Webデザイナーの仕事の取り方7選!案件獲得を実例付きで解説

Webデザイナーの仕事の取り方7選!案件獲得を実例付きで解説

Haruna Okumura

Haruna Okumura

「Webデザインを勉強したけど、どうやって仕事を取ればいいかわからない……」

「営業が苦手で、フリーランスとしてやっていけるか不安」

このような悩みを抱えていませんか?

実はWebデザイナーの仕事の取り方には7つの方法があり、それぞれ特徴や向き不向きが大きく異なります。自分に合わない方法で営業を続けても、時間と労力を無駄にしてしまうだけです。

本記事では、クラウドソーシングやSNS、エージェント活用など7つの方法を、メリット・デメリットや単価相場とともに解説。副業単価が4倍になった事例や、SNSで大反響を得た実例など、4名のリアルな体験談も紹介します。

ico未経験から案件を獲得したい方、副業で始めたい方、独立したけど案件に困っている方まで、あなたの状況に合わせた具体的な方法が見つかります!

この記事はWeb制作会社LIGが運営するWebデザインスクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)」の運営スタッフが調査・執筆しています。多くの受講生を輩出してきた運営の知見と、卒業生の成功事例に基づいた、信頼性の高い一次情報を提供しています。

目次 

Webデザイナーが仕事を取るために必要な3つの準備

営業活動を始める前に、まずは以下の3つの準備を整えましょう。どんなに優れた営業方法を使っても、基盤が整っていなければ案件獲得は難しくなります。

必要最低限のスキルセット

Webデザイナーとして仕事を取るには、最低限以下のスキルが必要です。

Webデザインスキル 色彩理論、タイポグラフィ、レイアウトなどの基礎知識。FigmaやPhotoshopなどのツールを使いこなせること
コーディングスキル HTML/CSSは必須。JavaScriptも基礎レベルは習得しておくと案件の幅が広がる
マーケティング視点 単に「かっこいい」デザインではなく、コンバージョンを意識した成果につながるデザインができること

感覚に頼ったデザインでは、クライアントの求める成果にはつながりません。なぜこの配色にしたのか、なぜこのレイアウトにしたのかを論理的に説明できるスキルが求められます。

▼Webデザインの詳しい学習方法はこちらでチェック!

ポートフォリオの作成が最重要

ポートフォリオは、デザイナーとしてのスキルを証明する最も重要なツールです。クライアントがWebデザイナーを選ぶ際、まず見るのがポートフォリオ。ここで興味を持ってもらえなければ、案件獲得のチャンスはほぼありません。

ポートフォリオ作成で重要なポイントは以下の通りです。

  • 「誰に」見せたいのかを明確にする:SNS発信者向けならSNS投稿デザイン、中小企業向けならホームページやLPデザインを中心に
  • 制作意図を言語化する:なぜこのデザインにしたのか、どんな課題を解決するのかを説明
  • 実際のデザインプロセスを見せる:ターゲット設定から完成までの流れを記載
  • 定期的に見直す:スキルアップに合わせて作品を入れ替える

未経験の場合は、架空のクライアントを想定した制作でも問題ありません。重要なのは「このデザインでクライアントのどんな課題を解決できるか」を明確に示すことです。

▼こちらの動画では、ポートフォリオ制作で最も重要な「意図と目的」の考え方を解説。「誰に見せるのか」「何を伝えたいのか」を明確にすることで、案件獲得につながるポートフォリオが作れます。

 
▼こちらの記事では、デジLIG卒業生のポートフォリオ作品を、20例ご紹介。未経験からどんな作品を作れるようになるのか、まずは具体的なイメージを掴みましょう!

営業用の自己紹介・提案文の準備

案件に応募する際の提案文は、あなたの第一印象を決める重要な要素です。以下の情報を含めた営業用テンプレートを用意しておきましょう。

💡 提案文に含めるべき情報
  • 自己紹介:経歴やWebデザイナーとしての経験年数
  • できること:デザインのみか、コーディングまで対応可能か
  • ポートフォリオURL:実際の作品を確認してもらう
  • 制作費の目安:LPなら○万円、バナーなら○千円など
  • 稼働可能時間:週何時間対応できるか
  • 連絡の迅速さ:「いただいたご連絡には当日中に必ず一報差し上げます」など

「即レス」「格安」などのカジュアルな表現は避け、ビジネスとして適切な言葉選びを心がけましょう。後述する成功事例でも、丁寧なコミュニケーションが継続案件につながっています。

Webデザイナーの仕事の取り方7選【方法別メリット・デメリット】

図解! Webデザイナーの仕事の取り方7選

Webデザイナーの仕事を取る方法は大きく分けて7つあります。ここからは、それぞれの特徴やメリット・デメリット、向いている人を詳しく解説します!

