広報として心動かすデザインを!アパレル店員からグラフィックデザイナーになった日髙さんのお話

広報として心動かすデザインを!アパレル店員からグラフィックデザイナーになった日髙さんのお話

Ayuko Fujita

Ayuko Fujita

こんにちは、デジLIGの藤田です!

本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューを通して、未経験からの学習方法や就職活動のノウハウ、スクール生活についての情報をお届けしています!

今回は、未経験から6ヶ月間の学習を経てグラフィックデザイナーに転職された日髙さんにインタビュー。お仕事と並行しながらの学習の様子や、内定を獲得した方法についてお話を伺いました。

自分の好きなことを仕事にするためのスクール活用方法をぜひご覧ください。

本記事はこんな方におすすめです!

  • グラフィックデザインに興味がある
  • 仕事と両立して勉強ができるか不安な方
  • 好きなことを仕事にしたいと思っている方
  •   

ico 人物紹介:日髙さん【STUDIO池袋 2023年4月生/グラフィックデザイン講座・デザイン集中講座】
アパレル業界で働きながら、2023年4月にデジLIG入学。2023年9月に卒業し、現在は不動産営業会社の広報チームにて、SNS運用や社内報・社内ノベルティ等のデザインに携わっている。

好きなことを通じて、誰かに喜んでもらいたかった

――日髙さんがグラフィックデザインを学ぼうと思ったきっかけを教えてください!

もともと趣味でイラストを描いていて、友人の誕生日に手描きのポストカードをプレゼントしていました。「一から作ってもらえたのが嬉しい!」と喜んでもらえたことがすごく嬉しくて、好きなことを仕事にできたら楽しそう、自分のデザインを通じて誰かに喜んでもらいたい! と思い、グラフィックデザインに興味を持ちました。

Webデザインも考えましたが、広告を見て心動かされる瞬間があったのと、町中にたくさん溢れていることでどの年代の方にも見られるのが良いなと思ってグラフィックデザインに決めました。

――手作りのポストカード素敵ですね! イラストを描いていたということは、もともとデザインツールは使えたんですか?

CLIP STUDIO PAINTというツールを少し使用していましたが、IllustratorやPhotoshopはまったく触ったことがなかったです。

――そうだったんですね! スクールで学ぼうと思ったのはなぜですか?

一番はプロのデザイナーに直接教わりたいと思ったからです。プロのデザイナーは憧れの存在で、純粋にお話ししてみたかったという気持ちもありました。

また独学だと自分のペースなので、勉強をしない選択肢を取ってしまうこともあると思い、定期的に課題が出るスクールでメリハリをつけて学習しようと思いました。

他のスクールも検討しましたが、期間が長くて料金が高かったり、自分が目指しているところと違うなと感じたりしました。デジLIGは信頼感のあるWebサイトで口コミサイトでも評価が高く、実際に説明会を担当してくださった方も自分の夢を応援してくれたので、ここに通おう! と決めました。

――そう言っていただけて嬉しいです! 数あるスクールから選んでいただきありがとうございます!

疲れていても毎日デザインに触れる習慣を

――お仕事と並行しながら学習されていたとのことですが、前職はどういったことをされてましたか?

アパレルのショップ店員をしていて、店頭に立ちお客様に接客したり店内のレイアウト変更をしたりしていました。週5日勤務で残業が多かったのもあり、スクールに入学した時点から転職を考えていました。4月から9月の受講期間でしたが、8月頃には退職して学習に専念しました。

――残業が多いと自分の時間も少なくて大変ですよね……。働きながら学習を進めるためのポイントをぜひ教えてください!

毎日デザインに触れることです! 通勤時間を利用して『なるほどデザイン』『けっきょくよはく』『デザイン入門教室』といったデザインの本を読んだり、街中にある広告やチラシを観察したりと、1日30分以上はデザインに触れる習慣をつけておくと自然と勉強するようになりました。どんなに疲れていても、スマホでデザインの参考サイトを見たりするだけでも欠かさずやっていました。

日髙さんのある日のスケジュール

日髙さんのある日のスケジュール

――学習で楽しかったことはなんですか?

