こんにちは、デジLIGの藤川です!
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田・柏にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!
本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューをとおして、未経験からの学習方法・就職活動のノウハウや、スクール生活についての情報をお届けしています。
今回は、音楽教師からデザインの世界へと一歩を踏み出し、現在は非常勤講師・デザイナー・ピアノ講師として”好き”を活かした働き方をしている井上さんにお話を伺いました。スクールでの学びや人との出会いを経て、自分らしいキャリアを築いています。
![]() |
人物紹介:井上さん【STUDIO町田/2023年4月生/Webデザイナー専攻/LIGデザイナー直伝!即戦力デザイン集中講座】 音楽大学を卒業後、一般職に就職、転職し小学校の音楽教員として勤務。働きながらデザインを学び、現在は非常勤講師として教員を続けながらデザイン業務やピアノ指導など、多方面で活躍している。 |
|---|
「もっと上手く作りたい」という想いが原点
――デザインを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

新卒で3年間一般企業に就職していました。もともと大学で音楽の教員免許を取っていたので、転職して小学校の音楽教員をしていたんですが、なかなかハードで……。働き方に体力的にも精神的にも限界を感じて、非常勤講師として働く道を選びました。
ちょうどそんなとき、母がやっているカフェのチラシを作ることになったんです。集中して作る時間が結構楽しくて。でも独学だったので、もっと上手くデザインできるようになりたいなって思ったのがきっかけですね。
――数ある学び方の中で、なぜスクールを選んだのでしょうか?
初めてデザインを学ぶなら、やっぱり直接講師の方から教わりたいという気持ちがありました。私自身、話すのがあんまり得意じゃないので、オンラインだけだとうまく質問できないかなと思ったんです。
あとは、通わないと自分だけでモチベーションを保ってやりきるのは難しいだろうなと思って、スクールを検討していました。
――その中でデジLIGを選んだ理由を教えて下さい!
来校でもオンラインでも、どちらでも選んで学習できるところが魅力的でした。自分のライフスタイルに合わせられるのがいいなって思って!
あとは卒業生さんの作品のクオリティが高くて、それが決め手になりました。
未経験からここまで!Webデザインスクール卒業制作サイト23例を紹介
「もっと早くSTUDIOに来ればよかった」――通うことで広がった学びと出会い
――学習の中で印象に残っていることやギャップはありましたか?

トレーナーさんも運営の方たちも、いつも親身になって話を聞いてくれたり、一緒に学習を支えてくださったのがすごく印象的で、マイナスなギャップはなかったです。
最初はオンラインでも学習できることをいいことに、家で黙々と動画視聴して進めていたんです。課題チェックのときだけ来校する、というような。人見知りなので、STUDIOに行くのにも勇気が必要でした。
でもコーディングパートに入ったとき、オンラインだとなかなか質問すること自体が難しいなと思ってSTUDIOに駆け込んだら、「めっちゃ話しやすい」ってそこで気づいて! それからは通い詰めました!
――井上さんは町田校に通われていましたね!
そうなんです。町田校はトレーナーさんと受講生さんの距離がいい意味で近いんです。話しやすいので質問もしやすかったですね。他の受講生さんとも気軽に話せるので、お互いに切磋琢磨できるし、わからないことを解決し合える関係もいいなと思っていて。もっと早くSTUDIOに来ればよかったって思いましたね。
――集中講座も受講されたんですよね?
集中講座※も取って良かったなと思っています。
- ※集中講座とは?
- LIG出身の現役デザイナーが講師を務める、実践的な2ヶ月間のデザイン集中講座。計5日間オンラインで開講され、制作会社に入社したての新米デザイナーと同様のフィードバックをもらえます。正式名称は「LIG直伝!即戦力デザイン集中講座」。
「とにかくいいものを見る」「参考をたくさん集める」「こういうふうに作っていく」といった感じで、講師のもりぐさんに教えてもらったことをやっていったら、不思議といいものができるようになっていました。素直に言われたことを聞いて、まずやってみることが大事だし、力になったなと思います。
受講途中から集中講座を追加したので、もっと早く取っておけばよかったなとも思いました。
――大変だったことはありますか?
卒業制作のコーディングが大変でした。陶芸教室の先生のサイトを作ったんですが、作品をまとめたようなサイトで、今後も更新していきたいものだったので、WordPressも使ったほうがいいなと思って。
初期から教えていただいていた成田トレーナーを追いかけて、いろいろなSTUDIOに行っていました! 毎回トレーナーの隣に座って根掘り葉掘り聞いていましたね。本当にお世話になりました。
――学習期間中のスケジュールを教えてください。
やるときとやらないときのメリハリをつけてました。
井上さんの1日のスケジュール(受講時)