①クラウドソーシング|実績ゼロでも挑戦しやすい

クラウドソーシングは、企業や個人がインターネット上で不特定多数の人に仕事を依頼できるサービスです。日本ではココナラクラウドワークスランサーズなどが有名です。

メリット
  • 案件数がかなり多い:クラウドワークスには約300万件、ランサーズには約210万件の案件が存在
  • 初心者向けの案件も豊富:バナー制作やアイコン作成など、小規模案件から始められる
  • 実績作りに最適:未経験でも応募できる案件が多数ある
デメリット
  • ライバルが多く競争率が高い:一つの案件に数百人が応募することも珍しくない
  • 単価が低い傾向:バナー制作1,000円〜、LP制作2〜5万円程度が相場
  • 手数料がかかる:報酬の10〜20%がシステム利用料として差し引かれる

クラウドソーシングは序盤に実績を作るために利用するのが有効です。ある程度実績がついたら、より高単価な案件を狙える別の方法に移行しましょう。

実際に副業でWebデザインをしている方(後述)は、クラウドソーシングで「10件以上営業をかけて、ようやく1件獲得」というリアルな経験をされています。返信率の低さを覚悟して、数をこなすマインドセットが重要です。

②SNSで案件応募・募集|お宝案件が見つかるかも

SNSを活用した営業には、①募集されている案件に応募する方法と、②自身が発信者としてSNSを運用し、依頼を受ける方法の2パターンがあります。

メリット
  • ライバルが比較的少ない:クラウドソーシングほど競争が激しくない
  • SNSアカウントが資産になる:継続的な発信で認知度が上がり、直接依頼が来るようになる
  • 人柄や熱量で評価される:スキルだけでなく、あなたの姿勢や考え方が伝わる
デメリット
  • トラブルになる可能性:間に仲介者がいないため、契約書周りの対応をしっかり行わないと報酬未払いなどのリスクがある
  • 時間がかかる:SNSアカウントを育てて依頼が来るレベルにするには、継続的な発信が必要

Xでは「Webデザイン 募集」「Web制作 募集」などで検索すると、フリーランスを探しているクライアントが見つかります。SNSのプロフィールに「仕事募集中 / ご依頼はDMまで」などと記載しておくのも有効です。

\未経験からSNS経由で案件獲得した事例も!/

 デジLIGの卒業生には、SNSで直接クライアントに提案し、卒業制作でWebサイトを制作した方もいます。制作したサイトがSNSで大きな反響を呼び、有名デザイナーからも評価を得ました。

「未経験だからこそ、熱量と行動力で勝負できる」という良い成功事例です! 詳しくは以下の記事をご覧ください。

⚠️ SNS経由の案件獲得での注意点
SNSでの案件募集は便利な反面、詐欺まがいの案件や悪質なクライアントも存在します。相手の素性を確認し、必ず契約書を交わしてから作業を始めましょう。少しでも怪しいと感じたら、その案件は避けるのが安全です。

③フリーランスエージェント|営業が苦手でもOK

フリーランスエージェントは、営業から契約締結までの業務を代行してくれるサービスです。Midworks(ミッドワークス)レバテックフリーランスなどが有名です。

メリット
  • 営業を代行してくれる:案件の獲得からクライアントとの契約、報酬の受け取りまでエージェントが代行
  • 仕事量も豊富:専属の営業マンができるイメージで、継続的に案件を紹介してもらえる
  • 高単価案件が多い:クラウドソーシングと比べて単価が高い傾向
デメリット
  • 手数料が高い:報酬の20%程度がエージェントの手数料として差し引かれる
  • 一定の実力が必要:未経験者向けのエージェントは少なく、実務経験1〜2年以上が求められることが多い

フリーランスエージェントは、ある程度スキルと実績がある人に向いている方法です。手数料はかかりますが、自分で営業する時間と労力を考えれば、必要経費として考えることもできます。

④求人媒体を活用|実は業務委託の仕事も多い

意外と見落としがちなのが、求人媒体を活用する方法です。Indeed求人ボックスといった大手求人サイトでも、業務委託としてのWebデザイン案件が数多く募集されています。

メリット
  • ライバルが少ない:フリーランス志望者の間で敬遠されがちなため、競争率が低い
  • 初心者向けの仕事も多い:経験が浅くても応募できる案件がある
  • 面談で人柄が伝わる:テキストだけでは伝わらない熱意や人柄が評価される
デメリット
  • 面談が必要:オンライン・対面での面談があるため、会話が苦手な人には向かない
  • 求人数は時期によって変動:案件数はクラウドソーシングほど多くない

