「動画制作スキルを得たことで、会社を辞める選択肢がなくなった」航空会社勤務の受講生・高田さんインタビュー

「動画制作スキルを得たことで、会社を辞める選択肢がなくなった」航空会社勤務の受講生・高田さんインタビュー

Takafumi Kubo

Takafumi Kubo

こんにちは! デジLIG担当のくぼです。

デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

動画制作やデザインを勉強中の方に向けた本連載では、スクール卒業生のインタビューをとおして未経験からの学習方法や作品作りのヒントをお届けしています。

今回は、当スクールで未経験から動画制作を勉強中の高田さんにインタビューしました。航空会社で働く彼女がなぜ動画制作スクールに通おうと思ったのか、在職中の学習方法や取り組みなど現役受講生のリアルな声をお届けしたいと思います。

ico 人物紹介:高田さん

【STUDIO川崎 2022年5月生/ネット動画クリエイター専攻】
航空会社で整備士として働きながら動画制作の学習をスタート。副業のために動画制作を学ぼうとスクール説明会に参加。同タイミングで妹さんの結婚式が決まり、ウェディングムービーの制作を目指して入学を決意。現在は、4ヶ月のカリキュラムの集大成である卒業制作に取り組んでいる。

説明会と同時に妹の結婚式が決まった

――高田さんは航空会社で働かれているとのことですが、どんなお仕事をされているのでしょうか?

新卒で航空会社に入社し、3年間は航空整備士として格納されている機体の整備などをしていました。その後部署異動で整備士のマニュアルを作る仕事に変わり、現在は恒久対策といって製造メーカーと整備士の調整をするお仕事をしています。上司曰く、模範的なキャリアを進められているらしいです。

――模範的なキャリアってすごい……! そんな順調なキャリアのなかで、なぜ動画の勉強をしようと思ったのでしょうか?

新型コロナウイルスの影響でリモートワークになったときに、副業で稼げるスキルを身につけたいと思ったのが最初でした。ちょうどスクールの説明会に参加したタイミングで妹の結婚式が決まり、「ウェディングムービーを作ろう!」と入学を決意したんです。

――おめでとうございます! 現在卒業制作として結婚式のムービーを作られている最中なんですよね。たくさんのスクールのなかからデジLIGを選んでいただいたのはなぜでしょうか?

友人が2名Webデザインを学んでいて、「デジLIG良いよ」って薦めてくれました。また、STUDIO(教室)が近くにあること、デジLIGが謳う「現場×実践」というキーワードに魅力を感じました。

働いている業界が違うため、最初はどんな人がどうやってクリエイティブをつくっているかわからなかったんです。説明会を聞いてそこの解像度が上がったので、自分でもやっていけるのかなと思うことができました。

――ご友人からの紹介とのことでしたが、さらに妹さんも高田さんのご紹介でデジLIGに入学されているんですよね。妹さんと一緒にSTUDIOに来ていただく姿をよくお見かけしておりました!

妹と連絡をとる頻度は過去一増えました(笑)。

▼動画編集スクールを比較検討したい方はこちら!

スクール生活どうだった?

――未経験からの学習はいかがでしたか?

最初はソフトの名前も知らない未経験からのスタートだったので、教材を見ながら動画が仕上がっていくのは楽しかったです。とはいえ、いざ「課題をやってください」と言われるとなにをどう始めたらいいのかわからず、どうやったら面白くなるのか、効果音やBGM、演出のアイデアも出てこず大変でした。できたと思っても次の日見てみると違って見えて、終わりがないなと。

――学習を進める上で大変なこともあったと思いますが、意識して取り組んだことなどはありますか?

平日は通勤時の隙間時間に少しずつ、日曜日はまとめて講義を視聴するというように、曜日ごとに分けるようにしてました。目安のスケジュールを参考に進捗状況を毎月報告したり、せっかくのスクールなので最大限使いこなすぞ! という思いでしたね。あとはトレーナーさんがいる日はできるだけSTUDIOに通うようにしてました。

▼高田さんの1日のスケジュール

ある日の学習スケジュール

――隙間時間を学習に充てられるのは素晴らしいですね。トレーナーさんや運営メンバーとはどんな関わり方をされていましたか?

私の場合は「ウェディングムービーを作りたい」という目的がはっきりしていたので、その目的に合わせて「こういうことから始めると良いよ」という道筋をアドバイスしてくださりとても助かりました。

トレーナーさん・運営メンバーとは距離が近く、とても話しやすかったです。「将来的にどういうことがしたい?」「どんな教材が増えると良い?」など聞いてくれて、自分がやりたいことを考えて伝えるということができて良かったです。実際に新しい講座ができたりと、受講生の声を反映してくれていると感じることが多かったです。

――そうなんです! 動画コースの新カリキュラムが10月開講しますので、ぜひチェックしてみてほしいですね!

▼現在高田さんも受講されている新講座「実践テク!AEアニメーションデザイン集中講座」はこちら!

▼スポーツ団体とコラボした「現場JOB!動画クライアントワーク講座」も新規開講しました!

