株式会社LIG テクノロジー部 部長の工藤です。これまで数多くの企業様の基幹システム開発支援を行ってきました。
基幹システムは製造・販売・売上管理といった根幹的な企業活動に関わる重要なシステムです。業務の効率化・標準化・可視化といった重要な役割を担うため、開発に失敗しないためには依頼先を慎重に判断する必要があります。
ただ、「想像以上にコストがかかった」「納品物が要望と違う」「納期までに納品されない」という失敗は、システム開発において起こりがちです。
そこで今回は、開発実績の豊富さに加え、自社の業務を的確に捉える提案力や技術力を考慮して、基幹システムの開発に強い会社を厳選して7社ご紹介します。業界内でよく聞く名前を中心に、各社の強みや実績まで、2024年7月の最新情報でまとめています。
会社選びにお悩みの方や、企業の特徴・実績を知りたい方のご参考になれば幸いです。
弊社LIGでは、
・業界歴10年以上のベテランがPMとして参画
・数々のデザインアワードを受賞したデザイン力でUI/UXに優れたシステム開発に強み
・海外に開発拠点をもち、低単価・高品質を実現
「とりあえず見積もりだけ欲しい」「相談に乗ってほしい」というご状況でも、ビジネスの壁打ち相手としていつでもご相談を承っております。コスト面や機能面など貴社のご要望をお伝えいただき、より良いオフショア開発の伴走をさせていただければと思います。
目次
企業における基幹システム開発のあるある
基幹システムの刷新が進まず、老朽化しがちなのは企業におけるあるあるです。
老朽化してしまう一番の理由は、基幹システムが「会社の根幹を担うシステム」だからこそです。
社内のほとんどの業務システムは、基幹システムと依存関係にあります。その結びつきを正確に把握できている人が、社内にどれだけいるでしょうか? 「ぶっちゃけ、もう誰にもわからなくなっている」というケースは、往々にしてあります。
また、基幹システムの刷新には時間もお金もかかる、という現実的な問題もあり、3カ年・5カ年計画で取り組む企業も珍しくありません。某メガバンクの基幹システムは20年の時間を費やしたと言われています。
そしてさらに懸念されることが、それだけの時間的・金銭的なリソースを費やして基幹システムを刷新したとしても、売上増加などの成果にダイレクトに結びつくとは限らないことです。
このような問題に直面している企業は多く、基幹システムを刷新するまでに何度も足踏みをしてしまうことはあるあるなのです。
だからこそ、基幹システム開発の目的や要件を明確にし、長期的な付き合いとなるシステム開発会社を慎重に選ぶ必要があります。
基幹システム開発会社の選び方とポイント
基幹システムの開発を行っている会社は数多くあります。しかし、基幹システムの開発は、短期間で終わる開発プロジェクトなどとは違い長期的な開発となることを見越したパートナー企業選定をおこなう必要があります。
企業選定ポイントは以下です。
- パートナー企業の経営基盤を確認する
- 開発会社に求める範囲を明確にする
- 実績ベースで候補を絞る
- 複数の会社に見積もりをとる
- 十分な開発体制があるか確認する
パートナー企業の経営基盤を確認する
長期的な開発プロジェクトの成功や継続性を確保するために、パートナー企業が安定した経営状況にあることは必要不可欠です。
パートナー企業が財務的に不安定である場合、倒産のリスクがあります。基幹システム開発は、通常、数か月から数年にわたる長期プロジェクトです。
途中で開発会社が倒産した場合、プロジェクトが中断され、再開するために別の開発会社を探す必要が生じます。このような事態は、スケジュール遅延や追加コストを招き、最終的にはプロジェクト全体の成功に悪影響を及ぼします。
また、財務基盤が不安定な企業は、経費削減を余儀なくされることが品質低下のリスクがあります。
この場合、人員削減や開発リソースの縮小が行われ、結果としてシステムの品質が低下する可能性があります。経験の少ないエンジニアに作業が割り振られたり、十分なテストが行われなかったりすることで、最終的に品質に問題が生じる可能性があります。
このようなリスクを未然に防ぐために、IR情報などを確認し、必ずパートナー企業の経営状況を把握しておきましょう。他には、設立年数、従業員数などもあわせて確認しましょう。
開発会社に求める範囲を明確にする
システム開発会社と一口にいっても、事業戦略を含めて考えてくれる会社から、指示通りにプログラムを組むだけの会社までさまざまです。したがってパートナーに何を、どこまでしてほしいのか、開発会社に依頼する範囲を明確にすることが大切です。
自社状況に応じたパートナー選定の例
コンサルティング | システムを作る目的は決まっているが、具体的にどういったものを作るかは決まっていない。業務フローを踏まえ、設計から手伝ってほしい。 |
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システムインテグレーター(SIer) | 作りたいシステムは決まっていて、予算に合う要件も社内である程度整理している。形にするところを手伝ってほしい。 |
オフショアのラボ型開発、クラウドソーシング | 作りたいシステムは決まっていて、エンジニアに直接指示出しもできるが、リソースが不足している。手を動かすところを手伝ってほしい。 |