求人媒体は選考フローが長くなりがちですが、その分会話を面倒に感じる人が避ける傾向があり、ライバルが少ないのが特徴です。話すことに抵抗がない人には狙い目の方法と言えます。

⑤Webスクールからの紹介|案件紹介をしてもらえることも

Webスクールのなかには、卒業生への案件紹介を行っているところもあります。案件紹介が確約されているスクールであれば、スキル習得と同時に案件獲得の機会も得られるため、未経験から独立を目指す人には心強い選択肢です。

メリット
  • 良い仕事を紹介してもらえる:スクール側が信頼できる案件を選定して紹介
  • 不安な点は講師に相談できる:初めての案件対応でも、コーチが不安な部分をサポート
  • 受講生同士のコミュニティ:仲間から仕事を紹介してもらえることも
デメリット
  • スクールへの入会が必須:当然ながらスクール費用がかかる
  • 案件だけ欲しい人向けではない:すでにスキルがある人には向いていない

実際に弊社が運営するデジLIGでは、インターン経由でデザインの仕事を始め、2年間継続して案件を獲得している卒業生もいます(事例を後述)。スクール経由での案件獲得は、初めての実績作りに非常に有効です。

⑥人脈活用|意外な縁が仕事につながる

友人や知り合いを通じて案件を紹介してもらうことは、実績がない最初の段階で有力な手段の一つです。

メリット
  • 時間や労力がほとんどかからない:営業活動が不要
  • 成約率が高い:紹介案件は発注前提で話が来ることが多い
  • 信頼関係がベースにある:トラブルになりにくい
デメリット
  • 人脈が必要:そもそも前職や友人との関係性が必要
  • 信頼関係に関わる:仕事の質が悪ければ関係性が悪くなる可能性がある

Webデザインの仕事はいたるところで必要とされているため、仕事のつながりでなくとも、ひょんな所から依頼が来ることもあります。まずはSNSなどで自分がWebデザインをしていることを伝え、友人・知人に聞ける人は積極的に相談してみましょう!

多くのフリーランスWebデザイナーが、以前の職場から外注という形で仕事をもらったり、前職で付き合いのあった人が仕事をくれたりしています。前職との良好な関係が、独立後の案件獲得につながるケースは少なくありません。

⑦直接営業|大きな仕事になる可能性大

直接営業とは、企業に自らアプローチし、仕事の依頼を打診する方法です。企業のホームページのお問い合わせフォームを利用したり、ビジネスマッチングアプリを使ってDMを送ったりするのが一般的です。

メリット
  • 高単価:こちらから営業をかける分、単価交渉もしやすく、高額な案件を獲得できる可能性が高い
  • 手数料不要:他のサービスを介さないため、システム利用料などの手数料が不要
デメリット
  • 営業能力が必要:アポイントが取れること自体が稀で、プレゼンスキルも求められる
  • 返信率が非常に低い:100件営業して1件返信があれば良い方

▼直接営業の際に使えるメールテンプレートの例をご紹介します。

株式会社○○ 御中

突然のご連絡失礼いたします。
(住所)在住のWebデザイナー(名前)と申します。

この度、貴社のホームページを拝見し、(仕事内容)でお力添え出来ればと思いご連絡させていただきました。

私は現在フリーランスのWebデザイナーとして、(仕事内容)を中心にデザイン業を行っております。

以下に私のプロフィールと制作費の目安を記載いたします。
ご多忙のなか恐れ入りますが、お手すきの際にご一読いただければ幸いです。

● 経歴
● スキル
● ポートフォリオ(URL)
● 制作費の目安
● 稼働可能時間の目安

何卒ご確認ご検討の程よろしくお願い申し上げます。

名前 / 住所 / 電話番号 / メールアドレス

 
多くの企業は、飛び込み営業メールには採用の見込みが強くない限り返信を行いません。「少し気になるけど知りたい内容が記載されていない」という場合は返信で質問せずにメールを破棄されて終わりです。

チャンスを逃さないためにも、ポートフォリオURL、制作費の目安、稼働可能時間は必ず記載しましょう。

直接営業は初心者にとって非常に難易度の高い方法です。別の仕事で安定した収入がある状態で挑戦する方が良いでしょう。

【実例で学ぶ!】Webデザイナーの仕事の探し方のリアル

ここからは、実際にWebデザイナーとして案件を獲得している4名の事例を詳しく紹介します。「どうやって最初の案件を取ったのか」「継続的に仕事を得るためにどんな工夫をしているか」など、リアルな体験談から学びましょう!