現職にも活きる、デジLIGで得たものとは

――あらためて、ここまでの受講期間を振り返っていかがですか?

なにから始めたらよいのかもわからないところから効率良く学ぶことができたし、わからないこともすぐトレーナーに聞けるというのは、通って良かったことです。フィードバックを通して視野が広がったのも、自分の中では大きな変化でした。どうしたら効率良く編集ができるのかなど、現場で活躍するプロのアドバイスもとても勉強になりました。

あとは同期生がいるからこそ、勉強も捗りましたね! 同じ課題をしていても、十人十色でアウトプットが異なるクラス授業での発表が楽しみでした。

ただ後半は、本業がリモートワークでなくなったこともあり、キャパオーバー気味でした。LIVE授業(専攻をまたいだ特別講義)などもリアルタイムで参加してWebデザインの勉強もしたかったし、理想はポートフォリオの作成まで終わらせて、在学中に副業を始めたかった。そこまでやりきるには、ふだんからもっと学習に向き合わなければならないのだろうなと感じました。

――環境が変わるとなにかと労力もかかりますよね。スクールで学習したことで、現職に活きていることはありますか?

動画制作スキルを得たことで、今の会社を辞める選択肢がなくなりました。2つ同時に頑張れるじゃんって。「動画作りたいから仕事すぐ終わらせよう」とモチベーションにも繋がっています。できることが増えたことで視点が変わったし、余裕もできました。

――卒業制作のウェディングムービーの制作についてはどうですか?

約3分半のプロフィールムービーを作る予定です。動画の構成は決まっているのですが、その中でいかに魅力に伝えるか、アイデアが浮かばなくて大変でした。制作にあたり、式のコンセプトや実際の会場の様子などを知る必要があるのですが、妹に「ネタバレになるけどいいの?」と言われてしまい……。姉として楽しみな気持ちと、クリエイターとして知っておきたい気持ちで、葛藤があります(笑)。

――完成した作品をぜひ観てみたいので、卒業制作発表会に参加させていただきますね!

※2022/11/25追記
ついに高田さんのプロフィールムービーが完成いたしました! 以下で視聴できますのでぜひご覧ください!
https://youtu.be/OOBGI5vfs_4

やりたいことや目的を明確に

――高田さんの今後の目標を教えてください。

まずはウェディングの仕事を通して撮影知識も身につけて、実務スキルと自身の価値を高めていきたいと思います。

今の会社が好きなので、本業は辞めるつもりはないです。会社のことをたくさんの人に知ってもらいたいので、将来的にはマーケティング部門にいきたいと思っています。そして副業で稼げるようにしていけたら、もちろん良いですね。

――今の時代、広告もデジタルや動画に変わってきていますし、動画のスキルはブランディングに欠かせくなってきていますよね。最後に、これからクリエイターを目指す方へアドバイスがあればお願いします。

まず、なにかを始めようか悩んでいる人にはまず始めた方がいいよって伝えたいです。独学ではじめることも素晴らしいですが、スクールのように聞きたいときに聞ける環境のほうが、スキルが身につくのを実感できるし、モチベーションも上がりやすいと思います。

大事なのは、「学習すること」を目的にしないこと! 自分が作りたいものや目的に応じてスクールを活用できればベストですよね。カリキュラムをぜんぶこなさないともったいないと思ってしまうかもしれないけど、とくに時間が限られる場合は、目的から逆算して最短でやっていければそれで良いのではないかと。

――具体的に作りたいものがないって方も多いと思いますが、どうしたら良いんでしょうか?

難しいですよね。やってみたら良いと思うのは、ロゴの動かし方なり世の中に出ている動画を真似てたくさん作ること。いろいろなジャンルの制作をしてみると、「こんなことがやりたいかも」のきっかけになるかもしれないですね。世間に認められている基準がわかるし、トレース(描写)できればストックが増えるし応用も効くし、やってみることで適性が見えてくるのだと思います。

頑張るために心身ともに健康が最強

――余談ですが、学習のお供的な、おすすめなことってありますか。

ピラティスが同じ川崎にあって、そちらにも通っていました! 運動をすることでネガティブな気持ちが吹っ切れたり、肩こりがなくなったり、心身ともに身体浄化された気分になりました。

プロジェクターに映っているムービーを見ながらみんなで身体を動かすんですけど、途中で演出とかが変わるんですね。映りの良い暗さとか、ウォームアップ、リラックス、クールダウンのときにそれぞれ音楽があり、呼吸に合わせてBGMが変わる。とても参考になったし、こういう場にも動画のニーズがあるのかと前向きな気持ちになれました。

――何事もリフレッシュって大事ですよね! 卒業制作ラストスパート頑張ってください。本日はありがとうございました!

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! スクールでの学習を検討されている方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

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Takafumi Kubo
Takafumi Kubo Digital Education / School Adviser / 久保 貴史

1992年広島県出身。山口大学経済学部卒業後、新卒で地方銀行へ入社。その後人材業界に転職し、営業・キャリアアドバイザーとして人事領域の課題解決に従事。2022年LIGへ入社。WEBクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」にてお客様のカウンセリング、スクール生のキャリア支援を担当。

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