また、「できるだけ費用はおさえたい……」という場合でも、安さだけを理由に会社を選ばないようにしましょう。他社と比較して明らかに安い会社にはなんらかの理由があります。たとえば「オフショア開発で現地のエンジニアに直接英語で指示出ししなければならない」など、自社に工数がかかる可能性もゼロではないので、事前に必ず確認しておきましょう。
▼費用をできるだけ抑えたい方はこちらもチェック オフショア開発会社で本当に信頼できる6社を紹介|選び方も解説 プロ厳選のローコード開発会社おすすめ10選【2024年9月】
実績ベースで候補を絞る
開発会社を検討する際には、過去の開発実績を確認するのも重要です。とくに自社と同業種・似た規模感・似た課題を持っている企業への開発実績があるかはチェックしておくべきです。
基幹システムは規模により開発難易度は大きく異なります。自社の企業規模に応じたシステム開発の実績がない会社に依頼してしまうと、品質が期待以下のものになったり、経験の無さから納期がずれるなどのトラブルが発生する可能性もあります。
不要なトラブルを避けるためにも、実績には強くこだわってください。
複数の会社に見積もりをとる
候補を絞ることができたら、必ず複数の会社に見積もりを依頼しましょう。
ひとつの会社だけから見積もりを取った場合、適正価格かどうかを判断するのが難しくなります。人件費や各社の状況により、同じ要件でも会社によって見積もり料金は異なります。
よって、見積もりをとるときは複数社に依頼して比較することをおすすめします。
十分な開発・サポート体制があるか確認する
システムの安定稼働や開発プロジェクトの成功、そして長期的な運用サポートを確保するために「十分な開発・サポート体制があるか」は極めて重要です。
保守運用体制は整っているか、24時間対応をしてくれるか、定期的なメンテナンス対応はしてくれるのか、稼働人数は確保してくれているのか、などサポート体制を確認しましょう。
パートナー企業が適切な体制を整えているかどうかを確認することで、社内業務の滞りを防ぎ、システムのトラブル時にも迅速かつ適切な対応を受けることができます。
基幹システムの開発に強い会社一覧
株式会社LIG
- 株式会社LIGのおすすめ理由
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- 開発はもちろん、事業戦略など上流工程から支援可能
- 海外の優秀な人材と経験豊富な日本のディレクターがタッグを組み、高品質×コスト削減を実現
- Web制作事業で培ってきた、豊富なUI/UXデザインの知見をフル活用
大手企業の実績多数。外資コンサル出身者が多数在籍、上流工程からの支援に強みを持つ
弊社LIGはもともとWeb制作事業からスタートし、世界的なデザインアワードの受賞経歴も多数ございます。システム開発を進める上ではそんな経験から培ったUI/UXの知見を活かし、課題に即したシステムの企画・設計、誰もが使いやすいUIの実現など上流工程から保守運用にいたるまでワンストップで支援可能です。
また、弊社はフィリピンとベトナムに海外拠点をもち、120名以上の海外人材を活用したオフショア開発もおこなっています。当社比で国内エンジニアより人件費を約50%削減した実績があります。優秀な海外エンジニアを採用しつつ、コストを抑えて開発できるのも強みです。
会社名 | 株式会社LIG |
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URL | https://liginc.co.jp/solutions/technology/system |
設立年 | 2007年 |
従業員数 | 230名(2023年4月時点) |
本社所在地 | 東京都台東区小島2-20-11 |
開発言語 | JavaScript, Java、 PHP、 C++、 C#、 SQL、 Python、 Ruby、 Shell、 VBA、 Visual Basic、 Swift、 Kotlin、 Fultter、 JavaScript、 Java、 PHP、 C++、 C#、 SQL、 Python、 Ruby、 Shell、 VBA、 Visual Basicなど |
主な実績 | 生産/在庫管理システムの開発、Hubspot、Auth0とフルスクラッチ開発を組み合わせた顧客基盤(CRM)の導入 など >>実績ページを見る |
費用 | 要問い合わせ |
株式会社電通総研
出典:ISID
- 株式会社電通総研のおすすめ理由
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- 電通グループの総合力を活かしたソリューションを提供
- 専門的なシステムから基幹・業務システムまで幅広く対応可能
- 「スペシャリストの視点」で課題解決に必要なテクノロジーを的確に実装
最先端テクノロジーと電通グループの持つクリエイティビティを掛け合わせたソリューションを提供している企業です。
スペシャリストの視点を重視した開発をモットーに、顧客の業務を知り尽くすことで課題解決に必要なテクノロジーを的確に実装することを強みとしています。
基幹システムを含め、さまざまな業界特有の課題解決をおこなう専門的なシステムや、どんな会社にも必要な人事・会計領域の業務システム、生活者とのコミュニケーションをデザインするプラットフォームなど、開発実績はさまざま。
