グラフィックデザイナーにおすすめの転職エージェント7選【プロ推薦】

グラフィックデザイナーにおすすめの転職エージェント7選【プロ推薦】

Shota Utsunomiya

Shota Utsunomiya

こんにちは! キャリアアドバイザーの宇都宮です。

ポスターやパッケージなどのデザインを手がけるグラフィックデザイナーは専門職のひとつであり、転職の際には業界に精通した専門家のサポートが得られる「転職エージェント」の活用がおすすめです。

とくに以下のようなお悩みをお持ちの方は、エージェントを活用することでスムーズに転職活動を進めていくことができます。

  • 未経験なので業界動向や市場価値について詳しく知りたい
  • 忙しくて転職活動に時間を割けない

本記事では、キャリアコンサルタントとしての経験をもとに、グラフィックデザイナーにおすすめの転職エージェントを7社ご紹介します。各サービスの特徴やエージェントを利用する際のコツなどもお伝えしていきます。

グラフィックデザイナー転職におすすめのエージェント・サイト

ReNew by LIG Agent(特化型)

ReNew by LIG Agenthttps://liginc.co.jp/renew

最初に弊社の紹介で大変恐縮ですが、株式会社LIGが運営するクリエイター特化型の求人エージェントサービス「ReNew by LIG Agent」を紹介させてください。

特徴:おすすめの理由
  • 制作会社運営だからこそのクリエイターに寄り添った転職支援
  • デザインや開発、マーケティングなど多様な求人を掲載

ReNew by LIG Agentは、クリエイターのみなさんの理想のキャリア構築をサポートする専門エージェントサービスです。

一人ひとりのキャリアを丁寧に棚卸しし、最適な転職の方向性を一緒に考え、応募書類の添削から入社に至るまでフォローアップいたします。

長年の制作会社としての経験を活かし、蓄積してきた採用ノウハウをもとに、みなさんの“career ReNewal”をトータルサポートいたします!

ReNewで転職成功した方の声

ico
スクールでWebデザインを学び、人生で初めての転職活動。スキルや経験も求められる職種のため、一人で転職活動を進めることが不安でエージェントサービスを利用することにしました。ReNewを選んだのは、Web制作会社であるLIGが運営しているエージェントだからというのが一番の理由です。

業界研究をする中でLIG社の知名度の高さも理解していましたし、業界からの信頼で求人もたくさんあると思っていました。専門的なアドバイスとしてポートフォリオの添削もしていただけたのが嬉しかったですね。最初に紹介いただいた一つ目の求人から「まさにっ!」って思いましたし、選考中のフォローや応援のメッセージもたくさんいただけたので、頑張りたいと思いましたね。
(未経験からWebディレクターに転職:日髙さん)
▶インタビュー全文を読む

会員登録・キャリア相談はこちらから

会員登録・キャリア相談はこちらから

リクルートエージェント(総合型)

https://www.r-agent.com/

特徴:おすすめの理由
  • 非公開求人数が多い
  • 書類添削や独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実

リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。

クリエイター業種に特化したサービスではありませんが、圧倒的な求人数が多いことが特徴で、クリエイター関連の非公開求人を多く保有しているのも特徴です。

※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2022年度実績を自社集計)2023年6月時点

doda(総合型)

https://doda.jp/

特徴:おすすめの理由
  • クリエイター関連職種の求人も多数掲載
  • 転職フェア・イベントも開催

doda(デューダ)は、パーソルキャリア株式会社が運営する総合型転職エージェントです。

専門のキャリアアドバイザーによる、求職者のスキルや希望に基づいたキャリアプランの提案や転職活動のサポートが特徴です。

Geekly(特化型)

https://www.geekly.co.jp/

特徴:おすすめの理由
  • 未経験向けの求人も多数掲載
  • ポートフォリオの制作や面接に対するアドバイスを受けられる

Geekly(ギークリー)は、株式会社ギークリーが運営する、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

IT・Web業界に特化した知識を持ったアドバイザーが、グラフィックデザイナーとしてのスキルやキャリアパスについて具体的かつ専門的なアドバイスが受けられます。

ReDesigner(特化型)

https://redesigner.jp/

特徴:おすすめの理由
  • スタートアップから大手企業まで非公開募集を多数保有
  • デザイナータイプ診断で企業とデザイナーのミスマッチを軽減

株式会社グッドパッチが運営する、デザイナーに特化した転職支援サービス。

デザインの専門知識を持ったキャリアデザイナーによるサポートが特徴。キャリア相談から面接対策まで一貫したサポートが受けられるのが特徴です。デザイナータイプ診断によって、自分に合った企業も見つかりやすいでしょう。

マイナビクリエイター(特化型)

https://mynavi-creator.jp/

特徴:おすすめの理由
  • ポートフォリオ作成指導が充実
  • 量より質を重視した、手厚いサポート

マイナビクリエイターは、株式会社マイナビが運営するWeb・IT・ゲーム業界特化型の人材紹介サービスです。

専門的なサポートと幅広いネットワークを活用して、グラフィックデザイナーのキャリアアップを支援しています。ポートフォリオ作成や面接対策も充実しているのが特徴です。

ユウクリ(特化型)

https://www.y-create.co.jp/

特徴:おすすめの理由
  • 延べ5,000社以上からデザイン系求人の相談を受けてきた実績
  • スポット派遣やスカウトサービスなど、専門だからこその豊富なキャリアの選択肢