デザイン制作に入る前の準備が楽しかったです。コンセプトを決めて、参考になりそうなデザインを集めてきていくつかラフに描いていき、これからどんなデザインにしていくか考えているときが一番ワクワクしました。

――デザイナー脳ですね。素敵です! 逆に大変だったことはなんですか?

グラフィック講座にある課題のロゴ制作です。3案制作するのですが、全部似たようなデザインだと相手も選びづらいだろうな……とか、コンセプトやターゲット決めなど一つ作るのにも考えることがいっぱいで大変でした。あとは企画書を作るときも、何を載せたらよいのかわからず苦戦しました。

――デザインはクライアントやユーザーにどう思われるかが重要ですもんね。どうやって解消しましたか?

ひたすら参考サイトでロゴを見たり、デザインに詳しくない方の意見も聞きたかったので、自分で作ったロゴをInstagramのストーリーに投稿して、友人に投票してもらったりしていました!

――SNSを活用するのはとっても良いですね! 他の受講生さんにもオススメしてみます◎ では、デジLIGの「通ってよかったな」ポイントを教えてください!

トレーナーの方が親身になって教えてくれるところです。聞いたことに付随してたくさん教えてくださるので学びが多くあり、なによりトレーナーさんのデザインへの熱意を感じて、自分も頑張ろうと思えました。

スクール自体もアットホームな雰囲気で、自宅で学習するより集中できました。とくに大宮校は居心地が良かったです! 自習スペースで他の受講生さんとお話ししたり、運営の方が進捗状況を気にしてくれたり、勉強方法のアドバイスやデザイナー同士の繋がりを作ってくれたりして、安心してスクールに通うことができました。自分のことも覚えてくれていて、こんなに一人ひとりのことを気にしてくれるとは思っていませんでした。人見知りの人も大丈夫だよ! と伝えたいです。

――そう言っていただけてとっても嬉しいです! デザイン集中講座も受講されていますが、いかがでしたか?

Webコースの方も含め他の方の制作物を見ることでいろいろな知識を吸収できました。追加受講で通える期間が2ヶ月伸びたことも私の中では大きかったです。

――カリキュラムの中にはWebサイト制作もありますよね。グラフィックデザインとの違いも学べましたか?

正直LP制作はすごく苦戦しました。グラフィックだとチラシのように決まったサイズの枠にデザインを収めれば良いのですが、Webサイトは項目が多いとどんどん縦に長くなってしまうので、一つの項目にどのくらいの枠を使っていいのか、ここから内容が切り替わったとわかるようにするにはどういうデザインが良いのか……を考えるのが大変でした。もちろん講師の方も教えてくださいますが、自分でもひたすら参考サイトを見て学んで、「Webらしさ」というものを学びました。

受講したことで制作の幅も広がりましたし、制作課題をポートフォリオに載せられることもいいなと思いました!

ポートフォリオはイラストで自分らしさを表現

――ここからは転職活動について聞かせてください。転職活動はどのように進めましたか?

4月〜9月で学習と課題制作をして、10月〜11月にポートフォリオ制作、11月下旬〜12月下旬で就活を行いました。クリエイティブ業界に強いエージェントを活用して、応募したのは6社、面接は2社行いました。

――未経験からの転職で大変だったことはなんですか?

ポートフォリオの制作がとても大変でした。学習で作成した課題を載せることもできるのですが、納得できるものが少なくて1から作り直したので1ヶ月半くらいかかりました。制作物一つひとつのターゲットから考えるのも大変でした。

――名刺1つ作るのにも渡す相手のことを考えて作ったり、デザインするってここまで考えるんだ……と私も皆さんの作品を見ていて感じます。ポートフォリオはどのような部分を工夫しましたか?

会社の人事部の方が忙しい中でポートフォリオを見てくださることを意識して、見やすくわかりやすく丁寧に制作することを心がけました。その中でも私の味を出すため、すべてのペルソナをイラストで描き、よりイメージしやすいようにしました。

日髙さんのポートフォリオ

――ポートフォリオを拝見しましたが、イラストとっても素敵でした! デジLIGの転職サポートは活用しましたか?

