効果的・効率的にオウンドメディアを立ち上げるために、ぜひ活用したいWeb制作会社。
しかし制作会社によって依頼できる業務範囲も違えば、強みも違います。
(結局コストだけで選んでしまい、成果が出にくいメデイアを作ってしまうケースをよく見かけます。)
今回は2007年から長年オウンドメディアを運営とWeb制作事業を営んでいる弊社の視点から、制作会社の選び方に加え、おすすめの制作会社を6社紹介します。
目次
実績のあるおすすめのWeb制作会社
弊社の目から見て、オウンドメディア制作においておすすめできるWeb制作会社を紹介します。
気になる会社名があればクリックいただくとページ内の詳細にジャンプします!
株式会社LIG
クラウドサーカス株式会社
株式会社ニュートラルワークス
株式会社CINRA
株式会社SAL
株式会社GIG
株式会社LIG
https://liginc.co.jp/solutions/design/media
恐縮ながら、オウンドメディアの制作を検討しているのであれば、自信を持って弊社LIGをおすすめします。
その強みは創業から15年にわたって、無数のサイト制作実績・リニューアル実績があることと、月間200件近くリード(有効なお問い合わせ)を生み出すオウンドメディア「LIGブログ」のノウハウがあること。
もちろん、オウンドメディアの制作実績も豊富で、戦略立案から記事制作、広告運用など幅広い業務に対応しており、オウンドメディアの立ち上げから運用まで一気通貫で支援できます。
マーケティング技術をWeb制作にも活かしていて、SEOや動線設計を考慮したWebサイトをご提案可能です。個人商店から大企業など、様々な業界やカテゴリーでの実績があり、幅広い要望に対応できるのも大きな強みのひとつです。
事業内容 | Webサイト制作 メディアコンサルティングサービス システム開発・生成AIコンサルティング Webクリエイタースクール など |
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支援範囲 | Webサイト制作 オウンドメディアの戦略設計/コンサルティング SEOコンサルティング コンテンツ制作支援 広告運用代行 |
メディア支援事例 | 株式会社JR東日本企画様 Tarzan Web様 |
料金(例) | メディアサイト制作:500万円〜 メディアコンサルティング: 月額50万円〜(6ヶ月〜) ※ご要望に応じてパッケージプランや、スポットでの参入も可能ですので、お気軽にお問合せください! |
クラウドサーカス株式会社
クラウドサーカス株式会社はマーケティング・営業支援ツールを提供している会社で、今までのマーケティング施策では接触できなかった新しい顧客の獲得を支援しています。全11種類のツールのなかには、サイトのコンテンツ管理に必須のCMSをはじめ、ログデータ解析やAR作成ツールなどさまざまな機能が搭載されています。
以前はスターティアラボ株式会社という名前でしたが、2021年7月に社名を変更しています。ミニマムにオウンドメディアを始めたい場合や、自社で色々カスタマイズしたい会社におすすめです。
子会社のMtame株式会社が提供するCMS「Blue Monkey」は、企業のWebサイト、特に中小企業での利用を前提に、利用者のニーズを汲み取りながらバージョンアップを重ねてきました。どのようなサービスなのか、実際に試したレポートもまとめているので、こちらも御覧ください。
事業内容 | デジタルマーケティングSaaS「クラウドサーカス」の開発・販売 デジタルマーケティングに関するコンサルティング・受託業務 |
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支援範囲 | 見込み顧客化・商談化ツール CMS データベース構築ツール 電子ブック・動画共有ツール アプリ運用ツール スマホLP作成ツール ウェブAR アプリAR チャットぼっと オンライン展示会ツールカスタマーサクセスツール デジタル人材育成講座 同意管理ツール 次世代ファンコミュニティサービス(NFT) |
事例 | エレクター株式会社様 ホーユー株式会社プロフェッショナルカンパニー様 |
料金(例) | 費用:CMS BlueMonkey利用料 36,000円~/月 |
株式会社ニュートラルワークス
株式会社ニュートラルワークスは湘南・茅ヶ崎を拠点に活動し、3,000社以上の実績を持つデジタルマーケティングカンパニー。ベテランのSEOコンサルタントや、アワードを受賞したデザイナーが在籍しているため、SEOとデザインどちらとも妥協しないWebサイト制作が可能です。
