みなさまこんにちは! エンジニアのレンツです。Webサイトの開発を主にやらせてもらってます。
LIGでは2025年をもって勤続10年を迎えるそうです! びっくりです。大御所です。
▲コワーキングスペース管理人時代の僕(約6年前)
▲現在のエンジニアの僕(色味が落ち着きました)
そして、LIGブログ編集部から「勤続10年を振り返る記事書いて〜😺」と言われたのですが、そんなことよりもっと書きたいことがあったので勝手に執筆している不良社員です(でもフィーチャーしてくれてありがと!)。
本記事は仲間を紹介して褒めちぎるだけの内容になる気がするのですが、ぜひ読んでいただきたい! 届けこの想い!
好きな人はいますか?
まずは質問させてください! みなさんは仕事において信頼しているパートナーはいますか?
僕にはいます。それはもうたくさんいます。エンジニアもデザイナーもバックオフィスも他事業部のメンバーもめちゃくちゃ信頼しています。新卒社員すら信頼しています。それはそれは盲目的な信頼なのです。
それはなぜかというと、19年にわたるLIGの歴史の中で一緒に頑張ってきたみなさんが、本当に良い奴ばかりだったからです。そして歯を食いしばりながら会社と共に成長して(そして巣立って)いくのを見てきたからです。
だから誰れかれ構わず信頼してしまうんですよね。みんなすごいんですよ。成長していないのは僕ぐらいなんじゃないだろうか。
そんなふざけたエンジニアの僕ですが、Webディレクターのみなさんのことは特に厚く信頼しています。そのなかでも特に特に特に信頼しているのがこの人。
僕と同じCreative事業部のリコさんです!
▲2025年4月のキックオフでベストプレイヤーにノミネートされたリコさん
というわけで本記事では僕のリコさんへの愛を通して、LIGのWebディレクターがどれだけ信頼されていて、またどれだけ面白い仕事をしているかをエンジニアの目線から一方的に伝えたいと思います!
Webディレクターのお仕事
この記事を読んでいる方には不要な説明かもしれませんが、Webディレクターとは制作における舵取りと取りまとめをする人です。もっとざっくり言うと、お客様とやりとりしながらデザインとプログラミング以外のことをぜんぶする人です(レンツ調べ)。
▲勝手にWebディレクターの代弁をするレンツ
具体的にいうとこんなこと(レンツ調べ)。
- クライアント対応
お問い合わせをいただいたらダッシュで要件を伺います。その内容からイケてる提案をします。見事成約したら、さらに要件を調整したり進捗報告をおこなったりする連絡窓口になります。 - 見積もり
めちゃ大事。要件を実際の作業に分解します。そして「エンジニアとかデザイナーの作業がこれだからいくらかかるんです」などといった金額調整をします。クライアントの要望と予算のバランスを取るのがポイント! - 企画・設計
プロジェクト成功のための戦略やコンセプトを考え、これを元にサイトマップやワイヤーフレームなどを作成します。デザインの大元になるし、開発する機能がここで明確になるぞ! - 制作進行管理
チームメンバーを編成してスケジュールを引きます。難解なパズルです。スムーズに開始できるように、実際は要件を聞いたあたりから考え始めてるぽい。そして遅れのないように開発状況を把握します。 - 品質管理と納品
クライアントの満足度を最大化させるため、制作物のクオリティチェックをチェックします。完成後は動作検証やデバッグなど最終確認を経て納品し、クライアントの承認を得ます。ここで作業が大量に発生しないように頑張るのだ。
以上の通りめっちゃくちゃ大変な仕事です。彼らを観察する限り、もっとやってることがあると思います。
たとえば、契約内容の把握とか、問い合わせすべてに目を通すとか、一次対応の前段階でマッチする案件かどうか判断するとか、納品後も無事に運用できているかの確認とか、さらに僕のミスについて謝ってくれるとか……しかも常時複数件抱えながらです。
そして理解しなきゃいけないのは、たぶんこれらの業務の1/3くらいは種まきでしかないってことです(いやらしく言うと、すぐお金にならないし、ならないかもしれない!)。
もちろん作業を常に換算しているわけではないけど、目の前の契約済みの案件をこなしてこその成果なわけで、それではじめて価値が生まれるんです。その価値が生まれる前の作業や価値を保つための作業って、業務として優先度が下がっちゃうものでしょう?
