物流業務の効率化や在庫管理の精度向上を目指す企業にとって、倉庫管理システム(WMS)の導入は避けて通れない課題です。しかし、既製のパッケージ製品では自社の複雑な業務フローに対応できず、結局は手作業での調整が必要になるケースも少なくありません。
そこで注目されているのが、自社の業務に完全に合わせたカスタム開発です。
本記事では、倉庫管理システムの基礎知識から、開発を依頼する際におすすめの会社10社を徹底比較。選び方のポイントや料金相場まで、発注を成功させるために必要な情報をまとめました。
自社に最適な倉庫管理システムを構築し、物流業務の生産性を劇的に向上させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事の著者:株式会社LIG 第1ITソリューション事業部 部長 小池 慎之介アクセンチュア株式会社にて、大手アパレルメーカーのEC再構築PJ、生産財メーカーのPIM構築PJ、化粧品会社の商品DB再構築PJ、日用品メーカーのSAP導入PJなど、提案〜運用保守まで全フェーズでマネジメントを経験。得意分野はUX、商品分類、業務効率化。 |
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目次
- 倉庫管理システム(WMS)とは
- 【比較表】倉庫管理システム開発会社10社の一覧
- 倉庫管理システム開発でおすすめの開発会社10社
- 株式会社LIG|デザイン力とオフショア活用でコスパ良好
- NEC(日本電気株式会社)|EXPLANNER/Lgで多様な業界に実績
- TIS株式会社|20年以上の物流業界支援実績
- 株式会社日立ソリューションズ|50年以上の実績を持つ大手SIer
- 富士通株式会社|Unified Logisticsでサプライチェーン全体を最適化
- ホンダロジコム株式会社|トヨタ自動車との50年以上の物流実績
- 株式会社Sun Asterisk|4カ国6都市・上流工程から対応
- 株式会社シンユーコンサルティング|独自開発「ScWMS」で300拠点以上の実績
- ゼータ株式会社|少数精鋭チームによる高品質なWMS開発
- 株式会社サンシーア|EC特化型WMS「SunLOGI」+カスタマイズ開発も対応
- 倉庫管理システムを導入するメリット
- 倉庫管理システム開発の費用
- 倉庫管理システム開発会社の選び方・比較ポイント
- まとめ:自社に合った倉庫管理システム開発会社を選ぼう
倉庫管理システム(WMS)とは
倉庫管理システム(WMS:Warehouse Management System)とは、倉庫内における入出荷・在庫管理・ピッキング・棚卸しなど、物流業務全般を効率化するためのシステムです。
従来の手作業やExcelでの管理では、ヒューマンエラーや作業の属人化が発生しやすく、業務規模が拡大するにつれて限界が訪れます。WMSを導入することで、リアルタイムでの在庫把握、作業指示の最適化、トレーサビリティの確保が可能になり、物流現場の生産性を大幅に向上させることができます。

倉庫管理システムの基本機能
倉庫管理システムには、物流現場で必要とされる以下の基本機能が搭載されています。
入荷管理
入荷予定データをもとに、商品の受け入れ・検品・ロケーション割り当てを管理します。バーコードやRFID(電波で非接触読み取りをするタグ)を活用することで、入荷作業のスピードと正確性が向上します。
出荷管理
出荷指示に基づき、ピッキング・検品・梱包・出荷確定までの一連の作業を管理。出荷ミスを防ぎ、配送業者への引き渡しまでスムーズに進めることができます。
在庫管理
リアルタイムで在庫数や在庫状況を把握し、ロット管理・賞味期限管理・先入れ先出し(FIFO)管理などにも対応。過剰在庫や欠品を防ぎ、適正在庫の維持に貢献します。
棚卸管理
定期棚卸や循環棚卸の計画から実施、差異分析までを一元管理。ハンディターミナルを用いた棚卸作業により、作業時間の短縮と精度向上を実現します。
倉庫管理システムの導入方法は2つ|自社開発とパッケージ製品
倉庫管理システムの導入方法には、大きく分けて「自社に合わせたカスタム開発」と「既成のパッケージ製品」の2つがあります。
自社に合わせたカスタム開発
システム開発会社に依頼し、自社の業務フローや運用ルールに完全に合わせてゼロから構築する方法です。
