こんにちは! デジLIGの有林です!
- デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!
本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューをとおして、未経験からの学習方法・就職活動のノウハウや、スクール生活についての情報をお届けしています。
今回は、休職を乗り越えながら学習を進め、異業種から見事にWebディレクターとしてキャリアチェンジを果たした、阿部さんにインタビュー。
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人物紹介:阿部さん【STUDIO池袋 2023年8月生/Webデザイナー専攻/LIGデザイナー直伝!即戦力デザイン集中講座】 新卒で旅行代理店に入社し、法人営業を担当。体調不良をきっかけに一度休職するも、その期間に将来と向き合い、未経験からWeb業界への転職を決意。デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)で学習を進めたのち、Webディレクターとしてのキャリアをスタートさせた。 |
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体調と向き合った時間がくれた、第二の学習の機会!
――なぜWebデザインを学ぼうと思ったのでしょうか?
新卒で旅行会社に入社したんですが、2ヶ月ほどで持病が再発してしまい、やむを得ず休職することに。復職も試みましたが、体調との相性がどうしても合わず、働き方を根本から見直す必要があると感じました。
体調面を考えて無理のない働き方を探していたとき、「デスクワークなら続けられるかも」と感じたんです。そこで思い浮かんだのが、ITやWebの仕事でした。
父がエンジニアということもあり、「Webなら自分のペースで働けるかも」とアドバイスをくれたのも大きかったです。最初は「プログラミングなんて無理」と思っていたんですが(笑)、父から「ディレクションやデザインに特化する道もあるよ」と聞いて、自分の経験や強みも活かせそうだなと。そこからWebデザインを学ぶ決心をしました。
――勉強方法として、スクールを選ばれた理由は?
最初は父にHTMLやCSSを少し教わっていましたが、「本格的にこの業界に入りたい」と思うようになると、独学の限界を感じました。ちょうど休職中だったこともあり、「この時間を使ってしっかり学び直そう」と思ってスクールを検討し始めたんです。
デジLIGを選んだのは、現場のプロ講師から学べる点や、実務に即したカリキュラムに惹かれたから。説明会で見た「LIG直伝!即戦力デザイン集中講座」のビフォーアフター作品に衝撃を受けて、「自分もこんなふうに変われるかも」と思ったのが決め手でした。
不安な日々を支えた、学習ルーティンと出会い
――入学時のご状況を教えてください。
夏にデジLIGへ入校し、学び始めた頃は休職中でした。その後12月に正式退職という流れです。
当時は、仕事をしていないことへの焦りや悔しさもあって、「今こそ何かを身につけたい」という気持ちが強く、それが勉強へのモチベーションになっていました。同世代が社会で活躍している中、自分だけ立ち止まっているように感じて不安もありましたが、そのぶん前向きに学習に取り組めました。
――在学中はどのような学習スタイルで過ごしていましたか?
「家でインプット、STUDIO(校舎)でアウトプット・課題チェック」というスタイルで、動画で基礎を学びつつ、週2〜3回はSTUDIOにも通っていました。22時の閉館まで残って課題に集中することもよくありました。
なかでも印象的だったのは、運営スタッフの方々とのやりとりです。授業後に30分以上話し込むこともあり、不安や悩みを聞いてもらえる時間が心の支えでした。とくに中林さんには毎回「本当に転職できると思いますか?」と聞いては、「大丈夫だよ!」と笑顔で返してもらっていて(笑)。気軽に相談できる環境や、転職に詳しいスタッフがいる安心感は、本当に心強かったです。
オンラインとオフラインを体調に合わせて使い分けられたのも大きく、無理なく学び続けられたのは、この柔軟な環境があったからだと思います。
――学習期間中で、とくに楽しかった思い出はありますか?
一番楽しかったのは、STUDIOに通って人と交流する時間ですね。トレーナーやスタッフの方々との何気ない会話はもちろん、集中講座や制作課題に取り組む中で、グループメンバーと交流できたのがとても印象に残っています。
とくに、同じ目標を持つ仲間と「なぜこのスクールに来たのか」「どんな転職を目指しているのか」といった話をすることで、自然とモチベーションも高まりました。みんなバックグラウンドが違って、さまざまな業種や業界から来ているので、話していてすごく刺激的でしたし、学び以外の面でも得るものが多かったです。
――逆に苦労したことはありましたか?