業種やシステムの種類を問わない柔軟な対応力も特徴です。
会社概要・実績
社名 | 株式会社電通総研 |
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所在地 | 東京都港区港南2-17-1 |
設立年 | 1975年 |
従業員数 | 4,349名(2024年6月末現在) |
費用 | 要問い合わせ |
実績例 | 事例一覧 |
TIS株式会社
- TIS株式会社のおすすめ理由
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- 金融・決済分野のシステム開発に強みを持つ
- 金融、製造、流通、サービス、公共、通信など多種多様な業種にわたる3,000社以上の開発実績
国内大手のシステムインテグレーターのTIS株式会社は、幅広い業種にシステム開発、システム運用・保守、ネットワーク構築などのサービスを提供しています。
とくに金融・決済は得意分野のひとつで、クレジットカードの基幹システム開発における国内市場シェアは約50%。もちろん金融に限らず、製造業、流通業、サービス業など、幅広い業種への導入実績があります。
会社概要・実績
社名 | TIS株式会社 |
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所在地 | 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 |
設立年 | 2008年 |
従業員数 | 5,834名(2024年3月31日時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績例 | アズビル株式会社:世界最大級のSAP®ERP本番環境をAWS上で実現 |
SHIFT ASIA CO., LTD.
出典:SHIFT ASIA CO., LTD.|TOPページ
- SHIFT ASIA CO., LTD.のおすすめ理由
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- ベトナムオフショア開発に強み
- 販売管理や購買管理、生産管理、在庫管理、勤怠管理、給与管理、財務会計など、あらゆる基幹業務のシステム化において豊富な実績をもつ
株式会社SHIFTの海外戦略拠点としてベトナム・ホーチミンにて創業。オフショア開発で多種多様なシステム開発をおこなっています。
システム開発以外にも、テストの自動化サービスやセキュリティテストサービスにも注力。セキュリティやテスト品質において定評があり、ソフトウェア品質保証・第三者検証のリーディングカンパニーとして知られています。
会社概要・実績
社名 | SHIFT ASIA CO., LTD. |
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所在地 | ホーチミンオフィス(本社) 130 Suong Nguyet Anh Street, Ben Thanh Ward, District 1, HCMC, Vietnam. |
設立年 | 2016年 |
従業員数 | 200名(2023年2月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績例 | 導入事例一覧 |
株式会社日立ソリューションズ
- 株式会社日立ソリューションズのおすすめ理由
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- 大手企業から中小企業まで300件以上の幅広い開発実績をもつ
- 自社開発基幹業務システム「FutureStage」「リシテア」などを開発
創業50年を超える国内大手の日立ソリューションズ社は、インフラ、流通、製造業へのトータルソリューション提供を得意としています。
製造・流通業向けの基幹業務ソリューション「FutureStage」や、業務システムと基幹システムを組み合わせた開発など、豊富な経験からクライアントのニーズに応じた開発をおこなえるのが魅力です。
会社概要・実績
会社名 | 株式会社日立ソリューションズ |
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所在地 | 東京都品川区東品川四丁目12番7号 |
設立年 | 1970年 |
従業員数 | 4,955名(2024年3月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
主な実績 |
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SCSK株式会社
- SCSK株式会社のおすすめ理由
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- 基幹システム開発に強みを持つ
- ERP/BI/DWH/財務会計/資産管理/人事・給与/グローバルシステムなど幅広い開発実績
SCSK株式会社は、基幹システムを中心に、クラウドサービスやネットワークプラットフォームなどの開発をおこなっている東証プライム企業です。
三菱電機ビルテクノサービス株式会社や神戸大学、ライオン株式会社などさまざまな業種の実績もあり、幅広い対応領域が強みといえます。