でも、それを優先度下げずにすべてやりきるのがWebディレクターです。本当にすごいです。
あらためて、僕の推しWebディレクター、その名はリコ
さて、僕はここ2年くらいでようやくメインのエンジニアとして開発させてもらっています。
んでリコさんとタッグを組むことが多くなり、ようやくWebディレクターの仕事を理解できるようになったと思います。
ご紹介の業務をこなしながら、新しいメンバーの案件に首突っ込んでうまく進んでいるか覗いてみたり、リーダーでもバックオフィスでもないにも関わらず会社で起こるあらゆる課題に率先して解決のために動いてくれます。
そのせいで残業したり、パッッツパツなスケジュールになることもしばしばですが、リコさんはどんな時でもニコニコ笑顔を絶やさず接してくれるんですよね。いつでも自分と関わる人たちの状況を自分のことのように気遣ってくれて、あらゆる面でディレクターしてんなーって思います。
▲大変な仕事を軽やかにこなすリコさん(別の撮影中に勝手に撮ってやった!)
彼女を横目に僕はいつも「Webディレクターだけはやりたくない」とぼやいています。
だってこれだけのことぜーんぶまとめてくれた上で、開発だけに集中させてくれる環境を作って渡してくれるんです!
〆切間近に「ごめんこれわかんない……」とか暴露しても怒らず正確に何をすべきか教えてくれます。僕は僕で何度もリマインドされてるんですけどね。
最近の案件では、煩雑だったFB管理をFigmaを使って仕組み化・標準化してくれたのですが「新しいFB用の仕組み作ったんですよ〜楽しみ〜」などと言ってました。忙しい中で業務のアップデートを考えられるのも、全体を俯瞰して見る力のあるWebディレクターならではです。しかも楽しみとかすっげえ。
逆に、見積もりや提案の相談をされることもしばしばあるのですが、いつだってリコさんには「もっと良いものにしたいんだ〜い!」という熱意があるから喜んでお手伝いします。もちろん僕にも熱意はあるけど、そこにガソリン注いでくれるんですよね。これは僕にはできません。仲間としてマジでリスペクトです。リコさん、ありがとう!
さてさて、そんなに素敵なことばかりのWebディレクターではありません。
絶対にみんなで乗り越えたい。成長したい。
ここまでのお話で伝わってたら嬉しいのですが、Web制作はすごく楽しいしやりがいがあります。そして僕の目に映るWebディレクターはとても輝いて見えます。ただ、その反面とにかく業務が多いです。追う責任も多いです。加えてお伝えした通りお問い合わせが多い中、それらに対する種まきをし続けなければいけません。
デザイナーまで巻き込んで提案書作ってプレゼンして案件を取れなかったときの落胆や申し訳なさや悔しさは、いつもの仕事に対する熱量が伝わるのと同様にひしひしと伝わってきます。いや、ビシビシと伝わってきます。
当然抱えている複数の案件もしっかりとこなすのだって、本気のぶんだけ大変です。
追い討ちになってしまっているのが、今在籍しているWebディレクターの数に対してお問い合わせと対応中の案件がすごく多くて、もうまったく手が回っていません。でも全力でやっちゃうんだよなあ彼らは。
こんなとき、エンジニアの端くれの僕には何もできないんですよね。それが本当に悔しい。
だからLIGを、というかWebディレクターみんなを、さらに言うとリコさんを助けてくれるみなさまに、LIGのことを知ってさらには仲間になってくれるきっかけになれば良いなと思ってこの記事を書きました。もし興味を持ってくださったらこんなに嬉しいことはありません。
LIGのWebディレクターのここがすごい
▲LIGが誇るWebディレクター達。頼もしい面々だぜ
さてさてLIGにはリコさんのほかにも、頼もしいWebディレクターたちがいます。
LIGが築いてきた風土・文化・強みから、こんなことがLIGのWebディレクターらしさと言えるんじゃないかと思っています。
案件への一貫した関与と幅広い提案
ありがたいことに、弊社にはLIGブログからのお問い合わせがたくさんあります。なので案件のスタート「前」から納品まで一貫して「直接のディレクション」ができます。
直接のやりとりによって、クライアントの要望を密に引き出せたり、より濃いものに昇華させたり、逆に削ぎ落としたり、ときには運用の提案までしちゃうこともあります。でもそれがいいものづくりには大事!