一番苦労したのは、JavaScriptの学習です。最初に「これはちょっとつまづいてる、……かも」と感じたのもこの分野でした。
でもそんなときは、迷わずSTUDIOに行って「ここがわからない!」と直接質問。画面を指差しながらトレーナーの方々が対面でフィードバックをくれる環境が、本当に助かりました。
デザインだけじゃなくコーディングも理解できたことで、今の職場でも業務の幅が広がり、日々の業務でその価値を実感しています。
――就職活動はどのように進めましたか?
最初はデジLIGの就職サポートを利用していましたが、体調の影響で一度中断しました。再スタートしたのは2023年12月頃で、そのときはサポートを使わず、自分で自己分析や企業研究を進めていきました。
ディレクター職を希望していたこともあり、面接では「なぜこの業界なのか」という動機を深く聞かれることが多かったですね。
なので、「どんな働き方をしたいのか」「自分の価値観に合っているか」をしっかり整理して、応募企業はあえて5社に絞りました。その代わり、めちゃくちゃ調べました(笑)。結果的に2社から内定をいただき、最終的には自分らしく働ける職場を選ぶことができました。
――なぜWebディレクターを選ばれたのでしょうか?
前職の法人営業の経験を活かせるのはディレクター職かもしれないと感じたんです。また、自分の性格や適性を考えたときに、WebデザイナーよりもWebディレクターのほうが自分には合っていると感じました。
――ポートフォリオ制作で工夫したことはありますか?
「ポートフォリオ=自分を伝えるもの」という考えで作りました。
私はディレクター職を目指していたので、単にデザインを見せるだけでなく、「どんな人がこの作品を作ったのか」が伝わるよう工夫しました。カメラが得意な友人に頼んでスタジオでプロフィール写真を撮ってもらい、服装や雰囲気も「自分らしさ」を大切にしました。
全体のトーンも含めて、“どう伝えるか”を重視したポートフォリオづくりを心がけました。
▲阿部さんのポートフォリオサイト:LILOU ABE PORTFOLIO
自分らしく働ける職場で、日々成長中!
――Webディレクターとして働き始めて、どう感じていますか?
入社して3ヶ月ほど経ちましたが、毎日学びがあって本当に楽しいです。AIの進化やトレンドの変化など、業界の動きについていくのは大変ですが、「自分がどこで価値を出せるか」を考えるのがすごく面白いです。
働き方は週2〜3日のハイブリッドワークで、体調に合わせて出社とリモートを使い分けられるのもありがたいですね。自分のペースで無理なく働けています。
――今後の目標はありますか?
社内外問わず、国内外問わず、「この人と仕事したい」と思ってもらえる人になることが目標です。信頼を築いて、いろんな人と仕事ができる存在になりたいです。
――これからWeb業界を目指す人へのメッセージをお願いします!
一番大事なのは、学び続ける姿勢だと思います。Webディレクターは、デザイナーやエンジニア、クライアントなど多くの人と関わるので、幅広い知識が求められますが、そのぶん楽しい部分も多いです。
そして「自分が何に一番興味があるか」「どこを強みにしたいか」を早めに見つけておくと、迷わず進めると思います!
――最後に、デジLIGを検討している方へメッセージをお願いします!
私はデジLIGで本当にたくさんのことを学べました。ツールの使い方だけでなく、現場で必要な「考え方」を学べたのが一番大きかったです。
講師やスタッフ、仲間たちがいたからこそ乗り越えられたし、悩んだときにも相談できる環境が整っているのは、デジLIGならではの魅力だと思います。安心して飛び込んで大丈夫です!
さいごに
今回は、休職中にWebデザインを学び、未経験からWebディレクターへと転職を果たした阿部さんにお話を伺いました。
不安や焦りのなかでも、自分と向き合い、一歩ずつ前に進んでいく姿勢がとても印象的でした。その前向きな行動力が、キャリアチェンジを成功に導いたのだと思います。
デジLIGとしても、そのお手伝いができたことをなにより嬉しく思っています。
私たちは、Webクリエイターや動画クリエイターとして活躍したい方を全力で応援しています。
「Web業界や動画業界に興味はあるけど、なにから始めたらいいかわからない」
「独学では限界を感じているけど、本当にスクールで学ぶ価値はあるの?」
「未経験から転職できるのかな?」
そんな学習やキャリアチェンジにまつわるお悩みを、個別に丁寧にアドバイスしています。お気軽にお問い合わせくださいね!