日本のITエンジニアは安売りしすぎ?ニュージーランドの労働環境が羨ましすぎる

はっしー


日本のITエンジニアは安売りしすぎ?ニュージーランドの労働環境が羨ましすぎる

こんにちは、ニュージーランドで働くプログラマのはっしーです。

僕は以前、日本でシステムエンジニアとして勤務していました。そして、昨年2016年からニュージーランドで働きはじめ、その中で、日本と海外ではITエンジニアの待遇に大きな差があることを知りました。今回は、日本とニュージーランドでどこが違うのかお伝えします。

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IT業界がブラックと呼ばれるのは日本だけ

日本のIT業界は、いまだに「3K」=「きつい、帰れない、給料が安い」なんて言われることも珍しくない世界。読者の皆さんの中にも、

  • 残業が多くて、帰宅するといつも深夜になってしまう
  • たびたび休日出勤や徹夜が発生してつらい
  • 頑張って仕事しているのに、お給料が上がらない

こんな悩みを抱えているエンジニアの方、いるんじゃないでしょうか。

しかし! IT業界がこんなにブラックなのは僕が知る限り日本だけ。はっきりいって異常だと思います。もっと言うと、日本のITエンジニアは自分を安売りしすぎです。割に合わない待遇で働いている人が多いのだと思います。

ニュージーランドのITエンジニアは高待遇

僕のいるニュージーランドでは、ITエンジニアの働き方が日本とまるで違います。その違いを、年収と勤務時間、有給休暇の観点からみていきましょう。

年収が高い!

以下のグラフは、世界中の職業の年収を調べることのできるサイト「PayScale」のデータから作成した、Web デベロッパーとソフトウェアデベロッパーの、年収中央値の比較です。2017年1月時点のレートに基づいて、1ドル = 80円で計算しました。

 

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ご覧の通り、ニュージーランドのエンジニアは、日本より約100万〜170万円高い金額をもらっています。2014年度の政府調査によると、NZ全体での年収中央値は44,876ドル、およそ359万円なので、それと比べても高いレベルにあることがわかりますね。(出典: 2014年ニュージーランド政府調査修正版。時給または年俸にて生活している人の週給中央値、863ドルから年収に換算)

残業がない!

ニュージーランドでは残業ゼロが当たり前。みんな17時になったらスパッと仕事を切り上げて帰ります。夜19時を過ぎると誰もオフィスに残っていません。つまり、先ほどあげた年収には残業代が含まれていないんですね。日本だと、基本給はそんなに高くないけど残業を頑張ってお金を稼ぐ行為も見られますが、そんなことしなくてもいいんです。

年休も全部消化!

さらに、毎年4週間の年休をすべて消化するのが当たり前。2週間以上休みを取って、ゆっくり海外旅行に出かける人なんてザラにいます。僕のボスも、最近2週間のバカンスを取って北海道へスキー旅行に行ってきましたよ。ほかの会社では、貯めた有休を使って2ヶ月のヨットの旅に出かけた人もいるそうです。ちょっと日本では考えられませんね……。

しかし、ニュージーランドと日本のエンジニアにそこまで実力の差はありません。そしてどちらの国も、IT業界は同じように人手不足。日本にエンジニアが多すぎるから給料が安いわけでもありません。ならば、日本のエンジニアだってニュージーランドのエンジニアと同じくらいの待遇で働けてしかるべきだと思うのです。

ITエンジニアは高度専門職。自分の技術をちゃんと買ってくれる職場を選ぼう!

そもそも日本では、ITエンジニアが高度専門職であることが忘れられています。もしかすると、エンジニア自身がそれに気づいていないかもしれません。ちょっと考えてみましょう。皆さん、普段の仕事の中で使っている技術って何種類ありますか? 

ウェブ制作に携わる方なら、デザイナーもプログラマも HTML と CSS は使えますよね。最近はデザイナーで JavaScript を書く方も多いでしょうか。バージョン管理には Git が主流ですかね。これらに加えて、デザイナーなら Illustrator や Photoshop、プログラマなら開発言語ひとつかふたつ、さらに SQL が加わるでしょう。

つまり、ITエンジニアって、5つや6つの異なる技術を理解し、日常的に駆使しながら仕事してるんです。冷静に考えて、かなりのスキルだと思いませんか?

これほどのスペシャリストなのですから、安い値段でこき使われるなんてありえない。むしろ高い待遇で働けて当たり前じゃないかと僕は思います。今の職場の長時間残業や低賃金で苦しんでいる方、ぜひ勇気をもって、転職活動をしてみてください。あなたの能力と経験は、もっと高く買ってもらえるはずです。

まとめ

今回は、ニュージーランドのIT業界の事例から、エンジニアが本来受けられるべき待遇についてお話しました。ウェブ開発やシステム開発は、本来創造性に満ちた楽しい仕事です。日本でもそんな働き方が一般的になることを望みます。

次回は、NZの現場で学んだ、残業をなくすためのヒントについてお届けします。

<次回>
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