SNSで大反響! 卒業制作が話題に! 菅野さんの場合

アパレル関連の会社で接客職を経験した後、好きなことを仕事にしたいと決意し、Webデザインを勉強するためデジLIGに入学した菅野さん。制作したイラストレーターSHIZUKAさんのWebサイトがSNSで話題となりました。

案件獲得の経緯
菅野さんはクライアントを自ら探して直談判しました。「絶対に妥協したくなかった」という思いから、作りたいイラストレーターさんを見つけて営業。制作したWebサイトをXとnoteで発信したところ、大きな反響を獲得し、有名デザイナーからもリアクションをもらいました。

オリジナルページ出典:SHIZUKA OFFICIAL WEBSITE

💡 案件獲得のポイント

  • クライアントに突撃する行動力:作りたいものに関して絶対に妥協したくなかったので、直談判して探すことに抵抗がなかった
  • 制作プロセスをnoteで詳細に発信:こだわり抜いた制作への思いを語りたくて、noteで詳細に発信した
  • 4つの習慣で最速スキルUP:①朝Feedlyでデザインニュースチェック、②1日1サイト分析、③アイデアをNotionにストック、④移動時間にPinterestでデザインの良さを言語化
  • 未経験だからこその強み:スキルではなく、Webデザインにかける熱量や行動力という内面的な部分で評価された
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未経験だからこそ自らの取り組みを発信していくのはすごく大事なんだと実感しました。未経験だとスキルの部分でプロの人に認めてもらうことはそうそうないと思うんですが、今回はWebデザインにかける熱量や行動っていう部分で評価をいただくことができました。

こうした内面的な部分で勝負できるっていうのは、逆に未経験にしかない強みだと思います。

SNS発信は単なる宣伝ではなく、「あなたの熱量や姿勢」を伝える手段です。未経験でもプロセスや思いを発信することで、業界の人に評価される可能性があります。

▼詳しいインタビュー内容はこちらから!

副業単価が4倍に! 櫻井さんの場合

本業と副業を両立しながらWebデザインの案件を取得している櫻井さん。スクールで勉強してからは、新規営業は一切せず、10割既存のクライアントからのリピートと紹介のみで案件を獲得しています。

案件獲得の経緯
最初は独学でWebデザインを学び、クラウドソーシングに登録。10件以上営業をかけて、ようやく1件いただけたという経験から始まりました。その後、デジLIGでデザインの勉強をしたことで、案件の幅が広がり、単価も大幅にアップ。既存のLPのコーディングのみで数万円だったのが、今では同じクライアント様でデザインと実装で4倍にまで単価が上がりました。

櫻井さん

💡 案件獲得のポイント

  • コミュニケーションの取り方に注力:「即レスします」ではなく「いただいたご連絡に関しては迅速に対応させていただきます。どんなに遅くてもご連絡をいただいた当日中にはご一報を差し上げます」と丁寧な表現を使用
  • スキルアップで案件の幅が広がった:スクールでさらにWordPressを学び、WordPressでの制作を提供できるようになった。新規LP制作案件ではデザインの企画や構想から提案するように
  • リピート10割を実現:スクールで勉強してからは、新規営業は一切せず、10割既存のクライアントからのリピートと紹介のみ
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仕事をいただきたいから提案するというマインドだとそれがお客様にも伝わるので、「お客様の役に立ちたい」という視点で営業活動をすると案件獲得につながると思います。

継続していれば、絶対案件はもらえると思うので、諦めずにやり続けて欲しいです!

クラウドソーシングで最初の実績を作り、スキルアップによって単価を上げ、リピート案件中心にシフトしていくというロードマップが見えます。丁寧なコミュニケーションが継続案件につながる良い成功例ですね!

▼詳しいインタビュー内容はこちらから!

前職の同僚から案件を獲得! 福井さんの場合

日本語教師や校正者というキャリアを持つ福井さん。35歳でWebデザイナーとしてのスタートラインに立ちました。クリエイターズオーディション(デジタルハリウッド主催のジョブマッチングイベント)の代表に選ばれ、企業の採用担当者の前で自身の作品をプレゼンテーション。その後、前職の同僚から案件を任せてもらえることになりました。

案件獲得の経緯
デジLIGで学習中にクリエイターズオーディションの代表に選ばれ、企業の採用担当者の前で自身の作品をプレゼンテーション。その後、前職の同僚から「自身のWebサイトを作りたい」と依頼を受け、案件を獲得しました。

福井さん

💡 案件獲得のポイント

  • ユーザー目線を徹底:「使いやすさ、わかりやすさ」を一貫して意識し、サイトスピードや離脱率も考慮
  • プレゼン力を磨いた:デザインの技術だけでなく、制作意図を言語化して伝える力が評価された
  • 卒業制作のクオリティ:2ヶ月間かけて制作した作品が、オーディション代表選出につながった
  • 「聞く前に調べて、迷ったらすぐに聞く」という姿勢:トレーナーに質問できるというスクールの環境を最大限活用してスキルを磨いた
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デザインに関しては私よりいいものを作っている人はたくさんいると思います。ただ、もしかして……と思うのはプレゼン力かなと。あと、誰が見ても同じ印象を与えることができ、かつそれがクライアントのコンセプトにマッチしているという点は自負しています!

