皆さんこんにちは、メディアマネージャーのそめひこです。
日々私生活が質素で基本的にどこにも行きたくない、何もしたくない僕にとって9日間の夏休みというものは「まじでやることがない」です。
でもせっかくの夏休みなので、僕がLIGにくるまで京都で藍染め職人をしていたという経歴から、同じくまじでやることがない仲間の弊社CTOのづやさんとともに”藍染め”を行うことにしました。その一部始終をレポートします!
ベランダで簡単にいらない服を藍染めしてみた
1、素材に注意していらない服を用意しました
まずはいらない服を集めます。その中で衣類タグに表示してある素材の部分を見て、綿、麻の植物性天然繊維の衣類(綿・麻の混紡もOK)であるかを確認します。基本的に藍染めは植物性天然繊維の衣類でないと染まりません。
例えば綿70%、ポリエステル30%などの混合衣類の場合は、70%の綿の部分が藍で染まることになります。
写真のような多少の汚れがある衣類は、藍色を上から覆いかぶせる形をとりますので、汚れが目立たなくなるのでオススメ!
基本的に白色の衣類が好ましいですが、そうでなくても大丈夫です!赤の衣類に藍染めをすれば紫に、黄の衣類に藍染めをすれば緑にと、絵の具の感覚で色が変わっていきます!ただし、黒などの濃色はいくら藍染めしても色は変わりませんので注意が必要です。
2、家庭でも簡単に藍染めが出来るセットを用意しました
藍染めの染料は”タデ”と呼ばれる葉から出来ます。それをひとつひとつ丁寧にいくつもの行程を踏んで藍染めの染料としていくのですが、かなりの時間が実際はかかってしまいます。
ですので、市販でも多くの種類の”藍染めセット”が売られていますので、今回は藍染めセットである“天然藍濃縮液 【藍染】| 田中直染料店”を使用します。僕も昔いくつか使いましたが、こちらは簡単で色付きも良いのでオススメです。
3、バケツを3つ用意し、藍染めの準備を行いました
バケツを3つ用意し、左に水、中に染液、右に水をセットします。
左の水で衣類に十分水を含ませ、中で衣類に染液をまんべんなく含ませていきます。そして右の水で一度さっと水洗いを行い余分な染料を落とします。
実際はもっと複雑ですが、家庭で簡単に行う際にはこれで十分です!
4、藍染めを楽しみました!
あとは楽しむだけです!水分が十分に含まれた衣類に染料をちゃぷちゃぷ!
藍染めの染料につけた後、衣類は緑色になります!
これが藍染めの面白いところの一つで、緑色の染料が空気と酸化することで藍色に徐々に変化していくのです!
水洗いをして、余分な染料を落とし、空気を含ませていきます。
水で洗う⇒空気を含ませるの手順を何回か繰り返していくと藍色に染まっていきます。
藍染めしてるんだぜ俺的な空気も大事です。