なりゆきでWebディレクターになり、思いきってLIGに入社してみたというお話

なりゆきでWebディレクターになり、思いきってLIGに入社してみたというお話

Yuka Inaba

Yuka Inaba

はじめまして、イナッチと申します。2020年4月1日にWebディレクターとしてLIGに入社しました。

自粛ムードのさなか、入社前の採用面接も、入社後の業務もすべてリモート。入社初日にガラガラのオフィスにPCを受け取りに行って以来、一度も出社することなく、2ヶ月を迎えてしまいました……。

とはいえ、もともと在宅ワークに憧れていたこともあり、作業環境の面ではとくに苦労はありません。また、LIGではリモートワークにぴったりなオンラインツールが活用されていたり、先輩方がリモートでも質問しやすい環境を作ってくださっていたりするので、業務の進行も滞りなく快適にできています!

さて、こんなにも恵まれた環境ではありますが、業務には直接影響のない部分で1つの課題がありました。

それは、「いつまでも空気問題」です。

仕事仲間の顔を見る機会は、オンライン通話によるミーティングで一日数回はあります。しかしミーティングとは目的あってのもの。数分のアイスブレイクののち、さっさと本題に入ってしまうので、なかなか距離は縮まりません(業務効率はとっても良いのですが!)。

かといって知らない人だらけのなかで、積極的に不要不急の発言をして目立ちに行く度胸もなく、空気のように過ごす毎日が続いています。私のような小心者は、「廊下でばったり会ったときの雑談」みたいなことにすごく助けられていたんだなあと実感しています。

そんなこんなで、リモートワークは快適だけど、出社できる日も待ち遠しい。そろそろ「空気」でいることを卒業したいので、初記事は自己紹介にしたいと思います!

なぜWebディレクターになったのか?

まずは、なぜ私がWebディレクターをやっているのかということを、経歴も交えてお話しします。

もともとはなりゆき

学生時代の私は、Webディレクターという職種も知らなかったし、目指すこともまったく考えていませんでした。むしろ自分は(なぜか)漫画家になるものだと思っており、漫画ばかり描いて過ごしていました。

しかし、いろいろ(割愛)あって漫画家の道を諦め、就職することに。

その時点で売りにできるスキルがPhotoshopくらいしかなく、そこから派生してWebサイト制作に関心を持ちました。職業訓練校を経て、Web受託制作会社にデザイナーとして入社しました。

初めてのお仕事は既存Webサイトの簡単な保守業務だったのですが、当時人数が少なかったこともあり、窓口・デザイン修正・コーディング修正まで1人で担当していました。ほどなくして経験豊富なデザイナーさん・エンジニアさんが続々と入社し、まだまだ技術不足だった私の業務は窓口中心となっていきました。そしてWebディレクターを名乗るようになり、今に至ります。

つまり、完全になりゆきです。

とはいえWebディレクターは面白い!!

なりゆきでWebディレクターになったとはいえ、取り組むほどにWebディレクターになって良かったと思うようになりました。

もともと飽き性なところがあるので、いまでもデザイナーをやってみたいし、エンジニアもやってみたいし、営業もプランナーも編集者もやってみたいと思っています。ただそれだけ目移りばかりしていると、どれか一つの技術の修練に打ち込み、抜きん出たレベルに達することは困難です。

一方でWebディレクターという職業は、自力でなにかを生み出すスキルは必要ないものの、あらゆる分野への幅広い知識が必要となるため、この目移りグセが意外と活きます!

興味があるぶん、専門的なコミュニケーションも苦にならないですし、課題に合わせていろいろなやり方を模索できる立場でもあるので、毎日楽しく取り組んでいます。もちろん苦しいこともたくさんありますが、そのぶん、お客さまの笑顔を直接見られる機会も多いので、Webディレクターになってよかったな〜と思っています!

なぜLIGに入社したのか?