会社概要・実績
会社名 | SCSK株式会社 |
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所在地 | 東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント |
設立年 | 1969年 |
従業員数 | 16,296名(2024年3月時点) |
主な実績 |
ライフネット生命保険株式会社: 「Smart One Cloud Security」の導入 株式会社ブルボン:中国拠点のITインフラを刷新・ネットワーク基盤を再構築 |
株式会社ハイブリッドテクノロジーズ
- 株式会社ハイブリッドテクノロジーズのおすすめ理由
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- 290社以上のシステム開発制作実績をもつ
- ビジネス理解を前提としたサービス開発支援
東証プライム上場のエアトリグループの一員であるハイブリッドテクノロジーズ社。業務効率化システム、データ分析ツール、受付システムなどの業務用アプリケーションを含む290社の制作実績があります。
Salesforceの標準機能にもとづいて機能カスタマイズや新規機能の開発が可能で、スクラッチ開発に比べて工数を削減できるのが特徴です。オフショア開発事業もおこなっており、国内外の開発チームで幅広い業界・業種におけるDX開発をサポートしています。
会社概要・実績
会社名 | 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ |
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所在地 | 東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F |
設立年 | 2016年 |
従業員数 | 568名(2023年9月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 |
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株式会社システナ
出典:株式会社システナ
- 株式会社のおすすめ理由
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- 自社開発の基幹・業務システムやITコンサルなど幅広くIT分野を手がけている
- 銀行系開発では40年、保険系開発では30年以上の開発実績をもつ
株式会社システナは、東京都港区に本社を置くIT企業で、システム開発、システム運用・保守、IoT、ITコンサル、IT環境の構築など幅広く手掛けています。
1983年の設立以降、数多くの開発に携わっており。官公庁や通信キャリア向けの情報端末開発、通信サーバー・ネットワーク構築、有名ポータルサイトのシステム開発など、大手企業から中小企業まで多くの実績を持っています。
会社概要・実績
会社名 | 株式会社システナ |
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本社所在地 | 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 14F・16F |
設立年 | 1983年 |
従業員数 | 5,882名(2024年7月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 |
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大京システム開発株式会社
出典:大京システム開発株式会社
- 株式会社のおすすめ理由
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- 基幹システム構築ソリューション「Flexi」をカスタマイズし短期間・低コストで導入可能
- 業務管理システムにも強みをもつため基幹システム以外も合わせて依頼したい場合に良い
大京システム開発株式会社は、製造業、流通業、サービス業、教育、病院など幅広い業種・業態へ基幹システムなどのITシステムを構築しているシステム開発会社です。
Flexiと呼ばれる自社開発の基幹・業務システム構築ソリューションを提供し、短納期・低コストの実現を図っています。
会社概要・実績
会社名 | 大京システム開発株式会社 |
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所在地 | 大阪市西区江戸堀1丁目9番1号肥後橋センタービル8階 |
設立年 | 1989年 |
従業員数 | 248名(2024年5月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 |
ダイトロン株式会社:文書管理システム導入 |
株式会社NTTデータ
出典:株式会社NTTデータ
- 株式会社のおすすめ理由
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- 官公庁向けや金融、製造、通信などの法人向けシステムの開発をおこなうグローバル企業
- 幅広い領域でサービスを展開しており、海外での開発実績も豊富
