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2018.08.05

仕事をもっと楽しくするシンプルな仕組み「10%ルール」とは?

はっしー

こんにちは、ニュージーランドで働くプログラマのはっしーです。

最近、僕が働いている会社で「10%ルール」というのが導入されました。「業務時間の10%を、本業とは別の個人プロジェクトに使わなければならない」仕組みです。10日の稼働日のうち、まる1日は新製品の開発や新技術の勉強など、好きなことに使えるってわけですね。

非常にシンプルな仕組みですが、これが職場の働きやすさを改善させるうえでものすごく役に立つルールだったので、皆さんに紹介したいと思います!

 

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Googleの「20%ルール」とどこが違うの?

「10%ルール」ってどこかで聞いたことあるなと思ったあなた、そのとおりです。元ネタは Google の有名な「20%ルール」。Gmailなどの製品がこのルールから生まれたことはよく知られています。

それと比べると使える時間の割合はひかえめですが「個人の裁量を広げて、自由な発想のイノベーションを促す」という趣旨自体はそれほど変わりません。

しかし、Googleとは大きく違う点がひとつあります。

Googleの20%ルールは「業務時間の一部を個人プロジェクトに使ってよい」であるのに対し、こちらは「個人プロジェクトに使わなければならない」なんです。ちょっとした違いですが、毎日の仕事に大きな差が生まれてきます! その利点を順に説明していきますね。

10%ルールの利点! 作業効率化×イノベーション×やる気UP

業務時間がムダな作業で埋まるのを防げる

仕事がせっかく前倒しで終わりそうだったのに、なんとなくダラダラしてしまって結局スケジュールいっぱい時間を使い切ってしまった、なんて経験ありませんか? これは「パーキンソンの法則」と呼ばれている現象で、「仕事は与えられた時間を使いきるまで増え続ける」ものなんですよ。

しかし10%ルールを設けておけば、少なくとも業務時間の10%はなにか役に立つプロジェクトに使われることが保証されます。その時間を確保するために本業をきっちり終わらせる必要もあるので、結果的に時間がムダに使われるのを防げるというわけです。

余裕をもったスケジュール作成ができる

個人プロジェクトに充てる時間を必ず確保しなければならないので、スケジュールを組む際には慎重にならざるを得ません。ちょっと無理した予定を立ててしまうと、ささいなトラブルが起きただけでも10%ルールの時間がなくなってしまいますから。

スケジュール作成の上では、どうしても楽観的な見積もりをしてしまいがち。でも就業時間の10%を個人プロジェクト用に確保しておく必要があるとすれば、より現実的でシビアな見積もりができるんですね。

業務効率化のための改善がどんどん進む

「10%の時間が本業に使えないんじゃ、仕事が終わらないんじゃないの?」って心配になりますよね。もちろんそのままでは生産量が落ちてしまうので、本業の効率化は必要です。実際に、多くのメンバーが業務効率化のための工夫を進めています。

僕の所属するチームでも、これまで手作業で数十分かかっていたテストを自動化したり、バグチケットに記入する情報を自動生成したりといった改善が行われ、以前よりもサクサク仕事ができるようになりました。

こうした効率化が進むのも、10%ルールで本業に使える時間を制限されるからこそ。ヘタに時間に余裕があると、ムダは放置されがちですからね。

「やりたいこと」に時間を使えるのでモチベーションが上がる

これはニュージーランドならではの文化かもしれませんが……金曜日になるとみんな早くも週末ムードに入っちゃって、あまり仕事に集中できない雰囲気があったんですよ。

でも今は10%ルールがあるおかげで、金曜日の午後が個人プロジェクトにあてるのにぴったりなんですよね。そのため、週の最後までやる気を落とさずに仕事ができるようになりました。

会社員はどうしても組織のために「やらなきゃいけない仕事」を優先することが求められますが、少しでも「やりたい仕事」に使える時間があると、モチベーションがぜんぜん違います!

まとめ〜作業効率化〜

「10%ルール」は、本業に使える時間に制約をかけることで、なかば強制的にイノベーションと作業効率化をうながすという強烈なものです。どの職場でもすぐ使えるとは限りませんが、うまく運用すれば毎日の仕事がグッと楽しくなります。

あなたの職場でも、まずは「1週間のうち1時間は仕事を効率化するためのプログラムを書く」くらい小さなところから真似してみてはいかがでしょうか?

次回も働き方のヒントになる記事をお届けします。それではまた!

 

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