モチベーションを上げるには?下がってしまったときの4つの対処方法を解説

モチベーションを上げるには?下がってしまったときの4つの対処方法を解説

Mio Kato

Mio Kato

こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO by LIG運営のみおです。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(通称:デジLIG)とは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!

何か新しいことを始めるとき、最初はモチベーションが高いのに気づいたらどんどんやる気が落ちていった……という経験はありませんか?

私はしょっちゅうあります。常日頃からダイエットしようと思いつつ、スイーツが大好きなので翌日には誘惑に負けてコンビニの新作スイーツを買ってしまいます。

ダイエット以外にも、勉強したいことがあるのになかなか手をつけられなかったり、普段のお仕事でモチベーションが続かないこともよくあるかと思います。

そこで今回は、なかなかモチベーションが続かない方に向けて、モチベーションの仕組みと下がったときの対処方法をお伝えしていきます!

普段私はWebクリエイタースクールを運営しているので、今回はWebデザインの学習を例にモチベーションについて記載します。その他色んな場面でも共通する考え方かと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!

モチベーションとは?

そもそもモチベーションとは何なんでしょうか? ネットで調べてみました。

モチベーションとは、人が一定の方向や目標に向かって行動し、それを維持する働きを意味し、「動機づけ」「やる気」とも呼ばれ、人間の行動がいかにして始動し・方向づけられ・維持され・停止していくのか、そしてこれらが進行する過程でどのような反応が人間有機体の内部に生起するのか、を説明するのに考えられた概念であるとされている。
引用:コトバンク

要するに、人が一定の方向に向かって行動するときの「動機づけ」や「やる気」のことを指すようですね。

外発的動機づけと内発的動機づけ

モチベーションは2種類あると言われています。内発的動機づけ外発的動機づけです。

内発的動機づけ

内発的動機づけとは、本人の内なる欲求から生まれる動機づけ(モチベーション)のことを言います。

Webデザインスキルを習得するときの内発的動機づけ例
新たなスキルを習得して成長したい。デザインが好きでもっとデザインスキルを向上させたい。ものづくりに没頭している時間が好きだから勉強も楽しい。

外部の要因は関係なく、単に「それをしたいからやっている」と純粋に思えている状態で、行動自体が目的となります。

内発的動機づけの特徴
  • 「好き」や「楽しい」といった感情がモチベーションになる
  • やる気が自分の中から生まれるものなので、持続性が高い

外発的動機づけ

外発的動機づけとは、人からの評価や利益、罰など外部からもたらされる動機づけ(モチベーション)のことを言います。

Webデザインスキルを習得するときの外発的動機づけ例
新たなスキルを習得することで収入を上げたい。今の仕事よりWebの仕事に就くことで両親や家族に喜んでほしい・褒めてほしい。新たなライフスタイルを手に入れたい。

何か報酬を得るための手段として行動するとき、これは外発的動機づけによって行動していることになります。

外発的動機づけの特徴
  • 行動のゴールが明らかなので、そのゴールに向かうための動機づけがしやすい
  • 短期間で成果を上げたいときに有効的

自分はどっちだろう?

Webデザインの勉強を始めた方は、自分はどちらのタイプの動機だと思いますか? どちらのほうが良い悪いということはありませんし、どちらにも該当する場合もあるかと思います。

改めて、自分自身がどのような理由でWebデザインスキルを習得したいと思っているのか、動機や理由を整理してみましょう。

内発的動機づけのほうがモチベーションは持続しやすい

一般的に外発的動機づけより内発的動機づけのほうが持続的で効率良く結果が得られると言われています。たしかに、デザイン自体が好きな方は自分が好きなことの学習は苦にならないですし、純粋に楽しい・面白いと思うことは続けやすいですよね。

一方で、外発的動機づけは、一度目標を達成してしまうと頑張る動機がなくなってしまうので、持続性が低いと言われています。また、一度何かの報酬ありきで行動してしまうとそれがないと行動したくないと思ってしまうこともあります。

たとえば子供に家の掃除のお手伝いをしてくれたら好きなお菓子を買ってあげるよ! と、伝えたとします。掃除をすることでお菓子という報酬がもらえる動機づけをしてしまうと、一度掃除はしても次からはお菓子が貰えないと掃除したくないという意識が生まれてしまいます。

