こんにちは! LIGでライターをしている、なつみです。
3年前はLIGが運営するWebクリエイタースクール「デジLIG」の受講生でしたが、紆余曲折を経て、今はこうしてLIGの「中の人」として働いています。
そんな私が、当時お世話になったデジLIG運営メンバーの皆さんへ、今度はLIG社員として恩返しのインタビューをする企画が「お礼参りインタビュー」。今回はその第二弾として、記事をお届けします!
▼第一弾の記事はこちらからチェックしてみてください! キャリアを後押ししてくれた人と、今は同じチームに!元デジLIG受講生の私が、“頼れるLIGの人“に話を聞いてきた。
- 執筆者について
- 初めての方もいらっしゃると思うので、少しだけ自己紹介をさせていただきますね。
私は3年前にデジLIGの「Webデザイナー専攻」を卒業し、在学期間中に採用いただいたWeb制作会社にて、Webデザイナーとして2年間実務経験を積みました。
現在は10代の頃から憧れていた、カナダ・バンクーバーに住みながら、リモートでLIGのライターとして働いています。
▲カナディアンロッキーに訪れたときの写真です!
「カナダに行きたい」という、私が10年近く温めてきた挑戦を支え、夢への最後のひと押しをしてくれたのが、デジLIGでした。
デジLIGは、「自分の好きなことを仕事にし、たとえカナダにいても、自分が楽しいと思える分野で働き続ける」という私の目標を現実にしてくれた場所なんです。まさに、私の人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。
そんな私がお礼参りさせていただく二人目の相手は……
私がデジLIG大宮校に通っていたときにお世話になった、デジLIG運営のはるなさんです!
実は私が受講生だったとき、「デジLIG受講生インタビュー」記事で私の話を記事にしてくださったのが、はるなさんでした。 学習をはじめて3ヶ月でWebデザイナーに転身!夢を叶える秘訣を聞いてみた
あのとき私の想いを丁寧に引き出してくださったように、今度は私が、はるなさんの人柄と仕事への想いを深く掘り下げていきます。
LIGで働くきっかけをくれた恩人であり、校舎ではいつも穏やかでニコニコ話を聞いてくださっていたはるなさん。
今回もバンクーバーと大宮をオンラインでつなぎ、お話を伺いました。
会社への愛着心から、受講生一人ひとりと向き合う仕事術まで。その温かい人柄と仕事への想いを、たっぷりお届けします!!
▲3年前、執筆者がデジLIG大宮校に通っていたとき(手で「LIG」を作っているつもり)
▲今回のインタビュー。3年前と服装がほとんど同じというミラクル!
始まりは学生バイトから。価値観を形成してくれた、LIGとの8年間。
――本日はよろしくお願いします! ちょうど今朝の朝会で、LIGの永年勤続のお話が出ていましたね!
▲現地では、はるなさんのステキな写真を撮影いただきました!
そうですね! アルバイト時代から合わせるとLIG歴は8〜9年になります。永年勤続でいただいたメッセージカード、後から読んでも泣いちゃいそうです(笑)。
- 永年勤続のメッセージカードって?
- LIGでは、永年勤続表彰の対象となったメンバーに、仲間からのメッセージをQRコードから読める特別なカード「SPECIAL THANKSカード」が贈られます!
👉 制度の詳細はこちらから。
――はるなさんのLIG愛の深さを感じています。LIGでのキャリアは、学生時代の「いいオフィス」でのアルバイトがスタートだったんですよね。
はい、そうです。学生時代にLIGが運営するコワーキングスペース いいオフィス上野 by LIGでアルバイトをしていました。
いろいろな職種や年齢の方が混ざっていて、そこで新しいつながりが生まれたり、私たちがつながりを生み出したりするのがすごく楽しかったです。
――「いいオフィス」での経験が、今のはるなさんにもつながっているんですね。
そうですね。「いいオフィス」は、今の私の考え方や価値観を作ってくれた場所でもあります。
もともと、さまざまな文化や価値観がごちゃっと共存している環境が好きで。年齢もバックグラウンドも違う人たちが集まって、相手の価値観を楽しみながら共存する。そういう場所にすごく魅力を感じていました。
――「いいオフィス」が、はるなさんの価値観を形成してくれたんですね! 一度は新卒で別の会社に就職された後、またLIGで働くことになった決め手は何だったんですか?
