未経験からWebデザイナーに転職!シフト制の仕事と勉強を両立できた理由とは?

未経験からWebデザイナーに転職!シフト制の仕事と勉強を両立できた理由とは?

Haruna Okumura

Haruna Okumura

こんにちは! デジLIG運営スタッフのはるなです。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

本連載では、デジLIG卒業生のスクール体験談や転職の成功事例を通して、Webデザインを勉強中の方に役立つ情報をお届けしています。

今回は、未経験からWebデザイナーへの転職に成功した鈴木さんにインタビューしました。シフト制の仕事と勉強を両立する方法やモチベーションを下げないマインド、未経験からの学習や転職活動に大事なことをたっぷりお伺いしました!

目標達成に向けて未来を想像し、自分と向き合いながら前に進む大切さが伝わる内容となっておりますので、ぜひご覧ください!

本記事はこんな方におすすめです!

  • Webデザインやコーディングに興味がある
  • 未経験からキャリアチェンジをしたい
  • 仕事が不規則で勉強ができるか不安
人物紹介:鈴木さん【STUDIO大宮2022年5月生/Webデザイナー専攻/デザイン集中講座】
看護学校を卒業後、5年間手術室看護師として勤務。キャリアチェンジを考えた時にWebデザインの勉強に興味を持ち、働きながらデジLIGに通う。その後未経験から転職活動をし、9月からWebデザイナーとしてデジタルマーケティングの会社に転職。蚤の市に行ったり、北欧雑貨のお店を回ったりするのが好き。

効率的にキャリアアップを目指すならスクールでの学習がおすすめ!

ーーさっそくですが、鈴木さんはどうしてWebデザインを学ぼうと思ったんですか?

元々イラストを書いたりショップカードを集めるのが好きだったこともありますが、大きなきっかけとしては看護師の仕事をしている中で、「手術のマニュアルをもっと見やすく直したい!」と自分から手を挙げたことでした。

新人のうちは常にマニュアルを持ち歩いてメモするんですが、ワードで時系列に文字が並んでいるだけでとても見辛く、実際に私もやる気を失っていたんです。

そこで余白を入れたり、フォントを変えたり、イラストや物の配置を図で入れたり、セクションごとに枠で囲ったりして修正をしました。

その中で「どうやったらもっとわかりやすくなるかな?」と試行錯誤する過程がとっても楽しくて、こういう仕事ってないかなと思いWebデザイナーにたどり着きました。
看護師の仕事はとても好きでしたが、10年後、20年後もこの仕事をしているイメージがつかないこともあり、リモートワークもできる新しいキャリアに挑戦することにしました!

ーーそうだったんですね!勉強方法としてスクールへの入学を選んだ理由はありますか?

最初は本を買ってみたりYouTubeを見てみたりしたのですが、情報が逆に多すぎると感じました。

正しいものや間違っているもの、古いものや新しいものを自分で取捨選択したり理解する過程がとっても時間がかるため、的確な情報を知りたいときにすぐ知れる環境がほしいと思い、スクールへの入学を検討しました。

ーースクールの中でも、デジLIGへの入学を選んでくださった理由はありますか?

1つ目は看護師でかなり生活が不規則なので、時間に縛られずにオンラインと校舎利用を自由に選べることです。やっぱり完全オンラインは自分の性格上サボってしまいそうとも思ったので、校舎があり好きなときに利用できるのが良かったです。

2つ目は現役のデザイナーの方々に直接フィードバックをもらえることです。Web業界は変化が早いので、トレンドに沿ったデザインを学べるのが魅力だと思いました。

3つ目は転職サポートが充実していることです。私自身、一般企業への転職活動が初めてだったので、卒業後も手厚くサポートして頂けるのは安心感がありました。

それから、説明会でスタッフさんにとても優しく丁寧に対応していただいたのも決め手でした!

仲間との交流や、主体性を育む大切さ

ーーデジLIGに通ってよかったポイントもぜひ教えてください!

自分と同じくWebデザインを学ぶ友人ができたことがスクールに通って1番良かったなと思います。私は人見知りの上に校舎を頻繁に利用する方ではなかったのですが、それでもよくいらっしゃる方々とはデザインや転職活動など色々お話、情報交換できて楽しかったです。

X(旧Twitter)をやってる方も多くて、他校舎のデジLIG生ともやりとりや情報交換できるのがモチベーションにつながりました。今でもみんなそれぞれデザイナーやコーダーとして転職しているのをみて、「自分も頑張ろう!」とやる気になっています。

ーー入学前と在学中でギャップを感じたことはありますか?