目的にあったUI/UX設計はもちろん、Googleのクローラーを意識した構造や設計をすることで、SEOに有利なオウンドメディアを作れるのが特徴。また、近年注目されているヘッドレス化の技術にも強みを持っているため、ページ速度改善などテクニカルなWeb制作にも対応してくれます。
また、Facebook広告運用代行サービスも提供しており、SNSを活用したアプローチも可能です。広告運用の実績も豊富な同社では、総合的なWebマーケティング施策を期待できるでしょう。
事業内容 | Webクリエイティブ Webマーケティング |
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支援範囲 | オウンドメディア制作 BtoBサイト制作 Webサイト構築 広告運用 SEOコンサルティング コンテンツマーケティング運用代行 など |
事例 | 株式会社 博報堂Gravity様 有限会社 日革研究所様 |
料金(例) | オウンドメディアサイト:200万円〜 |
株式会社CINRA
株式会社CINRAは、東京に拠点を置くデジタルクリエイティブエージェンシーです。デジタルマーケティング、オウンドメディア、ブランド構築、イベントプロデュース、グローバル展開支援などを手がけています。キリンや三井化学など、大手企業のメディアサイトを手がけるなど実績も豊富。
人材や美容、広告代理店やアパレルなど、様々な業界のメディア制作を担当した経験も持っているため、幅広い課題に対して適切な解決策を提示してくれるでしょう。
クライアントが自社でオウンドメディアを運用できる体制を構築できるよう、更新マニュアルの提供や勉強会も更新しているため、将来的に自分たちで運営したいと思っている会社におすすめです。
事業内容 | マーケティング プロデュース コンテンツ制作など |
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支援範囲 | Webサイト制作 コピーライティング 編集方針策定 など |
事例 | 森ビル株式会社 三井化学株式会社様 |
料金(例) | – |
株式会社SAL
株式会社SALは、企業のプロジェクトに「確かな成果」を届けることにコミットしたWeb制作会社。徹底したリサーチとヒアリングをもとに、市場動向やクライアントを取り巻く環境を把握して、案件ごとに最適な解決策を提供しており、大手有名企業から老舗企業まで、様々な分野におけるWeb制作実績を多数保有しています。
中〜大規模のオウンドメディアやニュースサイトなどのデザイン、記事制作・運用をはじめ、SNSとの連携や運用代行、Web全体の戦略設計におけるコンサルティングをおこなっています。SNSアカウントの運用までワンストップで対応するため、社内外に多彩なメンバーを要しているのも特徴です。
SNSなど多角的なメディア展開によるブランディングや集客力アップを目指す企業におすすめの会社と言えるでしょう。
事業内容 | Webサイト制作 Webマーケティング |
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支援範囲 | WEB戦略設計 WEBマーケティング支援事業 在宅チーム構築支援「remodooo!」 オウンドメディアサイト制作 SNS運用支援 ランディングページ・バナー制作 イラスト・ロゴ制作 パンフレットなど販促物の制作 |
事例 | 株式会社日本経済新聞社様 株式会社朝日新聞社様 |
料金(例) | 非公開 |
株式会社GIG
株式会社GIGは東京都にオフィスを構えるデジタルコンサルティング会社。Web制作はもちろん、WebマーケティングからWebコンテンツの制作、さらにはサービス開発などWeb戦略についてトータルで支援しています。
マーケティング領域では、大手有名企業のサイト制作やマーケティング支援を多数手がけており、豊富な実績を落ちあわせています。
自社で独自開発したCMS『LeadGrid』はリード獲得・育成に特化しており、BtoBサイトとの相性が良いのが特徴。コーディングが不要で直感的な操作ができることから、お問い合わせフォームや資料請求フォーム、LPなどを簡単に作成することもできます。
事業内容 | Web制作 Webコンサルティング システム開発 Webマーケティング CMS など |
