残業はしない!定時までに仕事を終わらせるためのニュージーランド流・集中術4選

残業はしない!定時までに仕事を終わらせるためのニュージーランド流・集中術4選

はっしー

はっしー

こんにちは、ニュージーランドで働くプログラマのはっしーです。

僕はもともと、毎日定時で帰るのんびりした働き方にあこがれてニュージーランド(以下、NZ)にやってきました。ところが実際に就職してみると、のんびりなんてとんでもない! みんな圧倒的な集中力で仕事をしていたんです。

定時までに仕事を終わらせるには、密度の濃い働き方が必要です。今日は、NZの開発現場で実践されている、集中して仕事をするためのコツをお届けします!

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1. 電話でコミュニケーションを取らない

プログラミングは、集中した状態をどれだけ持続させられるかが生産性に直結します。そして、その大敵となるのが電話です。

電話は、相手の状況を無視して口頭でのコミュニケーションを要求してくるので、プログラマへの連絡手段としては最悪の部類に入ります。

僕の職場では、そもそもプログラマのデスクに電話はありません。向かいの席ともチャットで会話するほどなので、仕事中のフロアはとても静かです。それだけ、「一方的な割り込みは避けるべき」という価値観が共有されているとも言えます。

もし、あなたの作業が電話によってしばしば中断させられているなら、電話の代わりにメールやLINEなどで連絡するようにお願いしてみましょう。無駄な音声の割り込みがなくなるだけで、集中した作業時間を確保できるようになりますよ。

2. 休憩は自分の都合で取る

ほとんどの会社では、昼休みの時間が決まっていると思います。しかし、全員が同じ時間に休憩しなければいけない理由はあるのでしょうか?

たとえば、12時から昼休みが始まるとして、作業が調子に乗っていて集中できている状態だとしても、12時になったら仕事を中断しなければならないのでしょうか? そんなはずはないですよね。

学校や軍隊じゃないんですから、お昼ごはんをいつ食べるかくらい、自分で決めればいいんです。

いまの会社でも、お昼休憩の時間はいちおう決まってますが、仕事の進み方次第で、個人の判断で休憩をずらすことは普通にあります。

また、日中どうしても眠たくなったり集中力が切れたりしてきたら、堂々と昼寝するなり散歩するなりして小休憩を取り、リフレッシュすることも必要です。

仕事の合間にハンモックで昼寝したり、コーヒーを飲みにいったりするのがNZのIT業界では普通の光景。休憩だって仕事の一部です!

3. ミーティングは極力削減。やるなら同じ日、同じ時間帯に集中させる

ミーティングは仕事の中で必要なものですが、同時に作業中断の大きな原因でもあります。開始時間が決まっていますから、無視するわけにも自分の都合で時間を変えるわけにもいきませんよね。

もしあなたの予定がミーティングだらけになっているなら、ほんとうにすべてに参加すべきなのか、考え直してみましょう。特に意味のない打ち合わせに出席している時間は無駄でしかありません。

さらに、ミーティングをやるなら同じ日に集中させるのが効果的です。理想を言えば、同じ時間帯、たとえば午前中に予定をつめて終わらせてしまうのがベスト。

打ち合わせと打ち合わせの間が中途半端に空いてしまった場合、なにか作業をしようにも十分な時間が確保できず、何もできないまま次のミーティングに突入してしまいますね。

ミーティングをやる時間、やらない時間をきっちり分ければ、時間の使い方が効率的になります。

4. 「絶対に残業しない」と決める

タイムリミットを設定すると集中力が上がる経験は、誰にでもあると思います。

定時で帰りたいなら、まずは絶対に定時までに仕事を終らせる! と決意することから始めましょう。例外を認めてはいけません。

長時間労働当たり前のブラック企業が、ホワイト企業に変身した秘密を記した『完全残業ゼロのIT企業になったら何が起きたか』でも、残業をゼロにした方法は「残業を禁止にしたこと。それだけ」と書かれています。

これによって、業務への集中力が上がるだけでなく、無駄な作業や、定時内でできる作業量が明らかになるので、さらなる業務効率化が期待できるわけです。

今の会社でも残業は基本的に認められていないので、少しでも速く確実に仕事を終わらせるために、各自がテストの自動化ツールを作るなど、日々新しい工夫が生まれています。

連日の長時間残業に困っている人、一日だけでもいいので、勇気を出して「今日は定時で帰る!」と決めて仕事してみましょう。残業地獄から抜け出すヒントがきっと見えてきますよ。

まとめ

残業が常態化している職場には必ず、無自覚に繰り返されている悪しき習慣が存在します。今回紹介した内容は、普段の仕事のやり方をほんの少し変えるだけのことですが、必ず生産性に違いが出てきます。ぜひ試してみてください。

次回は日本とNZでの「転職」の違いについてお届けする予定です。それではまた!

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