幅広い業種・職種に対応した大手総合システムエンジニアリング企業
株式会社NTTデータは、グローバルに展開する大手総合システムエンジニアリング企業です。公共分野のシステムをはじめ、金融、製造、通信などの法人向けシステム、官公庁や自治体向けの開発をおこなっています。
基幹システムをはじめ、CRMや文書管理などのビジネスアプリケーション、データセンターやクラウドなどのITインフラ・保守運用と、幅広い領域でサービスを展開しており、海外での開発実績も豊富です。
会社概要・実績
会社名 | 株式会社NTTデータ |
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本社所在地 | 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル |
設立年 | 1988年 |
従業員数 | 12,714名(2022年3月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 |
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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
- 株式会社のおすすめ理由
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- 大手企業との取引実績が豊富なシステム開発会社
- 製造業、メディア、サービス、自動車、運輸、生活消費財などのユーザー系システム開発に強み
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、大手企業との取引実績も豊富なシステム開発会社です。
伊藤忠商事が親会社であることから、消費財やサービス系などのユーザー系システムの開発に強みがあります。
日本最大規模の検証専門センターがあるのも特徴で、システム導入の調査検討・構築導入・運用フェーズといったさまざまなステップでベネフィットを提供しています。
会社概要・実績
会社名 | 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 |
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所在地 | 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー |
設立年 | 1979年 |
従業員数 | 5,019名(2023年3月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 |
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株式会社野村総合研究所
出典:株式会社野村総合研究所
- 株式会社野村総合研究所のおすすめ理由
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- 金融系システム開発の実績が豊富
- 長年培ってきたコンサルティングに強み
野村総合研究所はアジアやアメリカ、ヨーロッパなどの拠点と連携しながら、システム開発などのITソリューションサービスを提供する会社です。
「コンサルティング」「金融ITソリューション」「産業ITソリューション」「IT基盤サービス」といった4つの軸で、顧客のさまざまな課題解決を行います。中でも金融系サービスの開発実績が豊富で、三菱東京UFJ銀行やセブン銀行など大手金融業界の開発実績を有しています。
会社概要・実績
会社名 | 株式会社野村総合研究所 |
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所在地 | 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ |
設立年 | 1965年 |
従業員数 | 7,206名(2024年3月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 |
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NECソリューションイノベータ株式会社
- NECソリューションイノベータ株式会社のおすすめ理由
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- 官公庁や自治体、金融保険業をはじめ幅広い業種に対応
- システム設計から運用までトータルで支援している
官公庁や自治体、金融保険業、メーカー向けにソフトウェアやシステム開発を提供
NECグループのシステムインテグレーターで、官公庁や自治体、金融保険業、メーカー向けにソフトウェアの開発やシステム設計・構築、運用までをトータルで支援している会社です。
幅広い業種・業務のノウハウを有しており、デザイン力や実装力に強みがあります。
会社概要・実績
会社名 | NECソリューションイノベータ株式会社 |
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所在地 | 東京都江東区新木場一丁目18番7号 |
