作るのは数字だけじゃない / デジタルハリウッド
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2015.07.20
#30
【Webライター・編集者】最初の一歩

Webライターなら知っておくべき「読まれる」記事タイトルの付け方7選

LIGブログ編集部
(編集部注*2014年7月7日に公開された記事を再編集したものです。)

こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらはWebライティングに関する全10回のシリーズ記事です。

さて、「人は見た目じゃなくて中身だ」というのはよく聞くフレーズですよね。

同様に、Webライターとして自分が書いた記事も「見た目(タイトル)ではなく中身(内容)で勝負」と考えている人は多いと思います。

もちろんそれは正しいことなのですが、肝心の中身(内容)を知ってもらうためには、まずは読者にあなたの記事を「クリック」してもらう必要があるでしょう。

特に興味を惹かれないタイトルの記事を、わざわざクリックする人なんていませんよね。「読んでもらえさえすれば必ず」というのは、残念ながらWebメディアではあまり通用しない考え方です。
(人も「見た目が9割」と言われますが、Webメディアはそれ以上かもしれません。)

というわけで、今回は、あなたが書いた記事がより多くの人に読んでもらえるように、思わずクリックしたくなる記事タイトルの作り方について学んでいきましょう。

目次

  1. 1. 読めば“自分の役に立つ”ということが一目でわかる
    • a. Webで検索をする人の背景を考える
    • b. どう“役に立つ”のかを明確にする
  2. 2. タイトルと記事の内容が一致している
    • a. タイトルと内容との不一致
    • b. 「釣り」や「煽りすぎ」
  3. 3.具体的な数字が入っている
  4. 4. 簡単に成果が得られることがわかる
  5. 5. 読み手が実際に使う言葉が入っている
    • a. ターゲットの読者が普段使わないような言葉を入れてしまう
    • b. 書き手側視点の言葉を入れてしまう
    • c. 上位表示「だけ」を意識して言葉を詰め込んでしまう
  6. 6. 簡潔で短いものとなっている
  7. 7. インパクトがある
  8. まとめ

1. 読めば“自分の役に立つ”ということが一目でわかる

読めば“自分の役に立つ”ということが一目でわかる

 

Webの記事タイトルは「~のテクニック」「~な方法」「~の秘訣」などになっているものが多いですよね。これは検索結果を見ている人に“この記事を読めば、あなたの悩みや課題を解決できますよ”と伝えるため。特に意識しておきたいのが以下の2点です。

a. Webで検索をする人の背景を考える

Webで何かを検索している人は、基本的に“何か知りたいことがあって調べている”という状況にあります。

だから記事のタイトルだけで、「これは知りたいことがわかりそうだ!」「問題が解消しそうだ!」などと“読めば必ず自分の役に立つ記事だ”のように思わせないことには、クリックをしてもらえないのです。