既存の基幹システムとの連携や独自の業務要件にも柔軟に対応できるため、特殊な商材を扱う企業や、複雑な業務フローを持つ企業に適しています。
既成のパッケージ製品
クラウド型やオンプレミス型のWMSパッケージ製品を導入する方法です。
標準機能が充実しており、比較的短期間・低コストで導入できる点がメリットです。ただし、自社の業務に合わせたカスタマイズには限界があるため、標準的な業務フローで運用できる企業に向いています。
本記事では、カスタム開発に対応できるシステム開発会社を中心に紹介していきます。
倉庫管理システムと他システムの違い
倉庫管理システム(WMS)は、よく他の物流関連システムと混同されますが、それぞれ管理対象や目的が異なります。それぞれの違いを見ていきましょう。
在庫管理システムとの違い
在庫管理システムは、商品の在庫数や入出庫履歴の記録に特化したシステムです。
「何がどれだけあるか」を把握することが主な目的であり、倉庫内の作業指示やロケーション管理までは行いません。
一方、倉庫管理システム(WMS)は在庫管理に加えて、倉庫内作業の効率化まで担います。ピッキング指示、作業動線の最適化、作業員の進捗管理など、倉庫オペレーション全体を管理するのがWMSの役割です。
ERP(基幹システム)との違い
ERP(Enterprise Resource Planning)は、販売・購買・生産・会計・人事など、企業全体の業務を統合管理するシステムです。在庫情報も扱いますが、あくまで経営判断のためのデータ管理が主目的です。
倉庫管理システム(WMS)は、倉庫現場での実務作業に特化しており、ERPから受け取った出荷指示をもとに、倉庫内でどのように作業を進めるかを管理します。
多くの企業では、ERPとWMSを連携させて運用しています。
TMS(輸配送管理システム)との違い
TMS(Transportation Management System)は、輸配送計画や配車管理、運送業者との連携を管理するシステムです。倉庫から出荷した後の配送ルート最適化やドライバーの稼働管理を担います。
倉庫管理システム(WMS)は倉庫内の作業を管理し、TMSは倉庫外の輸配送を管理します。WMSで出荷処理を完了した後、TMSで配送手配を行うという流れで連携するのが一般的です。
【比較表】倉庫管理システム開発会社10社の一覧
以下の表で、おすすめの倉庫管理システム開発会社10社の基本情報を比較できます。
※気になる会社名をクリックまたはタップすると、紹介箇所にジャンプします。
※スマートフォンでご覧の方は、表を横にスクロールしてご確認いただけます。
| 会社名 | 主な強み | 得意分野 | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|
| 株式会社LIG | ・UI/UXデザイン力 ・オフショア活用でコスト競争力 |
・スクラッチ開発 ・上流工程支援 |
・UI/UXにこだわりたい ・要件定義から相談したい |
| NEC(日本電気株式会社) | ・EXPLANNER/Lg ・多様な業界への導入実績 |
・パッケージ+カスタマイズ ・自動化設備連携 |
・大規模システム構築 ・自動化設備連携重視 |
| TIS株式会社 | ・20年以上の物流業界支援実績 ・3,000社以上のパートナー |
・WMSリプレース ・在庫管理システム |
・大手SIerの安心感 ・既存WMSのリプレース |
| 株式会社日立ソリューションズ | ・50年以上の実績 ・ハンディターミナル連携 |
・パッケージ+カスタマイズ ・統合ソリューション |
・ハンディターミナル活用 ・商社・卸業向け統合 |
| 富士通株式会社 | ・LFSWM・Logifit WM ・サプライチェーン全体最適化 |
・WMS・LMS・TMS統合管理 | ・サプライチェーン全体管理 ・物流2024年問題解決 |
| ホンダロジコム株式会社 | ・トヨタ自動車との50年以上の物流実績 ・バーコード活用 |
・バーコード機器活用 ・オフショア開発(ミャンマー) |
・バーコード在庫管理 ・トヨタ生産方式ベース |
| 株式会社Sun Asterisk | ・4カ国6都市・1,500人以上の専門家 ・上流工程対応 |
・WMS・TMS機能補完 ・物流DX |
・上流工程から相談 ・グローバル体制でコスト重視 |