クオリティ重視のものづくり
指名でのお問い合わせということもあり、LIGのことを信頼してご依頼いただくことが多いです。そのぶん「クリエイティブな提案」への期待も大きく、僕たちも全力でその期待に応えようと取り組んでいます。
もちろん予算や納期も交渉せねばなりませんが、もっと良いもの・もっと面白いもの・もっと価値を生み出すものを作りたいという想いには代えられません(ぜひ……ぜひご理解くださいませ、お問い合わせくださるみなさま!)。
チームとの連携の強さ
僕に限らず、エンジニアもデザイナーもWebディレクターとのコミュニケーション量がすごいです。制作中の仕様の確認などは当然ですが、提案段階でこれができるかあれができるかといった相談や、ブレストをとおして提案資料作成のお手伝いもさせてもらっています。
密なコミュニケーションによって提案の質向上だけでなく、開発中のミスディレクションも減らせます(それでも僕はよくミスしたり何度も確認をして迷惑をかけています!)。
数え上げればキリがないところですが、以上が僕の感じたことで、歴代Webディレクター達もこんなことを思っていたんじゃないかなあ。
これだけのことをこなすWebディレクターのみなさんは本当にすごいです。どの職種も欠かせないけど、真ん中でハブになってみんなとプロジェクトを回す役割。それがWebディレクター。最高の仕事です。
情熱を持った人と一緒にいたい
リコさんをはじめ、LIGのWebディレクターのみなさん、そして今は別の場所で働く元LIGのWebディレクターのみなさんのことも僕はめちゃくちゃ信頼してきました。なんでこんなにエンジニアにとって働きやすく立ちまわってくれるんだろうすげえ。なんでこんなに案件のことを理解しているんだろうすげえ。って。
▲新卒社員や編集者、カメラマン、おじさんなど……みんないろいろなバックグラウンドを持っています(輝かしい未来を見つめている)
ちなみにLIGのWebディレクターはずうっとWebディレクターをやってきた歴戦の猛者だけではありません。新卒でチャレンジしている人もいれば、デザイナー・エンジニアからジョブチェンした人や、未経験からチャレンジしている人もいます。
みんな何かしらの強みを持って頑張っていますが、それは必ずしも「ディレクションの力」である必要はありません。それはデザインや開発側の知見といったわりとディレクションに直結することもあれば、根性だったり人柄だったりすることもあります。
共通して言えるのはクライアントと案件への想い。そしてメンバーと助け合って良いものをつくろうという情熱があります。そういう人材が集まってくるのは本当にありがたいし嬉しいことです。
もちろんWebディレクターだけじゃなくて、デザイナーとエンジニアのみんなも同じくらい強い気持ちを持っています。なんかいつも成長しなきゃみんなから取り残されるやべえって思いながら働いてますよ。
あ、これも絶対言っておきたいのですが、バックオフィスのみなさんもすごく頼もしいです。これだけ業務に集中できるのは縁の下の力持ちがいるからであります。この環境を当たり前と思っちゃいけないなあ……本当にありがとうございます。
久々にLIGブログを書いて。
ここで反省です。
- 大変不本意なのですが「10周年インタビュー」みたいな会社愛を語らされるための見え透いた記事に巻き込まれるのは絶対にごめんだ! とトガって勝手に書き始めたのに、結果的に仲間LOVEみたいな記事になってしまいました。
って初稿に書いていたら編集部あやまんに「もっとLIGブログを書いて欲しかっただけなんだい」って悲しい顔をされました。うがっててごめんね。企画考えてくれてごめんね。やはり不良社員ですね。
ともかく! いい仕事ができる環境があると思いますので、これをきっかけに採用に応募してくださったり、いい会社じゃんって思ってシェアとかしてくれたら嬉しいです。きっとみんな喜びます!
LIGのWebディレクターになってみたい方は、ぜひこちらからどうぞ👇
もちろんこんなに最高なディレクターと仕事をしたいというエンジニア・デザイナー(AD)のみなさんも大歓迎です!
▲こんときの撮影みたいに楽しくへらへら仕事し続けられるためにこれからも頑張ります。