こんにちは! 転職エージェントLIGエージェントのキャリアデザイナーの山口です! 求職者の方に寄り添いながら、転職活動のサポートを行っています。
今回は、業界未経験からWebデザイナーへの転職を成功させた黒沼さんの事例をご紹介します。
未経験からのキャリアチェンジを目指す方や、「LIGエージェントって実際どうなの?」と気になっている方にとって、転職活動のリアルやサポート内容のイメージが伝わる内容になっています。ぜひ最後までご覧ください!
本記事はこんな方におすすめです!
- 転職エージェントの利用を迷っている方
- Web業界でのキャリアアップを考えている方
- クリエイタースクールでの学習を終えて転職を目指す方
- Web業界でのキャリアチェンジを考えている方
なお、今回のようなキャリアサポートはどなたでも受けられます! 気になる方はぜひ無料の会員登録へお進みください!
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人物紹介:黒沼さん短期大学卒業後、保育士として5年間勤務。クリエイタースクールデジタルハリウッドSTUDIO by LIGでの学びを経て、LIG AgentよりWeb制作会社へ転職。現在Web制作会社にてWebデザイナーとして活躍中。 |
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ものづくりや絵を描くことが好きだった
――前職の保育士を目指したのはどんなきっかけでしたか?
子どもが好きだったことに加えて、ピアノや工作、絵を描くことなど、ものづくりが好きだったこともあり、それらを活かせる保育士という仕事に魅力を感じました。5年間、現場で子ども一人ひとりに向き合う中で、相手に応じて柔軟に対応する力や、先を見通して動く力が自然と身についたと思います。
――その保育士を退職されたきっかけは?
持病の発覚により、激しい運動が難しくなってしまい、やむなく退職することになりました。事務職に転向する選択肢もありましたが、「せっかくなら、自分の“好き”を仕事にしたい」と思い、もともと興味のあったWebデザインの道に進むことを決意しました。
――未経験からの転職、不安はありませんでしたか?
もちろん不安はありました。業界のこともわからない状態だったので、まずは知るところからスタートという感覚でした。だからこそ、スクールで一通り学んだあとも追加講座を受講し、理解を深めていきました。学びを重ねる中で、スキルの磨き方が見えてきて、ポートフォリオ用の自主制作も前向きに取り組めるようになりました。
――たしかに、未経験の方の一般的な制作数は6~8個ですが、黒沼さんは倍の16個も制作物を載せていますもんね!
納得のいくアウトプットを作るために、時間を惜しまず取り組みました。Xで募集されていたコンペに挑戦し、実際のクライアントワークにも携わることで、課題解決につながるデザインの手応えを感じられたのも、大きな収穫でした。
ふり返ると、昔から学級新聞や旅行のしおりを作るのが好きだったんです。誰かに「わかりやすいね」「かわいいね」と言ってもらえることが嬉しくて。そんな原体験が、未経験でもWebデザイナーを目指したいというモチベーションにつながっていたのだと思います。
LIGエージェントを選んだ理由
――デジLIG卒業後、なぜLIGエージェントを利用していただけたのでしょうか?
