Web未経験からアクセンチュアへ新卒入社!「現場で差がつく」学びとは?

Web未経験からアクセンチュアへ新卒入社!「現場で差がつく」学びとは?

Ten Tanaka

Ten Tanaka

こんにちは! デジLIGの運営担当の天(@10TEN10TAN10)です。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクール。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田にて開校、無料説明会は毎日開催中!

少し前に弊社でアクセンチュアさんのデザインチームを取材させていただいた機会があったのですが……

実は偶然同じチームにデジLIGの卒業生さんが働かれていたんです!

今回は「卒業後、どういうふうに活躍しているの?」を探るべく、奇跡的な再会を果たした、デジLIG卒業生で現在アクセンチュアで働かれている矢澤さんにお話を伺いました。

矢澤さんは今から5年前の2018年9月の卒業生さん。当時大学生で、いわゆるダブルスクールをしながらWebデザインを学ばれていました。アクセンチュアにはディレクターとして新卒入社されたそうですが、その後デザイナーへ転身し、現在はデザインチームで活躍されているそうです。

今回は、デジLIGでの学びが現場でどういうふうに生かされているのかや、現在携わっているプロジェクトについての話が聞けました! ぜひ卒業後の先輩たちの活躍ぶりをご覧ください!

ico 人物紹介:矢澤さん【STUDIO池袋 2018年9月生/Webデザイナー専攻】
Webデザインについて学びを深めるため、大学在学中にダブルスクールとしてデジLIGにて学習を開始。学習を進めるうちにディレクター職に興味を持ち、大学卒業後はディレクターとして大手制作会社のアイ・エム・ジェイ(現アクセンチュア)に新卒入社。自身のキャリアを再考し、2021年にはデザイナーへキャリアチェンジ。現在はクリエイティブディレクターを目指しながらデザイナーとして働いている。

「Webの一通り」を学べたことでスタートダッシュ!

――大学ではどんなことを学ばれていたのでしょうか。Webデザインとは関わりがあったのですか?

当時大学ではおもに映画を学問として学んでいて、授業では映像を撮影したりもしていました。デザインに興味を持ったのは、演劇サークルで「Wix」などを使用して簡単なサイト制作をしたり、iPadで無料のAdobeソフトを使ってチラシを作成したりしていたことがきっかけです。

――サークルでの活動がきっかけで、スクールで本格的に学ぼうと思われたんですね! デジLIGを選ばれたのはどうしてですか?

いろいろと調べていくうちにLIGを知り、制作会社が運営しているスクールなら実務ベースで学べると思い、3年生の2018年9月にSTUDIO池袋に入学しました。

「LIG」という会社自体が面白そうだなと興味が湧いたこともあって、ほかのスクールと比較せず決めちゃいましたね。決まった期間で集中して学ぶ方法が私には合っていました。

――大学とデジLIG、当時はどんな感じでスケジュールを立てていましたか?

スケジュール管理はスマートフォンのアプリ「Lifebear」で行っていました。カリキュラムは、入学時にもらえる「学習進捗表」を印刷したものに、視聴した日やメモを書き込みながら進めていましたね。

学習時間は週に8〜10時間くらいになるように調整していました。平日に時間が作れなかったときは土日も通うようにして、時間の確保をしていました。

▼矢澤さんの1日のスケジュール

※基本は週2、忙しい時期は週4〜5で学習を進めていた。

――5年前の話にはなりますが、なにか思い出に残っているエピソードはありますか?

やはり卒業制作ですかね……! 卒業制作ではお洋服を作っていた友人のハンドメイドバッグブランドのサイトを作成しました。

サイト制作のために商品写真やイメージ写真なども撮影し直してくれたりと大変ではありましたが、お互いのできることで一緒にサイトを作り上げたことが一番印象に残っています。

デジLIGでさくらサーバの1年分無料クーポンをいただけるんですが、いまもそのサーバを使用していて公開しています。月額500円なので、閉じるのも寂しくて……。現在友人はパタンナーとして活動していてブランドとしての活動はお休み中ですが、ほんとに素敵なアイテムばかりなのでみなさんに見ていただきたいです。

▲矢澤さんの卒業制作作品:un porte parole

あとは、LIGメンバーの実施する「LIVE授業」が記憶に残っています。ディレクション講座ではLIGのディレクターさんが講師ということもあり、どんなお仕事なのかということだけでなく、実務でのお話を伺えたことが記憶に残っています。

――デジLIGでの学びは今のお仕事に活用できていますか?

コーディング含め「Web制作の一通り」を学べたのが、今のお仕事にも活きていると思います。新卒入社ということもあってか、大学でデザインを学んでいても「Web」の知識がないという人が意外に多いなと感じていました。

たとえばコーディングを知らずにデザインすると、あとになって「これはコーディングではできないから別の方法にしよう」と二度手間になってしまったりと、全体のプロジェクトに迷惑をかけてしまうこともあるんです。

実際にコーディングに苦手意識を持つ同期は多かったのですが、私は在学中に乗り越えていたので前向きに過ごせていましたし、実際にデザインをする際もエンジニアさんに迷惑をかけずに進められたのかなと思います。LIVE授業のおかげで、「うんうん、そういう感じね!」とプロジェクトの流れのイメージもつきやすかったです。

ディレクターとして新卒入社。デザイナー転身のワケは?

――就職活動はどのように進めていましたか?