これまでのすべての経験がWebデザインに生きてくると思うんですよね。だから「私なんて……」と思わずに、興味があるのであればぜひ行動を起こしてほしいと思います。

未経験でも、デザインスキルだけでなく「伝える力」「ユーザー視点」を磨くことで、案件獲得のチャンスが広がります。35歳からの挑戦でも、これまでの経験を活かせますね!

▼詳しいインタビュー内容はこちらから!

副業×デザイナーへ! 井上さんの場合

音楽大学を卒業後、小学校の音楽教員として働いていた井上さん。現在は非常勤講師として教員を続けながら、デザイン業務やピアノ指導など、多方面で活躍しています。転職ではなく副業という選択で、自分らしい働き方を実現しています。

案件獲得の経緯
在学中に紹介してもらった、LIGのインターンをきっかけにデザインの仕事を経験。その後2年間継続して、LIGブログのアイキャッチ制作などを担当しています。

井上さん

💡 案件獲得のポイント

  • 転職ではなく副業を選択:「大好きな教員の仕事もデザインの仕事も両方楽しみつつ、プライベートも大切にしたい」という考え
  • スクールで積極的に質問:人見知りでも、トレーナーに質問しやすい環境を活用して成長
  • 柔軟な働き方:非常勤という働き方を選ぶことで、複数の収入源を持ちながら自分らしく働いている
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納期さえ守れば自分の好きなタイミングで作業できるので、本業から帰ったらいったんおやつ食べてからやろうとか、ちょっと昼寝してからやろうとか。気持ちにゆとりをもってお仕事ができています。

大好きな教員の仕事もデザインの仕事も両方楽しみつつ、プライベートも大切にしていきたいなと思っています。スクールで学んだことを活かしながら、自分のペースで生活できてるのがすごく幸せです。

副業としてWebデザインを始める場合、無理に転職を目指さなくても、本業と両立しながら自分のペースで続けられます。「好き」を複数組み合わせた働き方の好例です。

▼詳しいインタビュー内容はこちらから!

【状況別】おすすめの仕事の取り方ロードマップ

あなたの状況に応じて、最適な案件獲得の方法とステップを紹介します。

未経験からフリーランスを目指す人向け

未経験からフリーランスを目指す場合は、まず実績作りからスタートし、徐々に単価を上げていくステップが重要です。以下のロードマップを参考にしてください。

ステップ1:実績を作る(0〜3ヶ月)
  • クラウドソーシングで小規模案件に応募(バナー制作、アイコン作成など)
  • 友人・知人に無償または低価格で制作を提案し、ポートフォリオを充実させる
ステップ2:実績を増やしながらスキルアップ(3〜6ヶ月)
  • クラウドソーシングで徐々に単価を上げていく
  • SNSで学習過程や制作物を発信し始める
  • Webスクール経由で案件紹介を受ける(スクールに通っている場合)
ステップ3:高単価案件にシフト(6ヶ月〜)
  • フリーランスエージェントに登録
  • 求人媒体の業務委託案件に応募
  • 直接営業にも挑戦(余裕があれば)
💡 あなたの性格に合った営業方法を選ぼう

営業方法は、あなたの得意なことや性格によって向き不向きがあります。自分に合った方法を選ぶことで、ストレスなく案件獲得を続けられます。

  • 話すのが得意な人:求人媒体を積極的に活用(面談で人柄が伝わる)
  • 文章力がある人:クラウドソーシングで提案文を磨く
  • 営業経験がある人:直接営業で高単価案件を狙う
  • 人見知りの人:スクール経由の案件紹介やエージェントを活用

副業で始めたい会社員向け

本業を続けながら副業でWebデザインを始める場合は、無理なく続けられるペース配分が大切です。まずは小さく始めて、徐々に案件を増やしていきましょう。

ステップ1:スキル習得と並行して案件探し
  • 土日の空き時間で対応できる小規模案件から始める
  • クラウドソーシングで「土日対応可」の案件を探す
  • 人脈を活用し、友人・知人から紹介してもらう
ステップ2:継続案件を増やす
  • リピート率を高めるコミュニケーションを心がける
  • 「この人に任せたい」と思ってもらえる関係性を構築
  • 徐々に単価交渉を行い、収入を安定させる
💡 副業を続けるために意識すべきこと