設立年 | 1975年 |
従業員数 | 12,589名(2024年3月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 | 要問い合わせ |
株式会社コアコンセプト・テクノロジー
- 株式会社コアコンセプト・テクノロジーのおすすめ理由
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- 製造業・建築業向けのシステム開発に強み
- 受託開発意外にもパッケージソフトの導入支援なども提供
企業のDX推進を掲げ、AI技術にも強いコアコンセプト・テクノロジー社。受託開発だけでなく、SESやオリジナルパッケージなどあらゆる手法で企業のエンジニアリソース不足を解決しています。
大手建設業、製造業向けの開発支援実績が豊富で、基幹業務システム開発に強みがあります。
会社概要・実績
会社名 | 株式会社コアコンセプト・テクノロジー |
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所在地 | 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋11階 |
設立年 | 2009年 |
従業員数 | 356名(2024年3月時点) |
費用 | 要問い合わせ |
実績 |
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基幹システムの導入形態の違い
基幹システムにはオンプレミス型とクラウド型の2種類の導入形態があります。自社に最適なのはどちらなのか判断する上で重要になります。
オンプレミス型
オンプレミス型とは、企業が自社内にサーバーやネットワーク機器を設置して、システムやデータを管理・運用する方式のことを指します。
基幹システムはオンプレミス型の製品が多いのが実情で、中小企業でもオンプレミス型で導入をされている企業様も多くいらっしゃいます。
特徴 | ・自社でハードウェア(サーバー、ストレージ、ネットワーク機器)を所有・管理 ・企業の特定のニーズに合わせてカスタマイズが可能 ・自社内にデータが保存されるため、セキュリティ面で管理がしやすい |
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メリット | ・自社の要件に応じて自由にシステムを変更できる ・外部の脅威からデータを保護しやすい(ただし、自社のセキュリティ対策が強固であることが前提) |
デメリット | ・初期投資(ハードウェア購入、設置)が高額 ・運用コスト(メンテナンス、アップグレード)の費用もかかる ・システム管理や障害対応を自社で行う必要がある |
クラウド型
クラウド型とは、Google CloudやAWSなどのクラウドサービスが提供するインフラを利用してシステムやデータを管理・運用する方式のことを指します。インターネット回線が引かれている企業であればどの企業でも導入が可能です。
特徴 | ・クラウドサービスを利用して運用 ・リソースの増減がしやすく、必要に応じてスケールアップやスケールダウンが可能 ・インターネット環境があればどこからでもアクセス可能 |
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メリット | ・初期投資が少なく、費用が抑えられる ・需要変動など状況に応じて簡単にリソースを調整できる ・ハードウェア管理が不要なため、運用負担が軽減される |
デメリット | ・データは外部サーバーで保存するため、セキュリティ面で不安がある ・クラウドのサービス停止などによって業務に影響が出る可能性がある ・オンプレミス型に比べてカスタマイズの自由度が低い |
中小企業やスタートアップ企業には、初期コストが低いクラウド型、大企業やITリソースが豊富な企業にはオンプレミス型が適しています。
どちらの形態で導入するかは、会社の規模や業務内容、予算、セキュリティ要件などさまざまな事情を考慮して総合的に判断する必要があります。
基幹システム開発の費用相場
基幹システムの開発費用は、50万円〜3,000万円程度とされていますが、企業の規模やシステムの複雑さによっては数億円に達することも珍しくありません。
ツールの導入 | 10万円〜 |
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パッケージ導入+カスタマイズ開発 | 100万〜400万円 |
フルスクラッチ開発 | 600万〜3,000万円 |
このように、基幹システムの開発費用は非常に幅広く、具体的な要件や開発方法によって大きく変動します。これらはあくまでも相場で、開発要件によって大幅に予算が変動する可能性があります。
費用を抑えるためには、システムの要件を明確にし、必要な機能に絞ることが重要です。
また、社内の根幹を担う基幹システムですから、安かろう悪かろうになってしまっては元も子もありません。長期間・高単価での開発が見込まれるため、金額だけで判断するよりも、システム導入後の成功を考える必要があります。
そのため、課題に即したシステムの企画・設計などの上流工程から伴走してくれる企業を選ぶことがとても重要で、大型プロジェクトを成功させる鍵になります。