デジLIG(LIGが運営するスクール)の受講生だったこともあり、自然とLIGエージェントを活用させていただいたのですが、実は他のエージェントも利用してみたんです。でも、LIGエージェントさんのほうが圧倒的にサポートが手厚くて、安心して転職活動を進めることができました。
――他のエージェントと比較して、私たちLIG Agentの良かった点を教えてください。
まず、公式LINEを用いてこまめに連絡が取れたことが大きかったです。他のエージェントだとメールで一方的に形式ばった求人情報が送られてくるだけで、応募企業に関する相談などに気軽に乗ってもらえる環境ではありませんでした。
また、これは私がスクールデジLIG生であったことが大きいですが、オフラインでも相談できたので不安の解消スピードが早く安心感があったことも印象的でした。私が町田所属のデジLIG生で、担当のさゆりさんも町田勤務だったこともあり、LINEでの連絡だけでなく直接ご相談も受けることができたんです。転職活動って精神的に不安定になりがちなので、すぐに相談できる環境があったのは本当に心強かったです。
“見てくださる方へのおもいやりを大切に”したポートフォリオ
――ポートフォリオも何度も作り直しされましたよね。
そうなんです。「まず応募する! まず出す!」の精神で、Notionで作ったポートフォリオで応募したりもしていました。書類が通らなかったら改善、選考が進まなかったら改善、とブラッシュアップしていった最終形態が、STUDIOで作ったこのポートフォリオですね。
転職活動を開始して2ヶ月ほど経過していたので、焦りもあって急ピッチで仕上げました。FigmaからSTUDIOに移したときのレイアウト崩れについてYouTubeで調べたり、GIFアニメを入れたものの「カクカク動くのどうしよう」と周りに相談していたら情報が集まってきて、なめらかな動きにできたり……。とにかく私一人で作ったというより周囲の協力もあって完成しました!
――こちらのポートフォリオはXでも反響がありましたよね! どんな点に留意されましたか?
相手目線であること、を一番に考えました。お忙しい中見てくださる方のため、情報の優先度や構成を配慮しました。未経験だからこそ、自分らしさも伝わるポートフォリオにしたかったので、そのバランスを取るのには苦戦しました。
――ポートフォリオ制作では、構成についてもご相談いただきましたよね。
アピールしたい優先順位のアドバイスをいただきました。実務未経験だったので制作物(Works)より先に人柄を知ってもらうことにし、人物紹介(About)を上位に持ってくるよう修正しました。
忙しい採用担当の方に向けてWorksを上位に載せるという考えもありましたが、前職で培ったスキルや私の人となりもきちんと見てくださる企業さんで採用してもらいたいと思っていたので、自分が行きたい企業に向けて作るポートフォリオを作ると考えた上で、アドバイスに従ってAboutの優先順位を上げました。
――人脈も大事ですし、相談できる環境や人とのつながりを大切にされているんですね。
スクールでの学習期間にデザインのスキルを磨くことだけでなく、同じ熱量・モチベーションの人とたくさんコミュニケーションを取っていました。保育士としてさまざまな人との関わりがあったので、そんなコミュニケーション力の高さも自分の強みだと感じています! こうした周囲を巻き込む力は転職活動のときも今もですが、保育士での経験が活かせているシーンはたくさんあります。
集中して取り組んだ転職活動
――転職活動を振り返って、どうでしたか?
覚悟はしていましたが、大変でした……! 転職活動にフォーカスできるよう、かついつでも面接に進めるようにアルバイトなどもせずに転職活動に向き合っていました。そのぶん精神的に落ち込んだ時期もありましたが、「とにかく受ける」の精神を持っていました。
――フットワーク軽く面接の日程調整ができると、スピード感を持って進められますよね!
そうですね。応募して、だめだったらポートフォリオの改善! の繰り返しで、市場に合わせたWebデザイナーに自ら近づいていくことで、停滞している感覚はありませんでしたね。
――どういう基準で応募企業を選んでいましたか?
いろんなジャンルに携われる制作会社、Webだけでなくグラフィックデザインもできるような求人に応募していきました。あと、クライアントとも直接関われる仕事がいいなと思っていたので、ただの作業者にならない会社に入りたいと思っていました。応募時点での判断が難しいときは、キャリアデザイナーに相談したり、選考が進んだら面接の中で採用担当の方に質問していました。
――転職活動中は、企業ごとの対策についてもご相談いただくことが多かったですよね。
応募する企業の特徴に合わせて、履歴書や自己PRなどを細かく添削してもらいました。これは本当に助かりました。同じ自分をアピールするにしても、企業によって響くポイントが違うので、そこを的確にアドバイスしてもらえたのは心強かったです。
それから、これはアドバイスとは少し違うかもしれませんが、他愛もない話も含めてお話を聞いていただいたことがありがたかったです。転職活動って本当に精神的にきつい時期があるので、そういうときに話を聞いてもらえる存在がいるのは本当に支えになりました。
――今お勤めの企業から内定が出たとき、どんなお気持ちでしたか?