いちWebディレクターとして、もともとLIGブログの愛読者の1人ではありましたが、まさか自分が入社するなんて考えたこともありませんでした。

なにせ「オシャレ」とも「面白い」とも縁遠い人生を歩んできましたし、目立つのはあまり得意ではないです。SNSに自分の顔を上げたことすらありません(笑)。

それでもLIGの求人情報を見つけたとき、挑戦してみようと思いました。そのいくつかの理由をご紹介します。

ノウハウの発信活動がしたい

現在、Webディレクター9年生です。

前職では後輩にノウハウ伝授する機会も多く、勉強会など社内向けの情報発信も行っていました。そのうちに、社内という枠を外れて広くWeb関連のノウハウ発信をしてみたいという気持ちも強くなっていったのです。

デザインやプログラミングに比べて、Webディレクションのノウハウ情報はまだまだWeb上に少なく、初心者ディレクターにとって「ググれ」では済まない悩みごとが多すぎるように感じています。はじめは個人ブログを持つことも検討していたのですが、臆病がたたって公開を足踏みしていたところに、自分が応募できそうな条件でのLIGの求人情報が目に飛び込んできました。

LIGなら業務の一環としてブログが書ける!!

社内全員がライターさんで、エディターさんもいて、一人ぼっちじゃない!!

実は真面目で有用な記事もたくさん載っているLIGブログ。体張る系の記事への出演だけは回避しつつ、いろいろな情報を発信していきたいと思っています。

Webアプリケーション開発を積極的にやりたい

とにかくいろいろな分野に目移りしてしまいますが、自分のなかで常にアツいのが、Webアプリケーション開発によって課題解決を図るプロジェクトです。

クライアントから課題をヒアリングしながら業務分析を行い、最適なソリューションを一緒に模索する要件定義のプロセスがとくに好きです。一方で、アプリケーション開発には比較的大きな「コスト」や「人員」を要することが多く、その確保は常につきまとう課題です。本当はこうやりたいけど予算やリソースの都合上できない、という現実に何度も打ちのめされてきました。

その点、LIGにはソリューションがあります。

私自身、転職活動中に初めて知ったのですが、LIGにはBiTT開発という事業があり、オフショア開発によるコスト削減と安定的な開発人員確保を実現しています。BiTT開発は、主に対外的にリソースを提供をする事業ですが、私の所属するWeb制作事業部でも、BiTT開発のリソースを活用することがあります。

Webアプリケーションによるソリューションを積極的に提案していきたい私にとって、BiTT開発事業の存在は、悩みのひとつを解決してくれる重要なポイントでした。

プライベートを充実させてLife is Goodにしたい

目移りしやすく多趣味な私ですが、同時に仕事大好き人間でもあります。

人生のリソースを仕事に捧げがちで、趣味といえば動画鑑賞やスマホゲームなど、仕事の合間に短時間で楽しめるものが中心になっていました(強いて言えば音楽ライブ鑑賞やカラオケが比較的アクティブな趣味ですが、仕事の疲れを引きずって十分に楽しめないこともありました)。

その点、LIGはよくある制作会社のイメージとは裏腹にホワイトな働き方を実現しています。プライベートを充実させやすいのはもちろんのこと、クリエイティブな活動で副業をされている方々までいらっしゃいます!

なにより「Life is Good(自分、ひいては誰かのLifeをGoodにする)」という理念に心惹かれました。

挑戦する方々に囲まれた環境で、これまで諦めてきたことにも少しずつトライしていきたいと思っています!

ただ昨今の自粛ムードのおかげで、この春開花させたかった趣味のいくつかが土の中でくすぶっています(涙)。早く日の目を見ることを待ちわびながら元気にSTAY HOMEしております。

これからしたいこと

さて、ここまで「なぜWebディレクターなのか」「なぜLIGなのか」というお話しをしてきました。

さいごに、これからの決意表明をしておきます。といっても、LIGに入社した理由、そのままです!

  1. ノウハウを発信する
  2. Webアプリケーション開発に積極的に関わる
  3. プライベートを充実させる

とくにこのLIGブログでは、ノウハウ紹介記事をたくさん書いていけたらと思っています!

よろしくお願いいたします!

LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。

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Yuka Inaba
Yuka Inaba DX / Operations / Technical Director / 因幡 祐香

Webディレクター歴12年。システム開発を伴うプロジェクトの要件定義やディレクション、長期にわたる安定運用と事業展開を想定した情報管理や体制構築を得意とする。Webディレクター・PM向けのセミナーも実施するなど、メンバー教育にも力を入れている。

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