弊社LIGでは、外資コンサル出身者や業界歴10年以上のベテランメンバーがプロジェクトマネージャーとして参画します。
戦略設計などの上流工程からの開発に強みをもっているため、「なんとなく作りたいものはあるけど、実現できるのかわからない」といった漠然とした状態でもいつでもお気軽にご相談ください。ビジネスの壁打ち相手としてお話しさせていただきます。
▶︎▶︎外資コンサル出身のコンサルタントへ基幹システム開発要件の壁打ちを依頼する
基幹システムのよくある失敗と対策
作りたいものがはっきりしていない
システムを実現することで解決したい課題は何でしょうか? この課題設定がブレると途中で方針転換や仕様変更をしたくなります。下記のような項目が代表的な事象です。
- やりたいことは設定したが課題設定をしなかった
- 設定した課題が適切ではなかった、課題だと思っていたものが課題ではなかった
- 途中で課題が分からなくなった
- 途中で課題を変えた
ある程度の規模のプロジェクトであれば、コンサルタントを入れて課題設定をしておくと良いでしょう。第三者視点を入れることによって、プロジェクトの置かれた状況を見直すことも中長期的には有効です。
弊社LIGでは、外資コンサル出身者や業界歴10年以上のベテランメンバーがプロジェクトマネージャーとして参画します。
戦略設計などの上流工程からの開発に強みをもっているため、「なんとなく作りたいものはあるけど、実現できるのかわからない」といった漠然とした状態でもいつでもお気軽にご相談ください。ビジネスの壁打ち相手としてお話しさせていただきます。
要件定義が甘い、あるいは伝えきれていない
作りたいもののイメージはどの程度まとまっているでしょうか? よくあるパターンとして、漠然としたイメージを共有して開発者に渡したものの、何だかイメージと違うという現象があります。
解決したい課題は伝えた、画面のイメージを作っただけでは伝わりません。何のボタンを押せばどういう振る舞いになるのか、遷移先の画面に表示される文字は何を引っ張ってくるのか、計算式はどういったものなのか。こうしたITエンジニアに渡す直前までの要件の噛み砕きをしないとエスパー以外は開発成功には至りません。
自社内・開発会社ともにしっかりとコミュニケーションをとり、細かく要件定義を行いましょう。
開発会社側ではどのような項目を要件定義に必要としているのか、こちらの記事で解説しているので、要件定義の内容について詳しく知りたい方はぜひご覧ください。 システム開発の要件定義とは?主な要素や失敗しないポイントを解説
金額が膨らむ
準備不足などにより結果的に開発費用が著しく膨らんでしまうこともあります。
発注者側にシステムに詳しいメンバーがいないと、受注者に足元を見られることも。元は2,000万円程度でスタートしたシステム開発がトータルでは1億円を超えるケースもこれらが原因のことが多いです。逆に発注者側が怒って不払いを言い渡す泥沼のケースもあります。
見積もりから費用が膨らむことは起こりがちです。初期見積もりからどれくらいのまで予算がかけられるのか、予算をオーバーする場合に何を削るのか優先順位を明確にしておくことが重要です。
また、相見積もりをおこなうことで自社が開発しようとしているシステムがどれくらいの相場なのかを確認することも必要です。
費用は、要件によって大きく変動します。まずは複数の企業へ見積もり依頼をしてみてください。
弊社LIGもお問い合わせいただきましたら、概算をお伝えさせていただきます。どうぞお気軽にご連絡ください。
さいごに
ここまで、基幹システムの開発に強い会社や開発先の選び方をご紹介しました。
基幹システム開発に失敗しないためには得意領域や実績などを確認し、自社のケースにあった会社を選ぶことが重要です。気になる企業があれば問い合わせをし、複数社を比較するとよいです。
そして、予算や納期、機能など開発における優先順位を明確化することで、システム開発はうまく進みます。実際に企業へ依頼をする前に、社内で課題を洗い出してみてください。
今回ご紹介したポイントが、会社選びの参考になれば幸いです。
この記事の著者
アクセンチュア株式会社にて、スクラッチ・パッケージ開発のデリバリー部隊に所属し、100人規模のSIプロジェクトを多数経験してきました。経験領域はアプリ、IF、データ基盤、インフラとSI経験15年以上になります。クライアントファーストを信条にソリューションの提案からデリバリーまで幅広く実施しておりますので、ぜひいつでもお気軽にご相談ください。
企業活動にとても重要な基幹システム。決して安くない金額ですから、信頼のおける開発会社に依頼したいですよね。プロジェクトの成功のためには、豊富な経験とスキルを持った人材が多い企業に依頼するのが安心といえます。
弊社LIGでは、
・業界歴10年以上のベテランPMやコンサルタントがプロジェクトに伴走
・海外の優秀な人材と経験豊富な日本のディレクターがタッグを組み、高品質×コスト削減を実現
・Web制作事業で培ってきた、豊富なUI/UXデザインの知見をフル活用
などの強みを活かし、経験豊富なメンバーが貴社のニーズに応じたご提案をいたします。
会社選びはとにかく慎重におこなうかと思いますので、「見積もりだけお願いしたい」「基幹システムの開発の具体的な流れを知りたい」という場合でも、ぜひお気軽にご連絡ください。ビジネスの壁打ち相手として、基幹システム開発についてさまざまな角度からお話しさせていただきます。