嬉しい気持ちと安堵の気持ちでいっぱいでした! Webデザイナーになることを応援してくれていた友人も一緒にホッとしてくれて、「やっとスタート地点に立てた」と実感できました。
希望の働き方が叶えられている毎日。学びは転職後も続く
――最終面接から就業開始まであっという間でしたね。実際に働いている現在の状況もぜひお伺いしたいです。
スクールでは得られなかった実務の知識やスピード感のある現場対応など、日々新しい学びがあり、充実しています。Webだけでなくグラフィックデザインにも携わっていて、希望していた幅広い業務に取り組めています。
――「ただの作業者になりたくない」という希望に関してはどうですか?
打ち合わせに同席し、クライアントと直接やり取りできる機会もあり、自分の意見を伝えられる環境です。作るだけで終わらない日々にやりがいを感じています!
――フルリモートでの働き方かと思いますが、実際どんな1日を過ごしていらっしゃいますか?
通勤時間がないぶん、朝の1〜2時間はインプットの時間にしています。始業前の”環境整備”タイムもあり、業務を効率的に進める準備ができるのがありがたいです。
――環境整備、大事ですね! ご自宅でひとりで業務、孤独に感じることはありませんか?
困ったことがあればすぐに相談できる体制があり、共有の場もあるため、孤独を感じることはありません。オフラインでの交流機会もあり、リモートでも安心して働けています。
フルリモートだからこそかと思いますが、休憩もしっかりと取って、残業しないというルールのもと働いているので、自宅にいてもオン・オフの切り替えはバッチリです。
――残業なしというのは、制作会社に限らずですが珍しいと思います! それが実現できているポイントってどういった点だと思いますか?
クライアントとペースを合わせながら進めていることで、スケジュールに余裕が生まれていると感じます。
個人的には、保育士として働いていたころは、お子さんや保護者それぞれの考えや状況に合わせながら、小さな目標を設定し、タスクを整理して進める力が求められました。そうした経験が、今の仕事でもスケジュール調整やタスク管理の面で活かされていると感じています。
――黒沼さんの今後の展望について教えてください!
通勤がないことで得られる時間を活用し、今後はディレクションから制作まで任せてもらえる存在を目指しています。クライアントとのやり取りも含めて信頼してもらえるよう、日々の業務を丁寧に積み重ねています。
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担当キャリアデザイナーの山口からのコメント 黒沼さんの転職成功のポイントは、「改善を惜しまない姿勢」と「こまめな相談行動」にあると感じています。書類選考や面接でうまくいかないことがあっても、都度ポートフォリオや書類を見直し、自分の強みをどう伝えるかを丁寧に考えていらっしゃいました。 一通一通の応募に真摯に向き合う姿勢が、最終的に希望の内定につながったのだと思います。これからのさらなるご活躍も楽しみにしています! |
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さいごに
黒沼さんのような元保育士や営業職、事務職、接客販売など、異業種からの転職に不安や苦悩はつきものです。しかし、そもそも未経験からの転職に挑戦するだけでも十分にタフなので、高い壁に直面しても前進できる力はみなさん持っていると思います!
私たちLIGエージェントでは、クリエイターのみなさまの前職での経験やスキル、働き方の希望などをお伺いしながら、一人ひとりに最適な求人をご紹介させていただきます。Web制作会社LIGだからこそ、現場の採用基準を重視したサポートを提供しています。
「未経験転職がうまくいかない」「なかなか希望の求人に出会えない」など転職活動のお悩みを解消されたい方は、ぜひLIGの転職支援サービス「LIG Agent(LIGエージェント)」へご相談ください!