最初の動画学習はあくまでデザインやコーディングの基礎学習だったため、動画学習後の中間課題や卒業制作から主体性がすごく重要になるなと思いました。フリー素材の集め方や、画像の加工や動きのあるコーディングなど、後半はとにかく急にわからないことだらけでしたね。

スクールでの学習も、自分で地道に調べて実践していく主体性がないと厳しいなというのは想像と少し違ったところですね。

プロからデザインの楽しさを直接学べるのが魅力!

ーーデジLIGで学んでいる中で楽しかったことはありますか?

元々興味があった分野なので、ワイヤーフレームの構成など、デザインをイチから制作していく過程は楽しかったです。特にトレーナーさんに相談して、最初のデザインからどんどん良くなっていくのがわかると嬉しかったですね。

はじめの頃作った名刺のデザインを今見ると拙くて恥ずかしいですが、それだけ目が肥えデザイナーとしても少しずつ成⻑してるんだなあと感じます。デジLIGには向上心の高い方たちやさまざまな経歴の方がいるので、交流することでもいろいろ学ぶことができました!

ーー鈴木さんはデザイン集中講座を受けていらっしゃいましたが、ぜひ感想を教えてください。

初回の授業では、「こんなにデザインが大好きでデザインのことについてずっと話せる人がいるんだ!」と講師の熱量に驚きました!

期限が短い中で課題を出すので大変だったのですが、そんな方にみっちり講義やフィードバックをもらえるデザイン集中講座はためになることばかりで、本当に受けてよかったと思います。

プロのデザイナーのインプット方法やPhotoshopのテクニックを直接教わったことで、LIGブログを読んだり作業をもっと効率的にできないかと考えるようになりました。

また、自分で検索したり調べられる幅が広がったので、普段のインプットのレベルが上がりました!

特に良かったのは、自分と同じようにWebデザイン初学者の方々のデザインの過程やフィードバックを見られることです。自分にはない引き出し・表現を知れたり、それぞれに対する幅広いフィードバックを見たりして、自分の中のデザインの世界が広がるような感じがしました。

締切を守る習慣と未来を想像する力で学習を継続!

ーー鈴木さんはシフト制で働きながらの学習でしたが、続けられたコツはありますか?

はじめは時間の確保やモチベーションの維持が大変でした。私の場合は、この日までに終わらせる! とやるべきことの締切は決めつつ、無理なスケジュールを立てないことが良かったです。

本当は毎日2時間とか習慣化できるのが良いとは思うんですが、スケジュール通りにいかないとそれがストレスになってしまうので、生活リズムや性格的に難しい場合は「やれる日にとことんやるようにする」「締切は絶対に守る」を意識するだけでも違うんじゃないかと思います。

鈴木さんの1日のスケジュール

ーー日々時間がない中で、どうやってデザインのインプットをしていましたか?

勉強が何もできなかった日でも全くWebデザインに触れない日がないように、隙間でFeedlyから情報をキャッチアップしています。デジLIG卒業生のyukaさんのインプット方法を参考にしていましたが、全部を働きながらやるのは大変なので、できるところから始めました。

▼yukaさんのインタビュー記事はこちら

卒業して現在の仕事を辞めた頃からはサイト分析もはじめました。サイト分析を通して、1つのサイトを自分の中で分解し、どういう意図で作られているのかを深く考えられるようになりました。

さりげないホバーアクションもよく見ると面白い動きをしているなあ、どういうコードで書かれているのかなと調べることも力になります。何もない状態から検索はできないので、いいなと思ったサイトの技術を調べて、自分でも使えるようにしています!

ーー学習期間中、モチベーションはどうやって保っていましたか?

周りのデジLIG生がX(旧Twitter)で今日やったことを発信しているのを見て落ち込むこともありましたが、そんなときは「最低限のことはできてるから大丈夫だし、働きながら頑張って勉強を続けている」ことを褒めていました!

あとは自分がWebデザイナーになったときのことを想像していました。こういう風になりたい、こういうサイトが作れるようになりたい、こういうところで働きたい!っていうのを想像して、モチベーションをあげていましたね。

自分の強みを客観的に知る

ーー未経験からの転職活動はやっぱり大変でしたか?