「上級者向け」「○○な人必見!」など、タイトルである程度のレベル感や対象を伝えている記事が多いのもこのためです。

b. どう“役に立つ”のかを明確にする

読めば役に立つことを伝える記事タイトルで、特に意識したいのは以下の2点です。

  • 書いてある内容がしっかりイメージできる
  • どんな人に対して書かれた記事かわかる

たとえば、

『初心者でもすぐに改善できる!リスティング広告の入札単価調整方法』

というタイトルの記事であれば、新しくリスティング担当になった人を対象に、効果的な入札単価調整について解説してある内容だな、とすぐにイメージできることでしょう。

上級者には無視されるかもしれませんが、タイトルどおりの初心者、あるいは今の業務に少し不安を感じている中級者などは興味を持ってくれそうですよね。

しかしこれがもし、

『リスティング広告の入札について』

という漠然としたタイトルであったらどうでしょうか。

「初心者だけでなく上級者向けにも見えるし、扱っている範囲も広そうだから、クリックは増えるかも」と思うかもしれません。

しかしタイトルからイメージされる範囲が広すぎるせいで、検索した人は“自分にとって役に立つかどうか”の判断ができません。結果としてクリックは減ってしまうでしょう。

なぜなら内容が判断できない記事をクリックして読むよりも、「他にもっと自分にとって役に立ちそうな記事」を探したほうが早いからです。

2. タイトルと記事の内容が一致している

タイトルと記事の内容が一致している

タイトルの持つ役割は、記事の内容と読者の期待とを一致させることにあります。つまり読者は、記事の中身を読む前にタイトルだけを読み、「これを読んだら、多分こんなことがわかるようになるぞ!」と期待をしてクリックをしてくれるわけです。そこで、以下の2点には特に注意しましょう。

a. タイトルと内容との不一致

タイトルと内容とが不一致だった場合、読者が読む前に期待していた内容が記事に書かれていなかったことになります。

期待を持ってクリックしてくれた読者は、記事を書いた人(=あなた)に対して半ば裏切られたような気持ちになり、失望を感じてしまうことでしょう。これはあなたにとっても何のメリットもありません。

だからこそ、大げさなタイトルをつけて相手をガッカリさせるのではなく、あなたが記事で「一番伝えたかった内容」がきちんと反映された魅力的なタイトルをつけるよう心掛けましょう。

「上手くタイトルをつけられない」と悩んでいる人は、一度記事を全文完成させた後、その内容を一行に要約させた文章をタイトルに設定してみるといいかもしれません。そこには“伝えたかったこと”や“キーワード”が自然と盛り込まれているはずです。

b. 「釣り」や「煽りすぎ」

Webでは、いわゆる「釣り」や「煽りすぎ」のタイトルのほうがクリックを集めやすいのも事実です。しかし、釣られた人から見れば、結局知りたいことも知ることができず、騙されただけの状況であり「もう二度と読むか!」という気分になってしまうでしょう。

これでは、その記事のPVが普段より増えても、サイトとしての信用度が低下してしまうこともあり得ます。

PVは評価指標の1つではありますが、釣って集めた来訪者がCV(=その記事を読んだ結果、申込みや購買を行ってもらうというWebサイト本来の成果)に結びつくことは考えづらく、結局誰も得をしないという結果になりかねません。

「とにかくPVを集めることだけが目標」というサイトの記事でもない限り、なるべく避けるようにしましょう。

3.具体的な数字が入っている

具体的な数字が入っている

広告のキャッチや書籍タイトルも、数字を入れるだけで実際に売上がアップすると言われています。具体的な数字が入れば、それだけその記事を読ませるための「説得力」がアップするからでしょう。

たとえば、

『1ヶ月で体重-5kg!美味しくダイエットを実現できる健康食品特集!』

『残業コスト20%カットを実現させた、おススメ管理ツールを紹介します』

など、現実的に達成できそうな数字を提示し「これなら自分でもできるかも」と思わせるような書き方になっていれば、その分野に興味を持っている人はとりあえずクリックをしてみたくなります。

また、まとめ記事などでよく見かける、

『○○を実現するたった3つのステップ』
『△△をおこなう上で便利な7つのサイト』
『□□に役立つサイトまとめ50選』

のような数字の提示は、記事に掲載されている情報量の目安の提示という点でも有効な手段です。

少ない数字であれば、1つ1つに詳細な解説が記載された記事、多い数字であれば簡単な紹介がジャンル別にまとめられている記事かも、というように情報量のイメージがつくので、読者は目的や時間に応じて読む記事を選ぶことができます。(あとで読もう、とブックマークがされやすくなる理由でもあります。)

ここで1つだけ注意しておきたいのは、タイトルに数字が入った記事のほうがPVを集めやすいからといって、全ての記事に数字を入れてしまうこと。一覧で並んだ記事が全て同じようなタイトル構成となってしまうので、見た目で少し残念な印象になりがちです。何事もやりすぎには気をつけましょう。

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