Webデザインスクール・デジLIGの秋山です。
- デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をし、運営しているWebクリエイター養成スクール。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田・柏にて受講生を募集していて、個別説明会は各STUDIOとオンラインで開催中!
今回は、デジLIGでの学習を経てデジタルハリウッド全国コンペで優勝を果たした蛯名さんにインタビューしました。事務職として働きながらWebデザインを学び、見事にコンペ優勝を勝ち取った蛯名さん。その学習の過程や、働きながら学ぶ上でのリアルな体験談を伺いました!
![]() |
人物紹介:蛯名さん【STUDIO上野 2024年修了生/WEBデザイナー専攻+デザイン集中講座】 ゲーム系専門学校卒業後、事務職として勤務。独学でのWebデザイン習得に限界を感じデジLIGへ入学。在学中にデジタルハリウッド内コンペで優勝を果たし、現在は転職活動に向けてポートフォリオを制作中。 |
---|
Webデザインを学ぶきっかけ
――さっそくですが、学習のきっかけを教えてください!
実は以前ゲーム系の専門学校で、プログラミングやゲーム画面のUIデザインなどを学んでいました。本格的にWebデザインに興味を持ったのは、その専門学校での卒業制作で架空のティーショップのブランディングデザインとサイト制作をやったときなんです。
実際にサイトを作ってみたらすごく楽しくて。「Webデザイナーになりたい!」と思うようになりました。
――専門学校の卒業時にはもう就職先は決まっていたのですか?
はい、決まっていました。ゲーム系ではなく一般企業の事務職で働きはじめました。事務職で働き始めたものの、ずっと心の中に「本当はWebデザイナーになりたい」という気持ちがあったのでWebデザインの勉強を少しずつ続けていました。
独学の限界を感じてデジLIGへ
――独学ではどんなことを学習されていたのですか?
半年くらい独学でHTMLやCSS、JavaScriptを軽くやっていました。でも、自分が独学の知識だけで転職できるような実力があるのかとか、いろいろわからなくなってしまって。
そんなときに、デジLIGがリスキリング補助金※で学べることを知り、次の日には説明会の予約をしていました(笑)。ちょうど独学で限界を感じていたので、すぐ入学を決めました。
- ※リスキリング補助金
- 経済産業省が主催する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」のこと。受講料最大70%(最大56万)キャッシュバックで学習が可能!
受講料最大70%オフ!デジLIGが「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択されました
――思い立ってすぐ行動されたのですね! デジLIGを選んだ理由は何でしたか?
もともとデジタルハリウッドさんを知っていたので、怪しいなとかも思わなかったですし、オンラインで通えるというのが良かったです。働きながら学んでいた人のブログやまとめ記事を見て、「ここだったら働きながらでも学びやすいな」と思いました。
あと、オンラインでの質問も結構夜まで受け付けてくれるので、帰ってきてから質問ができる点も決め手でした。
――実際に学習を始めてみて、ギャップはありましたか?
良い意味でのギャップがすごくありました! まず、デジLIGのスタッフさんやトレーナーさんが親切で、いい人しかいなくてびっくりしてしまいました。デジLIGのスタッフさんは一つひとつの質問にとても丁寧に答えてくれるんです。1聞いたら100返ってきているくらい。そこがすごく嬉しかったです。
――そうおっしゃっていただけて嬉しいです!
専門学校に行っていた2年間よりも、デジLIGのこの半年間のほうがぎゅっと濃縮された時間だったなと思います。
――逆にここは変えてほしいというポイントはありましたか?
いや、正直あまりなかったです。逆に手厚いサポートを自分自身が使い切れていなかったと反省しています(笑)。
働きながらの学校生活
――お仕事と両立しながらの学習はいかがでしたか?
仕事から帰ってきて、家事などを済ませたあとに勉強していました。でも疲れて寝てしまうこともあったので、質問したいことを前日にメモしておいて、次の日帰宅してからすぐ聞く、というスケジュールで進めていました。
――オンライン質問は使いやすかったですか?
すごく使いやすかったです! 最初は慣れずに苦手意識もあったんですが、1回使ってしまえばやりやすいなと思いました。他の受講生さんのフィードバックもちょっと聞けたりするので、「この人こういうの作ってるんだな」「これはこうしたほうがいいんだな」と、周りの受講生さんの話も勉強になりました。
――卒業制作はどのようなものを作られたのですか?
YouTubeで配信している配信者さんのプロフィールサイトを作らせていただきました。私もよく視聴させていただいている方で、応援したいという気持ちがあってご連絡しました。
――もともとお知り合いだったんですか?
知り合いではなく、唐突にXでDMを送りました。ただ不安に思われないように、ある程度デザインを作って、ビジュアル重視であればこんな感じで、アイドル重視であればこうと、何パターンか作ったうえで「こんな感じでどうですか?」と長文メッセージを送りました。そしたら「ちょうどこういうの欲しかったんです」と言っていただけたんです。
その後都度チャットやオンラインでやりとりをしながら制作を進めました。
――制作をするなかで大変だったことはありますか?
ロゴとサイトのメインビジュアルのイラストも作らせていただいたので、サイト制作と同時進行で進めることが大変でした。制作時は都度トレーナーさんに聞きながら進められたので、とても心強く、スムーズに制作することができました。
――クライアントさんの反応はいかがでしたか?