実は、前の会社に勤めていた際、会社の都合で転職することになり、職探しをしなければいけなくなったのが最初のきっかけなんです。
――そうだったんですか! それは大変でしたね……。
そうですね。でも、LIGを辞めたあとも当時の先輩だったレンツさんや「いいオフィス」の会員さんたちとは、月1回の懇親会で顔を合わせるなど、つながりがずっと続いていたんです。
そのなかで「いま、会社が大変で……」という話をしたときに、「じゃあ、LIGに戻っておいでよ」って言ってくれたんです。それがすごく大きなきっかけになりました。
――はるなさんとLIGの皆さんの間に信頼関係があった証拠ですね。
そうですね。一度会社を離れた私に、そうやって温かい言葉をかけてくれる。やっぱりLIGは一緒に働く仲間が本当に魅力的です!
また、仕事はもちろん、プライベートも含めて人生をめいっぱい楽しんでいる人がたくさんいるので、話していてとても楽しいんですよね。みんな愛があって人が好きなので、困ったときはすぐに助けてくれますし、新しいチャレンジも応援してくれる。だから安心して働けるし、「みんなでこの困難を乗り越えたい!」って自然と思えるんです。
――LIGで長く働いてこられたはるなさんだからこそわかる、「LIGの変わらない魅力」ってありますか?
そうですね、「LIGブログ」の文化は、昔からずっと変わらない大きな魅力だと思います。
ブログを読んでいると、社員一人ひとりが愛されているのが伝わってきませんか?
――わかります。メンバー同士の関係性が伝わってくる記事を読むと、特にそう感じますよね。
そうなんです! 最近レンツさんが出した、ディレクターのリコさんのことを書いた記事もそうですよね。ああいう、人の魅力が伝わるところもLIGの良さだと思います。
社員一人ひとりの人柄や魅力が伝わる発信ができる場所が、昔からずっとあるというのは、LIGのすごいところだなと改めて感じます。ブログの形や書く人は時代と共に変わってきましたが、手を挙げれば誰でも書ける、という文化は本当に魅力的ですよね。
🔽 はるなさんがおっしゃるとおり、LIGブログには人の魅力が伝わる記事がたくさんあります。 僕には好きな社員がいます。 ポジティブ全開! LIGの”元気印”ディレクターが語る、チームを繋ぐコミュニケーション術
――逆に「変わったな」と感じる点はありますか?
これはみんな言うかもしれないですけど、「会社っぽくなった」ことですね(笑)。
――会社っぽくなった(笑)。具体的にはどういうところですか?
勤怠やお休みの取得がすごくしっかりしたり、目標設定や昇給・昇進のルールも明確になりました。特に、子育て中に嬉しい特別休暇や制度がたくさん増えたのは、本当にありがたいです。
昔は大学生のサークルの延長みたいな雰囲気もありましたけど(笑)、今はライフステージが変わっても安心して働き続けられる、すごくいい会社になったなと感じています。
🔽 LIGが「長く働きたいと思える会社」になるための取り組みについては、こちらの記事で詳しく紹介されています! 離職率ゼロを目指して。LIGを「長く働きたいと思える会社」にするためにした5つのこと。
目の前の「一人」と、まっすぐ向き合う。受講生に寄り添うサポート術。
――私が受講生だった頃から、はるなさんはいつもニコニコされていて、話しやすい雰囲気を作ってくださるのが印象的でした! いつも必ず手を止めて、まっすぐこちらを向いて話を聞いてくださったのを覚えています。
ありがとうございます! それは、私がコミュニケーションにおいて一番大切にしていることかもしれません。
――おお、ぜひ詳しくお聞きしたいです!
受講生さんの情報は事前に確認しておくのですが、それでもやはり、相談に来られるときは皆さん不安な気持ちを抱えています。そんな状態で、こちらから「今どこまで学習進んでますか?」なんて根掘り葉掘り聞くのは、さらに負担をかけてしまいますよね。
目の前にいるその方にちゃんと時間を使って100%集中する。そうすることで、少しでも安心して話してもらえるようにと思っています。
――その姿勢が、安心感につながっているんですね。
そうだと嬉しいです。お話を聞くときは、まず悩みの本質を一緒に見つけることも意識していますね。ご自身でも「何に悩んでいるのか」が、ぼんやりしている方も多いので。
たとえば「イラストレーターが分からない」というお悩みでも、ツールの細かい使い方を知りたいのか、それともイラストレーターを使って作りたいものが作れないのかで、アドバイスは全然違ってきます。だから、まずはお話をじっくり聞いて、悩みを具体的なものにできるように整理するお手伝いをしています。
――悩みを解きほぐしてくれるんですね。
はい。それに、みなさん周りの進捗を見て「自分は遅れているんじゃないか」と焦ってしまいがちなので、「学習を始めた背景も、使える時間も、一人ひとり違うんだから、周りと比べなくて大丈夫ですよ」とお伝えすることも多いです。
最後に「他に質問、本当にないですか?」って、ちょっとしつこいくらい聞いちゃいます(笑)。
――でも、そう聞いてもらえると、小さなことでも「あ、実はこれも……」って言いやすいです。
そうなんです。そうやって一つひとつ不安を解消して、すっきりした顔で「また頑張ります!」って学習に戻っていく姿を見れるのが、すごく嬉しいんですよね。
――そうした丁寧なサポートのなかで、特に印象に残っているエピソードはありますか?