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支援範囲 | Webコンサルティング・アクセス解析 プロトタイプ制作・開発 Webマーケティング戦略 SEO内部施策・キーサード設計 コンテンツ企画・インタビュー制作 クアンペーンサイト制作/LP制作 |
事例 | 国立研究開発法人 科学技術振興機構 様 株式会社ベーシック 様 |
料金(例) | メディアサイト制作:100万円〜 |
オウンドメディアの制作会社の選び方
続いて、上手な制作会社の選び方をご紹介します。
Webマーケティングの知見がある制作会社を選ぶ
オウンドメディアを作る目的はリード獲得からブランディング、採用など多岐にわたります。
しかし、どんな目的であれ、共通して言えるのはサイトにユーザーを集め、アクションを起こしてもらうということ。
リード目的であればサイトを訪れたユーザーに問い合わせをしてもらったり、資料をダウンロードしてもらったり。採用目的であれば、記事を読んで応募してもらうといった行動につなげる必要があります。
そのような目的を達成するにはWebマーケティングの知見が欠かせません。単に見栄えのするWebサイトを作るだけでなく、どうすればユーザーを集められるのか、どんな動線を作ればアクションにつなげられるか考える必要があります。
そのため、制作会社に提案してもらう際は、単にサイトの見栄えだけで判断するのではなく、なぜそのようなデザインなのか、背景にどんな戦略があるのか説明してもらいましょう。
実際には運用しながら調整をしていく必要がありますが、納得できる仮説を立てられる会社に依頼すれば、失敗する可能性を抑えられます。
オウンドメディアの運用やコンテンツ制作まで対応している会社を選ぶ
オウンドメディアは、サイトを作って終わりではありません。むしろ、その後に良質なコンテンツを定期的に発信していく作業のほうが重要かつ大変です。そのため、制作会社を選ぶ際には、コンテンツ制作に知見がある会社を選ぶことをおすすめします
コンテンツ制作までおこなっている会社は、運用することを考えてサイトを制作してくれるため、オウンドメディアの戦略設計やコンテンツ作りのノウハウも持っています。
サイトの見栄えだけでなく、SEOや動線設計まで考慮しながら作ってくれるため結果も期待できるでしょう。
また、コンテンツ制作まで依頼する場合は長期的な付き合いとなるので、技術やノウハウだけでなく相性も重要です。
コミュニケーションの取り方や対応の速さにストレスを感じないか、信頼関係を築けるかどうかも重要なポイントになります。
自社の課題を解決できる制作会社を選ぶ
制作会社を選ぶ際に一番重要なのは「自社の課題を解決してくれそうかどうか」。
制作会社の予算はピンキリで、数十万円で請け負ってくれる会社もあれば、数千万円かかる会社もあります。
コストが低いのは魅力的ですが、コストが低いのはそれなりの理由があります。「期待していたものと違った」とならないよう、見極めなければなりません。
そのためには、過去の実績をしっかりと確認し、話をよく聞く必要があります。
単に実績の表面を見るだけでなく、過去に自分たちと似たような案件がなかったのか、そのときはどのような戦略を立てて、どんな結果が出たのか話を深く聞きましょう。
また、Web制作会社には得意な業界というものがあります。自社業界の実績が豊富にあるのか、業界についての知見があるのかも要チェックです。業界知識があるからといって結果が出るとは限りませんが、知識があれば、それだけ業界の慣習に沿った高度な戦略を期待できるでしょう。
オウンドメディア制作の流れとポイント
制作会社に依頼するにしても、基本的なオウンドメディアの知識がなければ判断が難しいかと思います。制作の流れとポイントを紹介するので参考にしてください。
目的を明確にし、ゴール設定をする
オウンドメディアを成功させるために必要なのが、目的の明確化とゴール設定。オウンドメディアで実現できることは、リードの獲得や採用ブランディングなど多岐にわたりますが、目的は一つに絞ってください。
結果的に様々な効果が出ることはありますが、複数の目的を同時に追いかけると、メディアの方向性がぶれてしまうからです。
また、目的が明確になったらゴールを設定することも重要です。どういう状態になっていたら、目的を達成したと言えるのか、数値目標を決めましょう。ゴールを設計しないままサイトを運営してしまうと、効果検証もできる一貫性のあるコンテンツ作りができない可能性があります。
