LIGブログをご覧の皆様、こんにちは。
夏休み五日目は、紳さんがお相手させて頂きます。
しかし、毎日暑いですね… 食欲もなんだか無くなりそう。
だけど! このブログを見つけたアナタはとてつもない幸運の持ち主です。
なぜなら、僕が今から「家庭で簡単に作れるアイスクリームの作り方」を紹介するから!
家庭でアイスクリームを作ってみよう!
材料紹介
材料紹介(3人分)
- 牛乳 (300cc)
- 生クリーム (150cc)
- 卵 (3個)
- バニラエッセンス (適量)
- 砂糖 (適量)
- 食塩 (1kg)
- イチゴジャム(お好みで用意しましょう。)
特に珍しい物はありませんね! 塩以外は混ぜて固めるだけです。
イチゴジャムは僕の好みで果肉が残った100%の物を使用。
今年で1歳になった愛娘「ゆめちゃん」にも手伝ってもらいます。
秒速結婚をした後、秒速子作り、秒速出産をして秒速で娘が1歳になりました。
もちろんウソです。ゆめちゃんは妹の子供です。
①アイスクリームのタネ作り
まずはアイスクリームのタネを作りましょう。
最初に卵黄と砂糖30gを混ぜます。甘いのが好きな人は砂糖をたくさん入れましょう。
今回はニワトリの卵を使用しましたが、基本的に卵なら何でも大丈夫です。
イクラとか色が鮮やかで良いんじゃないかな。
鍋にお湯を入れて湯煎の準備をします。 ヤケドに注意。
万が一、ヤケドしてしまった場合はすぐに「熱い!」と叫んでくださいね。
砂糖がちゃんと溶けるように湯煎にかけながら混ぜていきます。
牛乳を少しづつ加えながら混ぜていきます。ミルクセーキみたい。
次は氷水を張った鍋の上で材料を冷ましながら混ぜていきます。
ここで大事なバニラエッセンスを投入。
材料100gに対して3滴くらいが目安です。 今回の場合は30滴入れました。
(ゆめちゃんがエキサイティングした為)
さらにたっぷりと生クリームを加えます。これは濃厚ですね。
よく混ぜればアイスクリームのタネが完成!
ゆめちゃんも楽しそう〜
②冷やし固める為の準備
それじゃあ、冷やし固める為の準備に取り掛かります!
桶に氷をガラガラと入れてみました。今回、使用した氷は4kgです。
そこに食塩1kgをドサッと入れます。
ここからは科学の実験。
0℃の氷が溶けて水になる時、周りにある物の温度を下げる働きがあります。(融解熱)
さらに塩が水に溶ける時も、熱エネルギーを奪う働きがあります。(溶解熱)
この2つの相乗効果によって温度がどんどん下がります。
氷3に対して塩1の割合で加えると、零下20℃まで下がるようです。
「美味しんぼ」っていうマンガに書いてありました。
これは暑い夏に丁度良い!
氷と塩のコラボレーション を存分に楽しむぜ〜
え!?
触れてから数秒で、気が付きました。
冷たすぎる!!
やってみると分かりますが、一気にマイナス何度っていう世界になりますので、当然ですが素手では耐えられません。このまま続けたら、霜焼けになってしまう!
いくら暑くても、これは無理だ!
そんな時はお母さんを呼びましょう。大体、何とかしてくれます。
今回はシャモジで氷と塩を混ぜてくれました。お母さん、頭良い。
最高! お母さん最高!
やさしくて、いつも助けてくれる、子供にとっては偉大な存在!
これでアイスクリームを冷やす為の準備は整いました。
③アイスクリームを冷やし固める
それでは、実際にアイスクリームのタネを冷やして固めてみましょう。
冷やす準備が整ったところでコイツの出番です。
スチール製の茶筒です。 これが一番、良いらしい。
昔はこうやって作っていた、と「美味しんぼ」に書いてありました。
茶筒の中にアイスクリームのタネを入れます。
あんまり入れすぎると固まるのに時間が掛かるので、今回はおたま2杯程。
冷たさを堪えながら グルグル回していきます。
こうすることで茶筒全体が冷え、内側に凍ったアイスクリームの膜ができていくのです。
塩水が中に入るので、茶筒のフタの周りをテープとかで止めましょう。
YO! 俺は DJ.ヴァニラ・アイス !
宇宙と生命の誕生について考えながらグルグルと茶筒を回すこと20分…
おおっ! 茶筒の内側にアイスクリームが出来た!
こいつをスプーンで、こそぎ取っていきます。
やったー! 手作りアイスクリームの完成です!
ゆめちゃんも出来栄えが気になる様子。早速、食べてみましょう!
一口、味わってみると…
これは美味しい!
口の中でサラサラと溶けていく官能的な食感。
口いっぱいに広がる芳醇なバニラと牛乳の香り。
こんなに冷たくて甘くて美味しい食べ物、他にありませんよ!
さあ、作って! 今すぐに作って!
小さな子供がいるご家庭には特にオススメだから!
ゆめちゃんにも気に入ってもらえたみたいです^^
ただ、アイスクリームは溶けてしまうので、注意!
そして、茶筒を手で回すのは冷たすぎるので、試しにボウルでやってみたら出来た。
こっちのが楽だし、手が冷たくないし良いかも…
何だったんだ、さっきまでの苦労は… orz
今回はイチゴジャムを加えてみました。
ボウルの中でイチゴジャムと混ぜ合わせた結果、素敵なことに。
…これもすごく美味しい!
ハーゲンダッツのストロベリーみたいな感じです。
果肉が残ったタイプのジャムを使ったのは正解でした!
さらに実験的にグラスの中に入れてスプーンでグルグル混ぜる方法も試してみました。
この氷水は塩が大量に入っていて、0℃で凍ることが無い為、かなり冷たいです。
まだまだアイスクリームが精製できる状態なんですね。
すごく関係ない話ですが、オンデンザメの事を思い出しました。
南極付近の海水はマイナス2℃。オンデンザメは7mもの巨体で、その極寒の海の中を泳いでいるのです。茶筒にアイスクリームのタネを入れて、オンデンザメと一緒に泳いでいればアイスクリームが出来るんじゃないかな。その前に死ぬのかな。
この方法では空気がたくさん混ざってしまうせいか、イマイチ固まりませんでした。
だけど、ふんわりとしていて、これはこれで美味しかった!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
氷と塩があれば、家庭で楽しく簡単に美味しいアイスクリームが作れます。
手も、身体も冷えて一石二鳥ですよ。
舌の上でサラリとトロケる極上の味わいを是非、お楽しみ下さい〜!