副業を無理なく続けるためには、本業とのバランスを取りながら、自分のペースを守ることが重要です。

  • 本業に支障をきたさないよう、納期管理を徹底
  • 会社の就業規則を確認し、副業が認められているか確認
  • 最初は無理せず、月1〜2件の案件から始める

独立したが案件に困っている人向け

すでに独立している場合は、営業方法を見直すことで状況が改善することがあります。今の方法に固執せず、複数の営業方法を試してみましょう。

今すぐできること
  • 営業方法を見直す:クラウドソーシングだけに頼っていないか?他の方法も試してみる
  • ポートフォリオを改善:クライアントの課題を解決した実績をアピール
  • 単価を見直す:低単価すぎて信頼を失っていないか確認
  • 人脈を再構築:前職や知人に「今フリーランスとして活動している」ことを改めて伝える
長期的な戦略
  • フリーランスエージェントに登録し、営業を代行してもらう
  • SNSで継続的に発信し、ブランディングを強化
  • 交流会やコミュニティに参加し、人脈を広げる

継続的に案件を獲得し続けるための5つのコツ

図解! 継続的に案件を獲得し続けるための5つのコツ

一度きりの案件ではなく、継続的に仕事を得るための実践的なノウハウを紹介します!

リピート率を上げるコミュニケーション術

継続案件を増やすには、クライアントに「またこの人に頼みたい」と思ってもらうことが最重要です。先ほど紹介した櫻井さんの事例でも、リピート10割になった理由はコミュニケーションの質にありました。

💡 具体的なコミュニケーションのコツ
  • 言葉選びを丁寧に:「即レスします」ではなく「いただいたご連絡には当日中に必ず一報を差し上げます」
  • 提案文の質を高める:クライアントが疑問に思う情報(ポートフォリオURL、制作費の目安、稼働可能時間)を必ず記載
  • プラスαを提供する:依頼された内容だけでなく、クライアントの課題解決につながる提案を追加
  • 進捗報告を丁寧に:制作途中でも適宜報告し、クライアントを不安にさせない
✅ 提案文が通らない場合のチェックポイント
  • クライアントが知りたい情報が漏れていないか?(制作費、納期、対応範囲など)
  • ポートフォリオは見やすく整理されているか?
  • あなたに依頼するメリットが明確に伝わっているか?
  • 誤字脱字や不自然な表現がないか?

単価を上げていく交渉テクニック

単価アップは「スキルが上がったから」ではなく、「提供できる価値が増えたから」という視点で交渉します。

  • デザイン+コーディングのセット提案:別々で依頼するより手間が省けることをアピール
  • WordPressでの実装も対応可能:クライアントが自分で更新できる仕組みを提供
  • マーケティング視点の提案:単に「かっこいいデザイン」ではなく、コンバージョンを意識した設計ができることを示す

事例で紹介した櫻井さんの場合、スクールでWordpress講座を受講したことで、クライアントさんへWordpressでの制作を提供できるようになり、既存クライアントからの依頼のされ方も変わりました。今では「櫻井さんの好きなようにやっていいよ」と言われることもあるそうです。

仕事を取れるようになっても日々学習を続けることで、提供できる価値が広がり、単価アップにつながることがわかりますね!

紹介案件を増やす人脈構築法

良い仕事をして評判が上がってくると、多くの人から紹介してもらえるようになります。A社の仕事を受ける→B社の仕事を紹介してもらう→B社からC社の仕事を紹介してもらう……といった感じで、紹介の連鎖が起きることがあります。

💡 紹介されやすい人の特徴
  • 友人に仕事内容を話している:「今こんな仕事をしているんだ」と伝えることで、思わぬ縁が生まれる
  • 即レス(メールの返信が早い):連絡が取りやすい人は、紹介しやすい
  • 地域のコミュニティに参加している:交流会やフリーランスの集まりで人脈を広げる
  • しっかりお礼をしている:ちょっとした心遣いが次につながる
  • クライアントに喜ばれる仕事をしている:「またこの人と仕事をしたい」と思ってもらえる
  • SNSなど自分の仕事実績を定期的に発信している:何ができる人なのかが分かりやすい

ただし、紹介案件は低単価での受注に注意してください。駆け出しフリーランスがやりがちな「友達価格」は、後々自分の首を絞めることになりかねません。特別価格で安くするにしても、最低賃金を割るような価格設定は避けましょう。

応募数が勝負! 営業マインドの持ち方

新規営業の返信率はかなり低い傾向にあります。100件応募して10件返信があり、そのなかから1件仕事が取れたらラッキーくらいの感覚が妥当です。

副業Webデザイナーの方のなかにも最初は「クラウドソーシングで10件以上営業をかけて、ようやく1件」といった経験をされています。返信が来ないからといって落ち込んでいては前に進めません。