| 株式会社シンユーコンサルティング | ・ScWMS 300拠点以上の実績 ・IT導入補助金対象 |
・製造業・物流業特化 ・レガシー移行 |
・製造業・物流業特化 ・IT導入補助金活用 |
| ゼータ株式会社 | ・高い機動力 ・24時間×365日サポート |
・ZETA WMS ・ERP連携 |
・少数精鋭で丁寧対応 ・24時間365日サポート |
| 株式会社サンシーア | ・EC特化型WMS「SunLOGI」 ・毎週アップデート |
・ECモール連携 ・スクラッチ開発 |
・EC事業特化 ・パッケージで対応できない特殊要件 |
倉庫管理システム開発でおすすめの開発会社10社
ここからは、倉庫管理システム開発でおすすめの会社10社を詳しく紹介します。
株式会社LIG|デザイン力とオフショア活用でコスパ良好
出典:株式会社LIG
- 💡 おすすめ理由・特徴
-
- デザインアワード受賞歴のある高いUI/UXデザイン力
- 企画・戦略段階からのスクラッチ開発に対応
- オフショア拠点活用でコスト競争力
弊社LIGは、Web制作からシステム・アプリ開発まで手掛けるデジタルエージェンシーです。
倉庫管理システム開発においても、現場スタッフが直感的に使える画面設計が強み。ハンディターミナルやタブレット端末の操作画面も、デザイン力を活かして使いやすく設計いたします。
戦略・構想段階といった上流工程から支援可能で、倉庫の現状業務を分析し「どんなシステムを作るべきか」から一緒に考えられるのも特徴。自社の業務フローに完全に合わせたスクラッチ開発にも対応しています。
また、フィリピンのオフショア拠点を活用することで、倉庫管理システム開発でも高品質ながらコストを抑えた開発が可能。大規模チームの迅速な編成にも対応しており、20人超のチームを組んだ実績もあります。
| サイトURL | https://liginc.co.jp/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都台東区小島2-20-11 |
| 設立年 | 2007年 |
| 従業員数 | 230名(連結) |
| 対応技術 | iOS(Swift), Android(Kotlin), Flutter, React Native, Laravel, AWS, GCP他 |
| 開発体制 | 受託開発、ラボ型開発、アジャイル開発 |
- 現場スタッフが使いやすいUI/UXにこだわりたい
- 要件定義など上流工程から相談したい
- コストを抑えながら高品質な倉庫管理システムを開発したい
NEC(日本電気株式会社)|EXPLANNER/Lgで多様な業界に実績
- 💡 おすすめ理由・特徴
-
- 製造業、卸売業、EC事業など多様な業界への導入実績
- 自動化設備との連携実績が豊富
- レガシーシステムからの刷新にも対応
NEC(日本電気株式会社)は、1899年創立の東証プライム上場企業です。倉庫管理システム「EXPLANNER/Lg」は、製造業、卸売業、EC事業など多様な業界への導入実績があり、複雑化する倉庫業務の最適化を支援します。
BtoB・BtoC両方に対応し、自動化設備との連携により省人化を実現。複数荷主・複数拠点の一元管理が可能で、レガシーシステムのサポート終息や物流の高度化・多様化への対応など、大規模プロジェクトにも多数の導入実績があります。オンプレミス・クラウドから選択可能で、日本語・中国語・英語にも対応しています。
| サイトURL | https://jpn.nec.com/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区芝5-7-1 |
| 創立 | 1899年 |
| 従業員数 | 単独 22,271名、連結 104,194名 |
| 開発体制 | パッケージ+カスタマイズ、オンプレミス・クラウド対応 |
- 大規模な倉庫管理システムを構築したい
- 自動化設備との連携を重視したい
- レガシーシステムから刷新したい
TIS株式会社|20年以上の物流業界支援実績
出典:TIS株式会社
- 💡 おすすめ理由・特徴
-
- 20年以上の物流業界支援実績
- 3PL事業者のWMSリプレース実績
- 3,000社以上のビジネスパートナー
TIS株式会社は、1971年創業の東証プライム上場企業です。過去20年以上にわたり、運送業や倉庫管理、国際物流等物流業界の幅広いお客様の支援を行ってきたノウハウ・実績をもとに、物流DXに必要な最適解を提案しています。
