、デザインブログを読んだり。11時ごろから案件の定例があって、お昼はみんなで食べに行くことが多いです。よく行くのは佐竹商店街にある「しおのや」という定食屋で、ヘビーユーザーです(笑)。
午後は開発作業に集中しつつ、夕方以降にミーティングが入ることもあります。チームの定例や、エンジニア同士の技術共有ミーティングなど、日によってさまざまです。
――クライアントと直接やり取りすることもあるんですか?
基本的に、クライアントとの打ち合わせに出ることはありません。ただし、技術的なトラブル対応で出席するケースはあります。キャリアを重ねていくと、要件定義のフェーズから関わるエンジニアも増えていくようです。
――印象に残っているエピソードを教えてください。
直近リリースした案件がすごく大変でした。途中参加した案件だったのですが、2〜3週間でほぼ0から1を作るような状況で……。リリースまでの3週間、ほぼ毎日終電まで働いて、土日も出勤。人生で一番忙しかったです(笑)。
――どうやって乗り越えたんですか?
づやさん(CTO)も一緒に入ってくれて、優秀なメンバーの方々となんとか乗り切りました。パートナーの方には日々レビューでめちゃめちゃしごかれましたが、すごく成長できました。
づやさんは本当にすごいなと常々感じます。スピード感がぜんぜん違うんです。先方から無茶な要件が来ても、気づいたら終わらせてるような人で。ずっと同じプロジェクトを担当していたので、近くで学べたのはありがたかったですね。
「社会は甘くなかった」厳しい指導と成長
――他にも印象に残っている先輩はいますか?
元上司のレンツさんですね。入社したての4〜6月は引くほど叱られました(笑)。
――えっ意外です。レンツさん、すごく優しい印象ですが……。
実は、会話の仕方とか質問の仕方とか、社会人としての基本的な部分から徹底的に指導してもらいました。「ちゃんと調べてから聞く」「同じことを何度も聞かない」といった、当たり前のことができていなかったんです。レンツさんには本当に時間を割いてもらって、あのときの指導がなければ今の自分はないと思っています。
――レンツさんとは今でもすごく仲がいいですよね。
部署が変わった今でも変わらずサポートしてくださっていて、横のつながりを感じられるのがありがたいですね。異動前に所属していた事業部のエンジニアメンバーともいい関係が続いていて、週に1回は集まって、お互いの勉強の進捗を報告し合ったり、悩みを相談し合ったりしています。
あと、レンツさんに誘われて、社内のバスケ部や映画部にも参加していて、OBの方とも交流させてもらっています!
みんなから頼られるエンジニアになりたい
――今後はどんなエンジニアになっていきたいですか?
ずっと昔から「人に頼られるエンジニア」になりたいと思っています。
困ったときに「この人に聞けば大丈夫」って思ってもらえるような存在。僕にとっては、づやさんやレンツさんがまさにそんなロールモデルなんですよね。
技術的には、UI表現やアニメーションなど、より高度なフロントエンド実装に挑戦していきたいです。価値のあるものをちゃんと作っていきたいという思いがあります。
――最後に、就活生のみなさんにメッセージをお願いします。
「なんとなく入れるから」「内定が出たから」で会社を選ぶのはやめたほうがいいと思います。自分の周りでも“なんとなく”で就職した結果、入社後にギャップを感じて悩んでいる人が多くて。
僕はちゃんと調べて、納得して、「好きになった会社」だったからLIGを選びました。つらい時期も、「ここでがんばりたい」と思えたのは、ちゃんと自分で選んだ会社だったからだと思います。
さいごに
「会社のみんなと仲良くなりたい、もっと会社のイベントがあってほしい!」
そんなふうに語るにっしーの姿からは、LIGという会社への愛着と、チームで働くことへの純粋な喜びが感じられました。
中学生のころからの夢を貫き、激務を乗り越えながらも常に前向きに成長し続けるにっしーの体験談が、これから就職活動を始める、または真っ最中の学生のみなさんの参考になれば嬉しいです。

「好きって思えた会社で働きたい」「人に頼られるエンジニアになりたい」という思いに共感された方は、ぜひ一度カジュアル面談や会社説明会にお越しください。あなたの可能性を一緒に広げていきましょう!
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