  • 返信が来なくても当たり前、と割り切る
  • とにかく行動する:応募数を増やすことが最重要
  • 提案文の修正やポートフォリオのブラッシュアップも怠らない:PDCAを回す

SNSでの発信が資産になる

ご紹介した菅野さんの事例でも見たように、SNSでの継続的な発信は長期的な資産になります。

  • 学習過程を発信:「今日はこんなことを学んだ」「こんな作品を作った」
  • 制作プロセスを公開:どんな思いで作ったのか、どんな工夫をしたのか
  • デザインの分析を発信:良いデザインを見つけたら、なぜ良いのかを言語化

「未経験だからこそ自らの取り組みを発信していくのはすごく大事」と菅野さんも語っています。スキルでは勝負できなくても、熱量や姿勢で評価される可能性があります。

案件獲得でよくある失敗パターン3つと対策

図解! 案件獲得でよくある失敗パターン3つと対策

案件獲得でよくある失敗パターンと、その対策を紹介します。

失敗①:低単価案件から抜け出せない

クラウドソーシングで低単価案件ばかり受けて、時給換算すると最低賃金以下になっている……という状況に陥っていませんか?

⚠️ 原因(トラブルの元)
  • 実績作りのために低単価案件を受け続けている
  • スキルアップしても単価交渉をしていない
  • 営業方法を変えていない(クラウドソーシングのみ)

💡 対策(解決アクション)
  • 実績が5〜10件たまったら、クラウドソーシング以外の方法も試す:求人媒体、エージェント、直接営業など
  • 既存クライアントに単価交渉:「新しくWordPressでの実装もできるようになりました」など、提供価値の増加をアピール
  • 「あの人は安くやってくれる」という評判を作らない:友達価格も最低賃金×1.5倍程度を目安に

失敗②:クライアントとのトラブル

報酬未払い、無理な修正依頼、契約内容と違う仕事を求められる……など、クライアントとのトラブルに悩んでいませんか?

⚠️ 原因(トラブルの元)
  • 契約書を交わしていない(口頭でのやり取りのみ)
  • 作業範囲が曖昧(「デザイン修正は3回まで」などの取り決めがない)
  • SNSなど個人間取引で、相手の素性が不明

💡 対策(解決アクション)
  • 必ず契約書を交わす:簡易的でも良いので、作業範囲・納期・料金・修正回数を明記
  • クラウドソーシングのエスクロー機能を活用:報酬が事前に預けられる仕組みを利用
  • SNS経由の場合は相手の素性を確認:Webサイトがあるか、実在する企業・個人かをチェック

 
紹介案件でも、トラブルが起きた場合には紹介してくれた人の顔に泥を塗ることになります。友人や知人の紹介だからと甘えず、ビジネスとして責任を持って仕事をすることが大切です。

失敗③:継続案件につながらない

新規案件は取れるが、一度きりで終わってしまう。リピートや紹介がない……という悩みを抱えていませんか?

⚠️ 原因(トラブルの元)
  • 納品したら終わり、というスタンスになっている
  • クライアントの期待値を超えられていない
  • コミュニケーションが雑(返信が遅い、報告がない)

💡 対策(解決アクション)
  • プラスαの提案を心がける:依頼内容+αで価値を提供
  • 納品後もフォローアップ:「その後いかがですか?」と連絡を入れる
  • 丁寧なコミュニケーション:進捗報告、質問への迅速な回答を徹底
  • 「お客様の役に立ちたい」という視点:仕事をいただきたいから、ではなく、役に立ちたいから提案する

 
事例でご紹介した櫻井さんのように、コミュニケーションの質を高めることで、リピート10割も実現可能です。

フリーランス活動の土台となる4つの実務知識

図解! フリーランス活動の土台となる4つの実務知識

案件獲得以外にも、フリーランスとして活動するうえで注意すべき点があります。

契約書の重要性

フリーランスとして仕事を受ける際、必ず契約書を交わすようにしましょう。特に以下の項目は明記しておくべきです。

  • 作業内容と範囲
  • 納期
  • 報酬額と支払い条件
  • 修正回数の上限
  • 著作権の扱い
  • 契約解除条件

口頭でのやり取りだけで済ますと、「言った・言わない」のトラブルに発展する可能性があります。

タスク管理とセルフマネジメント

フリーランスのWebデザイナーとして失敗しないためには、タスク管理が非常に大切です。

  • タスク管理ツールを活用:Trelloなどを使い、何をいつまでに完了させる必要があるのか視覚的に把握
  • 複数案件の同時進行:それぞれの案件に遅れを生じさせないように自分で調整
  • 事務処理も忘れずに:契約書・請求書への対応も重要な仕事