数値的なゴールを設定しておけば、効果測定・仮説検証を繰り返しながらゴールに向けてPDCAを回していけるでしょう。オウンドメディアのKPIをどのように設定すればいいのか、下記の記事にまとめているので参考にしてください。
オウンドメディアの適切なKPIの設定方法は?具体例とともに紹介
戦略的にサイトを構築する
オウンドメディアは行き当たりばったりに運営しても効果は出ません。なぜなら、オウンドメディアの効果が出るまでには早くても半年、通常は1年と長い時間がかかるからです。それだけの長い期間、戦略もなしにメディアを運営しようとするのは難しく、成果が出る前にクローズしてしまうことも珍しくありません。
もしも社内でオウンドメディアの戦略が立てられないなら、制作会社に戦略立案から支援してもらいましょう。上記で決めた目的を共有することで、その実現に向けた戦略を一緒に考えてくれます。
知見がないまま自分たちだけで戦略を立てても、時間がかかるうえに十分な成果も期待できないでしょう。成果が出なければ、その時間も無駄になってしまいます。少しでも早く成果を出したいのであれば、制作が決まってすぐに制作会社に依頼し、見積もりを出してもらうのが得策です。
良質なコンテンツを高頻度で更新する
オウンドメディアで成果を出すには、良質なコンテンツが欠かせません。ユーザーのニーズに合ったコンテンツを発信するからこそ、多くのユーザーが集まり、ファンが増えていきます。そのため、どんなコンテンツを作るか考えるときは、常にユーザーの視点に立って企画していかなければなりません。
ユーザーがどんな情報を求めているのか知るためにも、ツールなどを駆使して常に情報収集していきます。どんなキーワードがどれくらい検索されているのか、どんなコンテンツがSEOで上位に表示されるのか、定量的なデータと定性的な情報を組み合わせることで、どんなコンテンツが求められているのか見えてくるでしょう。
また、コンテンツを更新する頻度も重要です。どんなにコンテンツの質が高くても、たまにしか更新されないサイトにユーザーは集まりません。理想を言えば、平日は毎日1コンテンツ、それが難しくても1週間に2~3コンテンツは更新しましょう。
ただし、更新頻度を高めようとしてコンテンツの質が下がっては本末転倒です。コンテンツの質を担保しながら、高頻度でコンテンツを制作できる組織作りを意識してください。
社内外の体制を整える
オウンドメディアを続けていくには、社内外の環境作りが欠かせません。先述した通り、オウンドメディアの成果が出るには半年~1年かかるのが当たり前。しかし、上司がそれを知らなくては「オウンドメディアは意味がないんじゃないか」と成果を急かされることになります。
そのため、オウンドメディアを始める際には、どれくらいの時間や予算が必要なのか、あらかじめ社内に理解してもらいましょう。事前に社内の理解を得ておけば、コンテンツ作りにも協力を得やすくなります。たとえば採用のオウンドメディアでは、社員にインタビューをすることもありますが、社内に協力体制があることで調整などもスムーズに進むでしょう。
また、社内だけでなく社外の体制も整えなければなりません。今や多くの企業がオウンドメディアの運営に業務委託など外部のメンバーを活用しています。コンテンツの質と更新頻度を担保するためには、どのような運営体制が必要なのか、そのために何を外注しなければならないのか整理してみましょう。
優秀な人材を見つけるのは難しいので、業界のネットワークを作り、人材を紹介してもらえる体制を作っておくのも重要です。オウンドメディアを長く続けるための体制作りについては、下記の記事にまとめているので参考にしてください。
オウンドメディアの運用に必要な編集体制とは?長く続けるコツも解説
さいごに
今やオウンドメディアに対応しているWeb制作会社は数多く存在し、その特徴や強みも多岐にわたります。その中から自社に合ったWeb制作会社を選ぶには、まずは自社のことを深く理解しなければなりません。
オウンドメディアを制作する目的は何なのか、そのために何が不足しているのか、それがわかれば依頼すべき会社も絞れるでしょう。コストで比較して期待していた結果を得られずに終わってしまうリスクを減らすために、理解は必須です。
LIGでは、メディアサイト制作からオウンドメディアのコンサルティングまで、一気通貫で対応しています。一緒にコミットして欲しいパートナーを求めている方はぜひご相談ください。これまで数多くの実績を積み上げてきたノウハウと知見で、目的に沿ったメディア運営を支援いたします。
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