運営スタッフの方とは面談をとおして転職相談やポートフォリオの添削をしていただきました。参考サイトや作品を送っていただけるだけでなく、毎回しっかり目標や期限を定めてくださるので、よい意味で緊張感がありスムーズに進められました!

自分のデザインがみんなのモチベーションに

――現在はどのようなお仕事をされているのですか?

不動産営業会社の広報チームに所属しており、主に社内報やSNS運用、社内の表彰式で渡すグッズ等のデザインをしています。今までにカフス・スマホケース・印鑑ケース・マウス・タンブラー・カードケースなどを制作しました。デザインのバリエーションが増えていくのがすごく嬉しいです。

グッズが欲しいから表彰されるように仕事頑張る!」と言っていただけることもあって社員のモチベーション向上に繋げられているという実感があります。

――最初におっしゃっていた「好きなことを通じて誰かを喜ばせたい」を叶えていますね! 今の会社を選んだ決め手はなんでしたか?

一番大事にしていたのは職場の雰囲気です。アットホームな職場が良いなと思って転職活動をしていましたが、今の会社の面接を受けた際に、一人ひとりが自立していて「私もこんなかっこいい人になりたい、人間として成長したい!」と思い入社を決めました。

また自分の配属される部署にデザイン経験者がいなかったので、自分が引っ張っていきたいと感じたのも大きいです。条件面では、残業時間を重視していたのと、業務内容が自分のやりたいことと一致しているかはしっかり考えていました。

――入社してからなんか違うな……というギャップが起こらないためにも、事前のすり合わせや会社選びは重要ですよね。実際に働いてみてどうですか?

毎日納期に追われていて、修正に修正を重ねて苦労することも多々ありますが、好きなことができていることの喜びや楽しさの方が強いです。毎日デザインに触れているので、どんどんスキルアップしていることも実感できて、モチベーションは高まる一方です!

――実績も増えていくので、目に見えて成長が実感できますね! スクールで勉強していて良かったな、あの経験が活きているなと思うことはありますか?

デザインに入るまでの下準備が大切ということは学習中に実感したことですが、今でも変わらないです。コンセプト・ターゲット・ペルソナが固まれば、以前よりスムーズに制作入れるようになりました。

――スクールでの学びが今の仕事に繋がっていて、とても嬉しいです! 最後に、未経験からWebデザイナーを目指す受講生の方々にメッセージをお願いいたします!

デザイン制作ができたら、家族や友人に見てもらい、感想を集めることをおすすめします。未経験からだと初めは上手くいかないことだらけで、周りと比べて不安になることもあるかと思います。そんなときは家族や友人に見てもらってください。褒めてもらっても指摘されてもどちらもモチベーションに繋がります。褒めてもらったら嬉しいしもっと上達したいという気持ちになり、指摘されたら悔しいから上達してやるという気持ちになります。周りを巻き込んで、一人でやらないことが大切です。

――ありがとうございました!

さいごに

今回は、未経験からグラフィックデザイナーに転職された日髙さんからお話を伺いました。

好きなことを通じて誰かに喜んでもらいたいという夢を実現できたのは、自分の強みを活かしつつ、毎日コツコツ学習を続けた日髙さんの努力があってこそだと、実感したインタビューでした!

学習スタートから1年経たずして、グラフィックデザイナーへの転身のお手伝いができて、デジLIGスタッフ一同も大変嬉しく思います。

ぜひこの記事がグラフィックデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです。

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイター・グラフィックデザイナーを目指す方を応援しています。スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

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Ayuko Fujita
Ayuko Fujita Digital Education / Education / School Operator / 藤田 綾友子

大学を卒業後、京都のホテルにて6年間フロントスタッフとして勤務。国内外のお客様への接客や観光案内を経験。関東に戻るタイミングで学生時代の友人であるDigital Education部 部長・林の紹介でLIGに入社。現在は同事業部にてクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の運営を中心に受講生のサポートをおこなう。

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