ユウクリは、株式会社ユウクリが運営するクリエイター(デザイン・Web・eスポーツ)のためのエージェントサービスです。

フリーランスや派遣の求人も充実しており、多様な働き方に対応しています。業界内でのネットワークが強く、信頼性の高い企業と繋がることができます。

転職エージェントを利用するときのコツ

①総合型と特化型を併用する

総合型エージェントと特化型エージェントの両方を併用するのがおすすめです。

総合型エージェント 幅広い求人情報を提供し、多様な選択肢を提供
特化型エージェント クリエイティブ業界に精通しており、より専門的なアドバイスや求人情報を得ることが可能

それぞれ異なる視点でのアドバイスを受けることができるのは、併用するメリットの一つです。

総合型エージェントでは、市場全体の動向や幅広い視点からの転職ノウハウを得ることができます。一方で特化型エージェントでは、デザイン業界ならではの選考ノウハウやポートフォリオへのフィードバックを受けることが可能です。

②2社以上に登録し、自分に合うアドバイザーを見つける

自分に合ったアドバイザーを見つけることは非常に重要です。

アドバイザーの専門的な知識量・質・対応はエージェントごとに異なります。また「なんとなく話が合わない」など、性格や相性が合わないなんてことも意外にあります。

そのため、複数のエージェントに登録をして、面談を通じて信頼できるアドバイザーを見つけることが転職成功の秘訣といえるでしょう。

初回面談の際に、自分のキャリアや将来像・希望条件などをしっかり伝えられるように準備しておき、各サービスのアドバイザーの対応やリアクションを比較してみると良いでしょう。

自分に合う求人を見分けるコツは?

①コーポレートサイトを確認する

コーポレートサイトで企業の理念や文化、実績などをチェックすることで、自分の価値観やスタイルに合うかどうかを判断することができます。実務経験年数が短い場合は、教育体制なども確認することがおすすめです。

②残業時間・離職率など労働環境を確認する

自分に合う求人を見つける際には、労働環境を確認することも重要です。転職を通じて労働環境を改善したいという方も多いと思いますので、離職率や残業時間などの情報は確認しましょう。

鵜呑みにしてはいけませんが、口コミサイトなどで調べることもできますし、エージェントに確認することも可能なので、働きやすさをチェックしましょう。

③業務内容が本当にデザイナー業務かを確認する

とくに実務未経験者の場合は、業務内容を確認して、本当にグラフィックデザイナーとしての仕事に携わることができるのかをチェックするようにしましょう。

未経験者歓迎の求人では、営業や販売、コールセンターでの勤務などにアサインされる企業もあるので、注意するようにしましょう。

グラフィックデザイナー転職を成功させるポイント

①転職軸を明確にする

転職活動を始める際には、自分の転職における軸を明確にすることが重要です!

「転職してなにを実現したいのか」という転職の目的をしっかり言語化することで、会社を選ぶ際の軸を作ることができます。

転職の目的は一つとは限らないので、まずは思いつくものをすべて挙げた上で、優先順位をつけていくのがおすすめです。

たとえば……

  • まずはとにかくデザイナーとしての実績を積みたい
  • 年収を上げたい
  • リモートワークができる環境で働きたい
  • これまでの経験をもとに、新たなキャリアパスを実現したい

転職エージェントを選ぶ際にも、自分の目的を叶えられるかどうかという基準で絞ることもできます。

②ポートフォリオを充実させる

ポートフォリオは、グラフィックデザイナーの転職に非常に重要です!

企業の採用担当者へ自分自身のスキル・実績をアピールするためにも、内容を充実させ、見やすさを意識して作成しましょう。

  • 制作物の概要
  • 制作期間
  • 制作フロー
  • 担当範囲
  • 使用ツール

制作物の概要や期間、デザイン制作時のフロー、使用ツール、複数人で取り組んだプロジェクトである場合は、自らの担当範囲などを詳しく記載することが重要です。

また実務経験者の場合、前職での実績などをポートフォリオに掲載する場合は、著作権や守秘義務にきちんと配慮していることを示すこともポイントになるでしょう。

専門型エージェントではポートフォリオの添削も行ってくれるため、アドバイザーと一緒にブラッシュアップをすることも可能です。

グラフィックデザイナーに求められるスキルとは?

グラフィックデザイナーは特別な資格がなくてもなることができる職業ではあるものの、仕事をする上で求められる専門的なスキルはあります。

たとえば「Illustrator」や「Photoshop」などのデザインツールの基本操作を理解しておく必要がありますし、レイアウトや配色などのデザインに関する知識も身につけなければいけません。

その他にも、グラフィックデザイナーとして活躍していくために必要なスキルは以下記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

関連:グラフィックデザイナーに向いている人って?必要スキルや適性を解説

グラフィックデザイナーのキャリアパスを解説。未経験から転職可能?