タスクに遅れが生じるとクライアントに迷惑をかけてしまうだけでなく、次の案件を獲得できないといった事態も発生します。

スキルの継続的なアップデート

案件獲得後に、スキル不足やトレンドへの理解がなく契約が切られないためにも、継続的な勉強が必要です。

  • デザインニュースを毎日チェックする
  • 1日1サイト分析をして、デザインの引き出しを増やす
  • 新しいツールや技術を積極的に学ぶ

自分でインプット・アウトプットの習慣を作って毎日継続することで、スキルを常にアップデートできます。

確定申告などの事務処理

フリーランスとして活動する場合、年に一度の確定申告は必須です。

  • 収入と経費を記録する習慣をつける
  • 会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)を活用
  • 青色申告を選択すると、最大65万円の特別控除が受けられる
  • 不安な場合は税理士に相談

確定申告を怠ると、後から追徴課税が発生する可能性があるため注意しましょう。

よくある質問(FAQ)

Webデザイナーの仕事の取り方に関して、よくある質問にお答えします。

Q: 未経験でもフリーランスになれる?

可能ですが、いきなりフリーランス一本で生計を立てるのは難易度が高いです。まずは副業として始めるか、制作会社で派遣やアルバイト社員として働き、基本的な制作スキルを身につけることをおすすめします。スキルが不足した状態で案件を受けると、何度も修正を繰り返すこととなり、時給換算すると非常に低い報酬で働くことになることもあります。

Q: 副業禁止の会社でもバレずにできる?

副業禁止の会社で無断で副業を行うことはおすすめしません。まずは会社の就業規則を確認し、副業が認められているかをチェックしましょう。認められていない場合は、上司や人事に相談して許可を得るか、転職を検討することをおすすめします。

Q: 最初の案件までどれくらいかかる?

人によって大きく異なりますが、クラウドソーシングで積極的に営業すれば、1〜2ヶ月で最初の案件を獲得できることが多いです。ただし、「10件以上営業をかけて、ようやく1件」というのが現実です。人脈がある場合は、もっと早く案件を獲得できる可能性もあります。スクール経由で案件紹介を受けられる場合は、卒業後すぐに案件に取り組めることもあります。

Q: クラウドソーシングはやめた方がいい?

実績作りの段階では有効ですが、いつまでもクラウドソーシングだけに頼るのはおすすめしません。単価が低く、競争も激しいため、消耗戦になりがちです。実績が5〜10件たまったら、フリーランスエージェントや求人媒体、直接営業など、他の方法も併用していきましょう。クラウドソーシングから始めて、徐々にリピート案件中心にシフトしていくのが理想的です。

Q: 営業が苦手でも案件は取れる?

取れます。営業方法は7つあり、それぞれ向き不向きがあります。営業が苦手な人には、Webスクールからの案件紹介(営業不要)、フリーランスエージェント(営業を代行)、人脈活用(友人・知人から紹介)、SNS発信(継続的に発信することで相手から依頼が来る)などがおすすめです。実際に人見知りと語る方でも、スクール経由で案件を獲得し、2年間継続している事例もあります。

まとめ

Webデザイナーの仕事の取り方について、7つの方法と実際の成功事例を紹介しました。

本記事で紹介した「副業単価が4倍」「SNSで大反響」といった成功事例が示す通り、正しい方法で継続的に取り組めば、未経験からでも案件を獲得し、収入を増やしていくことは十分に可能です。

「返信が来ない」「案件が取れない」と悩んでいる方も、あきらめずに行動し続けることが大切です。100件応募して1件取れれば御の字、という心構えで、まずは数をこなしていきましょう。

あなたに合った方法で、Webデザイナーとしてのキャリアを築いていってください!

Webデザイナーの仕事の取り方に悩んでいる方へ
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Webデザイナーとして仕事を獲得するためには、実践的なデザインスキル × 案件獲得のノウハウを身につけることが重要です。デザインスキルだけでなく、ポートフォリオの作り方、営業方法、クライアントとのコミュニケーションまで学ぶ必要があります。

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Haruna Okumura
Haruna Okumura Digital Education / School Operator / 奥村 春菜

1995年生まれ。大学卒業後、シェアハウスを扱う不動産会社の海外事業部で賃貸営業を経験。その後学生時代にアルバイトをしていた縁でLIGのコワーキングスペース「いいオフィス」に出戻りし、運営・管理業務に従事。現在は「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」で受講生の入学後のサポートを行う。コミュニティ運営が大好きで、話しかけやすいオーラを出すのが得意。

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