想像通り大変でした。コミュニケーション力を押し出していたからか、転職エージェントの方々からもディレクターはどうですかと提案頂くことも多かったです。でも、デザインをしっかり頑張りたくてデザイナー志望で転職活動を進めていました。

特にデザイナー志望だと未経験採用をおこなっている企業が少なく、そこに未経験者が集中して応募するので、高い倍率の中で自分を選んでもらう難しさを感じました。

ーーポートフォリオはどのような部分を工夫しましたか?

未経験だとやっぱり第一印象が大事だと思って、人柄が伝わるようファーストビューで自分の写真を使用しました。プロのカメラマンの方にお願いしてクオリティの高い写真を撮っていただき、その中でもポジティブな印象を受けるものを選びました。

制作物に関しては在学中の作品のテイストが似ていたため、いろんなテイストが作れることをアピールできるよう、新たに全く違うタイプのサイトデザインを追加で制作しました。制作物の説明はなるべく詳細に、デザインに説得力を持たせられるよう言語化しました。

ーー自己分析をしっかりされたとのことですが、どのように自分の理解を深めていったんですか?

まずは自己分析のテンプレートを参考に、まずは一つひとつ自分自身についてよく考えました。その後は家族や友人など、身近な人に自分の良いところや悪いところを聞いたりして、徐々に理解を深めていきました。

そうやってある程度理解を深めた上で、デジLIGで紹介してもらった転職エージェントの方に自己分析シートのフィードバックをもらえたのが良かったと思います。エージェントさんとお話ししながら、自分ではなんとも思っていなかったことが強みだったと気づいたり、客観的に見た自分を教えてくださったりしたので、すごく自己理解が深まりました。

ーー自己分析から分かった、鈴木さんの強みはなんだったんですか?

思考力です。普段から深く考えていたり、一つのことにこだわれることをデザイナーとしての強みとしてアピールしました。

実はエージェントさんとの面談の中で、名探偵コナンが好きで今年の映画も10回くらい見に行ったという話をしたんです。高校時代に毎週コナンの考察をブログで書いていたりしたんですが、そういうのが深く考えることに繋がっているんじゃないかと分析していただきました(笑)。

そういった自分の強みに対する具体的なエピソードを面接でどんどん話すべきだと言われて、ただコナンが好きなだけなのに、こんなところに強みが転がってるんだなあと驚きました。

目標を達成するために大切なことは?

ーー9月からの転職先では、どんなお仕事をする予定ですか?

様々なデジタルマーケティング支援をおこなっている企業の制作部で、サイトやバナーなどの制作をおこなう予定です。「結果につながるデザインをしたい」をずっと目標にしているので、マーケティングを学び、デザイン制作に生かしていけることがとても楽しみです。

ーー未経験からWebデザイナーになるため/目標を達成するために大事なことをぜひ教えてください!

当たり前かもしれないのですが、なぜWebデザイナーになりたいのか、どんなWebデザイナーを目指しているのかを明確にすることが、転職活動やモチベーション維持のために大切だと思います。

未経験者は「今後の可能性」や「デザインへの本気度」をいかにアピールするのかが採用のポイントだと思うので、自己分析の中でもその2点をしっかり考え伝えることが重要だと感じました。そうすると自分でも納得して自信がつくし、地に足をつけて色々考えるようになり、目標達成できると思います!

ーー熱いお言葉ありがとうございます!これからの鈴木さんの活躍に期待してます!

さいごに

今回はシフト制のお仕事と学習を両立し、未経験からWebデザイナーへ転職された鈴木さんにインタビューをしました。入学時からサポートをさせていただいていたので、目標達成された嬉しそうな姿を拝見できて、私も胸が熱くなりました…!

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しています。スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!
 

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Haruna Okumura
Haruna Okumura Digital Education / School Operator / 奥村 春菜

1995年生まれ。大学卒業後、シェアハウスを扱う不動産会社の海外事業部で賃貸営業を経験。その後学生時代にアルバイトをしていた縁でLIGのコワーキングスペース「いいオフィス」に出戻りし、運営・管理業務に従事。現在は「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」で受講生の入学後のサポートを行う。コミュニティ運営が大好きで、話しかけやすいオーラを出すのが得意。

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