グラフィックデザイナーは資格がなくてもなることができるため、未経験からでも目指すことは可能です! ただし前述の通り求められるスキルはいくつかありますので、スクール通学や独学によるスキル習得は必要不可欠です。

以下記事に未経験からのグラフィックデザイナーを目指す方法についてまとめているので、ゼロからグラフィックデザイナーへの転職を目指している方はあわせてご確認ください!

関連:グラフィックデザイナーは未経験だと厳しい?スクール運営が解説

グラフィックデザイナーとしての実務経験がすでにある場合は、転職によって、給与・労働環境などの条件でのキャリアアップを目指すことはもちろん、以下のようなさまざまなキャリアパスを描くことも可能です。

①アートディレクター

アートディレクターは、グラフィックデザイナーとしての経験を積み、深い知識を身につけることで目指すことができます。

アートディレクターは、ビジュアルデザインの全体的な方向性を決定し、プロジェクトのクリエイティブな要素を管理する役割を担います。

グラフィックデザインの基礎的な知識から応用まで幅広い知識が必要です。デザインの知見に加えて、チームをリードするマネジメント力や、クライアントやチームメンバーと円滑にコミュニケーションをとり、アイデアを伝える力も求められます。

②Webデザイナー

グラフィックデザイナーとして紙媒体のデザインで培ってきたデザインスキルは、Webデザインを行う上でも活かすことが可能です。

使用するデザインツールに大きな変わりはありませんが、Webならではのデザインルールやコーディングの知識が必要となるので、独学やスクールで身につけていきましょう。

将来的なキャリアパスを広げることにもつながるため、グラフィックデザイナーからのキャリアチェンジを目指す際にはおすすめの職種の一つです。

③UI/UXデザイナー

UI(ユーザー・インターフェース)デザイナーと、UX(ユーザー・エクスペリエンス)デザイナーは、どちらもユーザー目線でサービスを作っていくデザイナーです。

UIデザイナーは、アプリ画面やタッチパネルなど、サービスにおいてユーザーが直接触れる部分をデザインする仕事です。UXデザイナーは、ユーザーが得られる体験(喜び、気づき、驚き、満足感など)をデザイン・設計する仕事です。

デザイン知識に加えて、ユーザー調査スキルといったマーケティングの知見や、事業そのものを良くするビジネス的な観点を身につける必要があります。ニーズが多様化している現代において、活躍の場面も増えており、需要も高まっている職業の一つです。

 
上記の職種では、それぞれ異なるスキルや経験を求められますが、共通してグラフィックデザインの基本的な知識や能力が基盤となります。自分自身の目標に合わせ、理想のキャリアパスの実現に向けて、実務経験を積みながら、専門知識を深めていきましょう。

グラフィックデザイナー転職事例

アパレル店員からグラフィックデザイナーへ転職(20代女性)


「好きなことを通じて、誰かに喜んでもらいたかった」という思いで学習し、未経験からグラフィックデザイナーへの転職を成功した方の事例です。転職後は事業会社の広報チームで、社内報やSNS運用、社内の表彰式で渡すグッズ等のデザインをされています。

ポートフォリオを制作する際には、採用担当者が忙しい中ポートフォリオを見るということを想定して、見やすさやわかりやすさを心がけていたそうです。

グラフィックデザイナーからWebのデザイナーへ転職(20代男性)


グラフィックデザイナーからWebデザイナーへのキャリアチェンジに成功した方の事例です。現在はWebデザイン制作を中心に、企画やディレクションにも携わられています。

キャリアの幅を広げたいと思ったところから学習を開始。はじめての転職活動だったため、応募書類は弊社キャリアアドバイザーと相談をしながら進めて、完成させていらっしゃいます!

さいごに

グラフィックデザイナーの転職におすすめのエージェント・支援サービスをご紹介しました! 転職の軸を決めた上で、自分に合ったエージェントを見つけてみてくださいね。

クリエイターに特化したエージェントで採用担当者の視点でのサポートを受けたいと思った方は、ぜひ弊社が運営する「ReNew by LIG Agent」への会員登録をお願いいたします。お一人おひとりにとっての理想のキャリア実現に向けて、全力でサポートさせていただきます!

会員登録・キャリア相談はこちらから

この記事のシェア数

Shota Utsunomiya
Shota Utsunomiya Digital Education / Career Designer / 宇都宮 翔太

キャリアデザイナーとしてクリエイタースクールの運営とクリエイター特化型人材サービス事業に従事。印刷物からWebまで幅広いクリエイティブ分野の知見を活かし、駆け出しクリエイターの支援に注力している。愛媛大学卒業後、印刷会社で法人営業として企業向け印刷物やWebサイトの企画提案を担当。デザイナーとの協働経験を持つ。2022年5月よりLIGに参画。

このメンバーの記事をもっと読む
クリエイターの価値は、正しい場所で最大化される。忙しいあなたに代わって、理想の職場を見つけます。
無料で始める 詳しく見る