在庫管理システムは、倉庫内業務の見える化で在庫量の適正化と最適な要員計画を実現し、作業精度と業務効率の向上を支援。3PL事業者のWMSリプレース実績もあり、大日精化工業株式会社様へのWMS新規構築など、大規模プロジェクトにも対応しています。独立系総合ITサービス企業として、3,000社以上のビジネスパートナーを持つ信頼性も魅力です。
| サイトURL | https://www.tis.co.jp/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿8-17-1 |
| 創業 | 1971年 |
| 従業員数 | 連結 21,765名、単体 5,970名 |
| 開発体制 | 在庫管理システム提供、システム刷新対応 |
- 大手SIerの安心感と実績を重視したい
- 既存WMSからのリプレースを検討している
- 物流2024年問題の解決に取り組みたい
株式会社日立ソリューションズ|50年以上の実績を持つ大手SIer
- 💡 おすすめ理由・特徴
-
- 1970年創業、50年以上の実績を持つ大手SIer
- ハンディターミナル連携でリアルタイムデータ連携
- 商社・卸向け販売管理システムとの統合ソリューション
株式会社日立ソリューションズは、1970年創業の東京都品川区に本社を置く大手システムインテグレーターです。50年以上にわたる実績を持ち、連結従業員数14,869名を擁する日立グループの中核IT企業です。
「倉庫管理ハンディターミナルソリューション」では、ハンディターミナルとの連携により基幹システムにリアルタイムにデータ連携。入荷時・出荷時に商品のバーコードを読み取り数量を入力するだけで、基幹システムに自動連携し、倉庫管理の煩わしさを解消します。商社・卸向け販売管理システム「FutureStage」との統合により、入荷検品から出荷検品まで一貫した管理が可能です。
| サイトURL | https://www.hitachi-solutions.co.jp/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区東品川4-12-7 |
| 設立年 | 1970年 |
| 従業員数 | 単独 5,162名、連結 14,869名 |
| 開発体制 | パッケージ+カスタマイズ、ハンディターミナル連携 |
- 大手SIerの安心感と実績を重視したい
- ハンディターミナルを活用した倉庫管理を導入したい
- 商社・卸業向けの統合ソリューションを求める
富士通株式会社|Unified Logisticsでサプライチェーン全体を最適化
出典:富士通株式会社
- 💡 おすすめ理由・特徴
-
- LFSWM・Logifit WMなど高機能WMSを提供
- WMS・LMS・TMSでサプライチェーン全体を統合管理
- 物流2024年問題の解決に向けた最適解を提案
富士通株式会社は、「Unified Logistics」をコンセプトに、サプライチェーン全体の最適化を実現する物流ソリューションを提供しています。
富士通が提供するWMS(倉庫管理システム)には、LFSWM(高機能・高品質WMS)とLogifit WM(Web集中型WMS)があります。複数WMS利用やシステム肥大化による運用コスト増などの課題を解決し、事業変化に迅速に対応。また、物流情報の統合・可視化・分析を行うLMS(統合物流管理システム)、トラック配車最適化を図るTMS(輸配送管理システム)も提供しており、WMS単体だけでなく、サプライチェーン全体を統合的に管理することが可能です。
| サイトURL | https://global.fujitsu/ja-jp |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区 |
| 従業員数 | 連結 113,000名 |
| 開発体制 | パッケージ+カスタマイズ、サプライチェーン全体最適化 |
- サプライチェーン全体を統合的に管理したい
- WMS・LMS・TMSを連携させたい
- 物流2024年問題の解決に取り組みたい
ホンダロジコム株式会社|トヨタ自動車との50年以上の物流実績
出典:ホンダロジコム株式会社
- 💡 おすすめ理由・特徴
-