興味のある会社をWebで探し、10件ほど直接応募しました。映画の配給会社と悩みましたが、社会的影響力の強い案件をやってみたい気持ちが強く、Web業界に進むことを決め、株式会社アイ・エム・ジェイ(現アクセンチュア)のディレクターとして入社を決めました。

――選考はどんな感じでしたか?

面接+実技試験が中心でした。ディレクター職で受けていたので、ポートフォリオを使う機会はあまりなかったですが、卒業制作は一つの成果物としてアピールすることができました。

――アクセンチュアに入社してからはどんな働き方をされているのですか?

月に数回は出社しますが、基本的にリモートで働いています。対面で進めるメリットもありますが、オンラインでも十分にコミュニケーションが取れていると感じますね。

入社時期が新型コロナウイルスによる自粛期間だったということもあり、入社式もオンラインでおこないました。自宅にパソコンが届いて、同期とオンラインで初期設定したのが懐かしいです。同期は50人くらいいて、部署異動などで同期同士の交流も幅広くあり、とても仲良しですね。

――もともとはディレクターとして入社されたとのことですが、一昨年デザイナーとしてキャリアチェンジされたそうですね! 理由を伺ってもよいでしょうか?

デザイナーよりディレクターのほうが自分の性格的にも向いているし、「最短でディレクターになれるならいいかも!」と入社当時は思っていたんです。

ただ将来的なことを考えると、作ることもできるディレクターを目指したいと思ったのが一番です。弊社のディレクターの場合は大きな案件だと管理が多く、思ったよりも手を動かして作ることは少なかったんです。

今はデザイナーでありつつ、案件によってはディレクションすることもあります。どちらも関わることができているのは、1年半ディレクターを経験したおかげかなと思います。今後はデザイナーとしてステップアップして、アートディレクター、クリエイティブディレクターにさらにステップアップしていきたいです!

――ぜひ現在携わっているお仕事についても教えてください!

現在は、アパレルと化粧品ECサイトのLP/バナーデザイン制作と、金融や飲料業界などの動画コンテンツ制作(アニメーションキービジュアル、HOWTO動画など)を行っています。

3ヶ月〜1年ほどと携わる期間もバラバラですが、常時3つほどを並行して進めている状態です。入社当初は上司の方にたくさんサポートいただいていましたが、入社4年目に差し掛かるので、調整時間も加味したスケジュール調整ができるようになってきた……かもしれません。

▼上長のアートディレクター・鶴田さんに矢澤さんの評価を伺いました!
矢澤さんはディレクター経験を活かし一般的なデザイナーとは一線を画する活躍をされています。たとえばデザイン着手前から自主的に案件理解度を深め、競合調査、課題点の洗い出しなど、全体を俯瞰してから細部を見る手法は矢澤さんらしさの一つです。デザインに関してはアウトプットに説得力が増し高品質を担保し続けてくれています。

また高度な動画制作スキルも矢澤さんのストロングポイントです。将来、幅広い専門領域に精通した実力派クリエイティブディレクターとして活躍されると確信しています。日々の業務はその糧と捉えて邁進していきましょう! 一つのことを深く掘り下げていくことも重要ですが、その一方で様々な選択肢の蓄えも必要不可欠。つまり「点」ではなく「面」の強さで勝負できるクリエイターになって欲しいと思います。

そうそう、矢澤さんが参画したプロジェクトから「また仕事がしたい」との声が本当に多く届きます。これは現場からのリアルな高評価に他なりません。クリエイティブなセンスだけではなく、矢澤さんの人となりが素晴らしいからだと僕は思います。これからも上下関係なく皆から親しまれる矢澤さんで在り続けてください。

(素敵なメッセージありがとうございました!)

――さいごに、Webデザインを学ぶ方へメッセージをお願いします!

勉強していた当時を思い返すと、「嫌にならない」程度で自分のペースで進められたのが良かったなと思います。頑張らないといけないときはありますが、周りの人と比較せずに無理のない範囲で積み上げていければ、どんな形であれ自分のやりたいことを成し遂げられるはずです!

私のようにディレクター職を経由してデザイナーになることもありますし、今の学びは必ずどこかで活きてくるはずです。私も夢に向かってがんばります!

さいごに

5年ぶりの再会!? の機会をいただき、ありがとうございました。

夢に向かって自分のペースで、だけど努力を惜しまない矢澤さん。コロナなどの影響を大きく受けた大学生活や新卒での就職活動を経ながらも、いつでも前向きに歩み続けているお話を伺えてとても嬉しかったです。

今度はさらにパワーアップした矢澤さんにお会いできることを楽しみにしています。

デジLIGには、矢澤さんのように未経験からWebクリエイターへ就職を実現された方を数多くご支援してきた実績があります。就職のことを考えてダブルスクールを考えている、働きながらキャリアチェンジを実現したい……そんな方はぜひ一度デジLIG個別説明会へご参加ください!

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なお今回お話を伺った矢澤さんのチームでは、現在採用募集がおこなわれているそうです。興味のある方はぜひ採用募集ページを見てみてくださいね!

天でした◎

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Ten Tanaka
Ten Tanaka Digital Education / School Operator / Leader / 田中 天

大阪市立デザイン教育研究所、成安造形大学卒業後、京都芸術大学院を修了。在学中は芸術学を中心に多くのコンペティションに挑戦し功績を残す。カプセルトイメーカー、キャラクターライセンス事業の広報を経て、2018年にLIGに入社。デジタルエデュケーション部にてクリエイタースクールであるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGの運営を中心にキャリアサポートを行う。

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