そうですね……。ある受講生の方のことは、すごく心に残っています。お仕事を辞め、体調を整えながら新しい挑戦のためにデジLIGに来られた方でした。
入学されたものの、最初の1〜2ヶ月はなかなか学習が思うように進まない時期があったんです。でも、ある日スタジオに来てくださって。「体調が戻ってきたので、もう一度頑張りたいです。はるちゃんと一緒に頑張るので、サポートしてほしいです」って、声をかけてくださったんです。
――「はるちゃんと一緒に頑張りたい」、それは嬉しい言葉ですね!
はい、本当に嬉しかったです。そこからほぼ毎週面談をするようになり、学習計画を一緒に立て直したり、進捗を確認したり。ご本人もすごく頑張って、最終的にはコーディングの楽しさに目覚めて、アプリ開発の会社に就職が決まったんです。
頼ってもらえて、ちゃんと次のステップへ送り出すことができた。この仕事のやりがいを、改めて強く感じた経験でした。
目指すは日本一「血の通った」コミュニティ。
――はるなさんは以前「コミュニティマネージャー的なことにも興味がある」と伺いました。はるなさんが考える「理想のコミュニティ」とはどんなものですか?
そうですね。私の理想は、旅行で訪れたシンガポールみたいに、いろんな文化や背景を持つ人たちが「ごちゃっと共存している」場所なんです。
年齢も職種も違う人たちが自然と混ざり合って、そこから新しいつながりが生まれる。そういう空間にすごく魅力を感じます。
――その考えは、今のデジLIGのコミュニティ運営にもつながっていますか?
はい。デジLIGで目指しているのは、受講生や卒業生が「デジLIGの出身であることを、みんなが誇りに思ってくれる」ようなコミュニティです。
――最近、卒業制作がSNSで話題になる受講生さんが増えているのも、そうした誇りや文化の表れかもしれませんね!
そうなんです! 発信することが当たり前の文化が受講生さんの間で生まれてきたんだと思います。
それに、単純にプロから見ても良いデザインの作品が増えたことも大きいですよね。そうやって、デジLIGというコミュニティに誇りを持ってもらうために必要なのが、私が思う「血の通ったコミュニティ」であることだと考えています。
――「血の通ったコミュニティ」ってすごくいい表現ですね。もう少し詳しく聞かせていただけますか?
はい。私の根底には、「誰もが挑戦できる世界、社会、機会を作って、チャレンジする人を応援したい」という想いがずっとあるんです。だからこそ、まずこのデジLIGという場所では、私たち運営スタッフが一人ひとりの不安な気持ちに寄り添うことが大前提だと思っています。
そういう安心感があると、今度は自然と受講生さん同士で教え合ったり、励まし合ったりする「横のつながり」も生まれてくるんです。そうやって、縦と横の温かいつながりが循環している状態が、私の理想ですね。
――なるほど……だからデジLIGは、あんなに居心地が良かったんですね。
ありがとうございます。デジタルエデュケーション部では「デジLIGを日本一のスクールにする」という大きな目標を掲げています。そのために私に何ができるかを考えたとき、大きなことを考えるのはあまり得意ではないけれど、「目の前の人に愛を持って接すること」は誰よりも得意だと思ったんです。
だから、まずは私から。受講生さん一人ひとりへのサポートを通して、このデジLIGという場所に「愛のパワー」を伝染させていきたい。それが、日本一誇れる「血の通ったコミュニティ」につながると信じています。
――素敵です! 今後、そのコミュニティをどんなふうに育てていきたいですか?
これは私の挑戦でもあるのですが、オフラインだけでなく、オンラインでもその血の通ったつながりを作っていきたいです。
物理的に離れていても、温かさや愛が伝わるコミュニケーションって何だろう? と考えていて。場所に関係なく、誰もがデジLIGというコミュニティに誇りを持てるように、取り組んでいきたいですね。
元受講生から、LIGの仲間へ。はるなさんと語る、これから挑戦したいこと。
――こうしてお話を聞いていると、デジLIG時代にお世話になった記憶が蘇ります! はるなさんから見て、デジLIG時代の私と現在の私で、印象に変化はありますか?