- トヨタ自動車の部品物流センターで培った倉庫内作業のノウハウ
- バーコード機器を活用した物流支援システムに強み
- オフショア開発(ミャンマー)でコスト効率も良好
ホンダロジコム株式会社は、1963年の設立当初よりトヨタ自動車の部品物流を担ってきた会社です。50年以上にわたる現場経験を活かした物流システム開発を提供しています。
特にバーコード機器を活用した物流支援システムに強みを持っており、入出庫管理・在庫管理、出荷履歴管理、作業能率分析などに対応。実際の倉庫運営で蓄積したトヨタ生産方式のノウハウをもとに、現場目線での実践的な倉庫管理システム開発が可能です。
| サイトURL | https://honda-logi.com/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 愛知県春日井市八田町5-16-6 |
| 設立年 | 1963年 |
| 開発体制 | スクラッチ開発、オフショア開発(ミャンマー) |
- バーコードを活用した在庫管理を導入したい
- 実際の倉庫運営ノウハウを活かしたシステムを構築したい
- トヨタ生産方式に基づいた効率的な倉庫管理を実現したい
株式会社Sun Asterisk|4カ国6都市・上流工程から対応
- 💡 おすすめ理由・特徴
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- 4カ国6都市・1,500人以上の専門家
- アイデア創出段階からのスクラッチシステム構築に強み
- ダイキン工業のWMS・TMS機能補完システム開発実績
株式会社Sun Asteriskは、4カ国6都市に拠点を持ち、1,500人以上の専門家が在籍する東証プライム上場企業です。
物流・倉庫業界においては、ダイキン工業のPULL型物流実現に向けたWMS・TMSを機能補完するシステム化支援の実績を持ちます。また、ハコベル株式会社のトラック配送の予約・受付(バース管理)サービス「トラック簿」、ソフトバンクの配車支援サービス「MeeTruck」など、物流DX領域での開発実績が豊富です。
アイデア創出やビジネスデザインといった上流工程から強みを持ち、企画からグロースまでトータルで支援。オフショア開発ながら上流工程から対応できる総合力が魅力です。
| サイトURL | https://sun-asterisk.com/ |
|---|---|
| 開発拠点 | 日本、ベトナム、フィリピン、カンボジア |
| 設立年 | 2013年 |
| 従業員数 | 約2,000名(グループ全体) |
| 対応技術 | Ruby, PHP, Java, Swift, Python, Go, Scala他 |
| 開発体制 | オフショア開発 |
- WMS・TMSの機能拡張やシステム連携を検討している
- 上流工程から物流DXを相談したい
- グローバルな開発体制でコストを抑えたい
株式会社シンユーコンサルティング|独自開発「ScWMS」で300拠点以上の実績
- 💡 おすすめ理由・特徴
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- 独自開発「ScWMS」で300拠点以上の導入実績
- 製造業・物流業に特化した40年以上の開発ノウハウ
- 国の補助金制度を利用可能で導入コストを抑えられる
株式会社シンユーコンサルティングは、1981年設立の東京都台東区に本社を置くシステム開発会社です。製造業・物流業のお客様との取引が多く、生産管理システムや物流管理システムなど業務システムの開発実績が豊富です。
同社が開発・提供する「ScWMS」は、300拠点以上の導入実績を持つ倉庫管理システムで、2024年度IT導入補助金の対象ツールにも認定されています。
また、新規のシステム開発案件だけでなく、既存システムからのマイグレーション(乗り換え)にも対応可能。製造業・物流業では、過去に導入したオフコンや汎用機、COBOL等で開発されたシステムが今も現役で稼働していることも多く、こうしたレガシーシステムからオープン系システムへの乗り換え案件も多数手掛けています。
| サイトURL | https://www.sccnet.co.jp/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都台東区駒形1-7-11 |