モチベーションが下がっているな……と感じたら

モチベーションが下がっているときは、下記が要因として考えられます。

動機づけされる事柄に慣れてしまっている状態

前述した、子供に家の掃除のお手伝いをしてもらうためにお菓子を買ってあげたら、次からはお菓子がないと行動しなくなると記載しました。加えて、毎回お菓子をもらえると慣れてしまってそのご褒美が刺激ではなくなったり、さらに良いご褒美が欲しいと思う可能性があります。

Webデザインスキルの学習時に、ここまで勉強したら自分へのご褒美にチョコ1個! という外発的動機づけで学習した場合、段々チョコ1個では報酬に感じなくなりチョコ2個、3個、さらにはスタバの○○ラテなど、もっと良いものが欲しい! となる感じですね。

内発的動機づけが外発的動機づけに変わってしまった状態

最初は好きだから行動していたこと(内発的動機づけ)が、評価や報酬など何かしらの外発的動機づけによる影響を受けると、逆にモチベーションが低減してしまう現象があります。このことをアンダーマイニング効果と呼びます。

最初は自分の好奇心によって行動していたのに、他者によってその目的が「報酬をもらえるから」という動機づけに変わってしまうのです。

外発的動機づけも頑張る手段のひとつとして良いと思いますが、最初から内発的動機(興味・関心)がある場合は、それを損なわないよう注意が必要です。

モチベーションが下がったときの対処方法

ここからは、Webデザインを学習中で思うようにモチベーションが上がらない方に向けて、モチベーションが下がった場合の対処方法をお伝えします。

デザインの面白さ・楽しさを発見しよう(内発的動機づけ)

デザインの楽しさ・面白さを発見していき、内発的動機によるやる気を自己生成しましょう。

デジLIGでは、デザインの周辺知識を勉強できるLIVE授業があります。デザインの楽しさに触れる機会ですので定期的に参加してみましょう!

また、書籍からデザインの面白さに触れることもおすすめです。

取り組む過程を楽しもう

学習の過程を楽しむ工夫をしてみましょう!

以前、受講生さんで学習の楽しみ方が上手だな〜と思った方がいらっしゃいました。スクールで仲良くなった2人がバナーのデザイン力を磨くため、トレーナーさんにお題を出してもらってそれぞれバナーを作り、トレーナーさんにデザイン力の勝敗を付けてもらうという独自のバナーコンテストをやっていました。同じお題に対してデザインの違いを知れる楽しさやトレーナーさんからのお互いのバナーのフィードバックも聞けるので、とても素敵な勉強方法だなと印象に残っています。

学習をゲーム感覚でクエストみたいに楽しんでみたり、他の方と競ってみたり……できなかったことができることへ変わると学習が楽しくなると思うので、自分なりの学習を楽しむ工夫を見つけてみてください!

自分のやりたいこと・実現したいことを振り返ってみる

モチベーションが下がっているなあ〜と感じたら、そもそもどうしてWebデザインの勉強をしたいんだっけ? と振り返ってみることも重要です。

目の前のことに追われてしまうと、ふと、自分が何に向かって頑張っているのかと考えることもと思います。そんなときは、最初の動機を思い返してみましょう

振り返りをしやすくするために、最初に学習を始めるときにあらかじめノートやスマホのメモ帳などに学習の目的や目標をメモしておくのがおすすめです。デジLIG受講生はぜひ目標シートを活用しましょう!

一人で抱え込まず、誰かに相談してみよう

一人で考え込まずに誰かに相談すると新たな視点を得られたり、やる気をもらえることもあります。

デジLIGには各STUDIOにメンターがいます。受講生さんのなかで困っていることや不安に思っていることを相談したい方は、すぐにメンターに声をかけてください!

もっとやる気やモチベーションについて知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください!

さいごに

今回はモチベーションの種類やその特徴、モチベーションが下がった場合の対処方法について紹介しました。

色々と記載しましたが、正直モチベーションが一切下がらない人はいないと思います。モチベーションが下がったときは無理に上げようとせず、そういうときもある! と、自分の状態を肯定してあげることも大事です。

他にもモチベーションの上げ方はあると思うので、自分なりのモチベーションの上げ方を見つけて、自分のやる気とうまく付き合っていきましょう。

以上、みおでした!

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青山学院大学を卒業後、会計のコンサルティング会社にて複数の上場企業の経理実務から業務改善の提案のプロジェクトを経験。2019年2月にLIGへジョインし、英会話スクールの事業やWebクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の営業・企画・運営、スクール生のキャリアサポートに携わる。

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