――学習する中で、卒業後の進路について気持ちに変化があったとか。
そうなんです! 最初は「絶対年内に転職するぞ」という気持ちで入学しました。でも受講しながらいろいろと考えて、ずっと学んできた音楽を子どもたちに教える仕事自体は好きだし、今の非常勤の形でいるのもいいなと思って……。両立した働き方ができたらいいなと思い、いつしか副業としてデザインのスキルを活かしたいと思うようになりました。
やっぱり新しいところに飛び込むのってすごくエネルギーが必要だと思うんです。周りがみんな転職を頑張っている中、私は副業という道を選んだので、転職していたらどうだったかなと考えることもあります。でも振り返っても後悔はないですね。
自分の時間も大切にしながら好きな仕事を続けられているからかもしれないです。
非常勤講師×デザイナー×ピアノ指導――自分らしい働き方で”好き”を活かす日々
――卒業後はデザインをどのように活かされていますか?

在学中に紹介してもらった、LIGのインターンをきっかけにデザインの仕事を経験でき、その後2年間継続しています。今も非常勤講師を続けながら、デザインやピアノ指導など複数の働き方を組み合わせています。
――デザインの仕事は楽しいですか?
楽しいです! お仕事の中でLIGブログのアイキャッチを作っている※のですが、記事に合うような写真を見つけるのが大変なんですけど楽しいんです。
※編集部注)実は本インタビュー記事のアイキャッチも、ちかぽんさんが制作されています! いつもありがとうございます!
たとえば「デザイナーの就活」がテーマのブログ素材を選ぶとき、「スーツを着た写真」を探したり使ったりしがちだったのですが、「そもそもデザイナーの転職においてスーツって必須じゃないんじゃない?」と、LIGデザイナーのまっつーさんに言われてハッとしました。実際にお仕事をしながら学びを得ているなと感じることも多いです。
またテーマだけでなく雰囲気にあった素材を見つけるのかなかなか難しいんですが、探しがいがあるんですよね。日本語だけじゃなく英語で検索をかけることもあります。
――現在のスケジュールを教えてください。
非常勤なので基本はこんなスケジュールです。自由に働くことができるので勤務後なにもしない日もあります! 美容院行ったりとか遊びに出かけたりとか自由に生活できているなと感じます。
井上さんの1日のスケジュール(現在)

――数年後の理想の生活イメージはありますか?
今が仕事のペースも含め理想の状態かもしれないです。この生活が続けばいいなと思っています!
私自身同じことをずっとするのが苦手なので、大好きな教員の仕事もデザインの仕事も両方楽しみつつ、プライベートも大切にしていきたいなと思っています。この先もいろいろな仕事をするうちの1つに、デザインの仕事があるのが理想ですね。
副業を考えている方へメッセージ
――副業を考えている方へメッセージをお願いいたします!

副業は自分らしく働ける、第一歩だなと思っています。
納期さえ守れば自分の好きなタイミングで作業できるので、本業から帰ったらいったんおやつ食べてからやろうとか、ちょっと昼寝してからやろうとか。気持ちにゆとりをもってお仕事ができています。
デジLIGで学んだことを活かしながら、自分のペースで生活できてるのがすごく幸せです。副業をきっかけに、キャリアの選択肢を広げられるのも大きな財産だと思います!
さいごに
今回は、音楽教師からデザインの世界へと一歩を踏み出し、非常勤講師・デザイナー・ピアノ講師として複数の働き方を組み合わせている井上さんのお話を伺いました。
井上さんは「転職」という選択肢だけでなく、自分の「好き」を大切にしながら副業としてデザインスキルを活かす働き方を選択されました。
インタビューを通して、井上さんが自分らしいキャリアを築いている様子が伝わってきました。人見知りでSTUDIOに行くのに勇気が必要だった井上さんが、通い詰めるほどトレーナーや受講生との関係を築き、現在は複数の「好き」を活かした働き方を実現している姿がとても印象的でした!
デジLIGでは、Webクリエイターを目指す方々を全力で応援しています。スクールでの学習をご検討の方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!