| 設立年 | 1981年 |
| 従業員数 | 30名 |
| 開発体制 | 完全自社開発、パッケージカスタマイズ |
- 製造業・物流業に特化したシステムを導入したい
- 既存の古いシステムから新システムへ移行したい
- IT導入補助金を活用してコストを抑えたい
ゼータ株式会社|少数精鋭チームによる高品質なWMS開発
出典:ゼータ株式会社
- 💡 おすすめ理由・特徴
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- 少数精鋭による高い機動力とマネジメント力
- 商船三井へのWMS導入実績
- 24時間×365日のサポート体制
ゼータ株式会社は、2015年設立の東京都中央区に本社を置くシステム開発会社です。少数精鋭を中心としたチームで、高い機動力とマネジメント力を持ち、お客様にとって満足度の高いシステムを提供しています。
独自開発の「ZETA WMS」は、クラウド・オンプレミス両方に対応し、大手製造業客様の複数倉庫に導入実績があります。株式会社商船三井のアジア拠点新倉庫への導入では、既存ERPシステムと連携し、入出庫機能がスムーズに稼働。「365プラス」という24時間×365日のサポート体制で、システムを熟知した専属チームの丁寧な対応も魅力です。
| サイトURL | https://www.zeta-inc.co.jp/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋兜町17-2 |
| 設立年 | 2015年 |
| 開発体制 | スクラッチ開発、クラウド・オンプレミス対応 |
- 少数精鋭チームによる機動力を重視したい
- 24時間365日のサポート体制を求める
- ERPシステムとの連携が必要
株式会社サンシーア|EC特化型WMS「SunLOGI」+カスタマイズ開発も対応
出典:株式会社サンシーア
- 💡 おすすめ理由・特徴
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- EC特化型WMS「SunLOGI」で上場企業含む導入実績
- パッケージからオーダーメイド開発まで柔軟に対応
- 毎週アップデートで機能追加・改善を継続
株式会社サンシーアは、2005年設立の東京都新宿区に本社を置くWebシステム開発会社です。大手ポータルサイトの構築やEC分野におけるシステム開発を得意とし、自社パッケージ「SunLOGI」とお客様が本当に必要とするオーダーメイドシステムの両方を提供しています。
EC特化型の「SunLOGI」は、上場企業EC物流倉庫で月間3~5万出荷、物流倉庫で月間10,000出荷など多様な規模に対応。Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど複数のECモール・カートとのAPI連携が可能です。また、スクラッチ開発にも対応しており、パッケージでは対応できない特殊な要件にも柔軟にカスタマイズ可能。毎週機能追加や改善を実施し、お客様の要望に応え続けています。
| サイトURL | https://sunseer.co.jp/ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿4-15-7 |
| 設立年 | 2005年 |
| 開発体制 | パッケージ、スクラッチ開発、オフショア開発 |
- EC事業に特化した倉庫管理システムを導入したい
- パッケージでは対応できない特殊な要件がある
- コストを抑えながら高機能なWMSを利用したい
倉庫管理システムを導入するメリット
ここまで倉庫管理システム開発のできる会社を紹介してきましたが、倉庫管理システムを導入することで、物流現場にさまざまな改善効果がもたらされます。
① 作業の正確性が向上し、ミスを削減
バーコードやRFIDを活用した検品により、出荷ミスや在庫差異を大幅に削減できます。従来の目視確認や手書き伝票では見落としが発生しやすく、誤出荷によるクレームや返品対応にコストがかかっていました。
WMSでは、ピッキング時にハンディターミナルで商品バーコードをスキャンし、システムが正誤を即座に判定します。これにより、作業員の経験に関わらず高い精度を維持できるようになります。
② 業務効率化と作業時間の短縮