根本的なところは、昔からまったく変わらないですよ! ストイックで、有言実行で。周りから見たらすごい努力家だけど、きっとご本人はそれを努力と捉えずに楽しんでいるんだろうなっていう印象でした。
でも、カナダに行かれてからは、より一層「人生楽しんでるな!」っていうのが伝わってきて、表情が豊かになった気がします。前にもお伝えしましたが、なつみさんは「自分の選択を正解にする力がすごくある人」だなと、ずっと思っています。
――えええ嬉しいです(泣)。LIGにはこれからたくさん恩返しをしたいと思っています。はるなさんのいるデジタルエデュケーション部と、私のいるインハウスマーケティング部で、何か挑戦したいことはありますか?
インハウスマーケのチームには、なつみさん含めてデジLIG出身のメンバーが何人かいますよね。
だから、実際にデジLIGを卒業してWeb業界で働く皆さんから、「あの時デジLIGでこんなことをして良かった!」「今の自分なら、もっとこう活用できた!」みたいなリアルな話を、座談会で話してほしいです。それが記事になったら、学習中の方やこれから学習を始める方の役に立つはずです。
――「卒業生の答え合わせ」みたいな座談会、いいですね! ぜひやりましょう!
ぜひ! そうやって、これからもデジLIG生だったことやLIGで働いていることを誇りに思って、その良さを広めてもらえたら、すごく嬉しいです。
――最後に、いつも受講生の夢を応援・サポートする立場の、はるなさん自身の夢や目標を教えてください!
そうですね、昔からずっと変わらない私の夢は、誰もが挑戦できる世界や社会、機会を作って、そこにチャレンジする人を応援し続けることです。
――なんだかすごく、はるなさんらしい夢ですね!
ありがとうございます。振り返ってみると、「いいオフィス」も、そして今の「デジLIG」も、私にとってはまさにその夢を叶えられる場所なんです。
いろんな人が集まって新しい何かが生まれる場も、新しいスキルを身につけて人生を変えようとする人が集まる場も、どちらも誰かの「挑戦」につながっていますよね。
だから、これからもこの場所で、一人ひとりの挑戦に「血の通った」サポートを続けていくのが、私の変わらない目標です。
おわりに
インタビューを終えて真っ先に心に浮かんだのは、はるなさんが語ってくれた「血の通ったコミュニティ」という言葉でした。
これこそ、私がデジLIGに通っていたときに感じていた、温かさや居心地の良さの正体だったのかもしれません。
私が受講生だった頃、学習の悩みだけでなく将来のことまで、どんな話も「運営スタッフ」としてではなく「一人の人」として親身に、そして真摯に聞いてくれたはるなさん。
今回のインタビューを通して、あのときの温かい対応が、どんなに忙しいなかでも「目の前の一人と、まっすぐ向き合う」という、はるなさんが大切にされている想いから来ていたのだと知りました。
私がLIGで働くきっかけをくれた恩人であり、今こうして「仲間」として一緒に働けていることを、本当に嬉しく思います。
はるなさん、本当にありがとうございました!
そして、次のお礼参りは……
そういえば私が受講生だった3年前、LIGの「内定者インターン」としてデジLIGで働かれていた、あの方にもそろそろ話を聞いてみたくなってきました。
「デジLIGの運営スタッフってこんな方がいるんだ!」
「デジLIG卒業生のその後の人生って、こんな感じなんだ〜」
が伝わるような渾身の記事をまたお届けしますので、次回もお楽しみに!!
デジLIGがちょっと気になってきましたか?
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
そんな私が居心地良すぎて1年間も在籍していたデジLIGでは、毎日無料相談を実施中です!
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・オンライン+土日・夜間開校だから社会人でも通いやすい(私も平日はオンライン、土日は通学で学習していました)
・現役デザイナーが講師だから最速で即戦力の技術を身につけられる
・面接対策や就職支援の永続サポートを受けられる
私が追加受講を重ねてまでデジLIGで学び続けたかった、一番の理由。それは何と言っても、モチベーションを高め合える仲間との「横のつながり」と、それを支えてくれる手厚いサポート体制があったからです。
デジLIGでは受講生のやる気を引き出すため、オフライン・オンラインを問わず、たくさんの交流会やイベントも開催されています。
学習のことはもちろん、今回お話を聞いたはるなさんのように一人ひとりにまっすぐ向き合う運営スタッフが、皆さんを全力でサポートします。詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!