実はツイキャス(配信サービス)で配信者さんにサイトを紹介していただいて、「おめでとう」「すごい上手」「素敵」と視聴者の方からコメントいただいたり、ファンの方から直接Xで「素敵なサイトありがとうございます」とメッセージをいただいたり、それがすごく嬉しかったです。
コンペで優勝!制作の裏側
――クリエイターズオーディションのポスターコンペ※での優勝、本当におめでとうございます! 応募のきっかけは何でしたか?
ありがとうございます! 卒業制作が終わってポートフォリオの作品を作り始めていて、「何を載せようかな、どういうものを作ろうかな」と悩んでいたときに、ちょうどコンペの公募があったんです。応募して、ポートフォリオに載せる作品を1つ増やそうかなと思ったのがきっかけでした。
▲蛯名さんが制作したコンペ優勝作品
- ※クリエイターズオーディションのポスターコンペ
- 企業と受講生をつなぐデジタルハリウッド伝統のマッチング型求人イベント「クリエイターズオーディション」の告知ポスターのコンペのこと。デジタルハリウッド全国で学ぶ方の中から蛯名さんの作品が優勝しました!
――制作期間はどのくらいでしたか?
平日2〜3時間かけて1週間ほどで制作しました。締切ギリギリに提出しました(笑)。
――制作で一番難しかったところはどこでしたか?
ポスターの構成がすごく難しかったです。絵に関してはもともと経験があったので、正直「ポスターの構成に合わせてあとから修正すればなんとかなるだろう」と思っていました。でも、Webデザインの勉強を始めたのは去年からだったため、どうすれば見やすくなるのか、何が伝わりやすいのか、一番伝えるべきことは何か、どう配置すれば効果的かといったレイアウトの部分で悩みました。
以前受講したデザイン集中講座でのバナー制作の際、「伝えたいこと、あれも伝えたいこれも伝えたい」と欲張ってしまい、「足す作業ばかりで、引く作業がぜんぜんできていない」というフィードバックをいただいたことがありました。その教訓が今回も生かされたと思います。
――優勝の連絡を受けたときのお気持ちはいかがでしたか?
そもそも入賞できるとは思っていませんでした。だからといって手を抜いて制作したわけではないのですが。メールが届いたとき、「え?」って感じでした。ちょうど仕事から帰ってきて、メールをチェックしていたら「おめでとうございます」という内容で。本当に驚きました。
――自信につながりましたか?
つながりました!まずは今回のようなイラストを使ったポスターで自信を持てたので、次はWebデザイナーとして就職できるよう頑張ろうという、いいモチベーションになりました。
転職活動について
――今は転職活動中ですか?
ポートフォリオを作成している最中で、まだ転職活動は始めていないですが、いろいろな求人を見てイメージを膨らませているところです。
ポートフォリオがある程度完成したら、トレーナーさんにフィードバックをもらって、さらにブラッシュアップできたらと思っています。
――以前デジLIGからご紹介した企業さまの職場体験会※へ参加されていましたよね?
そうですね! そういった機会をいただけて本当に学びが多かったです。初めて制作会社の現場を感じることができたので、今後の転職活動に活かしていきたいです。
- ※職場体験会とは?
- デジLIGでは、就職サポートの一環として、企業と協力して「職場体験会」を開催しています。
未経験採用だからこそ「職場体験会」を。企業と求職者との距離がグッと近づくその魅力とは
デジLIGを検討している方へ
――最後に、これからデザインを学びたい人に向けて、メッセージをお願いします!
「デジLIG入ろうかな、どうしようかな」と悩んでいる人がいたら、個人的には入ってほしいなと思います。入りたいと悩んでいるということは、デザインに興味がある人だろうし、もしかしたらすごい力を持っているかもしれないので、その芽をそこで潰してしまうのはもったいない。やってみたいと少しでも感じているなら、始めてみれば絶対に後悔しないと強く思っています。
デジLIGのスタッフさんはみんなすごく親身になってくれるし、優しい人ばっかりなので、本当にいい学習環境だと思います。だから入って後悔することはないと私は言い切れるので、もし悩んでいる人がいたら、ぜひチャレンジしてほしいです。
――今後はどのようなデザイナーを目指されますか?
ロゴも作りたいし、Webサイトもやりたいし、絵も描きたいし、ぜんぶやりたいです(笑)。でも1本主軸になるものを作らなければと思うんですが。一番は、「蛯名さんに頼んでよかったな」と言ってもらえるデザイナーになりたいです。
さいごに
今回は、働きながらデジLIGで学習し、見事スクール内コンペで優勝を果たした蛯名さんにお話を伺いました。
事務職として働きながらも、「Webデザイナーになりたい」という想いを諦めずに学習を続け、その結果としてコンペ優勝という成果を手にした蛯名さん。そのストーリーからは、「やりたいことへの純粋な想い」と「諦めない気持ち」の大切さが伝わってきます。
デジLIGでは、働きながら学習される方も多くいらっしゃいます。私たちは、そうしたみなさんの学習を全力でサポートし、理想のキャリアに向けた歩みを応援しています。「やってみたいなと思ったら始めてみる」という蛯名さんからのメッセージを胸に、新たな一歩を踏み出してみませんか?
興味をお持ちの方は、ぜひ無料個別説明会にお越しください。みなさんのお越しをお待ちしています!