WMSは最適なピッキングルートを自動で算出し、作業員に指示を出します。これにより、倉庫内を無駄に歩き回る時間が削減され、作業効率が大幅に向上します。
また、出荷指示データを自動で取り込むことで、手作業での伝票入力や確認作業も不要になります。作業時間が短縮されることで、同じ人員でより多くの出荷件数に対応できるようになります。
③ 作業の標準化で属人化を解消
従来の倉庫作業では、ベテラン作業員の経験や勘に頼る部分が多く、特定の人しかできない業務が発生しがちでした。
WMSを導入すると、システムが作業手順を明確に指示するため、新人でもベテランと同等の作業が可能になります。作業の標準化が進むことで、教育コストの削減や、繁忙期の人員配置の柔軟性も向上します。
④ リアルタイムな情報可視化
WMSでは、在庫状況や作業進捗をリアルタイムで把握できます。営業部門や経営層も最新の在庫情報にアクセスできるため、欠品リスクの早期発見や、販売計画の精度向上につながります。
また、倉庫内のどのエリアでどの作業が遅れているかも可視化されるため、管理者が適切な人員配置や指示を出しやすくなります。
⑤ 人件費とコストの削減
作業効率が向上し、ミスが減ることで、残業時間の削減や人員の最適化が可能になります。また、誤出荷による返品対応コストや、在庫差異による廃棄ロスも減少します。
長期的に見れば、WMS導入による業務改善効果は大きく、投資対効果(ROI)が高いシステムと言えます。
倉庫管理システム開発の費用
倉庫管理システムの開発費用は、開発規模や必要な機能、連携するシステムの数によって大きく変動します。
具体的な金額は要件によって異なるため、複数社に見積もりを依頼して比較するのがおすすめです。
開発費用に影響する主な要因
開発費用は、主に次のような要素によって変わります。
開発規模
基本的な入出荷管理と在庫管理のみのシンプルなシステムから、複数拠点の在庫一元管理、高度なピッキング最適化、マテハン機器との連携まで、開発する機能の範囲によって費用は大きく変わります。
システム連携の複雑さ
既存のERP(基幹システム)、ECサイト、受注管理システムなど、連携するシステムの数や種類が多いほど、開発工数が増加します。
特に、オフコンや汎用機、COBOLで開発されたシステムなどのレガシーシステムとの連携が必要な場合は、追加の調査や開発が必要になります。
カスタマイズの度合い
標準的な業務フローで運用できる場合と、独自の業務ルールや特殊な商材管理が必要な場合では、開発難易度が大きく異なります。完全なスクラッチ開発が必要なケースでは、それに応じた費用がかかります。
開発体制
国内開発かオフショア開発かによっても、費用は変動します。オフショア開発を活用することで、開発コストを抑えながら高品質なシステムを構築できる場合もあります。
▼オフショア開発について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。 オフショア開発とは?注目される理由やメリット・デメリットを解説
見積もりを取得する際のポイント
倉庫管理システムの開発費用は、企業ごとの要件によって大きく異なるため、複数社から見積もりを取得し、比較検討することが重要です。
見積もりを依頼する際は、以下の情報を詳しく伝えることで、より正確な金額を提示してもらえます。
-
- 現状の業務フローと課題
- 取り扱う商材の種類と特性
- 倉庫の規模と拠点数
- 1日あたりの入出荷件数
- 連携したい既存システムの情報
- 使用しているマテハン機器やハンディターミナル
- 導入希望時期とスケジュール
また、開発費用だけでなく、保守運用費用や追加開発の費用についても事前に確認しておくことが大切です。システムは導入後も継続的に改善していくものですので、長期的な運用コストも含めて検討しましょう。
▼倉庫管理システムに限らず、システム開発全般の料金相場や費用を抑えるポイントについては、こちらの記事でプロが解説しています。 【プロが解説】システム開発の料金相場と費用を抑えるポイント
倉庫管理システム開発会社の選び方・比較ポイント
倉庫管理システム開発会社を選ぶ際は、以下のポイントを重視して比較検討しましょう。
① 自社の業種・業務への理解と実績
倉庫管理システムは、業種や取り扱う商材によって必要な機能が大きく異なります。自社と同じ業種・業界での開発実績がある会社を選ぶことで、業務フローへの理解が早く、的確な提案を受けられます。
たとえば、アパレル業界では色・サイズ別の在庫管理が必要ですし、食品業界では賞味期限管理やロット管理、温度帯別の保管管理が求められます。
化粧品業界では薬機法への対応、製造業では部品のシリアル番号管理など、業界特有の要件に精通している会社を選びましょう。
導入事例やホームページで、自社と似た業種の実績があるかを確認することが重要です。
② 開発体制と技術力
システム開発会社の開発体制や技術力は、プロジェクトの成否に直結します。特に以下のポイントを確認しましょう。
プロジェクトマネージャー(PM)の経験
業界歴の長いベテランPMがいるか、過去に類似規模のプロジェクトを成功させた実績があるかを確認します。PMの力量によって、要件定義の精度やスケジュール管理の質が大きく変わります。
エンジニアのスキル
最新技術への対応力や、使用する開発言語・フレームワークの習熟度を確認します。また、マテハン機器やバーコードリーダーなど、ハードウェアとの連携経験があるかも重要です。
オフショア開発の活用
コストを抑えつつ高品質な開発を実現するために、フィリピンやベトナムなどのオフショア開発を活用している会社もあります。
オフショア開発を採用する場合は、国内ディレクターとの連携体制がしっかりしているかを確認しましょう。
💡オフショア開発でコストを抑えたい方へ
オフショア開発を活用すれば、コストを抑えつつ品質を確保できるケースもあります。弊社LIGでも、オフショア開発を活用したシステム開発を行っています。
👉 詳しくはこちらをご覧ください。
③ カスタマイズの柔軟性
自社の業務フローに完全に合わせたシステムを構築するには、カスタマイズの柔軟性が不可欠です。
パッケージ製品をベースにする場合でも、どこまでカスタマイズできるのか、追加開発にどの程度のコストと期間がかかるのかを事前に確認しておきましょう。また、将来的な機能追加や仕様変更にも対応できる拡張性があるかも重要なポイントです。
スクラッチ開発に対応している会社であれば、既存パッケージでは実現できない独自の業務要件にも柔軟に対応できます。
④ 既存システムとの連携対応
倉庫管理システムは、単独で動作するのではなく、ERP(基幹システム)、ECサイト、受注管理システムなど、既存の複数システムと連携して運用するのが一般的です。
開発会社が、自社で使用している既存システムとの連携実績があるか、API連携やデータ連携の技術力があるかを確認しましょう。
また、マテハン機器(自動倉庫、ソーター、AGVなど)との連携が必要な場合は、ハードウェアメーカーとの協業実績があるかも重要です。
⑤ 導入後のサポート体制
システム開発は、リリースして終わりではありません。導入後の保守運用やサポート体制が充実しているかも、重要な選定ポイントです。
以下の点を確認しましょう。
-
- 障害発生時の対応体制
- 定期的なメンテナンスやバージョンアップの提供
- 法改正や制度変更への対応
- 操作マニュアルや社内研修の提供
- 問い合わせ窓口の対応品質
長期的にシステムを運用していくためには、信頼できるパートナーとして、開発後もしっかりサポートしてくれる会社を選ぶことが大切です。
まとめ:自社に合った倉庫管理システム開発会社を選ぼう
倉庫管理システム(WMS)の開発は、物流業務の効率化と競争力強化につながる重要な投資です。一方で、開発会社の選定を誤ると、要件とのズレやコスト超過のリスクもあります。
本記事で紹介した10社は、いずれも倉庫管理システム開発に強みを持つ会社です。大手SIerからオフショア活用型、EC特化型まで特徴が異なるので、自社の業種・規模・予算・既存システムに合わせて選びましょう。
この記事が、最適なパートナー選びの一助になれば幸いです。
倉庫管理システムを開発する会社は多く、「どこに依頼すべきか」で迷う方も多いのではないでしょうか。弊社LIGでは、これまで多くのシステム開発支援を行ってきました。そのノウハウを活かし、倉庫管理システムの開発も手がけています。
弊社LIGでは、
- デザインアワード受賞実績を活かした、現場スタッフが使いやすいUI/UX設計
- オフショア拠点の活用で、高品質かつコストを抑えた開発
- 企画・戦略段階からの伴走で、要件定義から一緒に設計
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